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2020.12.30
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★★★★
今年は仕事納めが25日と早かったので年賀状や家の大掃除など早目に片付いたことで大晦日までゆっくりする時間が出来、さぁ今年の読書納めに何か一冊軽めの小説を読んでみるかと本棚から未読の短編小説を探して決めたのは大好きな岡嶋二人の今で言う便利屋さんの商売を題材にしたミステリーのなんでも屋大蔵でございますを読んでみた。

世間様では、あたし“なんでも屋の大蔵”と呼ばれておりまして、ご用命さえあれば引っ越しのお手伝いから、留守中のペットの世話、雨漏りの修理までなんでも格安で承ります。こう商売をやっておりますと色々と珍妙な事件に遭遇しますもんで―鋭い勘と名推理で難事件を次々解決する便利屋・釘丸大蔵の事件簿。(BOOKデータベースより)

まず読後の感想は同じ短編集の山本山コンビが活躍する「三度目ならばABC」と匹敵するほど登場人物が印象に残る作品でした。主人公はいわゆる便利屋を商売とする釘丸大蔵で本文に書かれているように引越しのお手伝いから留守中のペットの世話、雨漏りの修理まで何でもいたします。そんな大蔵が便利屋稼業を通じて遭遇した様々な事件を大蔵自身が語る一風変わった短編集である。その中で私のお気に入りはネコが行方不明となる「白雪姫がさらわれた」と大蔵が尾行されるのだがまさかの展開の「尾行されて、殺されて」が個人的に一押しです。
岡嶋二人は前にも書いたが長編向きの作家だとは思うが今回も感じたが短編もなかなか面白い。未読の作品がもう片手位になったはずなので貴重な残り数冊を来年も楽しみたいとおもう。





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最終更新日  2024.05.03 19:51:04
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