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2024.05.06
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★★★★
4月に井上夢人の「魔法使いの弟子たち」を読んだあと、次は未読の本棚に2冊残っている岡嶋二人を読むと決めていたが、GWに入り娘達が実家に帰って来てバタバタしていたこともあり、読書を中断していたが、GW後半になり、嫁さんと娘達だけで買い物するなどで、男の私は1人取り残されて時間を持て余しそうだったので、時間つぶしを兼ねて野球のスパイ行為を題材にした本作を読んでみることにした。

プロ野球情報戦の暗部を鋭くえぐる傑作ミステリー。高度のデータ野球でV4をめざす新日本アトラス。これをはばもうとする他球団ではネット裏で必死の情報収集が行われていた。アトラス球団の覗き部屋と呼ばれる情報管理室スタッフが不可解な殺人事件に遭遇する。データを狙うスパイを操るのは誰なのか?(BOOKデータベースより)

野球というのは基本、ピッチャーとバッターとの勝負であるが、その中でピッチャーとキャチャー間での球種やコースなどのサインがある。そのサインを盗むというスパイ行為の疑惑は日本プロ野球や本場大リーグでも数しれず行われている。しかし、本作のここまで極めたスパイ行為は刊行当時を考えても大胆であり、こんな設定にした岡嶋二人はすごいと思う。
ただ、情報戦が勝負を左右することは理解出来るが流石に殺人事件まで発展するほどのものではないでしょ…
加熱するのはグラウンドだけにしてほしいと思ったのが、率直な感想です。
なんとも救いようのない話だが、文句なしに一気読みでした。やっぱり岡嶋二人は面白い。





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最終更新日  2024.05.06 23:22:49
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