お気楽・気楽

2005年10月04日
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白花や、黄色の花もあるよ・・

今日の日記

金木犀 ( きんもくせい )


金木犀が匂い始めました。
今年は残念ながら「金木犀」を利用した作品は作れそうにもありません。
といいますの今年我が家の団地は大改装工事の最中であります。
それで塗料や粉塵がひどく、とても採取して加工するわけには行かないのです。
そこで・・チョット手抜きですが、昨年作った「金木犀」の加工品の加工方法を御紹介します。

まず・・1品目は『金木犀砂糖』です
★金木犀砂糖
材料 金木犀の花33g 砂糖800g
作り方
1.開く前の花を水洗いしてから、キッチンペーパーに広げて乾燥させます。
 落ちた花は拾ってもいいけど良く洗ってね、
 基本的に防虫剤になる木だから虫はあまり居ないと思うけど・・・。
2.ココが大変~。シベをとります。取らないと苦くなりますよ。33gのお花って・・結構な量だ~~っ
3.砂糖に水100ccを加え、花をまぜ、湯煎乾燥します。
4.砂糖溶液の量が多かったのかなかなか乾燥せず、4時間近くかかってしまいした。
5.オーブンシートの上に広げてでさらに乾燥させます。 一昼夜程かかってようやく砕く段階に。
6.粗く砕いてさらにミキサーで砕き、スリバチですりました。
 ア~ァ。フードプロセッサー欲しいな~。
7.ようやく完成です。紅茶に入れても、お茶に入れても!!。
 いい香り。まるで「朕は玄宗皇帝じゃ!」そんな感じかな?
画像が汚くて・・ゴメ~~ンね
金木犀の香りを中国の人はお茶(桂花茶・クイホアチャ)や
お酒(桂花陳酒クイホアチェンチュウ)にして楽しんでいるらしいです。
そういえばジャスミンとかも・・。さすが3000年の歴史です。食に関しても極められています。
★桂花陳酒(クイホアチェンチュウ)
桂花陳酒とは、桂花(金木犀の花)を漬け込み、熟成させて香りづけをした、
中国で造られる白ワインのことです。
近年は、赤ワインを加えて作った桂花陳酒「麗紅(リーホン)」が売り出されています。
これに伴い、従来の桂花陳酒は桂花陳酒「麗白(リーパイ)」として売られています。
白の方が若干甘めです。清朝時代には宮廷の秘酒であったといわれる名酒で、
楊貴妃が命じて造らせたとも言われています。
甘くてフルーティーで、芳醇な味わいがあり、お菓子や飲み物などにも使われます。
ワインはアルコール度が低いせいかうまくいきません。
自分で作るには、ヤッパ!ホワイトリカー!!・・・と言うわけでホワイトリカーを使用することに。

材料
金木犀の花300g(金木犀の花のみ)、レモン4個、氷砂糖200g、ホワイトリカー1.8リットル。
作り方
これでいいのかな~?
花はさっと洗い、水気をよく乾かして布袋に入れて、その上から氷砂糖を乗せて、ドバドバとホワイトリカーをいれます。
後は物の本によると・・・                   2カ月後   

1週間もしないうちにリカーは褐色に色付きとても濃い色に。
一ヶ月で花をとり、二ヶ月でレモンを取ります。香りを味わうには
ストレートがお勧め。らしいです・・・。熟成には3年程度かかる
らしい・・ さすが~~中国!!悠々だぁ~~っ!。

あ~~らいやだ!3年も待てないし・・手間をかけるのは・・・
って人には・・桂花醤(クイホアジャン)花を砂糖とハチミツに浸けたものでデザートなどの香り付けに

え~~い!!そんなのも面倒くさい!!って・・私に良く似た人は・・
乾燥させた生花を料理の香り付けに使うのもいいカモ。

いずれにしても、色よし!香りよし、そして身持ちもよし。
(な~~んたって『虫』がつかないんだもんネ)
そんな「金木犀」のお花の命は・・
♪い~~の~~ち短じ~か~し♪恋せよ乙女ぇ~~♪
u↑「酔ってるの?」「ハイ、花の色香に」
存分にお楽しみあれ。

あっ!そうだ!「金木犀」のお花を摘んで乾燥させたり、お掃除するのが面倒くさい人は、「中華素材屋さん」に売っていますよ。コレだと年中使えるけど・・香りは今いちかもネ。

今日のお花
金木犀 ( きんもくせい )

(キンモクセイ科キンモクセイ属)


花は 9~10月ころに咲きます。別名 ケイカ(桂花)、
タンケイ(丹桂)、モクセイカ(木犀花)とも
薬用の効果は 胃炎、低血圧、不眠症。花言葉は初恋・・だから・・甘~い香りがするのか・・
謙遜,思い出の輝き。10月21日の誕生花です

原産地は中国南部の桂林地方原産。樹高3~4mで9~10月に橙黄色の花を咲かせます。
我が国には江戸時代初期の頃、庭木として渡来しました。静岡県の県の木(木犀)です。
雌雄異株で日本には雄株しか来ていないので、実はできないのです。 なんかかわいそう~。
花の命は短くて1週間ほどで散ってしまうのですが、原産地の中国で、
モクセイ類は天上の花(おや?ココにも天上のお花が・・)として大切にされており、

伝説もあるそうです。秋を感じさせてくれる花です。
花が終わって散ると、金色の雪が降り積もったようできれいです。
金木犀の花の匂い成分、ガンマーデカラクトンには、虫を避ける効果が有ります。
唯一この匂いが平気なのがホソヒラタアブというアブ。
このアブだけが金木犀の花に付くので、決して開花期間の長くない金木犀の花が、
アブが専門的に受粉してくれることにより、効率的に受粉が出来るというわけです。

余談ですが、ある物好きが腕に金木犀の香り成分を付け、
その腕を100匹の蚊のいるアクリルボックスに入れてみたところ、
全く蚊に刺されなかったそうです。花を抽出すれば虫除けにもなるかも
今年yukiはこれに挑戦します。
でも・・使うときは「バッチテスト」を必ずしてね。


白色の花を咲かせるギンモクセイとウスギモクセイあリます。

kinnmoku
ギンモクセイ モクセイ科モクセイ(オスマンサス)属。
細かな鋸歯(きょし)のある葉。近縁の金木犀にくらべると幅が広く,厚みがあります。

ウスギモクセイは実が出来、西日本に多く分布します。
ウスギモクセイとキンモクセイの見分け方はウスギモクセイは、ギンモクセイの変種ですので、

ギンモクセイ、ウスギモクセイは波打ちません。さらに、金木犀の花は橙黄色、
ギンモクセイは白、ウスギモクセイは淡黄色です。同じ属ではヒイラギ、ヒイラギモクセイがあります。

香りでは春の沈丁花、夏の梔子(クチナシ)に並びます。「桂秋」という言葉がありますが、
金木犀の香る秋という意味です。中国語の「桂」は木犀のことを指し(肉桂)、月桂樹、
モクセイなどを意味しています。
水墨画の風景で有名な中国の「桂林」という地名も、木犀の木がたくさんあることに由来するらしです。
”犀”の字は「固い、鋭い」の意味あります。枝が固いからかな?


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最終更新日  2005年10月06日 01時15分08秒
コメント(16) | コメントを書く


■コメント

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な、なんか  
mymai  さん
一番上の写真に圧倒~@@
感動~@@
な、なんかyukiさんてマルチだよね。
ね~ね~@@ (2005年10月05日 03時03分58秒)

Re:金木犀(10/04)  
blueberry3560  さん
おはようございます(*^_^*)
時々、お邪魔させていただいています。
トップページの写真素敵ですね。タグで、写真をスライドさせていらっっしゃるのですね。いろいろと、勉強させていただいています。

キンモクセイの砂糖漬け、、早速作ってみたいです。私も、キンモクセイ香りが大好きです。小学校からの思い出のお花なんです。。♪
どうも、いろいろと、ありがとうございました。m(__)m (2005年10月05日 08時40分05秒)

Re:金木犀(10/04)  
朗子  さん
こんにちわ(^^)

すっごく~豊富な情報のページですね~~。
アナログ世界からデジタルの世界を片目で覗いてるおばちゃんは(^^:)あはっ!

折り紙も・・・すご~~い!です。
金木犀のお砂糖・・・初めて知りました。

そもそも丹念に時間を掛けてなんて何も出来ない正確なものでして(--)

我が家の狭い庭には、ギンモクセイの大木があります。花が散ると真っ白な絨毯が出来上がります。 (2005年10月05日 09時39分16秒)

こんにちは。  
キンモクセイの花を使ってもいろいろできるんですね。ギンモクセイがあるのは、最近知ったのですが、さらにウスギモクセイも? たくさんあるものですね。
トレッキング、私のところに希望を書いてみました。 (2005年10月05日 10時18分38秒)

金木犀(10/04)  
☆kumi  さん
いつも素敵な事発見出来る場所ですね
(2005年10月05日 13時05分49秒)

Re:金木犀(10/04)  
こんにちは♪
時々お邪魔して楽しませて頂いていました。
金木犀の香りはちょっと苦手な私です(>_<)
でもこんな利用方法があるなんて知りませんでした。
ビックリ!
「yukiさんてマルチだよね・・」私も同感です。すごいな♪
(2005年10月05日 15時00分26秒)

Re:金木犀(10/04)  
next0209  さん
いつも、なんでもこまめで繊細なyukiさんは私と大違いです。
私の妻は、その点、きっと羨ましがります。
家庭でなんの役にも立たないトホホのnextです。(^^) (2005年10月05日 19時56分28秒)

Re:金木犀(10/04)  
ばらいちご  さん
うんうん(^^)
今日通勤途中で 金木犀の香りがしたっ!!
(自転車通勤ですからさっ!)
好きなんだよね~ 私。

ジャスミン茶も好きなのだけど・・・
なかなか美味しいのに巡り会えないんだよね。

お酒があるとは、知らなかった(^^;
香りもする???

いつもこの時期になると・・・
どこからともなくしてくる香り。。。
なんとなく切ない香りです。 (2005年10月05日 19時57分28秒)

ありがとです~~♪  
ichiko2196  さん
うーん・・・難しそうだ・・・(苦笑)
でも、ウチの縁先にあるのってもしかして・・・金木犀かも??
だけどまずは・・・あっためてハチミツかな・・・(-m-)ぷぷっ

あの・・・ココにすぐに来られるように・・・リンクさせて下さい。
お願いします。。。m(_ _"m)ペコリ (2005年10月05日 20時41分27秒)

お久しぶりです!!  
kinokomesi  さん
お元気でしたか~(o^▽^o)
久々に隊長のところに遊びにきたら・・・
ますますパワーアップしてますね!!!
写真ステキです☆

金木犀のお酒、こうやって造るんですね。
そして、お砂糖もこう作るとは!!
手がかかっているのですね(TOT)

隊長の職人技に感謝感激のkinokomesiでありました♪

(2005年10月05日 21時42分10秒)

Re:金木犀(10/04)  
うさ0203  さん
金木犀の花って、まず鼻で感じて、目で探すことが多いんですよね~
今年もそうでした。アアそう言う季節になったんだなあ~と、シミジミ。
桂花陳酒って手作り出来るんですね~! (2005年10月06日 03時17分36秒)

Re:金木犀(10/04)  
うつもよん  さん
初めまして。足跡を頼りに参りました。
金木犀のお酒があるのは知っていましたが、金木犀砂糖は初めて知りました。
でも、すごく手間がかかるんですね。
ウチのガスはあまり長時間火がついてると勝手に消えちゃうタイプなので4時間は無理かも…。
今度桂花陳酒を買ってきて紅茶にたらして皇帝気分を味わってみたいと思います。
(2005年10月06日 10時52分26秒)

Re:金木犀(10/04)  
nobinobi2367  さん
カキコ、アリガトウゴザイマス。

金木犀の香りが広がる季節になりましたね。
金木犀のお砂糖、良いですね~。なんだか優雅な気持ちになりそうです。

しかし、ステキなブログですね。
見習いたいけど、私には無理っぽそうです・・・。
(2005年10月06日 23時44分24秒)

Re:金木犀(10/04)  
金木犀の香りが漂いますね♪
大好きな香りです。秋だな~と思う。
ススキも見れて嬉しかったです。
いつも心洗われるお写真ありがとう^^。 (2005年10月07日 00時18分17秒)

Re:金木犀(10/04)  
モミー2929  さん
いつもながら、すごく良い画像ですね。
金木犀が香ると、本当に秋を実感します。
吾木香(われこもう)の細かい手仕事に圧巻です! (2005年10月07日 01時02分02秒)

作り方  
しのchan  さん
メモらせて貰いました。ヾ(@^▽^@)ノ
色々と勉強になったので来て良かった(*^-^*)と
思いました。
女性である私も頑張らねば!!(*^^*)/ (2005年10月07日 22時43分09秒)

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