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夏休みも最終日の夜…次女MuMuが慌てだした。
数ある宿題…すべてクリアーしたと思っていたら、
すっかり忘れていた一枚のプリント。
どの教科の宿題というわけでもないのだが、
学年全体に出ていた課題。
「平和をテーマにした短歌を一首、作ってくること」
たかが、短歌一首…されど、短歌一首である。
登校まであと十数時間と迫っている時に、
急に作れと言われても、なかなかね~。
おまけに、MuMu…その夜は、
塾の宿題や、新学期 早々にある実力テストに向けて、
やっておかなきゃならないこと、覚えておきなきゃならないこともあり、
みそひともじをひねっている余裕はナッシングな状態。
どぉしよぉ~~~!!!! オタオタとパニックになってる。
しかたがないので、私の出番。
「平和をテーマに」と決まっているのと、
「こんな言葉を入れましょう」と、いくつかの言葉が参考にあがっているので、
(世界とか、平和とか、友情とか…)
そこいらへんをちょいちょいっと適当に組み合わせて、
なんとか…私が一首ひねり出し、一件落着(?)。
あまりに、適当にやったので
どんなのをつくったのか、自分でも忘れてしまった。
そんなことがあったことさえ、すっかり忘れてしまっていた。
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ところが、新学期早々の全校集会で、
校長先生から「平和」についてのお話があったらしい。
そして…そのお話の中で、
「今年の夏休みの宿題に出された短歌。
三年生のある生徒は、
こんな短歌を作っていました。」
…で、そのあとに読み上げられたのは、
どっかで聞き覚えのある一首。
「あぁぁぁぁぁぁぁ~~、アレ、ママがよんだヤツやぁ~~!!」
(MuMu、心の叫び)
娘のゴーストライターとして…
自分ではあんなテキトーに作ったつもりの短歌が、
こともあろうに校長先生のお目にとまろうとは…
なんだか、うれしいやら、もうしわけないやら…フクザツな心境である。
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実は、私
こういう経験は今回はじめてではない。
数年前…あれは長女FuiFuiが小6の時、
冬休みの宿題にでた俳句づくり。
五句つくっていかなきゃならないのに、
最後の一句がどうしてもできん…ということで、
私が、一句だけ助けてあげた。
そして、卒業後…小学校の校長先生経由で
一冊の雑誌を渡された。
FuiFuiの元担任の先生が、
クラスの生徒数人の俳句を…俳句雑誌に投稿してくれたらしく、
「小学生の部」に、なんと…私のつくったあの句が…。
ホントに…「あっちゃぁ~~~」な経験である。
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まったくもって、姉も姉なら、妹も妹。
そして、なにより…母も母な我が家である。
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