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幼い頃…私は両親のことをパパ、ママと呼んでいた記憶がある。
ごくフツーの一般peopleの家庭で、
一体何ゆえ「パパ、ママ」だったのか…
数十年前とは言え、
事もあろうに、うちのばあちゃんに「ママ~」はないやろ~~
そこには、家庭内の事情(嫁姑問題?)が絡んでいたそうなのだが、
その話は、またの機会に…ということで、ちょっとおいといて、
とにかく私は、幼い頃自分の両親を「パパ・ママ」と読んでいた。
小2までは。
小2の時に、クラスにある女の子が転校してきた。
そして、私たち数人の女子グループは
その子とお友達になった。
ある日、その子が私のうちに遊びに来て、
私が母のことを「ママ~」と呼ぶのを聞き、
「それって…なんか甘えん坊みたいでおかしいんちゃうん?」
…といいだした。
「小学生にもなったら、お母さんって呼ばなあかんで~
かっこ悪ぅ~~~!!」
…とまで言われた。
こっちにはこっちの家庭の事情もあり、そう呼んでいるのであって、
ほっといてちょ~だい!!…という反発する気持ちもあったが、
確かに、まわりの一般people家庭のお友達の中で、
両親を「パパ、ママ」と呼んでいるのは私だけだったので、
ここは、私もそうしたほうがいいのかも…と
私にしては、一大決心をして、「お父さん、お母さん」と呼びかえることにした。
身近な人の呼び方を故意に変えるのって、
なんだかとっても照れくさいし、私はとっても努力したつもりである。
それでも、なんとかかんとか「お父さん、お母さん」が定着した。
そんなあるとき…今度は例の転校生のお家に遊びに誘われた。
そして、その子の家で、私は耳を疑うような言葉を聞いた。
「ママ~~ただいまぁ~~!!!」
U゚Д゚U ハァ?
いったいどこのどの口が、数ヶ月前、私に向かって、
「小学生にもなって、パパ、ママはおかしい」と言ったのか?
もちろん、もちろん、
私は即座にそのあたりの疑問をぶつけましたよ。
「なんで、同じ小2のあんたはママと呼んでいいのよ!!」と
文句をいいましたよ。
あったりまえですよ。
すると…その子から帰ってきた返答はこうでした。
「私はいいのよ。一人っ子だしね。」
(○口○*) ポーカン
人生のうちで、理不尽といわれる事柄にはじめてであったのは、
まさに…あの時だと思います。
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…で、この思い出話の一体どこが時事ネタなのか?
いや…先週のニュースで
片山さつき議員が、蓮ホウ議員のゴージャスファッション批判をして、
記者に突っ込まれた時に、
「いえ、私は事業仕分けの担当者じゃないですから」と答えた様子を見て、
ふと…あの幼き日の理不尽体験を思い出してしまったものですから…。
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