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2005年04月19日

(2)

テーマ：ビジネス・起業に関すること。(20044)

カテゴリ：カテゴリ未分類

　名古屋に行ってきました。

でも彼ら、まったく地主のことを考えていない。
いえ、経営的に最大限の数字を提供したのかも知れないが、納得できない。
地主にリスクが多過ぎる。「こんな提案を地主にしたって了解されないよ。俺が馬鹿にされて終わると思うけど・・・」って言ったが、先日素晴らしい提案ももって伺いますって地主に言っちゃいましたので、説明はするけどね。
さて、午後から地主の企業へ訪問、７０歳の会長様、４０歳の社長様が待ち構えていた。
　どんな提案を持ってきたのかとワクワクされている。
「ごめんなさい。今日プレゼンしようと思っていた内容ですが、自分が納得できない事業計画を地主様に強引に説明できません。会長からリスクの少ない提案をしてくれと言われていたのに、１００％地主リスクの提案なのですが、聞きますか？」
それから延々１時間説明をおこなったが、地主様も老人ホーム事業に興味を持たれているだけあり、１０社ぐらいから既にプレゼンを受けていたので、

「そのとおりなんです。福祉事業は地主様が社会福祉と地域貢献に正面から立ち向かい、リスク覚悟でおこなわなければいけないのです。」
見せてもらった他者のどの企業も事業計画書の数字はほんと変わらない。
「４億～５億の借金をして３０年間借入金返済をし、社会に貢献しているとだけ言われる賃貸人事業をする気概ございますか？」
なんだか、自分が提案するって言って訪問しているのに、いつの間にか老人ホーム反対者になっていることがおかしかった。
　さて、この計画は私の気持ちの中では午前中に撃沈していたので、すっきりとした気持ちで説明ができた。

　設計事務所から地主様企業に訪問する１時間ばかりの間に代替案を３案練った。
実はこの話にその後、約３時間費やした。
即席ではあったが、地主様に非常にリスクの少ない提案であると確信している。
この場では企業秘密として、いつかお話できる日があれば良いと思っている。
一通り説明が終わり、１８時過ぎに夕食をご一緒することとなり、２１時前に新幹線に乗った。
明日から１週間、次なるプレゼン資料作成になると思うとワクワクしてくる。

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