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aki20067984

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Lord Highcastle @ Re:WHY CAFE(10/09) ルール違反についての補足。 そのルー…
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カテゴリ: 書評




ken long に薦められて、3年以上前に
読んだ。その頃は、彼が陸軍の退役将校だとは
知らなかったし、老荘思想やヴェーダからの
引用の多いポストを送る人物だったので、
てっきり、中国系アメリカ人だと思って居た。

さて、本書 why cafe だが、主人公はLAの
広告代理店に勤める30歳くらいのサラリーマン。
サービス残業が毎日の様に続き、午後11時過ぎに

尚、アメリカでは、サービス残業と言う考え方は無く、
一日の業務を定時までに、終える事の出来ない人間は
仕事能力に於いて「無能」であり、仕事を「効率的」に
進めて行く「能力が劣る」と見做され、其のビジネスでの
「昇進」は、愚か、「リストラ予備軍」とされる。
其の為、主人公のストレスも、溜まり捲くりである。

其の日、何時ものハイウエイが工事中で、別の道を
通って帰ろうとするが、道に迷ってしまう。
夕食もろくに喰わずに残業をしていたので
腹も減って来て堪らない。そんな彼の前に
一軒のCAFEが現れる。其の名は



「君は、何故此処に居るのだ」

と言う意味である。

本書にも其の記述が有るが、丸で「トワイライト・ゾーン」の
様な設定で始まる、この物語は、cafe のシェフである主人や、
其の奥さんや、他の客と一晩、色々な話をして過ごし、

自分の「生き方」について、主人公は考えて見る様に為る。

多くのエピソードが登場人物達に拠って語られるが、
個人的に最も「興味深かった」し、今でも
「興味深いの」が以下の話。

・・・・・・・・・・・・・・・・・

僕が夢の中で、ゴルフを遣っているんだが、
物凄く「変」な所に、ボールが落ちる。
木の枝のまたの所に挟まっていて、地上から7,8フィートの
所だとか、何故か知らないが、ゴルフ場の中に
「あづまや」が有って、その窓枠の桟の
所に乗っかっていたりする。アイアンでも何でも
クラブで打とうとしても、打てたもんじゃ無い。
僕は、途方に暮れてボールを見ているんだけれど、
或る事を思い付く。「ボールを動かして見よう。」
最初は、物凄く気に為った。ルールを破っている訳だから。
でも、実際に、尤も夢の中なんだけれど、夢の中で
実際にボールを動かして見ても、誰も何も言わない。
それどころか、気にも留めない。要するに
「其れを気にしているのは、『自分だけ』」だったんだ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
自意識過剰は、日本人の専売特許かと言うと、
そうでもないらしい。また、「他人の目が気に為る」と言うのが
日本人的だとするならば、近代市民社会は「契約社会」なのだから、
「ルールは守らねば為らない」と言う「信念」は、
欧米人的とも言える。

システムのルール自体は幾ら変えても「誰も文句は言わない」。
それどころか「ルールを作っているのは自分自身なのだから、
結局の所、気にしているのは『自分だけ』」である。

タープ派は、ガチガチの「システム野朗の集団」か
と言うと、こう言う「ルール偏重主義」の解毒剤にも為る様な
「生き方」の本についても、皆、結構読んでいるし、
私は、2004年当時のIITMから本書を購入した。

尚、ken long が何者かについては、Dr.バン・タープの
『魔術師たちの投資術』を参照の事。









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Last updated  Oct 11, 2007 11:58:52 PM
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Re:WHY CAFE(10/09)  
ルール違反についての補足。

そのルールを決めた者は、一体何処のどいつなのか。

「自分に対して、同意も賛同も求められる事も無く、わしの一切与り知らぬ所で決められちまったルールについては、わしも一切与り知らぬ。」

カルロス・カスタネダのドン・ファン。

「契約書」が提示された時点で、同意、若しくは賛同が求められたと考えて良い。当然の事ながら、直ぐに契約する必要等無い。20億年程、待たせてやっても良い。

(Oct 10, 2007 07:30:01 AM)

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