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映画大ファン

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2006年08月12日
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カテゴリ: 本(読書)
梨木香歩の「春になったら苺を摘みに」を読んで、いました。

彼女の文章には人柄がそのまま出ていて、すがすがしく、その上、きっぱりとした人間観察の確かな目、自分というものをいつももう一人の自分が見ているような・・・うまくいえないけど、一本筋の通った人柄が感じられて、とりこになってしまいます。

そう、この「春になったら・・」も、愛すべき人物が大勢出てきて、魅了されます。

小説ではありませんが、まるで小説を読んでいるようにあとからあとから事件が起こります。

その中心人物が“ウエスト夫人”「理解は出来ないが受け容れる」という生き方のすごいこと。
言うはやすしですが、それを実行するその行動力。

せめて、この10分の1,100分の1、いや千分の1でも、みんなが理解は出来ないが受け容れることを本気になって考えるだけでも、世界は変わっていくのではと思わずに入られません。

世界のあちこちで、まるで連鎖反応のように目には目、歯には歯の憎しみが大きい小さい関係なく充満しています。

自分たちの正統性をいくら言っても、憎しみの連鎖は収まりません。


閉塞感の、出口の見つからない世界の中で、子供たちに未来はあるのでしょうか?







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Last updated  2006年08月12日 10時22分00秒
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