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2011年08月27日
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カテゴリ: 道草

鮭は産卵のために遡上する。北太平洋を回遊し終え、傷つきながら、最期の危険な旅に出るのだ。子孫を残すまでは死ねぬ、という彼らの産卵本能は凄まじい。私は、北海道が気になる。

多分、それは、私の中に眠っている生物学的欲求が、エコ・バランスが保たれていた縄文の、そしてアイヌの世界に惹きつけるからであろう。

原始林に囲まれた天塩川をカヌーで下りながら考えた。明治時代までチョウザメ(太古の硬骨魚)が泳いでいたという、太古の大河の川縁に、アイヌたちの部落が散在していたのだ。今も鮭の大群が遡上してくる。

川の瀬が浅くなると、ざわめきが立ち上る。オールにも力が入る。ところが深瀬は静かだ。Deep water runs deep.

人間も川も同じだ。波を動かすのは、砂底。そして岩。これが、アイヌの鮭狩りの場だ、と川の番人T氏はいう。それに風向きにより、波のざわめきが変わるというから、川にも種々な表情がある。二時間の天塩川下りで、ふと私の人生もこの流れではないかと感じた。(つづく)

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最終更新日  2011年08月27日 06時15分04秒 コメントを書く
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