PIECE OF MY WISH

玄関先の薔薇が香っています。

マルメゾンです。

クシュクシュが少し復活。

次の蕾が楽しみです。

それから

グラミスキャッスル

これもまた優しい花びらを菊のように広げています。

大苗になったチャリティ。

樹高が伸びて上のほうで咲いています。

これ剪定すると咲かなくなるので困っています。

剪定しないとどんどん間延び。

クレマチスも返り咲きしています。

今日も雨のような曇りのような・・・

早くも風邪です。

のどをやられました。

それに左中指に棘が刺さって取れません。

昨日は雨の中、母の頼みで老人ホームを（私のお爺さんの兄弟の配偶者）

たずねました。

３階で鍵付きエレベーターだったので

「ああ、痴呆が強いんだ」と察知しました。

３０人ほど昼食の後でホールに集まっていました。

そして肩を叩いた人の後姿をみてびっくり。

同一人物と思えない姿でした。

ふっくらとニコニコ笑顔の素敵な小母様でしたが

痩せて目はうつろでした。

母が「こんにちは、分かりますか？」

と声をかけると

「ああ、○○ちゃん。」

と言い当てました。

それに「○○のみんなは元気ですか？」

と力はないけど母のお里のことをすぐ気遣いました。

そして私が「こんには」

と言うと、「まあ、elmoちゃん」とすぐ分かるではないですか。

小さい頃可愛がってくれて旅行にも連れて行ってくれました。

痴呆病棟にいるけど小母さんの頭は正常に近いわ・・・。

この小母は本当にいろいろ苦労されて人のために一生を尽くした人です。

こんな人生があるのかというほど。

話すとそれはそれは長いエピソードがある方です。

いつも大叔父に従い、ニコニコと笑顔の方でした。

このうつろな目は寂しさから来る、総て我慢してきて

やりきれない心持からくるものではと・・・。

痴呆のふりしているだけのような・・・。

今日訪ねた事は忘れてしまうのかも知れませんが

私の名前を言ってもらえて嬉しかったです。

そこで帰路についたわけですが

運転中急に背中が痛くなりず～んと重い

嫌な痛み・・・

家人に背中を叩いてもらったり

擦ってもらったり、温めたりしても

布団に入っても取れません。

小母さんの思いを拾ってきてしまったかのようです。

 喉が痛いのが原因と思いますが・・・（笑）

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ーーーーＰＳ－－－－

そうそう、この小母の姉がお産婆さんだったんです。

なんと、なんと、不思議なことに

我、夫はこの小母のお姉さんが取り上げたのでした。

姑とお産の話をしていて知りました。

なんて、世の中狭いのでしょう。

縁の中で生きている気がします。