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2011.04.08
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カテゴリ: 塩分除去
東日本大震災により被災されました方々に、心よりお見舞い申し上げます。

皆様の安全と一日も早い復興をお祈り申し上げます。



塩害対策


農地 海水冠水からの塩分除去対策




平成23年4月1日





元氣はうす  研究室

荒谷昌美



〒906-0013

沖縄県宮古島市平良下里522-2

TEL 0980-73-6336



genki-house@coast.ocn.ne.jp

http://www2.ocn.ne.jp/~em-genki/






東日本大震災 により被災されました方々に、

心よりお見舞い申し上げます。

皆様の安全と一日も早い復興をお祈り申し上げます。



目  次


1.はじめに  2
2.平成17年 塩素イオン低減化の研究  2
3.津波被害による塩素イオン低減化の研究  2
4.塩分除去の方法  4
4-1 水田の塩分除去の方法  4

5.資 料 (作物別塩素含量限界濃度表)  7
6.資 料 (海水・塩素イオン 分析)  8
7.資 料 (Bio177 分析) 11




1.はじめに



資料(P9)にあるように、海水1?あたり19,200mgの塩素イオン(塩分)を含有している。





海水の塩素イオン(塩分)は、1,920mg/100g

土壌の塩素イオン(塩分)は、  ○○mg/100g



                            と表示する。




2.塩素イオン低減化の研究 (H17.03.)



 海水(塩素イオン1,920mg/100g)に

弊社製造微生物資材(総菌数1,420万個/ml)を添加することにより、

72時間後には、922mg/100gと 52%塩素イオンを減ずる事が出来た。

   (分析:(財)沖縄県環境科学センター)




3.津波被害による塩素イオン低減化の研究 (H23.03.)





 標準土壌(粒度調整)を転圧したモデル土壌(50cm)の



塩素イオン(塩分)は、1,800mg/100gであった。





1.

標準土壌(粒度調整)を転圧したモデル土壌(50cm)に、海水を満たし

余剰海水を排水した。

微生物資材(Bio177 総菌数6,602万個/ml)を 1?/平方メートル散布し、余剰水を排水。



72時間後、塩素イオンを3か所計測した。


表土  平均91%塩素イオンを除去               残留162mg/100g
10cm  平均84%塩素イオンを除去               残留288mg/100g
20cm  平均60%塩素イオンを除去               残留720mg/100g
30cm  平均12%塩素イオンを除去               残留1,584mg/100g
40cm  塩素インの明確な低減・除去は認められない     残留1,761mg/100g
50cm  塩素イオンの明確な低減・除去は認められない    残留1,720mg/100g



2.

標準土壌(粒度調整)を転圧したモデル土壌(50cm)に、海水を満たし

余剰海水を排水した。

微生物資材(Bio177 総菌数6,602万個/ml)を

等量の水を加えた希釈液 2?/平方メートル散布し、余剰水を排水。



72時間後、塩素イオンを3か所計測した。


表土  平均79%塩素イオンを除去   残留378mg/100g
10cm  平均78%塩素イオンを除去   残留396mg/100g
20cm  平均72%塩素イオンを除去   残留504mg/100g
30cm  平均69%塩素イオンを除去   残留558mg/100g
40cm  平均67%塩素イオンを除去   残留594mg/100g
50cm  平均69%塩素イオンを除去   残留558mg/100g



実験継続中であるが、

土壌深部に微生物資材を行き渡らせるためには、



◎ 水で希釈して散布する。

◎ 2回目の散布を行うことにより、塩素イオンはより減ずると所見される。







※ 「Bio177」は、人体に有害な菌種は存しませんので、素手で扱えます。





4.塩分除去の方法




 農地の塩素イオン(塩分)の分析は、「JIS K 0102 35.3 イオンクロマトグラフ法」、

測定器具としては、「塩素イオン計」を使用する。が、計測器がない場合は、



香川県中讃農業普及センターが考案した「EC計」を用いる方法を紹介する。





土壌のEC値 × 166 ≒ 塩素イオン(塩分)含量(mg/100g)




 この算出方法では、EC値は、塩素イオン(塩分)以外の土壌中の硝酸態窒素などに影響されやすく、これを基に塩素イオン(塩分)含量を推定するとやや高めの値になるようであり、この点は考慮に入れておく方が良いと思われる。






4-1 水田の塩分除去の方法



1.真水の用水が潤沢にある場合



 水田に底割れによる漏水がないことを確認し、用水を10aあたり60~100t(水深6~10cm)引き入れ、24時間後排水し、これを2回くり返す。



 「EC計」で計測し、その値は、『1.00』を目標値とする。

(塩素イオン(塩分)166mg/100g相当)



 一般的には、1回目の洗浄で、土壌ECの値は、1/3に、

       2回目の洗浄で、土壌ECの値は、1/10になるが、



 土壌深部より、塩素イオン(塩分)が浸透圧作用により上がってきて、ECの値は徐々に上昇する。その場合は、あと数回洗浄を繰り返し、土壌ECの値が1.00以下で安定するまで、継続する。



 水田より、用水を排水し、「微生物資材Bio177」を10aあたり100?散布し、

3日後、土壌ECの値が、『0.45』以下(塩素イオン(塩分)75mg/100g相当)であれば、土壌に吸収されたナトリウムを置換・排出する目的で『石灰資材100kg/10a程度施用』し、通常の作業に戻る。ただし、施肥量は控えめにし、生育状況を見ながら追肥を行う。

 『0.45』以下にならなかった場合は、もう一度「微生物資材Bio177」を10aあたり100?散布し、3日後石灰資材を施用し、通常の作業に戻る。




2.真水の用水が潤沢にない場合



 水田に、「微生物資材Bio177」を10aあたり200?散布し、土壌の表面が一様に濡れ、光る位の用水を引き入れ、

3日後、土壌ECの値が、『0.45』以下(塩素イオン(塩分)75mg/100g相当)であれば、土壌に吸収されたナトリウムを置換・排出する目的で『石灰資材100kg/10a程度施用』し、通常の作業に戻る。ただし、施肥量は控えめにし、生育状況を見ながら追肥を行う。

 『0.45』以下にならなかった場合は、もう一度「微生物資材Bio177」を10aあたり100?散布し、3日後石灰資材を施用し、通常の作業に戻る。



※ 石灰資材は、炭酸カルシウムの場合は、土壌PHは1.0上昇する。

           石膏の場合は、土壌PHは0.5程度低下する。

      土壌の様子を見て、石灰資材を選択する。



4-2 畑地の塩分除去の方法



1.作物が植えられている場合



 畑地にスプリンクラーやかけ流し潅水により、塩素イオン(塩分)を洗い流し、

「EC計」で計測し、その値は、『0.9』を目標値とする。

(塩素イオン(塩分)150mg/100g相当)



「微生物資材Bio177」1,000倍希釈液を10aあたり3,000?散布することを7日間 続ける。

土壌ECの値が、『0.30』以下(塩素イオン(塩分)50mg/100g相当)になるまで、「微生物資材Bio177」1,000倍希釈液散布 を継続する。



2.作物が植えられてない場合



 畑地に「微生物資材Bio177」100倍希釈液を10aあたり3,000?散布することを7日間 続ける。

土壌ECの値が、『0.30』以下(塩素イオン(塩分)50mg/100g相当)になるまで、「微生物資材Bio177」1,000倍希釈液散布 を継続する。



目標値に達したら、土壌に吸収されたナトリウムを置換・排出する目的で 『石灰資材100kg/10a程度施用』し、通常の作業に戻る。ただし、施肥量は控えめにし、生育状況を見ながら追肥を行う。



※ 石灰資材は、炭酸カルシウムの場合は、土壌PHは1.0上昇する。

           石膏の場合は、土壌PHは0.5程度低下する。

      土壌の様子を見て、石灰資材を選択する。






5.資 料





作物別塩素含量限界濃度表 (熊本県資料より)



海水・塩素イオン 分析 (財団法人 沖縄県環境科学センター)



Bio177 分析 (財団法人 沖縄県環境科学センター)



「 資料編を含めたpdf版 」 は、メールにてご請求下さい。
「 ヘドロ除去の写真資料 」 も併せて返信致します。


宅地の塩分除去 にも対応しています。
genki-house@coast.ocn.ne.jp







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最終更新日  2011.04.15 20:16:22
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