WILLY-NILLY SILLY DAYS

October 25, 2006
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所謂「ママ友」ってやつだ。

共通の話題はひたすら子供の成長についてとか子育て観。

ここに住んでいると日本人で、近い月齢の赤ちゃんがいるママとは自然に話すようになる。

今までになかったタイプの出会いでもある。

最初はよかったんだけど、最近になってこれにとても疲れてきた。

デイケアはどこに名前を入れたか、Preschoolはどこどこがいい。幼稚園はどこそこ。小学校は・・・ 

行き着くところはセレクティブのハイスクールに入れるってところに及び、大学はどこそこの何学部・・・

そんなのが夢だというママが周りには意外と多い。

「ポリリンさんはどう?」と聞かれると、う~ん・・・と唸ってしまう。

「エナちゃんはそういうタイプじゃないかな」と言われるとそれまたなんだかムッ。

12ヶ月の子を「タイプ」に分けるな。

わたしは学校なんてどうでもいい。

エナが好きなことをみつけて一生懸命になれることがもっと大事だし、

それが勉強であって、いい学校に入れるのならそうすればいい。

何がなんでもセレクティブ!!! というのはない。

よく周りを見ると、エナは実に手のかかる子供だ。

いつでも抱っこだし、よく泣くし、人見知りは激しいし、動き回っていたずらするし・・・

同じくらいの月齢の子はベビーカーとかショッピングカートにおとなしく座ってる。

今日も公園でセレクティブママに会い、

「エナちゃん、大変だよね」と言われた。

う~ん、まぁね。でも、子供って大変なものじゃないの?

手がかかるってことは、それだけ、わたしが手をかけているってことなのよ。

と開き直るようになってきた。

周りのママ友は、OZ流子育てと日本流子育てをうまく融合させていると思っているようだ。

ねんねトレーニングはOZ式で、赤ちゃん部屋入れてドア閉めて泣かせることで自立心を育てるだとか。

離乳食は日本式に柔らかさを調節したりしてあごを鍛えるとか。

よく分からないけど、何時間寝るようになった、離乳食は毎食200ml食べるようになった、そんな話ばっかり。

最近ではこういう会話、聞き流すようにしている。

エナは相変わらず、夜は数回起きるし、離乳食の食べむらなんてすごいものだ。

皿は投げられるし、ご飯粒は飛んでくる。

確かにむっとするけど、

だけど、エナなりに成長している。

公園で、周りの子が手元にあるおもちゃで遊んでいても、エナは私に抱っこされながらそっくり返って泣いていたかと思えば、空を見て、「あ」と指差して、空が青いってことを私に教えてくれる。

昨日は、エナがいちばん最初に野生の七面鳥を見つけて、わたしに教えてくれた。

わたしはエナには心の優しい感受性豊かな子に育ってほしいと思う。

マニュアル本どおりに育ってくれなくても、セレクティブに入らなくても、優しくて強い女の子になってくれればよし。

手がかかる子だけど、同情してくれなくてもいいのよ~。

「うちの子は○○だけど、○○くんは ○○・・・」な会話にはウンザリだ。

他人と比べて何の意味があるんだろう。

そういうの好きなら日本に帰ればいいのにと思ってしまう。

子育ての話も時には楽しい。

でも、外面ばかりの子育て話は疲れるのだ。

赤ちゃんはママを選んで生まれてくると妊娠中によく読んだ。

手がかかったって、わたしだからできる、わたしにしかできないからエナのママになったんだと思うようにしている。

人一倍泣くのもエナが何かを感じてわたしに言葉にならない言葉で語っているんだろうなと。

他人と比べず、わたしらしくエナに接していきたいな~と思う今日のちょっとした愚痴?!








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Last updated  October 25, 2006 03:09:28 PM
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