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かとう あきら

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2019/01/28
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カテゴリ: 日記


ヨレヨレ。

午後は じびか。鼻の調子はまあまあ。
病院のハシゴはしんどい。


Beethovenの序曲の準備。細かくプランを練る。
献堂式。
第九よりもあとの作品。
おめでたく楽に作った感じの祝祭音楽だが、
そこかしこに晩年らしい雰囲気が亀裂のように表面化するのがおもしろい。
晩年の楽聖は病床でヘンデルの全集に目を通すのを楽しみにしていたようだが、まさにその通りの感じ。
ヘンデル的に余裕と幅のある対位法(厳格すぎない)が、素敵だ。
次の練習で一歩前に進みたいと思う。
あまり演奏されない曲なので、
まずは曲の良さを過不足なくお客様に伝える責任がある。
工夫しよう。
工夫は楽しい。

夕食。
ローソンのラーメン(生麺)と激安冷凍チャーハン。
冷凍チャーハンっておいしいねえ。
自分で作るより冷凍の方がパラパラでうまい。


2019/01/25
午後、実家。レッスン。

ウェルナー・ヘルツォーク監督
バッド・ルーテナント 」(2009)アマゾンで観る。
ニコラス・ケイジ主演。
ヘルツォーク監督がアメリカでこんなの撮ってるとは知らなんだ。興味深く観た。
もっと早く見ればよかった

めっちゃおもろかった。これは傑作かも。
ヘルツォーク監督らしく蛇やらワニやらイグアナ(幻覚)も登場。
全体にヘルツォーク監督っぽい雰囲気が思ったより濃厚で、ニコラス・ケイジがそこにかなりうまくハマってる。ラリってる時のぶっ飛びな演技が超素敵。
ヘルツォーク監督が好き勝手にむちゃくちゃやってる感じがあって、とてもうれしかった。
ハリケーン・カトリーナの後のニューオリンズが舞台の刑事モノ。水で始まって水で終わる映画。博打で借金まみれで、いつもラリってるどうしようもない困ったヤク中の刑事を演じるのがニコラス・ケイジ。このイカレた刑事がどんどん負のスパイラルに巻き込まれて真っ逆さまに墜ちて墜ちて堕ちて堕ちて、これはどうなっちゃうのかなーってところで呆気にとられるようなオチがついて終わる(ちょい意地の悪さも感じるオチだ)。ダークなファンタジーコメディってことなんだろうな。不健全な感覚の不思議な映画。でも妙な味があっておれはけっこう好きだ。
かなり笑えるし、おもろいです。
プライムの人は無料のうちにぜひ。
ニコラス・ケイジ演じる困った刑事が100%悪ではなく確実に良心を残しているところがいい。善悪が非常に曖昧な状態の男。憎めないワル。
エヴァ・メンデス、色っぽい。
そこかしこにヨーロッパ的な病的な心の闇の深さが感じられて、やっぱりヘルツォーク監督だなあと思う。
おれはシュトロイツェクやカスパーハウザーの雰囲気をちょっと感じたりした。
特に負のスパイラルに入って八方塞がりになっていく感じはシュトロイツェクの後半を思わせる。
監督、うまいなー。
そうそう。魂が踊ってるのはよかった。大爆笑。
ラリってればなんでもありだ。
キンスキーとは違う感じだが、ニコラス・ケイジもヘルツォーク作品にふさわしい狂いっぷりだ。


夕食
角上魚類のカレイ唐揚げ
角上魚類、さすがー。
細かい骨は全部パリパリ食える。うまい。









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Last updated  2019/07/24 06:04:26 PM


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