元代表の穴

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かとう　あきら

長野市在住。かとうあきらのBlogです。長野を拠点に、名古屋、東京などで音楽の仕事しています。アマチュアオケの指揮指導、violin,violaのレッスン、コンサート企画、楽曲解説の執筆、レクチャーなど。 2011年に脳出血で倒れ、現在も左半身麻痺状態でリハビリ継続中。

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2022/07/13

イアン・トーマス・アッシュ監督「牛久」(2021)
ぐったり疲れる映画。
それでも観てよかったし、
知ることができてよかった。
これが実際に起きているとゆーことに対する日本人としての恥ずかしさと怒り...
入管ってのはどうしても塩対応になりがちだし、
それは仕方のない面もあると思う。
でもこれはそーゆーことを通り越して完全に「人権問題」の領域に入ってる。
おれは「海辺の彼女たち」「僕の帰る場所」や「東京クルド」「コンプリシティ／優しい共犯」など入管・難民・移民問題を扱った映画を定期的に観てきたが、
今回の「牛久」が一番息苦しく陰惨さが際立っていた。
隠し撮りの部分多く、入管側の暴力的対応や酷い対応の数々も生々しく撮られている...
よくぞここまで撮れたなと思う。
この映像が表に出て良かったと思う。
コロナで状況も変わったし、国会議員の中でも動きがあったようだ。今回のウクライナのことでまた状況も変わったかもしれない。どうか少しでも良い方向に転じますように！

たくさんの人に観られるべき作品。
超しんどいけど、
近くでやってたらぜひ！