鍋・フライパンあれこれ美味
100万ポイント山分け!1日5回検索で1ポイントもらえる
>>
人気記事ランキング
ブログを作成
楽天市場
799572
ホーム
|
日記
|
プロフィール
【フォローする】
【ログイン】
日々、考察中。
ドバイ2!
ドバイ2!
昨日、空港で渡された現地案内会社アラビアン・アドベンチャーの旅行セットみたいなものの中に、5月4日の午前10時から、シェラトン・デイラのロビーにて、"うかいくみこ"さんから日本語でのドバイ解説があります、と書いてあった。とりあえずは、それに向けてスケジュールを組み立てようということになったから、起床時刻は午前8時とした。
お互い時計を持っていなかった僕たちは、Nの携帯電話のアラームで目覚めた。Nの携帯電話のバッテリーがなくなった時点で、時計及びアラームの役目は僕の携帯に移行する事になったため、僕の携帯は電源を切っておいた。ゆっくりと起き上がって顔を洗い、着替えてホテル1階の朝食の場へ足を向ける。"ザ テラス"という名のレストランは、ホテルのメインキッチンのようで、朝昼晩と全ての時間営業しているようだった。とにかく朝はビュッフェ形式であるようで、僕らはテーブルのほうに向かった。恭しく迎えてくれたウェイターが、「ノンスモーキング?」と聞いてくれたので、「イエス。」と答え、席に誘導されるがままに座った。すわった途端に立って朝ご飯を取りに行く事となり微妙に違和感をおぼえたが、品揃え豊富なビュッフェは僕の心を躍らせた。
ビュッフェ形式というのは、どうもだめだ。根が卑しいからか、どうしても多く取りすぎる。たっぷりの朝食を食べた僕らは、部屋に帰り、ドバイ探索準備をしながら午前10時の"うかいくみこ"さんを待った。
ホテルのロビーに降りていったのは午前9時50分ごろで、待ち合わせ時間には余裕があった。ロビーのソファーでだらーっとくつろいでいると、デスクのおじさんがこちらに向かって歩いてきた。
「ユーたちはアラビック・アドベンチャーをウェイトしてるのか?」という問いに、「イエス。」と答えると、「アバウト5ミニッツ、レイトしてくるらしいよ。」と言った。僕は、「アイム、アンダースタンド。サンクス。」と言った。
"うかいくみこ"さんは赤いユニフォームに身を包んで、いかにも忙しそうにホテルロビーに現れた。携帯電話で話しつつ、こちらに目をやって会釈するその姿は、僕が想像していた"スマートな海外在住のおねえさま"ではなく、"マメタンクチックなおばちゃん"だった。
「遅れちゃって、どうもすみません。」
当たり前だが、流暢な標準日本語で話す"うかいくみこ"さんは、非常にたくましく見えた。続いて説明が始まった。手っ取り早く済ませようという姿勢が見え見えだったが、説明自体は要領を得ていて,わかりやすく聞きやすかった。いくつかの質問のあと、"うかいくみこ"さんに御礼を言って別れた。僕らは、部屋に戻って作戦会議を開く事とした。
作戦会議はドバイ滞在の4日間をどう使うか、という話しから始まった。現在は午前10時半。午前11時までには部屋を出てドバイ探索に行きたい。お互いの意見はそれほど食い違うことなく、計画は簡単に決まった。
予定通り午前11時前に部屋を出た僕らの最初の行き先は、"カラマスーク"と呼ばれる、地元民及びマニアな観光者向けの民芸品や衣服類その他雑貨が売っている商店街だった。ドバイの一般的なお店は午後1時から午後4時は閉まってしまうことで、午後4時からを他のスーク回りに使いたいから、クリークエリアに集まっている他のスークから幾分離れているカラマスークに、まず、矢を立てたのだ。ちなみに、観光客やオイルマネーを持っているアラブ人をターゲットとした大型ショッピングセンターは朝から午後10時まで、あるいは、24時間やっているところが多い。最初は、とにかく一般庶民の生活を感じてみたいという僕の希望が受け入れられた形だった。
ホテルを出ると、すぐにアラブ人の怪しげなおじさんが声をかけてきた。「タクシー?」という問いに、「イエス。」と答えて、怪しげおじさんの後を追った。到着したのはタクシーの表示が無い一般の車で、僕は不安になり、「タクシーなのか?リアリー?」と聞いた。怪しげおじさんは車内を指差し、「オンメーター。セイムタクシー。」といった。乗りかかった船である。いや、乗りかかったタクシーである。僕らは後部席に腰を下ろして、「カラマスーク。」と行き先を指定した。怪しげおじさんはうなずいて車を発進させる。途端にホテルのタクシーカウンターにいた険しい顔のおにいちゃんが走り寄ってきた。「ナンジャカンジャペラペラペーラ。ユアネーム!ユアネーム!!」タクシー運転手に激しく詰め寄る険しいにいちゃん。僕らは険しいにいちゃんの剣幕に、"まずいかな"と思ったが、怪しげおじさんが「ムハマド・ボソボソ。」と答えた事でなんとかなったようで、タクシーは走り始めた。怪しげおじさんは、終始押し黙っていて、先ほどのやり取りを気にしているようでもあった。
カラマスークに到着した。タクシー料金は14ディルハムで、400円ちょっとだ。20km近い距離を走ったわりに安い。タクシーの料金設定は、"うかいくみこ"さんに聞いたとおりだった。
目の前にはカラマスークがあるはずだった。確かにお店が密集しているからそうなのであろうけれども、どこからどこまでがカラマスークであるかは、全くわからない。とにかく一角の超小型アーケードに突入していった。両側にお店があり、道は幅2メートルも無いぐらいである。実際は2メートルぐらいあるのであろうが、店の商品が道路にまで並べてあるのでかなり狭く感じる。しかも、並べてあるのが、木で出来たでかいらくだの置物であったり、"し"の字型の短剣であったり、1枚300円のTシャツであったりするのだ。Tシャツには"DUBAI"と書かれていて、誰が着るのかさえわからない。しかし、面白い空間である事は確かだった。
しばらく歩くと、左側の角地に面白そうな雑貨屋さんがあった。雑貨好きの僕は、賛成反対の採決も取らずに店の軒先をくぐった。店の内部はごちゃごちゃしていて、所狭しと物が置いてある。らくだグッズが最も多く、続いてドバイで最も有名なホテルのグッズ(三日月型のホテルを形取った物)が並ぶ。中には"にゃにゃにゃにゃーにゃにゃーにゃにゃー"と、1度聞いただけでアラビアの音楽とわかる音を発する、らくだのぬいぐるみもあった。ははは、と笑いつつ、擦り寄ってくる店員を置き去りにして店を出た。
カラマスークには衣類を売っている店が多いようで、必ずといっていいほど外に出て並んでいる商品は安い。500円のジーンズなんてざらである。ただし、裾直しをしてくれるかどうかは不明。
数件の雑貨屋さんを見た僕らは、1つの疑問が浮かんだ。衣類屋さんには価格表記があるが、雑貨屋には無いのだ。これは、ディスカウントのチャンスではないか。案内本にも、スークでのディスカウントは可能だ、と書いてある。僕のディスカウント魂に火がついた。ターゲットを、やたらと、「マイフレンド、マイフレンド。」と話しかけてくる色黒にいちゃんのいるお店に絞った。なれなれしい相手には、吹っかけやすいのである。
Nが口火を切る。
「これいくら?」
日本語だ。「ハウマッチでしょ。」僕は助け船を出した。色黒にいちゃんは即座に答える。「45ディルハム。バット、メニーピース買うならディスカウントするよ。」Nは、「3個欲しいなあ。」といって手に取る。色黒にいちゃんは電卓を取り出す。僕はそのやりとりを、しばらく見物することにした。真打は最後に登場するものなのである。「3ピース?」色黒にいちゃんは電卓をはじく。40と打ち、×3として、120ディルハムと言っているようだ。結構簡単にまけるな、と思って行く先を見守った。次の瞬間、Nの助けを求める視線。真打が登場するからには、ある程度は成果が必要である。
「モア、ディスカウント。ユア、マイフレンド。アイホープ、シェイクハンド。」
僕の超アバウト・イングリッシュが炸裂した。色黒にいちゃんは困った顔をしつつ、手にしている電卓のクリアキーを叩いた。次に打った数字は35で、×3をして105ディルハムの提示。20%オフは軽くクリアした。僕の目標は、最低30%オフである。
「ウーム、ノットビューティフル。」と、アバウト・イングリッシュを炸裂させつつ、色黒にいちゃんの手から電卓を奪う。僕は、30という数字を打ち、×3として90ディルハムでどうだ、と目で訴えた。一気に33%オフだ。色黒にいちゃんは、「オーウ!」といいつつ大げさなリアクションをした。そして電卓を僕から奪い去る。今度はいきなり合計数字をはじいた。"100"と打たれた電卓の液晶をこちらにかかげ、自信ありげな表情をする。そして一言、「ジャスト1ハンドレット。ベリービューティフル。」僕の表現を逆手に取られた。オリジナル表現を盗まれて黙っているわけにはいかない。「ノウノウノウノウ!」"ウ"を強調して強く出た。電卓を奪い取って"100"の表示をそのまま使ってディスカウントの最終交渉に入る。僕は、"÷3"と打った。出た数字は、"33,333333333"それを指差して言う。「ノットビューティフル!1ピース30ディルハム、ベリービューティフル!アーユーマイフレンド?」今度は色黒にいちゃんの表現を逆手に取ってやった。やられた、という顔をした彼は、「オウ、イエス、フレンド。OK、1ピース30ディルハム。」と白旗を揚げた。僕の勝ちのように見えたが、多分まだいけそうだ。僕のものを買うときは50%オフを狙うぞ、と心に決めた。Nは「まじで!」と、ディスカウント成功に喜んでいた。
300mm×300mm程度のじゅうたんがあった。らくだ模様でなかなか面白い。しかし、何に使うのかは全くわからない。"ペルシャじゅうたん"と、ただのじゅうたんとは区別して言われるだけあって、この付近のじゅうたんは世界的にも評価が高いはずだ。これがどうなのかは別として。
「ハウマッチ?」
「1ピース、40ディルハム。メニーピース、プライスダウン。OK?マイフレンド。」
色黒にいちゃんの反応は明るい。どうやら"カモ"を捕まえたと思っているようだ。"カモ"は"カモ"でも、しょっているのは"ネギ"じゃないよ。"とうがらし"をしょっているんだよ。
「OK。フレンド。5ピース。ハウマッチ?」
色黒にいちゃんは電卓を取り出す。ふざけた数字を打ち始めた。"38"×5で190ディルハム。5%オフなどという数字を出してくるとは思わなかった。
「オウ!アイ、ドント、ライク、カーペット。ベリー、エクスペンシブ。」
僕は手に持ったじゅうたんを色黒にいちゃんに突き返した。
「ソーリイ、ソーリイ。」
彼が再び叩いた電卓には、30という数字があって、×5で150ディルハムになった。これでやっと25%オフである。僕が満足するはずが無い。電卓を取り上げ、10と打つ。そしてすばやく×5として50ディルハム。75%オフを突きつけた。色黒にいちゃんは、話にならないよという表現をしながら、電卓を打つ。28×5で140ディルハム。先ほどNが買った小物より、1度の交渉の下げ幅が小さい。もしかして、そんなに下げられないのかもしれない、という思いが頭をよぎったが、"カモ"がしょった"とうがらし"が僕に活を入れてくれた。
「ラストネゴシエーション。OK?」
ちょっと怖い顔をして電卓から色黒にいちゃんに視線を移す。さきほど僕が吹っかけた、10×5で50ディルハムという数字が、まだ彼の頭の中には響いているはずだ。僕は電卓に20と打って、×5で100とした。目標の50%オフである。
「ジャスト1ハンドレット。ユー、セイ、OK!ビコーズ、ユー、アー、マイフレンド。」
色黒にいちゃんは観念した顔で言った。
「OK。ユー、ウィン。」
その後もそこのお店を物色し尽くして、途中でペプシコーラをおごってもらったりしたが、(完全に、まだまだ買うと思ったらしい。)結局、2人で190ディルハムの買い物だけで店を出ることにした。それぞれに100ディルハム紙幣を出して、Nがお釣りを貰おうと手を出すと、色黒にいちゃんがまたしても商売っけを出してしまった。さっき、痛い目にあったのではないのか?色黒にいちゃんは、少し前に10ディルハムと言っていた金属製らくだの置物をお釣りで買わないか、といった。僕は、30ディルハムと言っていた砂漠の砂入り置物を指差して、にこやかに、ゆっくりとした日本語で言った。
「こっちにしろ。しかしお前はバカだなあ。相手を見て商売しろって。ばーか。」
にこやかにしているからであろう。色黒にいちゃんは、「オウ!」と言いながらも、「OK,OK。マイフレンド。」と繰り返して、悩んで困った顔をしつつも、10ディルハム紙幣の替わりに30ディルハムの置物を袋に入れてくれた。
店を出てしばらく歩いていると、さっきのお店で入れてもらった袋を見て、やたらに寄って来るアラブ人がいた。そして、僕らにカードをくれるのだ。そんなことが2度続いたが、貰ったカードはアラビックで書かれており、何のためのカードかは最後まで全くわからなかった。
カラマスークを進んでいくと、やたらと薦められるものがあることがわかる。「ブランドウォッチ、ブランドバッグ。」と言いつつ僕らを止めようとしているアラブ人は、違法であるらしいコピー商品を扱っているらしいのだ。全くブランドに興味の無い僕と、興味はあるのかもしれないが今のところはいらないNは、足早にブランドアラブ人の追っ手から逃れた。ほとんど全ての軒先からかかる声に、いちいち返事などしていられなかったが、Nは、「どもども。」と片言の日本語でほとんど全てに対応していった。午後1時前、道端でタクシーを捕まえた僕らは、カラマスークを後にすることにした。
ジャンル別一覧
出産・子育て
ファッション
美容・コスメ
健康・ダイエット
生活・インテリア
料理・食べ物
ドリンク・お酒
ペット
趣味・ゲーム
映画・TV
音楽
読書・コミック
旅行・海外情報
園芸
スポーツ
アウトドア・釣り
車・バイク
パソコン・家電
そのほか
すべてのジャンル
人気のクチコミテーマ
懸賞フリーク♪
QUOカードペイペイ
(2024-11-29 07:58:50)
普通の日記
爆睡したら体調復活。
(2024-11-29 06:39:19)
みんなのレビュー
茅野市の(株)みやまさんでの作業…
(2024-11-28 17:30:13)
© Rakuten Group, Inc.
X
共有
Facebook
Twitter
Google +
LinkedIn
Email
Design
a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧
|
PC版を閲覧
人気ブログランキングへ
無料自動相互リンク
にほんブログ村 女磨き
LOHAS風なアイテム・グッズ
みんなが注目のトレンド情報とは・・・?
So-netトレンドブログ
Livedoor Blog a
Livedoor Blog b
Livedoor Blog c
楽天ブログ
JUGEMブログ
Excitブログ
Seesaaブログ
Seesaaブログ
Googleブログ
なにこれオシャレ?トレンドアイテム情報
みんなの通販市場
無料のオファーでコツコツ稼ぐ方法
無料オファーのアフィリエイトで稼げるASP
ホーム
Hsc
人気ブログランキングへ
その他
Share by: