日々、考察中。

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肴!

肴!

2004/10/6
 飲みすぎたのだ。
 なにをって、酒である。
 だから今日は気持ちが悪い。軽い二日酔いなのだ。
 飲んだ量は、350mlの缶ビールを3本と焼酎の4合ビンの残りが底から2cmぐらいまで。それなりの量だったからしかたがない。焼酎なんて、買ったその日に残りが底から2cmになるなんて、悲劇としか言いようがないのである。こんな中途半端に残すなら、飲んでしまえばよかったと言う人もいるのだが、飲んでしまっていたら、今日は会社に来ていない。おっと。“来ていない”なんて表現をしてしまうと、会社でこの文章を書いている事がばれてしまうではないか。あぶないあぶない。
 そんなわけで、話は“肴”についてであった。
 実は昨晩飲む事になってしまったのは、買い物に行った時に良い肴を見つけたからなのだった。
 それは、貝の刺身3種盛りで、しかも、時間帯が遅かったので半額奉仕品になっていたのである。そこまで条件がそろっていたら当然買いの一手で、僕はなんの迷いもなくかごの中にパックを放りこんだ。
 しかし、僕に深酒をさせたのは、好物である貝の刺身ではなかったのだ。
 それは、“音楽”だった。
 “肴”と表現するからには食べ物であるという方程式は、どうやら僕の中では成立しないのである。僕は、ザ・ブルーハーツを聞きつつ、歌いつつ、焼酎の杯を重ねていったのだ。ブルーハーツの1STアルバムを肴に酒を飲んでいたのである。
 まあ、酒が進む事進む事。みるみる4合ビンがあいていったのだ。
 そんなわけで、酒の肴はどんなものでもなり得ると言いたい。
 人によっては、それがゲームであったり、テレビであったりもするのだろう。僕の場合が音楽であっただけなのだ。そういえば僕は、ギターを弾きながらウイスキーを飲むのが好きなのだ。ブルーハーツを聞きながら焼酎を呑むというルーツはここにあったのか。
 ただし、食べ物以外の酒の肴で飲むというシュチュエーションは、条件が限定される。まずは、空腹ではない事。さらに、時間的余裕がある事。
 良い効果が1つある。
 それは、摂取カロリーを押さえられる事。しかし、酒は進んでしまうので、体には良くないかも。
 とにかく、肴は酒と組み合わせて好相性であるならば、何事もなり得るというお話。


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