日々、考察中。

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三菱自動車!

三菱自動車!

2004/6/29
 乗用車もか。
 三菱ふそうのトラックが引き起こしている一連の殺人事件のことだ。ついに三菱自動車の乗用車まで、その可能性が出てきた。
 なにしろ、炎上するのである。
 三菱のいろいろな不祥事が表沙汰になって、急に乗用車炎上のニュースが世間を騒がしたから、微妙なタイミングではあるが、実際に燃えているのだからどんな言い訳もたたない。多分、以前から三菱車が炎上するという事は、何件かあったのではないか。それも、この時期(春から夏に向け暑くなってくる頃)は特に。それを事件として捉える土壌が、世間一般の人達の中で出来ていなかっただけなのではないのか。
 しかも炎上したのは、10年以上も昔の車ばかりではない。2001年製のシャリオ・グランディスも燃えている。炎上の可能性はどの年式の車両にもあるということだ。
 不思議なのは、ここまで企業イメージが落ちて、不信感100%の三菱自動車の新車及び中古車を購入する人がいるという事実だ。僕だったら、少なくとも品質を保証出来る示しを付けてくれない限り、購入対象にはならない。僕の周囲にも三菱車ユーザーがいて、その人達は今回の炎上ニュースに渋い顔をして言う。「やらせなのではないか。」、「サイドブレーキを引いて走っただけだ。」まとめてみると、三菱自動車に友好的な意見ばかりである。"三菱叩きのために他のメーカーが仕組んだ"というのが前者の発言の真意であるし、"三菱車以外でも炎上する"というのが後者の真意である。前者はディアマンテに乗っているが、近い内にレグナムに乗りかえるつもりらしい。僕から言わせれば、"ばか"である。
 自分が所有し運転する車両が普通に使用して安全なものか、という基本的なレベルに達していない三菱自動車の乗用車は、乗るに値しない。もし、現時点で僕が三菱車のオーナーであったなら、三菱のディーラーに出向いて、全てを点検してもらう。それも、点検料金は三菱持ちで。当然である。信用して購入した人に不安感を与えているのは、メーカーであるのだ。そして、少しでも不安のある部分は無料交換してもらう。当然である。
 車は人の命を乗せて走っているのだ。
 急に何かあったら、命に影響を及ぼすのだ。
 そんな基本的なレベルで信じられないメーカーの車に、何もせずに乗りつづけられる無謀さが、僕にはない。
 別に、三菱自動車が嫌いという訳ではない。
 ランエヴォは所有したい車の1つであったし、マイベック・エンジンは良いスペックのエンジンだったと記憶している。ただ、性能うんぬんの前の段階で信用が置けないのだ。
 また新たな殺人事件を起こさないとも限らない、三菱関係の自動車会社。
 多分、僕は、ずっと所有する事はないだろう。


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