気楽にキラッと術!

気楽にキラッと術!

出張デザイン



気楽にキラッと術!


出張デザイン








アトリエにいらしていただき、

いきなりオーダージュエリーということも

ないわけではないが、始まりはジュエリーリフォームが多い。


オーダーメイドジュエリーもデザインに魂を入れる、

という点で真剣に取り組まないといけないが。

ジュエリーのリフォームも、基本的には全く同じだ。







アトリエにお越しいただくときもあるが、

こちらから出向く場合もある。

前もってメールなどでのやり取りが済んで、

例えばこんな日がある。






朝から出張デザインの日で
あわただしい。

予定より車が混んで、
約束の時間に遅れてしまった。
いやー!まいった。

会社のお昼休みにデザインを決めようと言うわけです。
30分遅れにもS女史は、
しかしやさしく迎えてくださいました。ほっ!

その事務所には20人ぐらいの方、
女性だけの会社のようです。
名刺には「部長」さん、の肩書き
緊張しました!

遅れたお詫びとご挨拶もそこそこに
早速いくつかのデザイン画を見ていただく、
手早くそれぞれの特徴、そして実物大の絵の上に
石をのせていく。

サファイヤのスクエアカットや
ダイヤを、そのあしらったデザイン画の上に
それぞれ乗せていくと
ペンダントの実感がわいてくる。

主役の石が生き生きしてくるのが
Sさんも感じている。





今回は大まかに2種の流れ、
合計6点のデザイン画。

パーティションで仕切られた休憩室でも
ピリッとした社内の空気
緊張を感じながら、じっくりじっくり検討していただく。

もう昼休みなのにゆるんだ空気は全くなく
さらに女性社員が帰ってくる。
それぞれにお疲れ様!と明るく声をかけるS部長さん

女性の方の多い場所だと、デザイン選びに
みんなが参加して、取りとめもなくなってしまうことがあるが
そんな心配は全くない。
安心する。

女性相手も長年の経験でだいぶ慣れてきたとはいえ
初めての場所で多勢に無勢は
内気な私には
とっても困るのです。

気に入っていただき最後に迷っているのが、
2点 どちらにしよう…






デザイン傾向が全く合わなければ
もちろん率直に言ってもらうようにしている。
なぜなら、
このデザイン画の検討、
そして決定までなら、何度でもわがままを言っても
かまわないのです。

と言うよりも、 この決定以後は全く変更はできない のです。
ですからいわばこのあとは完璧におまかせ!っていうわけです。

少しでも不安なことはこのデザイン画での
決定までに遠慮なく聞くことが大切です。

もし分からないことがあれば、
分かるように徹底的に聞くことなのです。
ここで遠慮してはいけません。
分かったふりもいけません。

実は、なかなか画を見て、立体的に
そして具体的に理解できる人は
少ないです。





これはちょっと失礼な言い方かもしれないけれど、
画から立体的な想像をすることが、
女性の方は苦手らしい。

あ、画の下手さを棚に挙げて!
とお叱りを受けそうですが。

いかにも見事な画を見ても、
理解できているのか不安になることがあるのです。

アトリエでしたらそれを
分かりやすく理解いただける材料が
様々な海外の本や、あらゆる写真、
過去のデザインデータをお見せできるのですが。

今日は出張!
あんまり持ってきてません。

ところが! そんなこちらの不安は
まったく意に介さず、
なんと 他のルース(裸石)で
リングのデザインも
お願いされてしまった。

今日初めてお会いしたけれど
画を見ただけで安心していただいた
ということだ!。







手には自信がなくて気に入るリングがない
と言います。

こういう方は意外と多い
おまかせください!
と、心の中で大きい声で言っていた。

Sさんだけにしか似合わない、
という、デザインを…

と、次回のペンダントの出来上がりを
お持ちするまでに
またデザイン提案をするということで。
帰ってきました。





リングデザインには、初めての方は
手を見たほうがいいので、
今日はそれもできたということで
とてもよかったわけです。

もうすでにデザインイメージは
帰りの車の中で浮かんでいる。
やっぱり実際にお会いすると
早いですね。

それにしても、どんな仕事の会社なのか
全く分からなかった!
ゆっくりそんな話も出来なかった。
遅刻するとこれだからダメだね!
反省!!!







ジュエリーデザインのこと

直接聞きたい 、という方はこちらの、<相談ページ>から遠慮なく…






さて次は、 ファミリージュエリーの創り方  です。こちらからどうぞ













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