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前回の紛争ダイヤの問題を描いている映画「ブラッド・ダイヤモンド」についての続き。レオナルド・ディカプリオは、内戦状態の国から産出された、ダイヤモンド原石を闇取引する役柄。それらの資源は反政府テロ組織の武器購入の資金となる。血塗られたダイヤということで、ブラッド・ダイヤモンドと呼ばれ、紛争ダイヤ問題として国際的にも取り上げられている。日本で注視されていないのは、遠いかなたの国の問題と写っていることと、原石ではない、研磨されたルース(裸石)の輸入がほとんどだからだ。2003年から原石の輸出入には厳しい規則が生まれた、キンバリー・プロセスと言う。日本では原石の輸入がほとんどないのだから、紛争ダイヤは関係がないと考えるのは安易すぎる。他国で原石の段階に紛れ、研磨カットされれば、全く問題のないダイヤモンドとなって日本に入ってくるのだ。映画を観て、「ひとり不買運動」を心に誓ってしまう人が生まれてもしかたがない状況だが、日本のジュエラーたちにも、なんとも、どうにも仕方のない現状も知っていて欲しい。そんなこと言っても、研磨しててもその紛争ダイヤなら買い入れなければいいじゃないか。多くの方はこう思うはずですよね。残念ながら、ダイヤモンドの特性にそう簡単に解決できない、問題を難しくさせるものがあるのだ。それは、自分たちの仕入れるそのダイヤモンドが、紛争地域かそうでないかを判別することが出来ないからだ。ほかの宝石類では、産地を特定することが出来る。例えば、このエメラルドはコロンビア産だという証明が出来るのだが、ダイヤモンドには産地の特徴を見つけることは出来ない。「産地証明」ができれば何の問題もなくなるのだが、今のところそれは出来ない。ダイヤモンドという、地球が創りあげた「完璧」さゆえのジレンマだ。日本に入る以前に原石の段階で紛れてしまうことをなくすことだけが、今の日本で防ぐ唯一の手立てなのだ。ということは、日本より以前のブローカーやダイヤのシンジケートたちの、毅然とした姿勢だけが、問題を解決する糸口と言える。つまり、日本の宝石関係者に「紛争ダイヤではない証明を提示しましょう。」などと言って非をかわしている、シンジケートたちこそ身を正して欲しいのだ。しかし、そういう類の発言はほとんどマスコミには載ることはない。なぜなら、その巨大なシンジケートは日本のほとんどのマスコミに、絶大なスポンサーとして君臨しているからだ。そのおかげで、「婚約指輪は、お給料の3か月分」というフレーズや、「結婚10周年に、スイートテン・ダイヤモンド」が定着しているわけですから…。いかがでしょうか、映画を観ていなくても、こういう問題について、皆さんはどういう思いを持ったのでしょうか。ご意見を伺いたいものです。
2007.06.02
忙しさにかまけてずいぶんご無沙汰だったです…!この前、といってもだいぶ経つけれど、レオナルド・ディカプリオ主演の映画「ブラッド・ダイヤモンド」を観てきました。観た方いらっしゃいますか?仕事柄とても気になったことがあって、このブログノートを引っ張り出したというわけです。映画はダイヤなどの産出国が内戦などの紛争地域だと、その採れる宝石類がまさに武器購入のための資源になってしまう、という「紛争ダイヤモンド」の問題を描いている。途上国では非合法に輸出されたダイヤモンドが、テロ組織の資金源となっていて、人々の血で洗われたダイヤモンドという意味で、ブラッド・ダイヤモンドと呼ばれ、内戦を早く終わらせるにはそんな資金源を断つ必要があります。ダイヤのシンジケートは皆さんご存知ですか?ダイヤモンド・トレーディング・カンパニー(DTC,デ・ビアース)は、この映画が公開前の早い段階から、われわれ宝石関係者に何通も手紙を送ってきています。アメリカで不買運動も起きていることすら知らなかった私は、その大シンジケートのあわてぶりに驚いたものです。でも実際に映画を観てこれは神経を尖らせるはずだと納得しました。映画を観た方ならお分かりかと思いますが、非合法なダイヤを買い取る巨大な組織が登場します。その名前はもちろん違っていても、まさにデ・ビアースを指している…、のかどうかはともかくこの映画が公開される以前から、「消費者は自分の買うダイヤが紛争ダイヤと関係のない保証を求めてくる可能性がある。」と、警告してきたのです。業界人でこんなことを言うのは勇気がいるものですが、日本の場合そんな保証を出せるシステムはありません。なぜかと言うと、紛争ダイヤの問題が世界的に大きくなり、キンバリー・プロセスという、2003年以降紛争ダイヤではないという、確たる証明がなければ「原石」の輸出入が出来ないようになっています。しかし、日本では「原石」を輸入することは滅多になく、ダイヤモンドのほとんどが様々な形にカットされた、研磨石・ルース(裸石)の状態で輸入されるからです。原石ではないルースの場合は、キンバリー・プロセスの縛りから外れ、業界の自主規制のインボイスだけで済んでしまいます。ということは、驚くなかれ、他国で原石の段階に紛争ダイヤが紛れて、カットされ、ルースという姿になって日本に入ってくれば、もう全くわからなくなってしまうのです。シンジケート自らが紛争ダイヤを買い続けるならば、何も変わらず、何も終わりません。私が特に皆さんに知って欲しいのは、そんな日本の現状なのです。誤解を恐れずに言うなら、紛争ダイヤは買い叩けると、もし考えたとしても、日本では手に入れることは出来ない。日本では、他国で原石の段階でブローカーやシンジケートたちにやすやすと利益を乗せられたあげく、美しく研磨され、そして晴れて公明正大に日本に輸入されると言うのが実情です。そんな日本の状況を知りながら、「紛争ダイヤではない証明を提示しましょう。」などと、警告しているだけで、自分たちの非をかわしている、シンジケートの態度はきわめて卑劣とさえ思えてくるのです。そして、もう一つこの問題を困難にしていることがあります。それは、ダイヤの特質でもあるのですが、それは次回にいたしましょう。それでは、皆さんお久しぶりですが!少しずつ再開すると言うことで、よろしくまたお願いします!しかし突然再開で、こんな堅い話もないわなあと、ちょっと反省してます。
2007.05.28
さて、どうしよう、毎日のお客さんの来訪。なんと、山口県からこちらにお出でいただいた石田さん、感謝いたします。ダイヤモンドのリフォームで、デザイン決まる。それが、先月の27日。28日は持田さん、ほか3名。29日阿部さん久保さん、他2名。30日は半浦さん山本さん、31日八木さん柳生さん、そして、問屋が2軒。 ふう!忙しい!8月になっても変わらない、竹中さん三芳さん、午後には朝川さんが来た。2日も柏木さんが見えた。そして、その間にもたくさんの方が電話で様々なことを問い合わせてくる。え?、何でしょうこの忙しさ…!!!! わからん。しいて言えば、紙のブログ「アトリエ通信」第10号の発送か。おもしろい。今日も西尾さん、深瀬さん、デザイン決定!!!!こんな感じだもんだから、デザイン考察が、溜まった溜まった!もう知らない…!!!いや、がんばるぞー!!!!写真は、アトリエ名物!アクアマリン・フルーツカクテルだす!大好評だす!!!ノート、毎日書けないだす~!!!。
2006.08.03
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レモンの葉をすっかり食べて、ころころに太ったのが、合計4匹ほど。このアトリエには、鳥もよく来るが、蝶もトンボも良く遊びに来る。アゲハチョウのさなぎか。なかなか羽化するところは見られなくて、いつの間にか全部いなくなった。こんなコロコロのがまさに空を飛ぶようになるのだから驚きだね、“大変身”をするわけだ。ちょっと前に読んだ、千円札は拾うなという本に、「本郷 猛」を鍛えてはいけない、という項がある。あの仮面ライダーに“変身”する前の姿の、人間「本郷 猛」を、必死に鍛えて(スキルアップして)もせいぜい、ショッカーの下っ端には勝てても、肝心の「悪者」には勝てないというのだ。本当の戦いに勝つには、変身した仮面ライダーじゃないと…!つまり、人間目先のスキルアップだけでなく、成長するには劇的な変化が必要なのだ!と書いている。過去の自分を捨てる勇気を持てとね。例えば空を飛び、花の蜜を吸いたければ、レモンの葉をのん気に食べてコロコロになっているままではダメで、チョウへの“大変身”が必要なのだ。ヤゴは泳げないトンボとなるが空中を飛べるようになる。過去を捨て去ることで、初めて新しい自分に出会えるのだ。3年前の自分のことを振り返ると、つくずく本当にその通りだと思う。たくさんのお客さんによって、あたかも空を飛んでいるかのような今、もう泳ごうとは思わないし、レモンの葉も食べる気はしない。みんなに感謝です。デザイン考察しないといけないものが、次々積まれているし、このノートの更新も忙しさに流されなかなかできないけど、ちょっとしたジュエリーの聞きたいこと、マイペースにはなりますが、必ずお応えします。遠慮なくどうぞ…
2006.07.24
アトリエ・カフェ新作メニュー。アクアマリン・フルーツ・カクテル。毎度さまチーズケーキでは能がないと、いろんな方にヒントを頂いて、夏の新メニューを開発できた。アトリエに来ていただいた方への、お礼のデザート&ケーキの腕を磨き中だ。趣味でつくったそんなものを食べさせられるお客さんは、ある種罰ゲームのようになる(笑)申し訳ない!チーズがきらいな人と知らずに、それと言わずチーズケーキを出したら、「おいしい!」と言って食べていた。半分ぐらい食べたところで、私の焼いた“チーズケーキ”と告げたところ、え!チーズきらいなのに、と絶句。でも、その後は進まず連れが食べていた(笑)かわいそうなことになる場合もある…!出張デザインの、お渡しで、15日は池袋に出かけた。伊東さんの3姉妹のような、母娘と待ち合わせ。行きの山手線で、新たに試したい懸案のことを考えていたら、乗り越していた!!!!私には電車でもナビが必要だ…!!!!
2006.07.17

近頃 炭おこしも、慣れたもんです。晴れていれば、マイ・ビアガーデン。炭床付の、自作テーブルが大活躍だ。これで毎晩呑みすぎる…!今日、小岩さんからデザイン作画の催促をされてしまった。もう少し、アイデアをつめさせてね…。でも、ホントにもうすぐですから。ほかにもいろいろ、たまっているよ。ビール飲んでる場合じゃないよ~!
2006.07.13

たまプラーザのジュエリー店をやむなく閉じ、自宅のアトリエに移して、早くもこの7月で3年が経とうとしている。最初から確たる信念で自宅をアトリエにし、デザイナー稼業をというスムーズな移行ができたわけでもなかった。今から思えば、それならそのようにする上手な方法が、山ほどあった。例えば、閉店セール。店舗改装のためと称する、その類のセールも、ひと頃の衝撃的な効果は薄いが。しかし、ホントの「閉店」となればどうだろう。長年の営業の積み重ねを考えれば、それなりの数字や効果があったと思う。しかし、一時営業はしなくてもそのうち再開するんだから、という考えもその時にはあったわけだし…、そう、大々的な閉店セールなんて結局考えもしなかった。それだけでなく、もっと他の方法でも、お客様への賢いアピールの仕方があったと思う。あれよあれよという間の、流されてしまった結果だった。振り返ると反省することばかりだ。もっとも世渡りがへたくそなのは、今に始まったことではないし、とうに家族も、はなからあきらめている(笑)自宅に引きこもって、何がジュエリーデザイナーでございますなんぞと、のん気に構えていられるか!そんなに上手い具合にいくわけないだろ!と、自分の頭を思い切りこぶしでこづいている自分も確かにいた。そう、小さいながらも自分でやってきた店を、なんとかしてまたどこかに出さなければ、生きていけない!と、半ばパニックに陥りながら、駆けずり回っていたかもしれない。もし、あれほどまでのお客さんたちが、この自宅にまで訪ねてこなければ、もし、何度かのジュエリー展に幸運にも入選もしなければ、もし、3年経っても忘れずに訪ねてきてくれる方がこれほど多くなければ、やはり、店を構えることでしか、生きながらえる事は出来なかったかもしれない。3年という節目に、自分のいたらなさを振り返ってもう一度あらためて、心に刻んでおかなければいけない、と思う。そして、自分が今あるのは、ちょっとした隠れ家と言いつつ、看板もない、アトリエと称しただけのところに、わざわざ毎日のように訪ねてきてくれる、たくさんの方々の励ましがあってのこと。あらためて、感謝の気持ちでいっぱいになる。感謝の気持ちを込めて、既存のお客様に、血流チェックをしてもらおうと思っている(笑)採血もせず、痛いこともない、抹消血管の血流を特殊な顕微鏡でモニターできるのだ。いや、これ以外でもちゃんとしたイベントもやってるんですがね。そう、何の下心もないイベントにした。で、この週末はまた大変かもしれない。7月に入ってから、毎日の来訪客が続いている。感謝せずにいられない。さて、このブログ仲間の皆さんにも、と思うのですが、いささかそれこそ看板もないですので、むずかしいと思う。何かおもしろい、アイデアが生れそうな気もするのですが…教えていただきたいもんです。
2006.07.09

この1週間ほどアトリエへの来訪も多く、また、デザインの考察にも追われる。うれしい悲鳴というわけかな。そのアトリエのウッドデッキにしおからトンボ!?ヤゴから孵ったばっかりか、まだ羽が縮んでる。先日デザイン相談に来て頂いたSiさんからの素敵な絵手紙。我が家の梅の実を少しおすそ分けしたお礼の手紙です。わずかな梅の実のお礼にこんなに心がこもった手紙をいただけるなんて、なんと幸せなひとりビジネス生活!!!ありがたいことです。この時期デッキで過ごすのが最高に気分がいいので、デザイン相談のお客さんだろうが、ダイヤ屋さんだろうが、そしていろんなジュエリーメーカーの営業さんだろうが、ここでお相手する。さて、月も変わっていよいよ忙しい。今週はずっとアトリエ来訪が続く、明日は百合丘のSuさんだ、気合を入れていかないとね!実際のデザイン考察がますます遅れちゃう。タイヘンだ~!!
2006.07.03

特にクラシック・フリークではないものの、25日に生オーケストラを聴きに行き、感動してきた!グスタフ・マーラー作曲、交響曲第1番ニ長調「巨人」マーラー28歳の時の作品ということに驚愕。ライブで聴くのは初めてだが、黒澤映画をはじめ、その他のシーンでかなりおなじみの旋律で、クラシック特有の曲名からくる難解さはない。場所は、ミューザ川崎シンフォニーホール。市民オーケストラでありながら、見事な演奏は宮前フィルハーモニック・オーケストラ。スポンサー団体さんの、いい席優先がため私たちの席はかなりホールの上のほう…、でもそんなことは苦にならず楽しんだ。宮前フィルは70名の市民オケ、毎週日曜朝9時からの練習だって!!!信じられない。そのチェロをやってる友人の秋山さん(社労士)のつてでコンサートを毎回楽しんでいるのだ。休憩で呑んだスパークリングワインと共に!?、感動でした。写真のマーラーは、38歳当時だそうです。私の想像とは全く違う風貌で、いけてる男なんですねえ!?
2006.06.27
こんな脱都会な!?風景から、これがまさか、オーダーメイド・ジュエリーの、お渡し風景だとは…! 思えませんよね(笑)。デザインアイデアをひねらなければならない仕事が一気に増えたので、ナゼなんだと考える。この前のアトリエでの、2日間にわたる特別イベントが、今までと違う効果が現れてきたのだろうか。珍しいダイヤモンドを手にし、結局自分のものにした人もいる。そうかと思うと、自分の使わないジュエリーをリフォームしてと、いって持ち込んできた人が半分以上もいる。色々考えると、ジュエリーに関しての信頼度が高まったから、と思う。けど、思い上がりか?とも思う。ジュエリー店を持っていた頃を振り返ると、残念ながら自然と売上至上主義になりがちで、売れてるから信頼されているのだと勘違いしていた。今思うと間違っていたと気がつく。今頃気がついてどうすんのよ!?と思うけど、これが意外とその時は気付いてない。信頼されたからこそ、結果が出るのだ。そこにはおだてたりすかしたり、よいしょしたりなんていううわべの技法は通用しない。でも、くやしいけどそんなテクニックに走ったときも、あったなあ。今もあんなことやっていたら、と考えたら、ああ恐ろしい…! 今はないよ!こんな、ウッドデッキで感動の完成品お渡しなんて、絶対無い と思う。デザインアイデアをひねらなければならない仕事は、ネットからも来ている事も忘れてはいけないね。感謝しないといけない。
2006.06.22
きのうとおとといは、アトリエに少数の方に来ていただき、珍しいダイヤモンド・ジュエリーを見ていただくというイベントを開いた。予約いただいての来訪者が、まさに順番に来ていただき、大好評を博した。私一人だけでなく今回は、20年以上前から営業に来てくれている、As君に手伝ってもらった。2日間で18人という来訪者となると、アトリエで一人では順番に来るとはいえ、てんてこ舞いだからね。そう、もちろんチーズケーキ、そして特製ゼリーを準備した。これが非常におもしろかったのです。男の私がケーキなんぞを焼いたりというのが、結構うける、楽しいもんです。そして、特殊なダイヤモンドなんぞ見るととても感動していただける。見ただけで驚いてしまうものなんて、滅多にない。お見せするだけでの使命感を感じるものなんて中々ないのです。写真のディアマンテ、チョコレートは、この前行った、表参道ヒルズのベルギーから空輸しているという、チョコレート、DELREYのものです。このダイヤ型のをお土産に買ってきたんです。どのくらいの大きさかというと、アハハ、2口で!、終わるくらいです。ウフフ、だからおいしいと、言うしかないのです!?(笑)1個400円以上するんだもんねえ!。
2006.06.17
HRDアワードという、国際的なダイヤモンド・ジュエリー・コンテストに、チャレンジしてみようと思っている。今年もジュエリーアート展に入選し、さらに銀座和光ジュエリー展覧会にも出品という、望外な展開に驚いているのだが、初の海外コンテストとなるがやってみようと思うのだ。HRDは、ダイヤモンドのベルギー公式代表団体で、2年おきの、現代ダイヤモンド・ジュエリーの国際的なコンテスト。少し前ならこんなことは考えもしなかったが、インスピレーションが沸き立っているという感じで、よし、やってみようという気がしている、ダイヤモンドの、大規模な国際的なプロモーションだ。ナゼだか分からないが、このコンテストの案内を知った瞬間に、これだ!というデザインが、イメージとして浮かび上がってきた。それは、不思議な気がする。ただし、そのコンテスト、当然様々な提出資料はすべて英語でとなる。その点だけが不安(笑)
2006.06.14

時計テーブル再生、完成ーーー!!人間忙しいときのほうが、あれこれ仕事がグングンすすむ。雨でも室内の作業で一気に片付けた。思えば再生前はこんな感じ、ひどいですね~ ボロボロ感分かります? やすりで、全体を削る。 との粉を塗る。時間をかけて、じっくり進める。 いよいよ塗りに入る。乾いては塗り、塗っては乾かす。仕事の合間に、塗る。塗っては仕事する。仕事といえば、きのうは、池袋に出張デザイン。T美さん、H美さん、K美さん3姉妹、でなくお母さんと、結婚して幸せそうな2人の姉妹。妹のK美さんに女の子の赤ちゃんが生まれ、記念にエタニティリングを考え、20歳になったらプレゼントしたい、というもの。既製品を色々探したが、気に入るのが無いということで、今回の出張となったのだ。こういうもので、既製品で満足するのは先ず無い。これこそが、ファミリージュエリー、というか、ほんとうの意味のジュエリーといえる。こういう仕事もとても楽しい。時々赤ちゃんがぐずるけど、何の問題もなく、楽しい時間だった。他にも何点かつくりかえをお預かりして帰る。なにせ、たまプラーザから池袋と考えると、えらく遠く感じていたが、驚くくらいの速さで着いて、自分の相変わらずの“おのぼりさん”感覚に情けなくなった。帰りがけに“おのぼりさん”ついでに、あの表参道ヒルズに寄ってきた。その前にあるショーメの店も眺めてきたちょっとオトナのHPも立ち寄ってみます?その話はまた。出張デザインなんて出来るの…!と思った方は、こちらへってまるで、営業だね…!
2006.06.13
すべては愛からはじまる… 「ハートシェイプ」これが、今回の銀座和光でのジュエリー展覧会への、作品募集のテーマだ。銀座和光4Fアートサロンで催される。自然、愛、地球、国際社会の想いは、あらためてハートというシンボルを求めているのかもしれない。ハートのかたちをテーマに、あなたの“ハート”をデザインしてください。実は、この作品募集には、最初とまどいがあった。ハート!? そう、今更ハートですか!?というのが実感だった。しかし、近頃の世の中、自分の身は自分で守らないと、と常に心しないといけない時代。むしろハートにあらためて想いをいたす必要があるのかもしれない。人と人とのつながりというものの大切さを、感じてもらうデザインで、選考に私の作品も入ったようです。9月28日から10月4日まで銀座和光4Fアートサロンで。
2006.06.10
今日は完成品のお渡しで、Moさん、Fuさんの二人組みがアトリエに現れた。貴金属地金をたっぷり使っているものが多い私の作品は、その地金相場に影響されやすいところがウイークポイントかもしれない。しかし、その着け心地を知ってしまった人にとっては、そんなことは問題外なのだ。地金相場は一時より少し下がったが、それにしても、以前よりはかなりの上げ、注意が必要だ。もっとも使わないネックレスなどを持ってくる人にとっても、引き取りもあがっているので効果的といえる。気持ちのいいこのデッキで、さわやかな風を感じながら、お二人のリングの完成品をお渡しできた。感動していただく。うれしいですね。
2006.06.06

上が理想的なカットのダイヤモンド。上から入った光が、すべて跳ね返ってくるわけだ。 このように縦長の石だったり、 横長なんていうダイヤだと、こんなふうに、光は戻らず、したがって輝かない。ダイヤの輝きには、このカットの良し悪しが大きく影響する。な~んていうようなことは、どこの店でも聞かされて、ミミタコ状態でしょう。だから、ダイヤは品質が大事…、と、つまんないことを言いたいのではない。実際にこんなにひどく縦長だったり、横に広いなんていうのが、どれだけあるかというと、めったにないもんで、こんなひどいカットのを探すのは逆に難しいくらいだ。カットひとつをとっても、わざわざこういうふうに教えられれば、それならやっぱり良いカットでないと輝かないだろうな、と思い込ませる、半分脅かしですわな。今日本で流通されているものなら、そんなに目くじら立てるほどではない。そんな言い方をしたら、いろいろ言われてしまうかもしれないが、あんまり無頓着でもいけないが、極度に神経質になるのも、能無しの販売店の思う壺になるといいたいのだ。商品の説得力を増すためにだが、ダイヤを売っているのか、鑑定書を売っているのか分からないような、本末転倒になっている事がたくさんある。賢く、用途に応じて選べば良いのです。賢くいかなきゃね。それが、気楽にキラッと術の極意だね!ジュエリー選びのヒントにどうぞ、こちらの相談ページから
2006.06.05

デッキの塗り替えは一段落、後は格子のとこをまた別の色に塗るのみだ。5日前位に巣立ちを終えて、シジュウカラの一家が、前にもまして頻繁にやってくる。ベビー誕生で、水浴びも大にぎわいだ。えさの取りかたを教えてもらったか、すでに一人前にもう虫を食べている。このバードフィーダーに隠し置いているひまわりの種はまだ自力では割れない。これは、親におねだりしている。虫を取るのを覚えないといけないわけで、そろそろ種を置くのは控えるか。炭床つきのテーブルで、炭焼きでなくとも、庭で食べたいのだけど、まだまだうすら寒い感じで、残念!小鳥は水浴びは真冬でもするので、こんな植木鉢の下に置く皿にでも、水を置いておけば、やってくるよとお客さんに教えている。こんなにちっちゃければカラスも来ないしね。楽しいすよ。そんなわけで仕事がはかどらないこともある。でも今日は、イヤリングの片方新規のHaさんの、そしてFuさんのリングと、Moさんのリングへのダイヤ入れの完成写真を撮って、カード作りに励み、そして在庫管理の整理と休む暇がなかった。アトリエでのひとりビジネスの自己管理はおよそ難しいのです。最近はだいぶペースが整ってきたが、3年前の“巣立ち”(リストラ状態!?のことをこんなふうに言えるなんて…!笑)あのころの最初のうちはひどかったね。お、こんなふうに振り返るとは、成長した証しかも(笑)。人間失敗を大量に重ねるといささか階段一段ぐらいは登れるってえわけだね。
2006.06.04
久しぶりに港北ニュータウンのYuさんが現れた。お友達のリフォームなどの質問をかかえてね。自分のしているジュエリーに目をつけた人に、それいいわねと言われ、いろいろな質問にこたえていたら、使わないイヤリングを託されて、わざわざこのアトリエにやってきたというわけだ。Yuさんも、私の創りかえなどで、とても効率的にジュエリーを手に入れている。だから、常に人目を惹く結果になっているといえる。しかし、こういう話の仲立ちは非常に難しい。やはり基本的にはお連れ頂くのが理想です。でも、聞いたら長野なんですって!そりゃあ気軽に連れてきてっていえませんよね。ジュエリーリフォームとはいっても、その人がどの程度のことを考えているかによって、いろいろです。今、巷に増えているジュエリーリフォームの類は、多くは石の着せ替え枠(量産品)の販売となっているので、注意が必要です。つまりそれはあくまでも多くが“量産品”だ。ということは、一時的な満足を得るものでしかない場合が多いのですが、しかしまれに、ほんとに自分の理想と言えるものと確信できるなら、OKの場合もあります。でもそれは逆に、ほんとうに見る目がないと難しいかもしれない。ちょっとはやりの雰囲気になればいいのよとか、少しの間使えればいいのよね、なんていう考えでいくと、多くの場合、やっぱり元とおんなじ“量産品”の満足でしかないのですから、しばらく使った後にやっぱり飽きた、ほんとに短時間しか使えなかったということになりがちです。そうなってから、私のところに持ってくる人が多いのだから、ほんとうの話です。でもそうじゃなくて、自分の理想とピタリあてはまるものに、どこに行けばめぐり合えるの?さて、コレが日本ではとても少ない。もちろん大金を投ずれば宇宙にもいける時代ですから、少なくはないという人もいるでしょう。ジュエリーデザイナーの作品買ったのよ、という人も多いといえば多いかもしれない。でもどれだけの人が自分に似合った、自分ならではのものにめぐり合えているのだろう。○○デザイナー作、こういう感じが大好きなのよ。といって自分のものにしているのもいいけれど、その指にはちょっと合わないんじゃない?とか、フェイスラインにそのピアスは…、なんていう結果にはなりたくないものだ。自慢できるデザインの学歴は全くないけれど、あい対であなたの、自分ならではの逸品を創り上げるには、経験も自信もある。Yuさんは私のことは分かっている、それを長野の友人に一言で伝えるのは難しい。「あなただけのジュエリーの、デザイン名人よ」って言うわ、と、軽やかに帰っていった。さて、長野の人がPC使えればねェ、Yuさんを介さなくても相談に載れるのにね。(こちらの相談ページ。)「あ~、それも聞いてみるわね」やはり、間に入ってのリフォームの話なんてのは、決してうまくいかないのですよね。
2006.06.03

梅雨に入る前にデッキの塗りなおしなんぞをした。少しでも長持ちするようにね。そしたらこの時計テーブルがぼろぼろなのが目立ってきた。本格的に修繕することにしようと、覚悟を決めた。必要なものの準備なんぞを、少しづつ考えよう。また楽しい事を見つけてしまった。“やらなきゃいけないこと”を、片付けてからだよね、それを意識しないと私の場合まずいんだよ。気をつけなさ~い!
2006.06.02

愛の証しのジュエリーが、いつの頃からなのかというと。最も古いのは、古代ギリシャにさかのぼる。結婚指輪の習慣はまだなかったようだが、例えば、“結び目”(ヘラクレスノットという)をモチーフにして、結婚を機に花嫁の衣装を解くなんて事をほのめかしたり、な~んてのがあったらしい。もちろん「いとしの○○…」とか、「変わらぬ愛の証しに、この指輪を捧ぐ」なんていう意味のラテン語を刻んだり、キューピッドや、ヴィーナスをモチーフにしたのがあれば、発掘のときそれと分かるわけだ。ローマ時代になると、商取引の証しに指輪を交換するというしきたりから、結婚の誓いとして婚約者に贈る習慣が生まれ、プリニウスの、「博物誌」には、婚約指輪は鉄製だったと書かれているという。指輪は契約書だったわけだ。上の絵は、ジョット・ディ・ボンドーネ「聖母マリア伝」1304~06年ごろので、結婚式で指輪が使われたことをあらわす最古の絵だ。(The Art of Rings より)2世紀になると、裕福な人は金製になってくる。これ分かります?“握り合う手”をモチーフにしているもので、夫婦の絆を象徴している。3~4世紀、ローマ時代のイギリス。ノーフォーク州で出土した99%以上の金を使ったもの。このモチーフは結婚をあらわす意味で、中世に復活し、その後も長く大衆に支持されていたという。現代にこれほどの、愛の象徴を具体的にあらわしているのは少ないですが、私のところにくる人たちは、ほんとに自分たちだけの、“愛のかたち”を創り上げている。全体から見ればとても少ないとは思うけれど、満足感は絶大だ。こちらのジュエリーデザインサイトから、相談でしたらおうけします、気軽にどうぞ~!
2006.06.01

19世紀のリング。以前アトリエ通信(お客様に送る、アナログのブログという感じのツール)に載せたものだけど、コレをヒントにイメージを膨らませてきたのが東京大田区のSiさん。 閉じればこんな感じ。こういう依頼もがぜん楽しくなる。もちろんコピーをするということではなく、イメージを拡げる材料にするというわけだ。こうした依頼を指折り数えあげれば止めどがない。古いスターサファイヤのリングを、もてあまし気味の大場町のFuさん、ゴールデンパールのピアスを考えているIjさん、ブレスを考えないといけないのが美しが丘のFuさん。ほかにもいろいろあるのだが、うかうかしていると、延び延びになってしまう。この持続力が大切だぞー!!と、自分に言い聞かせる。集中!集中!
2006.05.31
ある新聞の小さな私の記事に、いくつか反応があった。今、5/25(木)~6/18(日) 伊丹市立工芸センターで、展示中の、日本ジュエリーアート展の入選したものだ。中でも補聴器ジュエリーというものに関しては、問い合わせが多かった。Naさんはアトリエにまで来訪いただいた。補聴器愛用会という会の会長さんだ。装用者の側にたった細やかな情報を教えていただき、シビアな現状を知ることが出来た。メーカーや販売する側のある種の怠慢というものを、あらためて痛切に感じさせられた。ジュエリーという変化球!?で、補聴器というイメージを打ち破りたいと強く感じたものです。ニュースの記事をきっかけに、わざわざご足労頂き、お話までして下さり、いろいろとヒントをたくさん頂いた。そして、自分のめざす方向は間違っていないことも、強く感じた。いろいろやらなければいけないことがどんどん生れている。がんばらないといけない、手抜きはダメだ、のん気に気を抜いて立ち止まっていてはダメだぜ、またひとつの大きな使命感を感じることが出来た。感謝です、ありがたいことだ。
2006.05.30
きのうは何を言っているのかわからんというノートになってしまった。(笑)…「さっき好きなユーミンの曲がFMで流れていた、そして、ツアーの休みがあったら、どこの海に行きたいかと聞かれて、鎌倉あたりと、思いっきり北のフィンランドあたりの海にいって、次の作品作りのために、英気を養ってくるといっていた。」皆に愛されるユーミンの歌はこうしてつくられ、たくさんの人たちがニューアルバムを手に入れ、聞き、楽しむことが出来るわけだ。ジュエリーの世界も同じように、ヒット作を創ればいいのか…、いや違うだろう~!!、という話だ。ていうか、大ブランドやメーカーたちは、そういう発想で、ヒット作をいつもやっきになって模索している。愛の証しのリングも、大量生産で、誰も彼もやっていたら…!? おかしくない?ということで、「ラブリング、みーんなでやってもラブリング?(笑)」という発言になっていました。同じものを大量に作って、量販する事は、ジュエリーには、似合わないよね。っていうようなことを言いたかったんだと思う!?わかってもらえるかな~~!?そして、私は“あなただけの「愛の証し」”なら、お手伝いできますよ~!ということも、言いたかったんだとも思う。ワインの量が多かったせいか、とっちらかった話になったノートになっていたわけだ。反省!!!
2006.05.29
薔薇って雨に当たるとたちまちだめになるんですよね。庭や、アプローチのを雨でだめになる前に、摘んできた。アトリエのテーブルに飾ってみたところだ。薔薇といっても、何も手入れをしないでいるという、自然任せの花たちで、ほんとはかわいそうなもんなのです。2日ぐらい前に、Yaさんが夕方現れて、トパーズの石を使ってのデザインを頼まれた。金の地金を少しだが置いていった。金だろうがプラチナだろうが、驚くくらいの相場価格になっている。少しでも地金があると、有効です。また楽しそうなデザインの発想の注文で、デザインしがいのあるものになりそうです。こちらの、ジュエリーデザイン無料相談ページがあわただしくなっている。ところで、さっき好きなユーミンの曲がFMで流れていた、そして、ツアーの休みがあったら、どこの海に行きたいかと聞かれて、鎌倉あたりと、思いっきり北のフィンランドあたりの海にいって、次の作品作りのために、英気を養ってくるといっていた。それを聞いたとき、この場合の作品は、音楽やエンターテインメントの場合のヒット作ということで、自分のジュエリーというものとの違いを少し感じた。ジュエリーの場合、それを目指すのはいけないと思うのだ。ラブリング、みーんなでやってもラブリング?(笑)ラブリングのファンの皆様スイマセン…!!!あなただけのラブリングなら、創ります。というわけなんだけど…
2006.05.28
銀行から電話がかかってきた。海外からの入金のお知らせ。ジュネーブからJyさんのメールの通りだ。銀行名は旧名だったけど、ともかく、無事に届いたようだ。しかし、担当の電話の女性は、おずおずと、「どういった資金の、ご入金でしょうか。」だって、怪しく思われたんでしょうかね~。それともどんな場合にも聞くのかな。そういえば前回も同じように聞かれたんだっけ、思い出した。写真は、ジュエリーアート展の奨励賞、小林 京和さんの作品。ステンレスのネックレス。この方の作品は前回のアート展でも佳作に入っている。前回のもとても素敵で、私は好きだ。このネック、泡構造になっていて、細い線だけれど、強度は最大というもの。なかなかです。
2006.05.25
今日は突然ですが、はじめての大腸検査。朝6時から、1.8リッターの下剤入りの水を飲む。そーれは大変でした!でも、何というかポカリスエットという感じの味わい。何とか飲んで、思いっきり出して!? 9時半の予約も遅れてしまったが、検査も無事終えた、ふ~!!!なんともないって…!!!病気が見つからないんだから、結構なことです。良かった、安心です。今までこういうのを受けたことなかったからね、一応やってみた。もう少し、簡単かと思っていたけど、その、前後が結構大変だと思ったね。他の受けたことある人は、どうだったんだろう。さて、今日ジュネーブのJyさんよりメール。送金しましたとの事。銀行名が近頃いろいろ変わっているんで、送金できるか不安との事。銀行名、覚えきれないのは私だけ~????
2006.05.24

ジュエリーアート展の奨励賞、学生部門の、澤田哲郎さんの作品。一見シンプルだけど、コレを作るには大変だ。すごい学生さんもいたもんだ。同じ学生部門で、浅田理恵さんのブロ-チ。ポリウレタンと、ウールとある。同じくこれは、池山晃広さんのリング。さて、初めてご覧になるジュエリーアート。いかがです?こちらは、招待作品の光島和子さんの、ブローチです。溶けたガラスで紙を焦がして、表現している。「硝子の意思」と題されている。つまり、ジュエリーというジャンルを生かした、アート、というわけです。そうです、やはり“アート”なんですね。これが、ポスターにもなっている、北田さんの大賞作品です。画期的な作品と、激賞されています。つまり、石というものを使わなくてはいけないという、“宝石”という足かせを解き放ったという…。さて、耳につけている私の作品ですが…。何だと思います?イヤリング? いいえ、耳たぶに着けるわけじゃない。だから、イヤ・ジュエリー、かな?。こんなのもあります。白いのは、補聴器です。近頃の補聴器も、そーとーオシャレです。着けるとこんな風になる。いかがです?まさか、補聴器とは思えないでしょ?かっこ悪いから、っていうだけで、つけない難聴者がいるんですよね。それって、補聴器屋さんの怠慢じゃないの?と、考えたのがはじまりです。審査員の方の中の選評のひとつに、「UD(ユニバーサルデザイン)分野の提案もあり、今後の広がりに期待感を抱きました。」とあるのは、私のを指していただいてるのかな?なんて、思ったものです。自分がモデルになったりして(笑)そこで、私のひとつの反省。つまり、“アート”というものを意識するなら、普段使えるかは別として、もっと大胆に考えればよかったかということです。もうひとつ入選作がありますが、それはまた後で…。
2006.05.23
美しが丘のMuさんの、ペンダントリフォームお渡し。午前中に連絡したら、さっそく現れる。この時期は何かとお出かけという予定の人が多いのか、せっかく出来たのなら、明日使いたいというので、急いで来たという。ダイヤのひとつ石でのリフォームも、ありきたりにならず、個性的に、しかもシンプルに…!このバランスに心をくだけば、どこかにありそう!? でもどこにもない、Muさんならではの逸品として、完成というわけです。大感動していただいた!実はコレ、以前に他店でリフォームしたものだという。どうしても、使いづらい!、傾く!、そして何より、安っぽい~!!!我慢がならずに、私のところにやってきた。「最初から来ればよかった…!」だって!それはそうだ、ちなみに前回の傾いて使いにくいという加工のほうが金額高いんだもの!真っ先にウチにお出でくださいね~!でも、それは私がお店を閉めて、アトリエの準備もしてないときの事だったらしい。なので、あまり強く言えないのだ。
2006.05.22
出掛けにちょっと長電話になってしまい、上野の森美術館での、展示片付けに遅くなってしまった。今回は毎度様遅刻と言う恥ずかしい結果になった。やはり現地までに1時間以上かかるので、なかなかキッチリと言うわけに行きずらいことになり勝ち。着いてすかさず片付けに取り掛かる、そして、次の展示会場の、伊丹会場に送るディスプレイと、協会に残すものと振り分けて片付けないといけない。とはいっても、お手伝いレベルはその指示されたのを、きっちりやり終えるだけにとどまる。快晴に恵まれた今日は、お手伝いにも汗だくになってしまう。でも、それは作業をしている方全員が同じように、立ち働いている。このガムテープいいですか、と、きいていたあの方は、もしかして、あの大御所の人?駆け出しの私にとっては片付けるだけの作業でも、いろいろ気になってしまうのでした。まだ仕事をしている方がいるけれど、終わったらどうぞお帰りください、と言う感じで、案外あれ?というまに、お疲れ様、もういいですよ、となって、え?もういいの?っていう思いだったけど、あまりやり過ぎってのもいかんと思い、帰ってきた。帰りがけ、あそうだナスカ展でもと思い、ちょっと行きかけたけど、あまりの混雑で、思い直して帰ることにした。夕方帰り着いて、隣のOhさん宅でバーベキュウの算段。「風がでてきてるので、どうかなと思ってるんですが。」うちも考えてるんですが…と言いつつ、あのテーブルでバーベキュウだ!と決める。結局炭焼きテーブルの大活躍!これは、これから先も重宝すること間違いなしだ!!!!さて、上野の森美術館は展示が終わり、次の伊丹に移る。それにしても今回少し反省点があるのだが、出品すると言うことに関しては、3回の出品すべてが入選ということになったのは、これはちょっと驚いている、その辺のことは、次回に…
2006.05.21
以前から連絡いただき、アトリエに来訪予定の百合丘のSuさんが、朝からお出かけいただいた。前にも近くまでは来ていたらしいのだけど、看板もないので、わかんなかったと言う。ま、それはそうなんです、看板出してどなたでもどうぞ~!っていうジュエリー店っていうわけでもないんで、いきなりお越しいただいても、むずかしいと言うわけです。お店があったときならもっと気楽に来れるけどね~!これは、言われる前にこちらから言うんです。アトリエ通信を送っているのでもっと前から来たかったらしい。今日その念願がかなったのです。色々考えて、お話して、デザインも決定!!!お店があったときより、じっくりゆっくり検討できるので、やはり、一度アトリエにお出でいただくと喜ばれる。この日は、チーズケーキの準備が出来なかったので、次回ね…、楽しみにしてください~!!!ところで、きのうの夜はシンガーソングライターの粕谷 大児さんのワンマンライブにいって来た。一人じゃ怖い!!??ので、友達のKiくんとね、Kiくんの娘は、CDを出したりしてるんで、詳しい。その彼が、うまいねって言ってた。ピアノの弾き語りもするんで、とっても驚いた~!!大児さんとは、以前小杉の駅前で歌っていたところに、遭遇、ちょっとしたいきさつがあって、覚えてくれていたのです。私のブログを見たからか定かではないが、楽しいブログを開設している、自由が丘の「ラ・リュ」は初めて、それにしても、ミュージシャンというものの、音楽に対する集中力を見せ付けられた感じの夜だった。「チーズケーキも焼く、ジュエリーデザイナーの悦さんです」なんて、マイクで言われて、恥ずかしかった。おまけに、「ブログやってて、どんなところが良いですか?」なんて、マイクでふられて、とってもドキドキしたのです…!!久々に刺激的な、夜でした。それにしても!!おじさん二人、少々浮いてたですねえ~!(汗!!!)
2006.05.19
上野の森美術館、ジュエリーアート展作品展示2日目。17日は一日監視員のお手伝い。展示会場の4隅に座っているお役目だ。時には受付で、来場者カウンターを押し、図録も販売したりする。「お手を触れないで下さい」の表示がありながら、思わず触りたくなってしまうような作品もあり、それを監視する。私の入選作はショーケースに入っていて、触ることはできないので安心、でも、どんな風に見ているのか興味がある。ですから、本でも読もうなんてことはできないし、もちろん居眠りなんかもダメ。小雨模様だが、意外なほど来場者が多いのでびっくりする。上野という場所の良さでしょうか、なんていうことを大賞の北田さん(写真の作品)と話す。それにしても座っているときは、しか~し、だ~んだん、眠くな~るのです。そんなときは、受付の仕事に変わる!。また座る、ま~た眠くなる…!、目を開けたまま居眠りできないかと、真剣に考える(笑)このジュエリー協会の公募展は、S山さんと、Sgさんという、美しくもパワフルな女史が実質運営していると言っていいかも知れない。準備から細かな段取りまで、大変なことかと思う。それをさらりとやってのけている、それが驚きだ!!!。大賞の北田さんと、優秀賞の小野さんもこの日のお手伝いでしたので、直接お話ができた。お二人の作品つくりの苦労など、ご本人に聞けたので、非常に良かった。やはり、受賞なさっている人たちの作品はまた一段と惹かれるものがあるのです。また21日の最終日にはお手伝いに行きますが、なるべく早く行って作品の数々を、もう一度じっくり眺めてみたいと思っている。10時から5時まで、21日(日)最終日は2時まで、無料。それから、ぜひぜひ見ていただければと思いますのが、ジュエリーアート先覚者達の招待展示「進化する装身Part2-次代への走者たちー」このコーナーの展示品は、滅多に見ることの出来ないもので、おもしろい…!すごい!です。終わって夜が、また会合で、飲み会になる、結局ここんとこ続いている、しかし、合間を縫ってジュエリーデザイン相談にもお応えしている。日ごとに充実感があってうれしいんだけど、そうだ、自分の作品画像アップしないとね、図録を持ち帰ったら、さっそくアップしよう…!ところで、S山さんと、Sgさんは、お互いをS山!、Sg!と、呼び捨てる!なんか妙にそれが新鮮だった…!なんかの拍子に、わざとS山!と呼んでしまったら、笑っていたけどホントは怒っていたかも!!!スイマセーン!(笑)
2006.05.17
上野の森の美術館の、展覧会、今日が初日でなんとか行けるかなと思いきや、残念と言うか、うれしいというか、Ohさんがペンダントの完成を受け取りに来ると言うので、アトリエでスタンバイとなりました。お昼頃おいでいただいて、感動のお渡し。素材の点でご本人はどうやら引け目を感じているようでしたが、そんなことにそんな風に感じることはないのです。何度も言うようですが、本当のジュエリーと言えるのはこんな感じのものであると私は思うのです。そう、センター石の希少価値を競うのではなく、そのジュエリーがその人の手元にきたいわれとか考えての自分だけの思いこそ、ほんとうの意味のジュエリー。私はその点のことを常に感じるのです。想像以上の出来映えに、Ohさんはすぐさまその胸に装い、かつて目にした事もない、素敵なデザインのペンダントをつけながら、帰って行ったのです。すぐ近くのレストランでお友達がいらしているという、そのレストランにそのペンダントをすでにしながら、お帰りになりました。さて、その後お友達に何といわれたのでしょうか、とても興味が湧くのですが、私はなんとなく分かる気がいたします。その後の結果は後日Ohさんに聞くといたしましょう。少なくとも今日、絶対にOhさんは、このペンダントを見た瞬間に、「感動」していただいた、それは確かです。うれしい、確実にこの仕事をしていて、良かったと思う瞬間でした。さて、その後何となつかしいSi君のご夫妻が現れた。これはホントにうれしかったのです。もうだいぶたつけれども、結婚祝い、そして、5周年記念、そのたびにすばらしいジュエリーを二人で作ってきた。そのうちのひとつご主人のネックレスのひとつが何かに引っかかって切れてしまった。というわけで、その修理を持ってきた。それにしても、自分で言うのもなんですが、なんという完成度、年月が多少たとうとも、すばらしい出来映え。今見てもすごい!すごい!、それはじぶんたちでも 満足感がいっぱいと言うことで、それはそれは感動ものでした。今日は、そんな点で自分の仕事に自分ながら驚いたと言う話です。ホントに驚いた!!!コレでいい!そう、自分の道はコレで良いんだよ…!!!と、上のほうから、神様が言ってくれたような気がする日でした。明日は、上野の森の美術館の監視員です。がんばるぞー!!!がんば!
2006.05.16
上野の森美術館の準備に向かうが遅くなってしまいあわてた。6時近くになって到着だ。でも、自分の担当の準備のそのまた準備が整ってなくて、しばらく待つ。で、そのうち担当の台に入選者たちの出品作を入念に飾っていった。私の作品は、また別のどなたかが展示してくれているというわけだ。会場の入り口を入ってすぐの平台が私の展示準備グループの担当だった。数人のやはり入選した人達と共にディスプレイをして8時ごろ終わる。すぐ川崎で時計組合の総会があるので、自分の作品の飾られ方を確認することも出来ずに、急いで美術館をあとにした。父親の時計店の関係上川崎時計眼鏡商業組合に加盟している、今では末席ながら理事になっているのだ。その川崎での総会には、すでに別会場の懇親会の時間となっていた。遅れて入っていくと、代議士先生の挨拶の真っ最中!ところが、空いてる席がその先生の目の前の席しかない!!!!、まいったね。それにしても50年を越える歴史のある時計組合だけど、ご存知の通り、時計屋さんを取り巻く環境は決して明るいものではない。自分たちの行く末を案じなきゃいけない程だと思うんだが、代議士先生の、いわば天下国家を論じる時間を費やすのが私には無駄な時間でしかない、と感じるのだが、不謹慎なのかもしれないねぇ。あるいは、自分だけゆとりがないっていうことかね。古くから育てた先生が、国会議員さんにまでなってしまえば、むげに断るわけにもいけないわけだし。でも、やはり親から家業を継いだ若い会員の人たちからしてみれば、目の前の事業環境の改善に毎日、どうにかならんかと考え、いろんな悩みがあるはず。そんな会員たちの思いに目を向けられないと、心が離れるばかりだと思う。準備や移動で忙しい一日だったが、総会後の色々考えると楽しくはない懇親会だった。変な酔い方だったなあ…。さて、明日から公開です、上野の森美術館2006日本ジュエリーアート展16日から21日まで、無料です。楽しんでみてください。
2006.05.15
古くから家にあると言う、写真のトンボ玉のようなものをお持ちいただいた、Ohさんのリフォーム。ペンダントに加工して、完成した。写真撮りしてカードを作る。明日にはご連絡という段取りだ。夜はスイス・ジュネーブからの来訪者の、Jyさんと御食事に…。たまプラーザのいつものイタリアンの「ラ・ルコラ」にご招待。そう、TVの「アド街」で、西城秀樹がフリップに紹介して、なんと! 「ルコア」と書いてしまった、あの店です!!!まず滅多にこういうお誘いをすることはない私だが、日本からはるか遠いところからやってきていただくJyさんは特別だ。少し遅れて経理部長!?(女房)も合流、アメリカ人のご主人の話を、たくさん、いやちょっぴり、そう少しだけ、聞いた。はるか遠い地球の裏側で、くしゃみをしている!?でっかいだんなさんを思い、非常におもしろかったのだ。寒くもなかったので、酔い覚ましに歩いて帰った。楽しい時間をありがとう~!!地球の裏側とも、オーダーメイドできるジュエリー相談は、こちらです。気軽にどうぞ。
2006.05.14
きのうは何といっても充実していた。スイスから、そう、ジュネーブより来訪のJyさんが朝から現れて、ネックレス・それにセットするペンダント・そしてピアス2点を収める。実際に装着して、はたしてなんの問題も無い、見事なもんだ。ただ、ピアスのポストというか、針、少し太かったものがある、ひとつは良かったけど、バランスから言うとあまり細くてもと、思うものがひとつあり、少し太くしたのがある、しかし、やはり、細くないとダメでした。さて、帰国がまじかなJyさんにとってそんなにのんびりしていられません。そうです、そこは前もって予測済みで、加工のほうにも急ぎの修正のスタンバイをしているのです。ピアスの芯の位置を変えるのも、そして、ついでに別のネックの長さを短くするのも、あっという間の仕事をして、収められるようにして、日本にいる間に完璧に仕上げるのです。メインのネックレス、そしてそれにセットするペンダント。完璧に、見事にJyさんにぴたりとあつらえた。自分で言うのもなんだけど、すごい! ちょっと背中にぞくっとするものが走った。すばらしいものが出来たものです。心の中で、ガッツポーズ!!!!!やった!!!この完成にいたる、いろんな問題の解決の様々な苦労を、いま思い返すと、はあ~!!!うん!、苦労はするもんだぜ!最高の満足度を得ていただいて、Jyさんが帰って行った、そしてのんびりするまもなく、午後Ijさんの来訪だ。先日の、超珍しいと言うダイヤモンドのペンダント、そしてリングの感動のお渡しです!!!!すごい!、今日はなんていう日なんだろう!!!こんなに感謝されて、喜んでいただいてのお渡しが重なるのも珍しい!!!!!ありがたいことです!感謝ですね。ジュエリーデザイン相談受付中です、これが、皆さん楽しいのです。一つ一つじっくりと、丁寧にお応えしています。遠慮なくどうぞ。お待ちしてますよ。
2006.05.13
いよいよ16日から、上野の森美術館で展示されます。21日まで。よかったら立ち寄ってみてください。ジュエリーをアートとして、たくさんの入選入賞作品が並んでいます。新たな発想、斬新な創造的ジュエリーアートが、2年に一度の公募展、選出されたものが一同に集められています。(無料)東京国立博物館や国立科学博物館のナスカ展の帰りにでもどうぞ(笑)前回と同じく入選者たちが、前日の搬入展示をしないといけません、15日は夜には他の会合もあり忙しいけど連絡済、懇親会には合流できるでしょう。このところ、いろいろあわただしいけれど、こちらのジュエリーデザイン相談にも一時は遅れてご迷惑をお掛けしましたが、さほど遅れず応答できるようになっています。遠慮なくどうぞ~!!!
2006.05.11
午前中にチーズケーキを焼いて、Moさ、Fuさんのお二人をお迎えする。お店をやっていたときには、気の置けない楽しい人達、懐かしい仲間です。来たかった…、という。でも、なかなか来れないわ、という。やはり、アトリエというこの状態だと、敷居はかなり高いのだ。つくずく本音を言っていた。当然でしょうね。なにもつながりがなかったら、アトリエとはいえこんな隠れ家的な感じでは、恐怖感を感じるほどではないかと、想像するにあまりある。そこにこうして来ているんだもの、そして、私の焼きたてのチーズケーキ、なかなか食べられませんよ~!!!(笑)リングのサイズ直しに、リフォームと、この何年かたまりにたまっていた用事を、どっさり持ってきた。それにしても、おふたりのキョーレツな下ねたには、のけぞってしまうのでした…!!!(爆)あーあ!、笑いつかれたわ!!!それにしても、この敷居の高さを低くする、この前から考えていた、方策は至急実行することにしよう!やはり本音をさばっと言ってくれる人がいることは、ありがたいねえ、ヒントを授けてくれるね。よかった。ジュエリーデザイン相談こちらに…
2006.05.10
ネックレス・ペンダント・ピアス、いずれも完成しているMaさんにTel。しかし、ゴルフ中だった! 来週また連絡することにする。メールで完成案内できたYaさんは、車の車検で動けないという返事。これも来週の完成品お届けとなりそうだ。明日のアトリエ来訪予定のMoさん、そしてFuさんふたりの、準備でケーキ材料を買ってくる。ジュネーブからの来訪予定のJyさんは12日に変更になった。日本での予定が詰まっているらしい、楽しみ。Jyさんのはあのテニスブレスが大流行の時の10カラットのダイヤネックレスを、リフォームしたというもの。スイスと日本という、何度もお会いすることは出来ない距離でのオーダーメイドジュエリーの制作です。そんなことが可能なのが、このネット時代のなせる業だ。スイスとメールのやり取りでのオーダーメイドジュエリー、そんなことが可能なことが、他の人から見ると驚きらしいけど、出来てしまうんだからなんてことはない。それより要は完成品の力量がどうかだ。その完成度の判定は、このネックの完成品をたまたま見た、先日来の来訪客の反応を見ればおのずとわかる。何せ、歓声が上がる。2年越しとなるJyさんへの作品は、自信作と言えるとおもうなァ。コレを渡すのはホントに楽しみだ。それは、今度の金曜におあずけというわけだ。ジュエリー無料デザイン相談は、こちらから遠慮なく
2006.05.09
完成品を今日は発送する。横浜市内で中山の先ならそんなに遠くないのだが、相変わらずの土地勘の悪さもあって、了承いただきヤマトで送ることとなった。オーダーメイドジュエリーの完成品を、宅急便で送るなんてとお思いでしょうが、ものによっては問題なく送ることが出来る。Muさんは2度お会いしただけだが、後はメール交換で話が進んだ。自分の想いのこもったジュエリーの、そのデザインのやり取りが、メールでいとも簡単に出来ることが、よくよく考えると驚きだ。そのかわり、自分のジュエリーのことについて、返ってじっくり考えることが出来るようだ。実際に会ってお話を進めることも大事だが、メールでのやり取りというあわせ技があると、はるかに深いデザインの話が出来るのだ。もしかしたらこれはお客さんにとっても、とてもいいことかもしれない、と、感じているんだけど、どうだろうか。使命感にも似た、そんな思いを募らせている。ジュエリーデザイン無料相談こちらから遠慮なく…
2006.05.07
私のお客さんの最長不倒距離(?)スイス・ジュネーヴに在住というJyさんが、ここたまプラーザに帰ってきた。結局2年越しのデザインジュエリー完成のお渡しとなる。それはそれは自信作なので、楽しみ。たまに帰ってくる日本での2週間は、予定がいっぱい詰まっている。アトリエへの来訪は10日の予定だが、取り急ぎと言いつつ、忙しいのに先ずは大好物のチーズを届けて、今日の予定先に飛んでいった。本場のチーズはワインがすすむ。うれし~!!ジュエリー無料デザイン相談は、こちらから遠慮なく
2006.05.06
昨日とおとといに来ていただいた方に、あらためてお礼の電話をした。そう、来ていただくだけでも感謝なのです。珍しいダイヤモンドをお見せして、あわよくば買っていたこうと企画するなんて、いまどきなんて虫が良い話だと、きっと思う人が多いと思う。だから商売抜きでの案内をすると言うことはかえってとても勇気がいるが、ほんとうにいいものを紹介すれば、使命感となって伝わる。それは確実に心が伝わっていく。今回はつくづくそういうことを強く感じた。ともするとそんな案内も不遜な心があると、腰が引けておそるおそる、となってしまうし、わずかながら卑屈になってしまう感じの案内になりがちだ。確かに珍しいものだし、使命感を持ってそれを伝えれば、とても喜んでいただけるものなのだ。それを実感した。現にこちらが驚くほど感謝されて、かなりの高額品となる、ペンダントとリングの両方を買ってくださる人がいたのだし、良いものの情報を伝えないことのほうが、失礼に当たるのだ。As君ともいろいろヒントを共有できた気がする。2日目に来たYaさんに、あるデザインを提案しておいた。それはまたこれからいろいろ発展するのではと思うもの。これも、ひとつ楽しみなことです。確実にいろいろ進んでいる気がする。地に足が着いて、歩んでいるという実感がある。とてもうれしい、そしてそれは心から感謝している。今回は珍しいダイヤモンドという、ある意味デザイナーからすれば単に素材の紹介だ。コレからが私の出番になるのです。自分だけの、自分だけに似合うジュエリーデザインを、望んでいる人がとても多いことがあらためてよ~く分かった。こちらのジュエリー相談からのいろんな問い合わせが、増えていることでも分かる。それは、時にはなんて事のない初歩的なジュエリーの質問だったりする。でも、そんなことにまじめに真剣に取り組んでいくことも、自分にとってとても大切な事となっている。それも確かな使命感を感じることのひとつと思えるのです。それが出来ていることにもあらためて感謝なのです。
2006.05.05
父の介護などこのところのたまった疲れが、一気に癒されることとなった一日だった。みんなにほんとに感謝です。昨日に引き続き、2日間にわたるアトリエイベント。協力者のAs君と、朝からあわただしかった~!午後からが立て込んで、IjさんそしてYaさん。このお二人が重なってしまったが、初対面でも大丈夫、わきあいあいだ。その後Moさんもいらしていただいて、盛り上がり、Asくんも一日中楽しんでいた。結局今回の超珍しいと言う、ダイヤモンドを、ご自分のものに!と、していただいた方がなんと!昨日と合わせてお2人3点ほど…!ほんのわずかな方にお知らせしての、ささやかなアトリエでのイベント。それに応えてくださる方たちが、こんなにもいると言うことに!感謝。友人を連れて真っ先に来ていただく方がいたり、遠くから時間をかけてやってきたり…!!!!そして商店街の中でもないのに、ここアトリエに来ていただく…、よくよく考えると、それだけでもほんとに驚くことで、ほんとうに感謝に堪えないことだね。そうは言っても今夜も実家に行って父の介護…!!!はあ~!きつい!まあ、順番だからね。昨日と今日2日間にわたるささやかなイベントだけど、自分にとっても、心が強くなる、そして勇気が湧く、大変だったけど良かった!というものだったかな。大変だったけど良かった!っていうことをまたどんどん続けるぞー!!!
2006.05.04
アトリエでのイベントに、きちんと応えてくださる方たちが、順番に見事にたずねてきていただいた。初日の今日はまさにあさから夕方まで、途切れずにお越しいただいたのです。今回は特別の催し。ほんのわずかな方だけに声を掛けました。連休の真っ最中にもかかわらず、やってきていただいたのです。それだけで、ありがたいことですね。うれしい。その代わりと言ってはなんですが、まず、滅多に見ることの出来ないダイヤです。変にヨイショして買っていただくことをもくろんでいたりすると、こういう方々はすかさず見抜きます。普段我々でもなかなか見ることが出来ないものたち、それをご覧頂いたわけです。もちろん、私が焼いたと言うだけのとりえのチーズケーキも、楽しんでいただいてね。よかったよかった。来ていただいて、ありがとう~!!!
2006.05.03
2006日本ジュエリーアート展は、上野の森美術館で、5月16日からはじまります。入場無料、だからかと思いたくなるのだが、搬入搬出など、入選者の当番がある。前日の5時半から集まって、搬入の当番になった。そして、17日が会期中の当番となる。決められた場所で監視員のようなことをするのだ。5月16日の2時半から3時半まで、招待作家の、景山公章・光島和子両氏のスライド・レクチャーを実施する予定になっている。入場自由10時から5時まで。21日まで。最終日は2時まで。
2006.05.01
ほんとうはYaさん、ここアトリエに来訪の予定は先月のはずだった。なんで1ヶ月まるまる遅れたかと言うと、駐車違反の累積で、30日間の免許停止だったからだ!!!主婦で駐車禁止違反を、このたまプラーザ駅周辺だけで、4回も繰り返しているYaさんも珍しい!!!というか変だよね!!!まあ、なんとなくせわしない感じのYaさん、アトリエのここなら大丈夫、ゆっくり駐車できるから、あんしんですわ。完成品の1ヶ月遅れのお渡しです。感動していただいた。えらく遠いところにボランティアなどにも参加している活動的な方です。淵野辺あたりで、私を紹介したい方たちがいるらしい。ありがたいことです。ジュエリーデザインの簡単相談にもここのところたくさんの人たちの相談・質問が寄せられている。結局連休も何も無い状態で終わりそうだ。それでも、なにも不服などいえない、自分でがんばっているんだからね。
2006.04.30
認知症の父の怪我による入院なんかで更新が出来なかった。ようやく落ち着いてきたので、追いつくように書いて行きましょう。次週のアトリエでのイベントDMを送って。今日は何人かの人にお知らせ電話です。ほんの少しの方しかおよびできませんので、順番を考えるのが大変だ。そして、当日重なってもいけないし…、それにしても、電話をするのも実は腰が引けてしまうのだが、案に相違して歓迎してくれるので、非常にうれしい。ここのところ、そんな風に父の介護で忙しいところに持ってきて、デザイン相談ページからの問い合わせが、一気に増えています。そんなわけで、返信が遅れているのが気になります。明日はYaさんがアトリエに来訪予定。その準備を整える。あれこれ忙しく立ち働いている今だが店を失ってもうすぐまる3年にもなる、思い起こすと不思議な感じ。たくさんの人に感謝しないとね。
2006.04.29
ジュエリーアート展の詳報が届いたので、記録しておきます。第24回公募 2006日本ジュエリーアート展大賞 北田美千枝/一般部門(写真)優秀賞 小野友子/同優秀賞 田口史樹/同優秀賞 藤本奈穂子/同他 奨励賞 8名応募者497名・1378点入選者200名・421点さて、私は前回と同じ入選となった。プロフィールにも書いている通り、色々な紆余曲折を経て現在に至っている。でも、ただ単にジュエリーのデザインをしているわけでなく、長い年月エンドユーザーの直接の依頼に応えているというのが現状だ。その結果で、前回だけにとどまらず、今回もこのような栄誉をいただけたことは、ほんとうにたくさんのお客様に、日々鍛えていただいたおかげと思っている。感謝の想いしかないのです。ところで前回は、路頭に迷う!!??、追い詰められた思いの時期での入選だったなあ、そしてはじめは半信半疑だったことを、今あらためてがんばりの原点を思い出している。
2006.04.27
なんだかジュエリーアート展への入選に引き続き、またまたうれしいニュースをお伝えすることとなりました!JJDAデザイナーズセレクションになんと、選考に入ったのです! そう、出品決定となりました。デザイナーズセレクションというのは、仮称で新和光展というようです。60名を越えた応募があり、選考委員により選ばれた。その結果が今日届いたわけ。うそー!ホント!!平成18年9月28日より10月4日まで、銀座和光4F アートサロンにおいて、選考した60点の、デザイナーによる最新ジュエリーが、展示される展覧会が開かれます。ぜひ、観に来てくださいな…。さて、下の写真はきのうの炭焼きテーブル初トライの大成功報告画像です。自作テーブルでの、初めてのバーベキュー。何の不都合も無く、ワインも手羽先もうまかったー!!!そして、今朝の入選通知!どうする?またテーブルで、ワインでお祝いしてもいいよねえ~!ひぇー!飲み過ぎちゃいそうだー…!!!
2006.04.19
Idさんのオリジナルペンダントが出来上がったのが、きのうの朝。すると、いいタイミングでIdさんからメール。さっそく完成報告と、オリジナルカードが出来上がる昼以降なら、いつでも来てくださいと、メールしておいた。メールでのこんなやり取りが最近増えている。ケータイをお持ちの奥様方が大変増えて、使いこなしている。メールで完成報告なんて、驚きですね。昼過ぎにさっそく現れて、感動していただいた。ツーウエイのペンダントなので、非常におもしろく、使うのが楽しみと言っていた。感動のお渡しでした。何も食べる時間も無く、夜の会合に。終わってからの食事が10時過ぎからとなって、きのうはきつかった。風邪がぶり返さなければいいんだけど、どうでもいいけど、いつまでか寒い今年、と思う。
2006.04.16
この前アトリエに大挙してきていただいた、Koさんから素敵な絵手紙のお礼状が届いた。ありがとうございます。こういうことが、勇気と自信が湧いてくるのです。ほんとうに絶大な支援者となって下さっていると感じます。感謝です。今日は古いつき合いの問屋さんKiさんがアトリエに来て情報交換。非常に参考になった。その後すぐに会計事務所のHiさん。私の弱点!?の経理をあれこれアドバイスいただく。経理面の落ちこぼれ生徒を何とか脱却するべく、頑張るのです。やるぞー!!オー!!!
2006.04.13
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