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BONDS~絆~
手なずけ坊や
私の目標は50万貯めること。
旅行や、買物に使うわけじゃない。借金のためだ。
1番儲かるのはお水だけど・・・そんな仕事は親が許さない。
やっぱり、家に住まわせて貰ってる以上、迷惑はかけたくないじゃん。
兄貴もそう考えてくれればミュージシャンなんて夢捨ててくれるのに・・・。
兄貴の意思が固いなら、私がなんとかするしかないじゃない。
近頃良いバイトと言えば、家庭教師だって友達が言っていた。
実際にやってる子も多いらしい。
英語なら少し教えられるかな・・・ということで早速家庭教師のバイトをすることにした。
お邪魔するお宅は 葛西 正成 君宅。中学3年生の受験生で、英語は苦手な方らしい。
土曜日の夕方4時に早速教えるために彼の家を訪問した。
「はい・・・あんたが如月さん?」
とても背が大きくて見かけは高校生くらい。
きっとお兄さんだろうな。
「はい、正成君いらっしゃいますか」
「オレだけど・・・」
「あっ正成君ですか!ヨロシクね」
「よろしく」
家は誰もいなかったので、挨拶は後ほどにしようと思い、早速彼の部屋へお邪魔した。
「部屋の汚さは勉強教えるのに関係ないしょ」
はい、確かに関係ないですけど・・・この散らかりようはどうかしら。もしかして私ナメられてる?
「まぁ適当に座って自己紹介でもしようよ」
とりあえず、1番綺麗なベッドの上に座らせて貰った。
君は受験生なのに、そんなにのんびりで良いの?
最初だし、オリエンテーションってことで良いか。
「えっと、如月 弥恵です。19歳で大学2年・・・」
「何だ、4個しか違わないじゃん。ふーん、彼氏とかいんの?」
えっ・・・答えるべき?
「いないよ」
「だろうね」
ムッ。
「君も自己紹介してよ」
「名前と年齢は知ってるだろ。彼女は募集中」
募集中と言った彼は確かに私の目を見て言った。
「で、英語は大嫌い。こんなもんかな」
つまり私が嫌いってこと?まぁ、好かれても困るけど。
「じゃあ早速始めようか」
「あんたオレの話聞いてた?英語は大嫌いなの。やりたくないの。解る?」
「でも高校受験に英語は必須だし、そこで点差開くわよ」
「オレの行くところ勉強しなくても入れるもん。やるだけ無駄だよ」
何この子。最初からやる気ないじゃない。
「正成君頭良いの?」
「悪いから最低の所行くの。誰でも入れるところ」
「そう・・・でも」
「うるさいなーもともとオレは家庭教師なんていらねーんだよ。母さんがうるせーから適当に言ってただけで、やる気全然ねーし。だからさ・・・・遊ぼうぜ」
「遊ぶって・・・何するの?」
「決まってんじゃん」
黒いテーブルの向こう側、つまり向かい合わせになっていた所から四つん這いで私の座るベッドへ近づいてきた。
彼の容姿の特徴を言えば、金髪の小顔で目は二重のくっきりしていて、右耳には黒いビーズピアスと、白縁のエナメルっぽい質をした星型のピアス、左耳には軟骨に右耳と同じ黒いビーズピアスと、耳たぶの縁に沿って色とりどりのピアスがついている。
輪郭は綺麗な逆三角形。唇は小さくて柔らかそう。あ、腹筋も綺麗に割れてる。
って何考えてんだ、自分。
てか、どうして正成君上半身裸なんですか!!正成君は私に半分かぶさってきていた。
「あれ?抵抗しないんだね」
誰でも彼を見たら惹かれてしまうかもしれないけれど、私は・・・違う。
「やっ・・・やめてっ!」
ドンッ。
「って・・・そんなに強く押すことないじゃん。あーびっくりした」
「君が勉強したくなくても、私は君のご両親に依頼されてるから英語を教えます」
「性教育教えてくれた方が今後役立つのに」
「それは独学で」
「わっ普通に返されたし」
「机に向かって!今までのテスト見せて」
「そんなのねーよ。全部捨てた。定期考査の内容入試に出るわけじゃないじゃん」
「じゃあ基礎からやろう。be動詞と一般動詞の区別から」
「ナメてんの?それくらいわかるし」
彼はすらすらと言った。あら意外。まるっきり英語ダメな人じゃないのね。
「んじゃあ文型」
「はぁ・・・第1文型がSV、2がSVO、3がSVC、4がSVOO、5がSVOC。いい加減にしろよ」
あら、文型わかるなら英語わかるのと一緒じゃない。
「じゃあ早速問題やってみようか」
「はぁ?いきなりかよ」
「もちろん、受験生でしょ。これくらいやらなきゃ」
「じゃあさ、プリントやる代わりに俺に何かしてよ。じゃなきゃやんない」
「例えば?」
「・・・決まってんじゃん」
そこでニヤリとするなーエロ河童。
「・・・満点だったらね」
「へぇー良いんだ」
「良いわよ」
だってそのプリントに載ってるの全部有名高の入試問題ばかり集めたもん。
「何コレ」
問題を見た瞬間彼は唖然としていた。
そうして、シャーペンを口元へ持っていき一言言った。
「ナメてんの」
強がり?・・・あら?自動筆記ペンのように彼はスラスラと答えていく。途中つまづいても、一言だけ。
「あぁ!構文か、コレ」
嘘でしょ?構文?英語苦手な人からなんて聞こえないよ、この言葉。でも、完璧に合ってるとは限らないしね。
「出来たよ」
「早いね」
「簡単簡単」
添削してみた。あまりにも完璧すぎる・・・。全問正解。どうして!?
「一応聞いてみるけど、あなたどこの高校に行くの?」
「立命館」
はっ?立命館?
「誰でもなんていけないわよ!」
「いけるよ。だって大抵の奴らはラサールとか、大学付属とか、行くやつは外国にまで行くんだぜ、立命館なんて誰だっていけるよ」
何この子・・・。
「そんなことよりさ、満点とったし良いんだろ?弥恵」
「こんな話聞いていない」
「は?さっき良いよって言ったじゃん」
「そうじゃなくて・・・こんなに頭の良い人だとは、知らなかった」
「・・・約束は約束だよ、弥恵」
わかってるけど、こんなのアリ!?てか、名前呼び捨てにすんな!なんかときめいてるぞ自分!ありえない!
「良いんだろ?声出しても大丈夫だよ。防音設備整ってるし、誰もいないし。良いんだろ?」
そういう問題じゃない。
「あんた金欲しいんだろ。だったら言われた通りにしろよ」
切れんなよ、怖いし・・・。
「わかった・・・怖いんだ?もしかして、初めて?」
わかってないし・・・。しかも、そういう怖いじゃないし。初めてだけど。
「大丈夫、大丈夫。オレ優しいから」
こうして私は彼に手なずけられたのでした。
こんなんで借金返せるのかなぁ!??
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