あかずきんのバスケット

2007/01/10
XML
8078035


帰ってきてからパンを焼きました。

「東南アジアに人気パン」とい本の中から、ヴェトナム風クロワッサン

薄力粉 230g
バター 50g
砂糖 大さじ1
白神酵母 6g
牛乳  70cc
卵黄  3個分
粗塩  小さじ 1/2


捏ねていて、あまりに水分が多すぎたので、薄力粉を30gほど多めにしました。


焼き上がりは、ブリオッシュのような、バターロールのような感じです。
甘さ控えめなので、夜でもOKか・・・・なぁ・・?
ヴェトナムへは行ったことがないので、これではたしていいのか?
クロワッサンというから層にするのかと思ったら、そうではなく(笑)
バターロール風でした。
ヴェトナム風バターロール?
今度は普通のクロワッサンも作ってみよう♪


それから、すうぷ♪


8088035


チキンのドラムスティック、にんじん、マッシュルーム、セロリ、かぶ
たまねぎ、カリフラワー、ブロッコリ、塩、胡椒、ブイヨン



今週はさすがに、寒中だけあって、気温も低く、冬らしい寒さです。





ワインを飲んだら、文学散歩♪

本日は、三島由紀夫

三島由紀夫というと「潮騒」を思い出しますね。爽やかな青春のラブストリーです。
そして、1970年(昭和45年)11月25日。三島の時間が止まりました。

市ヶ谷の陸上自衛隊東部方面総監室占拠、自衛隊の決起を促すも叶わず、割腹自殺しました。
彼は武士として死んだのです。
あまりにドラマチックな最期なので、それ以上深く三島を知ろうという気が起きないのかも
しれません。

三島の祖父も父も官僚、母は教育者です。学習院中等科、高等科、東大法学部、
大蔵省に入省。まあ、すごいエリートです。が、大蔵省は9ヶ月で退職。
その後は筆一本です。

彼はノーベル賞を取りたかったようですが、その望みはかないませんでした、
それどころか、芥川賞ももらっていないのです。。これは不思議ですね。

そのエリート三島の作品ですが、「潮騒」は実に見事なまでに、純愛です。
最近は純愛といってもいろいろあるようですが、これほど潔癖なものはないのではと
思うくらいです。有名な焚き火のシーンでさえ、二人は、何事もなく過ごすのです。
今の小説では考えられません。

しかし、この純愛路線が続くのではなく、変貌します。「金閣寺」は国宝の金閣寺が
放火全焼するという題材です。放火し逃亡する僧の心に浮かんだのは「生きよう。」でした。
その後、同性愛などの倒錯したものも書いています。
こうなると、いよいよ「潮騒」の純情で爽やかな小説がひときわ輝いてみえます。

そういえば、太宰にもありました。「走れメロス」という健康的な作品が♪
しかし、その他の作品は重く、読者に語りかけ、太宰に同化しそうになるほどなのに対し
三島は、純情な「潮騒」がさらに輝き、他の作品と対極をなすものであるのに
しっかりと存在し、バランスを保っているように思いました。
このためか、私は三島を読んでも、引きずられることなく(笑)健康でいられました。

この機会にまた三島由紀夫の作品をいくつか読んでみたいと思います。



 おいしいパンを作ろう~


 ↓


Louis









お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2007/01/11 01:34:19 AM
コメント(32) | コメントを書く
[レンジャー隊のパンとお菓子♪] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X

Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: