あかずきんのバスケット

2007/02/16
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明治生まれだった祖母は、少女の頃から本が好きだったそうだ

漱石や谷崎潤一郎、樋口一葉が好きだった


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こんな文字は平気で読み飛ばしていた

祖母の書く手紙もこんなふうな崩し文字、しかも候文であった

難解であった

私は彼女に、小豆の炊き方やら、浴衣の縫い方なども教わった
それらは遠い過去の記憶の中に眠っている

凛として、強い意志を持っていた

母のつくる天麩羅が好きだった




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という話を思い出すので、いろいろな言い訳をして他のメニューに変えてしまったけれど
2回に1回位は素直に天麩羅を作ればよかったのかもしれない



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さくっとして甘さの広がるにんじん、そして、今は、新牛蒡、たらの芽の季節

旬の素材を天麩羅にする


お供は、ルイ・ジャド Borgogne 2002


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今夜は昔話を聞かせてあげよう



昨日、冬らしく、雪がひとしきり降った
庭の椿の上にも雪が覆う

椿の花がすきだった

突然、ぽたり

と落ちた
















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Last updated  2007/02/17 01:41:43 AM
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