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2021.01.20
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カテゴリ: 映画「さ」行
1953年(昭和28年) 米 リチャード。バートンほか 124分

ティベリウス皇帝が治めるローマ帝国、護民官のマーセラスはエルサレムへ赴任する
そこで彼は神の子と呼ばれる男を磔の刑に処す、その実務を担う。
処刑後、残された衣を焼こうとすると体の中から稲妻にようなモノが走る

十数年前によく手にした遠藤周作の本や阿刀田高の旧約聖書を知っていますか?
それから塩野七生のローマ人の物語(未だ賢帝の時代あたりで途中のままだが)
こういった本から得た知識が予備知識として備わっている自分にちょっとだけ誇りに感じながら観た。

劇中にはイエスキリスト、ピラト総督の姿は登場してこない。
主人公が護民官、ローマ帝国側からの視点。

この作品もキリスト教を是とする作品なので、ローマ帝国の印象は少なからず悪者として映る。
塩野七生のローマ人の物語、先に書いたようにキリスト登場以前しか読めてないから
「キリストが生まれたころのローマ帝国はまだ偉大だったんだ!」と断じることはできないけれど。
うだうだ書いているが、言いたいことは
「この時代のことを本で読みたいな」、と。

また、この映画を観ていてフッと「STAR WARS」
オビワンケノービ、ヨーダ。彼らはいつも衣で顔が見えないようにしている(それは映画上の演出なんだけど)
でもあの衣はこの映画からルーカスがヒントを得たんじゃない?
エピソード4でオビワン(アレック・ギネス)は「身体は滅びても魂は残る」なんて言ってダース・ベイダーの闘いに終止符を打ったし。

潔くカリグラ帝の死刑宣告に主人公マーセラスとダイアナと共に刑場へ向かうシーンエンディングだって、シチュエーションは違うけどエピソード6のハン・ソロとレイア姫の別れが思い起こされるし。

映画「聖衣」 | ほくとの気ままなブログ





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最終更新日  2021.01.20 22:34:28
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