てげてげなるままに

てげてげなるままに

勿体ないお化けと貧乏


一粒の米粒に7人の神様がいるというのも「食べ物を大切にする」ということで信じています。

相方は、「安い」か「高い」か
「戦中・後に良く食べたものか」否か
「貧困状態で食べるモノ」か否か
が、その価値を決める大きな基準になっているようです。


●食事の残り物

私 :次の日に温め直す、アレンジして食べる
相方:捨てようとする(私が止める)
この人参は○セントです。キャベツは△セントです。安いです。古いモノ(作ってから1日経過した)は食べないで下さい。また新しいモノで作って食べて下さい。


●食材で傷んだものがある場合

私 :選り分ける
相方:全部捨てる。以下同上(・・・安いです・・・また新しいモノ・・・)

食べ物以外でも、買ってみたものの、使い勝手が悪く且つ安いモノに関しては、使えるものでも「安いから問題ない」と簡単に捨ててしまいます。

主な相方の食材評価


●キャベツ

戦争中に沢山食べました。とても安いと沢山作ることができたからです。だから、ドイツ人はキャベツを食べると戦争のことを思い出すし、貧乏の時に食べたイメージです。だからあまり好きではないです。美味しくないです。
(でも、お好み焼きが大好物の相方)


●ご飯

とても貧乏のイメージです。あまりお金のない施設などが食事の時に出します。
ドイツ人はあまりご飯を食べません。1回に1人60グラムくらいです。日本人はたくさんご飯を食べます。ご飯はとっても甘いです、問題ないですか?


●鶏肉

鶏肉はすぐに悪くなります。とても貧乏の人が食べるイメージです。だから美味しくないです。
賞味期限内にもかかわらず、開封翌日速攻捨てる相方。それに気づかず、調理しようと冷蔵庫を開けてあらま、ビックリな私。
研究者な相方は日頃、客観的データ、数字にこだわるのに、食料に関しては、賞味期限を信じず、我が信念を貫きます。


●パンにバターとジャムをたっぷり

パンにバターだけをつけて食べるのは、とっても貧乏な人がすることです。しないで下さい。美味しくないです。
そう言って、バターをパンの表面が真っ白になるまで塗り、その上にジャムをバターの白が見えなくなるほど、厚く塗ります。


●相方は美味しくないものをどうするか?

これは○ユーロです、安いです。だから美味しくないモノは食べないで。捨てましょう。別のを買えばいいです。


子供ができた時、モノを大切にする心、モノの価値観をどう教えていくか。
これは大きな問題になるかも!?と密かに心配する私でした。

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