森田理論学習のすすめ

森田理論学習のすすめ

2013.12.09
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カテゴリ: 神経症の成り立ち
私は入社当当時、この会社はよい本を出している。
よい本は一人でも多くの人に読んでもらいたい。
一人でも多くの人に紹介してあげて、その良さを分かってもらいたいという気持ちがあった。

その願望を達成するためには、多くの人に会う。
そして多くの人に説明して回る。

自分の願望はなかなか達成されるかもしれないが、とにかく頑張ってみよう。と思っていた。
反面、飛び込みのセールスは自分にできないのではないか。こうゆう気持ちもとても強かった。

でもうまくいかなくても、とにかく行動しようと思っていた。
その結果、本を買うかどうかは相手に任せる。

そうゆう気持ちで仕事に精を出してゆけばよかったのだと思う。
自分の素直な気持ちを優先して、仕事をしてゆけばよかった。
つまり自分の思いを大切にして、自分中心に考えて仕事をすればよかったのです。

ところがきつい断りの嵐の中で、次第に自分の思い、気持ちは封印して、相手の思惑にばかり気を取られて、振り回されてきた人生を歩むことになってしまった。

こうした悩みを抱えたまま、最終的には森田理論に出会うことができた。
これは私にとって大きな救いとなった。
森田理論は感情の取り扱い方をよく教えてくれた。

今は自然にわきあがった不快な感じは起こるべくして起こったものである。
これを大事に受け止める。きちんと向き合う。
自然現象ですから湧き起ってきた感情は勝手には操作できないし、してはならない。
そして感情は抱え込んではいけない。

そのための方策を森田理論はいろいろと教えてくれた。
森田理論は一言でいえば、感情を抱え込まずに、うまく流すための理論だと思うようになった。

その一つに、感情はきちんと受け止めて、書き留めたり、私メッセージで他人に表現することはいくらしてもよい。
むしろそうしないで我慢したり、耐えたりしてはいけない。
感情は特別待遇できちんとうけとめるだけでよい。






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Last updated  2013.12.09 08:01:37
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