森田理論学習のすすめ

森田理論学習のすすめ

2013.12.16
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長いエスカレーターに乗っていて、みんな片方によっているのに、一人だけが反対方向
に立っていて、つかえていて前に進めないことがあります。
自分が急いでいるとしたらどうでしょう。

そんな時は「どうしてこの人は無神経なのだろう」とイライラして腹が立ちます。
でも普通は、仕方ないので我慢しています。
この我慢するという対応はこれでいいのでしょうか。

きっと我慢しているのは、こんなことで腹を立ててはいけない。
また言葉に出して注意して、相手とけんかになって、自分が傷つきたくない。
不快な気分を味わいたくないという気持ちが働きます。


仮に「そこに立っていては、急いでいる他人が迷惑するじゃありませんか」と相手を
非難すると、相手もムカッとして、言い争いになる可能性が高いでしょう。

これをよく考えてみると、一つの特徴があります。
こういう時の自分の意識は、すべてその相手に向いています。
相手は無神経で、どうしようもない人だ。社会人として常識がない。
ダメな人だと価値判断しています。
心の中では「この馬鹿が」と思いながらも、実際には我慢して耐えているだけなのです。

その不満は解消されることなく蓄積されていきます。いずれ小さな不満が、大きな
不満に発展していくでしょう。
おそらく頭の中は、相手を誹謗中傷する気持ちでいっぱいになっています。

問題なのは、こういう人は、何かにつけて、耐えて我慢しているのです。

そして心の中でいつも相手を非難したり、無視したり、否定する傾向があります。
つまり自分の「かくあるべし」を押し付けているのです。
そしていつもイライラして、怒りまくっているのです。
それが顔や態度に表れているのです。人間関係がうまくいくはずがありません。
どうしたらよいのでしょう。答えは森田理論学習の中に用意されています。





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Last updated  2013.12.16 06:47:50
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stst@ Re[2]:強情と盲従の弊害について(02/27) 森田生涯様、返信アドバイスをしていただ…
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