森田理論学習のすすめ

森田理論学習のすすめ

2014.02.05
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石原加受子さんの「もう他人にふりまわされない」という本に無言電話の話がある。

無言電話を受けた人にとって電話の主が誰か分からないのは不気味なものです。
相手がある程度分かっても、もし知らない誰かと思うと気持ちが悪い。

かける人は相手の反応によって随分違うそうだ。たとえば、相手が
・怒って対応する
・平静にこたえる
・やさしい言葉をかける
・黙ってすぐ切る
・怯える


かけた人は、相手が嫌がって興奮してくればくるほど喜ぶそうだ。
・相手が怒るとすごく愉快。勝ったって感じ。また怒らせたくなってまた無言電話をする。

・「無言電話は止めてください」といわれると、もっとかけてやろうと思う。

・「どなたですか」は、言い方による。相手が少しでも私を訝っているような気配があると、
脈があるなと思う。

・「もう君とは終わったんだ」といわれると、相手に何の影響も与えていない。
気にもかけていないんだと思うとむなしくなる。相手が自分中心に淡々と答えると、
かける側も案外激しい感情は湧いてこない。

・やさしい言葉をかけられたら、堂々と会う勇気はないから、また電話をするでしょうね。

・無言電話だと分かるとすぐ切られる。何度かけてもすぐ切られると、そのうちかける
のが馬鹿らしくなる。


気持ちがすっきりして愉快になる。目的達成だ。
相手の攻撃に対して怒りや恐怖や怯えで対応すると、相手への攻撃をさらに
エスカレートさせる。つまり無言電話を何回もかけるようになる。
無言電話の話から学ぶことは何か。





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Last updated  2014.02.05 06:53:03
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