森田理論学習のすすめ

森田理論学習のすすめ

2021.02.16
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カテゴリ: 物の性を尽くす
今日は「時間の性を尽くす」ということを考えてみたい。

30分の時間を、1時間も2時間にも活かしていく方法である。
その前提として、私たちに与えられた生涯時間について考えてみたい。

365日×24時間×人生80年と仮定すると、約70万時間になる。
その中で睡眠時間1日8時間として、約23万時間。
3度の食事、身支度などに使う時間を、一日1時間30分とすると4万4000時間。
学校で勉強する時間として1年(250日×8時間)×(6歳~20歳)で3万時間。
仕事をする時間として、1年(250日×8時間)×(20歳~60歳)で8万時間。
人によって大きく違うが、これは大まかな目安と考えていただきたい。

膨大な自由時間がある事が分かります。

この自由時間をいかに充実させるか。
森田理論を学んだものとしてその使い方を考えてみたい。

いくつか趣味を見つけて深めていく。
スポーツ、武道、音楽、絵画、観劇、ウォーキングなどに取り組む。
子育てや介護など家族との交流を深める。
自己の能力や教養の向上を目指す。
家庭菜園、自給生活、料理作り、加工食品作りを楽しむ。
ペットを飼い、草花を育てる。
旅行、ハイキングなどを楽しむ。
ボランティアなど社会貢献に取り組む。

町内会などの地域活動に取り組む。
社会参加や市民活動に取り組む。
国際社会への貢献活動に取り組む。
森田理論学習の深耕と日常生活への応用を考える。
森田理論学習の普及に努める。


定年退職してからの時間の使い方は特に留意する必要がある。
定年前から取り組みたいことを模索して、すぐに出発できるようにしておきたいものです。
やりたいことを最低でも10個ぐらいは用意しておくことが肝心です。
集談会で教えてもらったのですが、20個ぐらいないと退屈さを感じるということでした。

ほぼ毎日、テレビ、パソコンに張り付いて、車でその日の買い出しに出かけるだけというような生活の繰り返しになると、足の筋力が衰えてきます。足の衰えは即脳の衰えを招きます。
毎日のやるべき柱のようなものがあり、それを中心として規則正しい生活になっている。
毎日の日常生活のルーティンを淡々とこなしていく。
そうした生活の中で、小さな感動や楽しみのかけらをたくさん見つけることができる。
時間の経つのを忘れるくらい、一心不乱に取り組むことができる。
時間の活用を工夫・研究していくのが、森田の目指すところになると考えています。





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Last updated  2024.04.07 20:31:41
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森田生涯 @ Re[3]:強情と盲従の弊害について(02/27) ststさんへ 今の生活は日中のほとんどが…
stst@ Re[2]:強情と盲従の弊害について(02/27) 森田生涯様、返信アドバイスをしていただ…
森田生涯 @ Re[1]:強情と盲従の弊害について(02/27) ststさんへ コメントありがとうございま…
stst@ Re:強情と盲従の弊害について(02/27) 森田生涯様、こんばんは。 過去に何度かコ…
軸受国富論@ Re:森田の正道を歩むとはどういうことか(06/05) かの有名なドクターDXの理論ですね。ほか…

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