森田理論学習のすすめ

森田理論学習のすすめ

2025.08.13
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カテゴリ: 森田番外編
信州大学の能勢博先生のインターバル速歩健康法のご紹介です。
能勢先生は、以前1日1万歩のウォーキングを勧めておられましたが、参加者の方からは時間がかかる上に、はっきりした効果が現れないため不評だったそうです。
そこで運動生理学に基づいた、インターバル速歩を開発されました。

インターバル速歩のポイントはいたって簡単です。
①3分間早歩きする。
②次に3分間ゆっくり歩く。

①のポイントは以下の通りです。
・首を軽く引き背筋を伸ばして行う。
・手を前後に大きく振る。


以上を1セットとして、1週間に「早歩き」の合計時間が60分以上になるようにする。
例えば、1週間に4日ほど行う場合は、5セット行うことになります。
1セット当たり6分ですから、1日30分の歩行となります。
1日当たりの「早歩き」はわずか15分ですが、4日間の「早歩き」の合計時間は60分になります。
買い物時間や通勤時間を利用すれば、誰でもすぐに取り組むことが可能です。
そのためには、自転車、バイク、自動車の利用は多少控える必要があります。

これは週末にまとめて行っても構わないそうです。
この場合は、一挙に20セット行うことになります。
1セット6分ですから、2時間かかります。
これは少しハードルが高いです。長続きしない可能性が残ります。

​​ インターバル速歩の効果 ​​
①6ヵ月で体力が10%向上し、血糖値や肥満などの生活習慣病の症状が20%改善する。

③夜もよく眠られるようになる。
④頻尿などの下部尿路症状、うつ症状、認知機能、関節痛などの改善につながる。
⑤インターバル速歩後に牛乳をとるとブドウ糖とアミノ酸が効果的に補給されます。
⑥体温調整の力はわずか1週間から10日で50%アップして、暑さに強い体になります。

詳しいことは、『健康寿命が100歳延びる「筋トレ」ウォーキング決定版』(青春出版)、『最高の歩き方 やせる! 若返る 疲れにくくなる』(世界文化社)をご参照ください。


マラソンの名コーチだった小出義雄氏は、マラソンの初心者が毎日20キロから30キロ走る練習を続けたからといっても、フルマラソンを完走できるかどうかは分からない。
ところが、このインターバールトレーニングをとり入れた練習を続けている人は、フルマラソンを完走できる可能性が高くなると言われていました。





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Last updated  2025.08.13 06:20:04
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kurokawa@ Re:感情と行動を分離して行動する(11/11) New! 申し訳ございません。生涯森田様でした。
kurokawa@ Re:感情と行動を分離して行動する(11/11) New! 障害森田様 この記事の中で「心とは裏腹…
楽天星no1 @ 早速のご返事感謝 森田生涯さんへ 早速のご返事ありがとう…

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