FLOWER GARDEN 2

FLOWER GARDEN 2

2007.03.10
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ジョージを捕まえていたはずのガードマン数人の姿は既に見えず、ジョージがエスカレーターのベルトに手を掛け、ものすごい勢いで駆け下りて来る……

だ、だめよ!
私は追って来るジョージに気を捕られながら走りだした。

「アリシア!前!」

ジョージの声に前を向いた途端、エスカレーターが途切れ、体がつんのめった。

「危ない!」

ジョージは私の手を掴むとクルンと体勢を変え、私を抱きかかえるようにフロアに倒れこんだ。

「はぁ……。間一髪」
「ジョージ……」

ジョージは私を抱いたまま起き上がると、その胸に抱き締めた。

「バカ野郎!何、勝手に出てってんだよ!」
「だって……ジョージはもう私の顔、見たくないと……」
「何、言ってんだよ」
「私、先生と……」

返す言葉は、ばちっと頬を打つように挟んだジョージの両手で阻まれた。

「過去なんだろ?」
「え?」
「もう奴とは終わってるんだろう?」
「せん…」

言い掛けている間にも、ジョージは顔をちょっと傾けてキスをしようと迫って来た。


…………臭い。
お酒臭いわ!

私はジョージの唇を両手で防いだ。
ジョージはむっとして、私の両手を掴んで除けた。

「何、拒否ってんの?」
「うっ!」
「何だよ。『うっ!』って……」
「吐きそう……」(←注:つわり)
「待てっっっ!吐くなら、トイ……うっ!」
「ジョージ?」

私を抱えながらジョージも真っ青だった。

「どうしたの?」
「やばい。オレも……吐きそう……」(←注:二日酔い)
「だっ、だめーーーーーーーーーーーーーー!」

真っ青になりながら私を抱きかかえ走るジョージの口を押さえ(ついでに自分の口も押え)、「ジョージの、バカ」と涙目で彼をチロンと睨んだ。

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Last updated  2007.03.10 10:44:34
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小山千鶴 @ Re:ひさしぶり・・・(06/20) koukoさん ご無沙汰しています。 本当に…
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