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このブログでも何度かに分けてヨルダン北部の観光地アジュルーンの魅力をお伝えしております。 http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201505060000/ 一日目は2時間ほどの短いトレイルでウォーミングアップを図った私たち。翌日はついに待望の The Soap House Trail に挑戦です!
まずは朝ごはんで腹ごしらえ。アジュルーン保護区の朝ごはんは、まぁ普通。卵はその場でお好みの具を入れて調理してくれます。あ、ちなみにココの夕食は美味しい!! 腕の良いシェフさんなのだと思います。ただしこのシェフさんは夕食のみ担当。朝は地元の(?)オッチャンらしき人が朝食を準備しに来ていました。

さて、快適だったバンガロー(Cabin Standard: http://plaza.rakuten.co.jp/fmtours/diary/201505030000/ ) をチェックアウトして、それからトレイルに出かけます。このトレイルは往復で5時間ほどのトレイル。でも実際に歩いてみると思ったより短くて、4時間半くらいのトレイルなのではないかと思います。
このトレイルを始めるにあたって、アジュルーン保護区のスタッフからは「このトレイルはガイド付きが義務付けられている」と言い渡されました。そこで焦った私たち。ええええ? ちょっと待ってぇな。以前はこのトレイルはセルフガイド(ガイドなしでもOK) だったはず。ところがスタッフの説明によりますと、どうも迷う人がかなり多かったらしく、つい最近ガイド付きに変更になったそう。で、ガイド代は50JD(約US$ 72)。そんなん誰が払いますかいな!
私たちはダーナでも6時間のコースをガイドなしで突破していますし、ガイドは極力雇わずに自分たちで自由にゆっくり歩くという主義。だってねーー、本音を言いますと、アラブのガイドと5時間も一緒って、アラブ世界に住んでいる私たちにはちょっとキツイ。アラブからもアラビア語からも逃れて自由な時間を持ちたい! というのが切実な願いなのです。
というわけで、「絶対に迷うよ」と脅されつつ、ガイドなしで二人で歩くことを決行! 迷ったら、もと来た道をそのまま引き返す、という条件で。

↑ トレイルのところどころには、"The Soap House Trail" と書かれた目印があります。これがねぇ、もっと多かったら全然迷うことはないのですが。だからガイドが必要なのではなく、もっとトレイルを整備することが必要なのでは…? ま、こんな風に「かゆい所に手が届か ない 」というのはいかにもヨルダンらしい。
実際私たちも迷いまして…(汗)、正しい道に出るまで1時間ほどさまよってしまいました。途中で土砂が道をふさいでいる場所がありまして、あ、そういえば保護区のスタッフが「迷う人が多いので、道を土砂でふさいだ」と言ってたっけ…と思いだして引き返し、正しい道に進むことができました。まぁ迷うのもトレイルの醍醐味ではありますね。どちらにしてもきれいな景色ですし(笑)
そんなわけで、歩き始めて1時間後にやっと本格的にスタートしたこのトレイル。以下は、The Soap House Trail の様子。




私たちが行った時期はちょうど赤いポピーが咲き乱れていて、黄色や白の小花たちとの「共演」が何ともいえず美しかったです。

穏やかな春の日でしたが、アジュルーンは高地にあるので太陽に近い。太陽がじりじりと照りつけます。The Soap House Trail は山と山の間を縫うようにして進むトレイルで、行きは右手にワディ (谷間) を見ながら進んでいきます。この谷には花々が咲き乱れ、白い岩や積み上げられた石垣の間に緑の低木がポコポコと突き出ています。何とも牧歌的な、ヨーロッパをも思わせる雰囲気。とても可愛らしいトレイルです。
ゴツゴツとした岩山がそそり立ついわば男性的なダーナ保護区の風景とは全く違い、アジュルーン保護区ではメルヘンチックで繊細な風景が楽しめます。どちらもお勧め。どちらもヨルダンの一面だからです。
さ、この The Soap House Trail ですが次回に後編をお送りしたいと思います。
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