Maxim-um(名言集)

Maxim- um



すぐれた格言や警句ってやつは、言葉を超越したすごみを感じさせますね。

なんというかね。うおーって叫んじゃいそうな。
ビビビッと神経を震わす、すごみ。

言葉ってすげーなぁとおもわずにはいられません。

I can’t help feeling how great language is.

ここでは僕がビビビと感じた言葉どもを紹介していきます。

めちゃたくさんありますが、これでも選りすぐりなんすよ。



Last Update:1.15 8:50





<男・女・愛>





愛は惜しみなく奪う
(有島武郎)


人を愛するという自由は、人間が獲得しうるもっとも基本的自由であって、
何びとからも制約されるべき筋のものではない
(寺山修司)


女は愛されることを求め、理解されることを求めない
(ワイルド)


女というものは生まれつき敵同士である
(ショウペンハウエル)


恋愛は戦争のようなものである。
始めるのは容易だが、やめるのは困難である
(メンケン)


恋愛はポタージュのようなものだ。
初めの数口は熱すぎ、最後の数口は冷めすぎている
(モロー)


はじめに言葉ありき、と言うとき、ことばはくちびるからはじまるし、
愛もキスもまたくちびるからはじまる
(寺山修司)


男は自分が幸福にしてやれる女しか愛さない
(アシャール)


女は俺の成熟する場所だった
(小林秀雄)


女に惚れるな。惚れさせろ!
(車田正美)


女をよくいうひとは、女を充分知らない者であり、
女をいつも悪くいうひとは、女をまったく知らない者である
(モーリス・ルブラン)


自分たちにしか通じない言葉をもつのが恋人同士である
(寺山修司)


愛とは、この女が他の女とは違うという幻想である
(メンケン)


醜い女はいない。ただ、どうすればかわいく見えるかを知らない女はいる
(ブリュイエール)


恋は人を盲目にするが、結婚は視力を戻してくれる
(リヒテンベルグ)


人間は判断力の欠如によって結婚し、
忍耐力の欠如によって離婚し、
記憶力の欠如によって再婚する
(サラクルー)


ひとは女に生まれない。女になるのだ。
……文明の全体が人間と雄と去勢物の中間のものを女性と呼んでいるのだ
(ボーボワール)


女は二種類に分けられる。
結婚だけを夢見ている独身の女性と離婚だけを夢見ている既婚の女に
(エルゴジィ)


恋愛の厄介なのは、それが共犯者なしには済まされない罪悪だという点にある
(ボードレール)


結婚するとき、私は女房を食べてしまいたいほど可愛いと思った。
今考えると、あのとき食べておけばよかった
(ゴッドフリー)


人間は恋と革命のために生まれてきたのだ
(太宰治)


男の顔は履歴書、女の顔は請求書
(藤本義一)


魅力あるもの、キレイな花に心を惹かれるのは、誰でもできる。
だけど、色あせたものを捨てないのは努力がいる。
色のあせるとき、本当の愛情が生まれる
(遠藤周作)


分別を忘れないような恋は、そもそも恋ではない
(ハーディ)


恋は愚者の知恵、賢人の愚行
(ジョンソン)


理解し合うためにはお互い似ていなくてはならない。
しかし愛し合うためには少しばかり違っていなくてはならない
(ジェラルディ)


一人でいるとき、女たちがどんなふうに時間をつぶすものか。
もしそれを男たちが知ったら、男たちは決して結婚なんてしないだろう
(トルストイ)


二人の女を和合させるより、
むしろ全ヨーロッパを和合させることのほうが容易であろう
(ルイ14世)


私は私が男でないことを喜びます。
男だったら、私は女と結婚しなければなりませんもの
(スタール)


私が女より男を好きなのは、彼らが男であるからではない。
彼らが女でないからである
(クリスティーナ)


三つのものが強く女を動かす。利害と快楽と虚栄とである
(ディドロ)


離婚はきわめて自然なもので、多くの家では毎晩、それが夫婦の間に寝ている
(シャンフォール)


肉欲を知らぬ動物はいないが、これを純化するのは人間だけである
(ゲーテ)


結婚するとは、彼の権利を半分にして、義務を二倍にすることである
(ショーペンハウエル)


正しい結婚の基礎は相互の誤解にある
(ワイルド)


女がいなかったら、男は神のように生きていくだろう
(デッカー)


恋愛とは美しい少女に出会い、そしてその少女が鱈のように見えるのに気がつくまでの中間にある甘美な休憩時間です
(バリモア)


我々の最も大きな誤りは彼女達が我々を愛していると信じていることではなく、
むしろ我々が彼女達を愛していると思いこんでいることである
(ギトリ)


できるだけ早く結婚することは女のビジネスであり、
できるだけ結婚しないでいることは男のビジネスである
(ショー)


良い妻というのは、
夫が秘密にしたいと思っている些細なことをつねに知らぬふりをする。
それが夫婦生活の礼儀の基本である
(モーム)


貞淑さを失った関係はわびしいが、
貞淑をいつも必要としている関係は、もっとわびしい
(寺山修司)


生命と引き換えに金銭を欲しがるのは強盗であるが、女はその両方とも欲しがる
(バトラー)


男はどんな女とでも幸福にいけるものです。彼女を愛さないかぎりは
(ワイルド)


女子は月経に支配され、男子は月給に支配される
(長瀬川如是閑)


「男女同権」とは、男の地位が女の地位まで上がったことなのです
(太宰治)


不条理とは人と神との葛藤から生まれる悲劇だが、
愛怨などはしょせん、等身大の人間同士の葛藤にすぎない
(寺山修司)


翻訳は女性のようなものである。
美しければ忠実じゃないし、忠実であれば、きっと美しくない
(未詳)


短い不在は恋を活気づけるが、長い不在は恋をほろぼす
(ミラボー)


自ら苦しむか、もしくは他人を苦しませるか。
そのいずれかなしに恋愛というものは存在しない
(レニエ)


片恋こそ、常に恋の最高の姿である
(太宰治)


真実の愛は幽霊のようなものだ。
誰もがそれについて話をするが、それを見た人はほとんどいない
(ロシュフーコー)


<人生・人間>


エゴイズムでない人間は、精子の段階で消滅する
(別役実)


人生は無意味だからこそ、自ら意味と目的を創造することができるのだ
(キューブリック)


人生は何物にも値しない。―――だが人生に値する何物も存しない
(マルロー)


神と悪魔が戦っている。そして、その戦場こそは人間の心なのだ
(ドストエフスキー)


人生は一行のボードレールにも若かない
(芥川龍之介)


人生とは、病人の一人一人が寝台を変えたいという欲望に取り憑かれている一個の病院である
(ボードレール)


生きるという事は、たいへんな事だ。
あちこちから鎖がからまっていて、少しでも動くと、血が噴き出す
(太宰治)


われわれは、イメージの中で一度経験したことにしか現実を近づけない。
したがって、事実とは、つねに二度目の現実の別称である
(寺山修司)


我々は人生という大きな芝居の熱心な共演者だ
(カロッサ)


予想は裏切る。期待には応える。・・・信念だからさ
(Gackt)


人間を別にすれば、あらゆる動物達は、生きていることの主たる仕事が、
生を楽しむことだということを知っている
(バトラー)


人生は一冊の書物に似ている。
馬鹿者たちはそれはパラパラとめくっているが、賢い人間はそれを念入りに読む。なぜなら、彼はただ一度しかそれを読むことが出来ないのを知っているから
(パウル)


この世でいちばん遠い場所は自分自身の心である
(寺山修司)


人間の思慮分別など、いつの場合だって自分勝手だったり、自己中心だったりする。
それは、はかないものです。
風にそよぐ葦のようなものです
(寺山修司)


自分が自分にとって絶対だと思うのはいいことだが、
自分が他人にとって絶対だと思うことは最悪だ
(ムーンフット)


矜誇、愛慾、疑惑、あらゆる罪は三千年来この三者から発している。
おそらくまたあらゆる徳も
(芥川龍之介)


人間が神のしくじりにすぎないのか、神が人間のしくじりにすぎないのか
(ニーチェ)


人生は何事もなさぬにはあまりにも長いが、何事かをなすにはあまりにも短い
(中島敦)


人はその生涯の40年間で本文を著述し、これにつづく30年間において、
前者についての注釈を付加する
(ショーペンハウエル)


しばしば勇気の試練は死ぬことではなく、生きることだ
(アルフィエリ)


怒りは自動車のガソリンのようなものです。
怒りは要するに明日への活力です
(寺山修司)


もし人生に再版があるならば、私は改訂したい
(クレア)


人生に執着する理由がない者ほど、人生にしがみつく。
(エラスムス)


人間は、不完全な死体として生まれてきて、一生かかって完全な死体になる
(寺山修司)


「自由」という言葉と「明日」という言葉は似ているのであって、
それが現在形で手に入ったと思うときは死を意味しているのです
(寺山修司)


ホントよりも、ウソのほうが人間的真実である、というのが私の人生論である。
なぜならホントは人間なしでも存在するが、ウソは人間なしでは、決して存在しないからである
(寺山修司)


人間は自分の歴史をつくる。
自分に与えられ、約束されてきた情勢のもとでつくるのである
(マルクス)


貞淑、それは虚栄である。それは形を変えた自尊心である
(ジイド)


偶然をはらまない人生に、何の生甲斐があるものだろうか?
(寺山修司)


どんな過ちも犯さない人は、常に何事も為さない人である
(フェルプス)


お前の人生が戯れにすぎなかったのなら、死はお前にとって真剣事であろう。
だが、お前が真剣に生きたのなら、死はお前にとって一つの戯れであろう
(クレッチマン)


僕はどうやらこの世における一個の旅人に過ぎないようだ。
君たちとてそれ以上のものだろうか?
(ゲーテ)


私は正直者ですと自分でいう者は、決して正直者ではない。
私は何も知りませんという者は良く知っているし、
私は何でも知っているという者はほら吹きである。
何も言わない人間は賢明な人か、利己主義かのどちらかである
(ヘンリー)


人一倍努力するというのは、誰にでもできることではなく、たまたまそういう努力をすることのできる才能をもった人が努力しているのにすぎない
(田辺聖子)


人間は誰でも狂人だが、人の運命というものは、この狂人と宇宙を結びつけようとする努力の生活でなかったら何の価値があろう?
(マルロー)


精神を凌駕することのできるのは習慣という怪物だけなのだ
(三島由紀夫)


今日、ロボットは着実に人間に近づきつつある。
同時に、人間は着実にロボットに近づきつつある
(ムーンフット)


五十歳までは、世界はわれわれが自分の肖像を描いていく額縁である
(アミエル)


僕は詩人の顔と闘牛士の体とを持ちたい
(三島由紀夫)


虎は死して皮を残し、人は死して名を残す。保険に入っていれば金を残す。
(吉行淳之介)


悪魔というものが実際に存在せず、ただ人間が創ったものだとすれば、
悪魔は人間そっくりに創られているに違いない
(ドストエフスキー)


この世は一つの劇場に過ぎぬ。人間のなすところは一場の演劇なり
(クリソストムス)


我々は他人の苦痛の中で生まれ、自分自身の苦痛の中で死んでいく
(トンプソン)


未来を予測する最善の方法は、自らそれを創りだすことである
(ケイ)


生活については常に満足せよ。
しかし自分自身については決して満足するな
(ネーサン)


私達はいわば二回この世に生まれる。
一回目は存在するために、二回目は生きるために
(ルソー)


私達一人一人が航海しているこの人生の広漠とした大洋の中で、
理性は羅針盤、情熱は疾風
(ポープ)


我々の一生の前半は親によって、後半は子供によって台無しにされる
(ダロウ)


<社会・金銭>

友人とは、あなたについてすべてのことを知っていて、
それにもかかわらずあなたを好んでいる人のことである
(ハーバード)


金がないから何もできないという人間は、金があってもなにも出来ない人間である
(小林一三)


若いときの自分は、金こそ人生でもっとも大切なものだと思っていた。
今、歳をとってみると、その通りだと知った
(ワイルド)


お金は幸福そのものではないが、幸福のかわりに在るものです。
心は何物とも交換しないことによって価値がありますが、
お金は交換することによって価値が生まれてくるものです
(寺山修司)


政治とは、支配者と民衆の間に結ばれる単純な契約である。
(ルソー)


ユートピアとは贋物の一つもない社会をいう。
あるいは真実の一つとない社会でもいい
(トマス・モア)


力なき正義は無能であり、正義なき力は圧制である
(パスカル)


太陽の光の強烈なところでのみ、正義はその輪郭をあきらかにするものなのかも知れない
(寺山修司)


全ての社交は、エゴイズムの集団的表現である
(ムーンフット)


友情は永続的なものの感情を与え、恋愛は永遠的なものの感情を与える。
しかし、両者とも後に残るのものはエゴイズムだけである
(レニエ)


とにかくね、生きているのだからインチキをやっているのに違いないのさ
(太宰治)


「貧困は恥ではない」というのは、すべての人間が口にしながら、
誰一人、心では納得していない諺である
(コッツェブー)


人生には真の魅力はひとつしかない、それは賭博の魅力である
(ボードレール)


賭博は貪欲の子供であり、不正の兄弟であり、不幸の父である
(ワシントン)


賭博には、人生では決して味わえぬ敗北の味がある
(寺山修司)


賭けない男たち、というのは魅力のない男たちである。
彼らは、つねに「選ぶ」ことを恐れる。
そして賭けないことを美徳であると考えて、他人並みに生きることを幸福と考えている
(寺山修司)


必勝を獲得し、偶然を排したとき、人は「幸運」に見捨てられ、美に捨てられる
(寺山修司)


なぜ賭けるかといえば、じぶんの運を知るためである。
価値が存在するのは、幸運次第だが、幸運は偶然の従弟である
(寺山修司)


賭博は、いわば、人生そのものの凝縮したリフレーンであるとも言えるだろう
(寺山修司)


英雄のない時代は不幸だが、英雄を必要とする時代はもっと不幸だ
(ブレヒト)


人に施与するなら頼まれる前に与えよ。
懇願されてからでは半分しか贈ったことにならない              (リュッケルト)


人間の意識が人間の存在を決めるのではなく、
反対に、人間の社会的存在が人間の意識を決めるのである
(マルクス)


すべての文明は魂の内在的な出会い方がえがく軌跡だ。
あらゆる文化の成立ちは、運命であり、その死滅もまた運命である
(寺山修司)


我々は、あまりにも他人の前で自分を偽装するのに慣れているので、
しまいには自分の前でまで自分を偽装するようになる
(ロシュフーコー)


我々は、我々の大切な人の死に対して涙しているのだというが、
実際は我々自身のために涙を流している
(ロシュフーコー)


我々が良識の持ち主だと判断する相手は、ほとんど我々と同意見の人々だけに限られる
(ロシュフーコー)


必然という言葉は社会的であり、偶然という言葉は個人的である
(寺山修司)


ある状況についての幻想を捨てたいというねがいは、
幻想を必要とする状況を捨てたいというねがいである
(マルクス)


我々がある人間を憎む場合、
我々は彼の姿を借りて我々の内部にある何者かを憎んでいるのである
(ヘッセ)


旅行するおかげで我々は確かめることが出来る。
たとえ各民族に国境があろうとも、人間の愚行には国境がないと
(プレヴォ)


街は、いますぐ劇場になりたがっている。
さあ、台本を捨てよ、街へ出よう
(寺山修司)


私達は金を稼ぐために頭脳をもち、金を使うために心情を持っている
(ファーカー)


世界を脅かすものは2つ。秩序と無秩序だ
(ヴァレリー)


我々は政府と朝刊の支配下で生活している
(フィリップス)


未来がどうなるか、あれこれと詮索するのをやめよ。
そして、時がもたらすものが何であれ、贈り物として受けよ
(ホラティウス)


まだだれ一人として、地平線まで行った者はいなかったと言うのと、
世界中のだれもが地平線の上に立っていると言うのと、
どっちがほんとうらしくきこえるだろう?
(寺山修司)


私達の一切の悩みは、私達が孤独で存在し得ないということから生まれてくる
(ブリュイエール)


現代の資本主義社会には生活はない。あるものはただ宿命だけだ
(サルトル)


可視の現実、日常的な現実としてわれわれが捉えているものが、
実は「見える闇」に過ぎないのだということを忘れることはできない
(寺山修司)


陸上生活の言葉の全てが、他人の悪口か、でなければ自分の広告だ
(太宰治)


絶望とは、闘う理由を知らずに、しかもまさに闘わねばならないということだ
(カミュ)


結局。地獄はなくなったのではなかろうか。
現代の地獄は、地獄が存在しないことではあるまいか
(三島由紀夫)


真のモラルはモラルを嘲笑する
(パスカル)


古き良き時代。全ての時代は古くなると良くなるもの
(バイロン)


環境とは、自分で作るものだ
(安河内哲也)


人は、自然の悪を知ることを学んで死を軽蔑し、
社会の悪を知ることを学んで生を軽蔑する
(シャンフォール)


まったく歴史とは、そのほとんどが人類の犯罪、愚行、不運の登記簿にすぎない
(ギボン)


歴史意識とは―――しまった、とんでもないことをしてしまった、どうしようという悶えだ
(小林秀雄)


歴史をかえてゆくのは革命的実践者の側ではなく、
むしろくやしさに唇をかんでいる行為者たちの側にある
(寺山修司)


大人とは、裏切られた青年の姿である
(太宰治)


青春は例外なく不潔である。
人は自らの悲しみを純化するのに時間をかけねばならない
(吉本隆明)


友情は多くは見せかけであり、恋は多くの愚かさにすぎない
(シェイクスピア)


自分が立っている所を深く掘れ。そこからきっと泉が湧きでる
(高山樗牛)


鉄砲丸が遠くまでとぶのは、方向が限られているからさ
(ディアゲレフ)

<善悪・幸福>


世の中には幸も不幸もない。ただ、考え方でどうにもなるのだ
(シェークスピア)


幸福とは幸福を探すことである
(ルナール)


我々は、幸福になるためによりも、
幸福だと人に思わせるために四苦八苦しているのである
(ロシュフーコー)


人は自分が幸福であることを知らないから不幸なのである
(ドストエフスキー)


あらゆる思想には、それぞれの正当性がある。
どんな犯罪にだって、どんな戦争にだって、それなりの理由があったりするのである。
大切なことは、そうした場合に一つの決定論に身をまかせてしまわずに、
一度は疑問符をさしはさむということなのではないか
(寺山修司)


家庭の幸福は諸悪の根源
(太宰治)


夜になって星が輝き始めるのは、悲しみが我々に真実を示してくれるのに似ている
(ベイリー)


剛は柔の終り、虚は実の本なり
(尼子経久)


あらゆるできごとは、もしそれが意味をもつとすれば、
それは矛盾をふくんでいるからである
(ミラー)


寝床につくときに、翌朝起きることを楽しみにしている人は幸福である
(ヒルティ) 


幸福は個人的だが、不幸はしばしば社会的である
(寺山修司)


男は、女にくらべるとはるかに孤独の意味を知っている
(寺山修司)


人生を支配するのは幸運であり、英知にあらざるなり
(キケロ)


我々は、自ら幸・不幸をつくって、これに運命なる名称をつける
(ジョンソン)


世の中には勝利よりももっと勝ち誇るに足る敗北があるものだ
(モンテーニュ)


楽観主義者とはどこにでも青信号を見つける人間だ。
悲観主義者は赤信号しか見ない。だが、本当に知恵ある人は色盲だ
(シュヴァイツァー)


人間はあらゆるものを発明することが出来る。ただし幸福になる術を除いては
(ナポレオン)


我々は他人が幸福でないのを当たり前だと考え、
自分自身が幸福でないことにはいつも納得がいかない
(エッシェンバッハ)


人生には二つの悲劇がある。一つは心の願いが達せられないこと。
もう一つはそれが達せられること
(ショー)


墓は、運命の嵐を防ぐ最良の砦である
(リヒテンベルグ)


時間こそ最も賢明な相談相手である
(ペリクレス)


時は万物を運び去る。心までも
(ウェルギリウス)


私達は三つの教育を受ける。
一つは両親から、もう一つは校長から、残りの一つは社会から。
そしてこの三番目は、初めの二つの教えに全て矛盾するものである
(モンテスキュー)


善、すなわち一切の幸福と一切の満足とは消極的なものである。
言いかえれば、それは単に欲求が鎮まり、苦痛がやんでいるということにすぎない
(ショーペンハウエル)


孤独は優れた精神の持ち主の運命である
(ショウペンハウエル)


習慣は、最高の召使いか最悪の主人のいずれかである
(エモンズ)


思考は極端なるものによってのみ進み、中庸なるものによってのみ存続する
(ヴァレリー)


毎月少しずつお金を貯めていきなさい。
そうすれば年末にはびっくりすることでしょう。あまりの少なさに
(ハスキンズ)


善い人間について論じるのはいい加減でやめにして、
そろそろ善い人間になってみたらどうだ
(パスカル)


人は賢明になればなるほど、ますます腰を低くして他人から学ぼうとする
(ベーコン)


物質を支配せよ!さもなければ物質はお前を支配する
(ヒルティ)


一人の殺害は犯罪者を生み、百万の殺害は英雄を生む。数量が神聖化するのだ
(チャップリン)


知識は恐怖にとっての解毒剤である
(エマーソン)


老人はあらゆる事を信じる。中年はあらゆる事を疑う。
青年はあらゆる事を知っている
(ワイルド)


しばしばわれわれは、われわれのもっとも美しい行為をも恥ずかしく思うであろう、それを生み出したすべての動機をひとにみられたならば
(ロシュフーコー)


人を支配しようと思うものは、まず自分自身を支配しなければならぬ
(マッシンジャー)


下手なスピーチは飛行機のエンジンのようなものだ。
聞くに耐えなくても、止めるわけにはいかない
(パイパー)


もしあなたが約束の時間より早く着いたら、あなたは心配性である。
もし遅れてきたら挑発家、時間どうりに来れば強迫観念の持ち主。
もし来なかったら、知恵遅れという事になる
(ジャンソン)


<学問・芸術>

芸術の美とは所詮、市民への奉仕の美である
(太宰治)


芸術は科学の肉化したものである
(コクトー)


賢者は学びたがり、愚者は教えたがる
(チェーホフ)


映画とは退屈な部分がカットされた人生である
(ヒッチコック)


美というものは、本来、何かを欠いたものです。
完全な合理主義からは、美はおろかドラマも生まれてはきません
(寺山修司)


美というものはしばしば社会生活の上で障害になる。
美はあくまで個人的なものであり、人は美だけでは生きられないからである
(寺山修司)


「花の美しさ」というものがあるのではない。「美しい花」があるだけだ
(小林秀雄)


新聞を読まない人のほうが、読んでいる人より正しく物事を認識できる。
何も知らない人は、嘘と偽りに心を奪われている人より真実に近い
(ジェファーソン)


先生という職業は、いわば情報社会における人間相互間のスパイである
(寺山修司)


天才とは強烈な忍耐者である
(トルストイ)


人々は自分達が理解しないことを軽蔑する
(ドイル)


哲学というものは、常識をわかりにくい言葉で表現したものにすぎない
(ゲーテ)


目的と意味の非現実性は、多くの詩を書く男たちにつきまとう一つの病である
(寺山修司)


詩人とは、言わば世界と自分とのあいだに横たわっている「時」を
ことばによってたぐり寄せようとする人種のことではないか
(寺山修司)


涙は人間が作るいちばん小さな海です
(寺山修司)


美を何かに役立てようなどとさもしい了見を持つのは、美のほんとうの理解者ではない
(寺山修司)


美しくない真実は、ただの「事実」にすぎないだろう
(寺山修司)


詩はいたるところに溢れている。美と生命のあるところに詩がある
(ツルゲーネフ)


批評は易しく、芸術は難しい
(デトゥーシュ)


詩人は彼自身の中に批評家を持っている。
だが、批評家は彼自身の中に詩人を持っているとは限らない
(ボードレール)


芸術家が創造できるのは部分的にせよ、また短時間にせよ、
かれが自身のなかにそのモデルを見出すことのできるものにすぎない
(イプセン)


どんな鳥だって想像力より高く飛ぶことはできないだろう
(寺山修司)


美術館は、巨大な遺失物収容所である。
忘れられ、取り残されたものだけが、形態を獲得する。
そして、展示され、美術と名付けられることになるのである
(寺山修司)


真の美というものは、真の知恵と同じく、大変簡明で誰にも分かりやすいものだ
(ゴーリキー)


書物は、価値そのものでなく価値の代替物であるという点で、貨幣に似ている
(寺山修司)


書物はあくまで、「時」という名の書斎と、「教養」という名の椅子、
それに少しばかりの金銭的余裕をもちあわせている人生嫌いの人たちに、
代理の人生の味わいを教えてくれるだけである
(寺山修司)


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