曹操注解 孫子の兵法

PR

Profile

曹操閣下

曹操閣下

Favorite Blog

GLORIA’S W… Gloria-Rさん
曹操閣下の食卓 曹操閣下の食卓さん
Thanking Nature*** 夏菜々+Kanana+さん
DEATHRAGER 休戦 呂布子さん
「こば爺の部屋」~… こば爺さん

Calendar

Oct 22, 2010
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
「予算を切り崩しても、ムダなコストは見直すべきだ」


小野晋也さんの言うことはわかる。
一人では無力だ。
しかし、自民党の体制では、予算をつける政治家に官僚たちが集まり、次々と要望を吸い取って実現していく。
ほとんどは見せかけに過ぎないのだが。
とにかく国会議員には達成感がのこる。

それに対して、天下りの制限やコストカットを公言する政治家に、官庁は寄りつかない。
それどころか対立候補に連絡をつけたり、個人情報をリークしてスキャンダルに仕立てる。

安倍内閣でもそのまま居残った。
すると、財務省の人々は手のひらを返して、財務省の官舎を愛人部屋にしている個人情報をマスコミにリークした。
これが官僚の政治家暗殺の手法、何の政治基盤もない政策ブレーンは表舞台から公開抹殺された。

そのような中で、現在の原子力行政の理念に影響を与えた小野晋也さんの国会質問は、まさに歴史的な功績だ。
透明化された情報は、最初は反対運動の人々の感情を刺激したが。

政権交代した現状はどうか。
民主党連立政権になったが、もはや原子力発電所の廃棄計画が社民党からだされることはなかった。
むしろ政府はより安全な原子力技術を海外に輸出する計画さえ立てている。

ロボコン事業を通じて築いてきた経済産業省の人々との厚い人間関係。
そして、科学技術行政全般に関わってきた小野さんだからこそ、原子力行政の透明化に大きな影響力を発揮できたと思う。

私はここに議会政治の新たな希望を見出している。

情報公開を阻止しようとする空気もその一つ。
しかし、情報が高度で、専門性が高いほど、情報は公開されなれければならない。
だから研究者はほとんど教育機関に雇用されているのだ。

議会はもっと組織の理念を再検討し、それが妥当であるかどうか、論議をつくすべきではないか。

いま、私は厚生労働省と国土交通省に、


これは、「バスはバス停の間を移動するだけの乗り物、それ以外は認められない」という規制枠を部分的に撤廃するものだ。

議会こそが政治を主導する。
費用をかけずに。
これから、その実例をたくさん生み出していかねばならない。












お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  Oct 22, 2010 12:59:35 PM


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: