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2005年10月24日
鳥取物語 第三章 相生文字の隆盛 第三節●綾一郎、小夜をつかまえる●
(4)
テーマ:
連載小説を書いてみようv(10277)
カテゴリ:
カテゴリ未分類
次の日、綾一郎は授業をそっちのけで、他集落の子供たちに流れるどんなささいな信号をも見逃さないようにじっとまわりを伺っていた。
田中綾一郎は何をか勘付いている──そう思わせるだけでも、充分に相生襲撃という既存の計画を狂わせる要因となるだろう。
しかし、その日の昼近くになって、彼は自分に課したこの相生の命運をかけた重要な使命を惜しげもなくほかしてしまった。綾一郎の勘は、彼にこの教室に不穏な動きは別段ないようだと告げていた。
しかし、暗号が存在することは確かだ。
暗号を要するほどの通信内容とは何なのだろう。
一抹の不安は残ったが、綾一郎はこの問題が今日明日で解決できるものではないことはよくわかっていた。ともかく、これからは少し気をつけていくことにするとしよう。
ところが、その‘気をつけていくこと’は、案外とすぐに気のつくことになった。綾一郎は五校時(五時間目)の授業中に、自分の斜め前の席に座っているあまっちょの帳面の落書きに、その文字を見たのだった。
──ねねよ、なに書きよるだ。
放課(休み時間)になると、すぐに綾一郎は小夜をつかまえた。
小夜は別段秘密にするふうでもなく、大将に即答してきた。
──うちが勝手に見つけたん。
──???
綾一郎は、焦れたようにして小夜の小さな肩をグと引いた。
──おまい、昨日も紙切れにそがなもん書きよったな?
小夜は綾一郎の言を聞くや、つと眉を寄せて糾弾の構えをとった。
今度は小夜が詰問する番であった。
──大将は、なんしてそれを知っとんさるの?
──昨日の掃除の時間だかに、そこいらに落ちとったのをわしが拾ったのだが。
席に座ったままでいる小夜が三白眼を閃かせて睨み上げてきたので、綾一郎の口調は多少弁解めいたものになった。
──あ。それで今朝方はあのお兄やぁから返事が来んかったわけか。
──で、その紙はほかしといてくれたんえ?
と念を押すように言った。
──ああ。
綾一郎は小夜の顔色をうかがうつもりで、まずはそう短く答えた。
だがそれ以上の詰問はなかった。その返事を聞くや、小夜はもはや大将に用はないとばかりにガタンと音をさせて席を立ち、みくまりたちを追って教室を出ようとした。
が、行く手を綾一郎に立ちはだかれて、引き戸の前で立ち止まった。
──それでおまい、その文字でなにを書きよるだ。
小夜はただの一言でそれに答えた。
──相生のこと。
綾一郎は頭の中にかかっていた霧がぱっと消えるのを感じた。
もともと、綾一郎は武人よりも人間臭い大将だった。あまっちょにはちょっかいを出す、雛流しでは部下のばちあたりな悪さも放任、自らも掃除をさぼる。
しかし、彼には芸術を愛する資質が備わっていた。彼自身は芸術家ではなかったが、芸術の持つ力を信じているような子だった。
その綾一郎は、常々から武力だけでなく、文化的な面からも相生の名を子供たちの間に轟かせたいと願っていた。武力は自分がいればなんとかなる。もと斥候としてその名を轟かしていた綾一郎には、そのあたりの自信はおおいにあった。しかし、彼は集落の子供たちの中で、文化的な資質を持つ子はまだ見抜いてはいなかった。
誰が臥竜か──綾一郎はここのところ、焦りと感じ始めていた。
それだけに、小夜の相生文字というべき記号の実用化には、綾一郎は感嘆の思いを禁じえなかった。これは新しい文化だ。ぜひ取り入れなければ。
教室から去ってゆく小夜を、綾一郎はもはや追うことはしなかった。だが彼は、この文字を相生の集落のすべての子供に知らしめるべく、尽力を惜しまないことをその場で固く心に決めていた。
本日の日記---------------------------------------------------------
昨今、色々な宗教が神の名を騙ってテロや戦争を行なっています。
昨夜もバグダッドで大きな爆発があったようですし、先日に友人宅に集まったおりには、スペインや英国までもがテロに遭ったことを鑑みて、日本も可能性を見越して行動したほうがよい──などの話題が出ました。
それぞれに自分の宗教があって然るべきだと思います。
けれども、そのそれぞれの神が、人々になにを望んでいるのかを考えることは重要なことです。そこで、
【いのち──ひとの成長にともなって変わりゆくもの】
今日は、私たちにとって最も大切なものである「いのち」の語源について知るところを述べましょう。
「い」は息、「ち」は霊。
したがって、わが国では生命の直接的証(あかし)である息づかいを以て、生命の義としています。生命は息をしているうちに在るからです。これは各民族語の間で共通する観念で、spiritやanimalは、みな「息するもの」を意味しています。
生命の不思議は、科学の進歩にも関わらずいまだに解明できていません。 男女の生殖の結果、新しい生命の宿ることは太古から経験上知り得たとしても、その生命はどこから何のために生まれてくるのか、実はいまだに科学的には理解されてはいません。むしろ、クローン技術などの開発によって、現代人は生命についてますますわからなくなってしまったのではないでしょうか。
ところが、現代にあっても相生村の人々には生命や人間観に明確なイメージがありました。産声をあげ、息を始めたときから「いのち」がはじまり、「ものごころ」がついて「もののあはれ」がわかるようになって、初めて「ひと」になることができたのです。
人の語源は、「霊(ひ)の留(と)まるところ」だと考えられています。 やがて、人はある目的を持って生きていくことになります。漢字の「命」を「みこと」と訓読みすることは周知のことですが、命(みこと)は、神のことば(命令)を奉じて、その実現のために努力するものを指し、これを「みこともち」と呼びます。
相生村から離れて暮らす私たちも、本来は神の「みこともち」として自らを培ってゆかなければならないのかもしれません。
相生の神々は、「万民和楽」を求めていました。
明日は●綾一郎、豊をつかまえる●です。
綾一郎の行動を見るにつけ──男性は少し強引な方が、意識していないにせよ彼の人生において得をすることが多くなるようです(笑)。
明日もタイムスリップして、神々によって閉ざされていた豊の世界を、綾一郎が実に彼らしく力技(ちからわざ)でこじ開けてくるさまを、高みから見物しにきなんせ。
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最終更新日 2005年10月25日 09時49分06秒
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