を読んで爽快感を味わったので、
ギャップが激しかった。
同じ中学バレー部の8人の
人間模様を描いた5篇の連作短編集。
5人の語り手が全く違う境遇や性格で、
1人はバレー部に入部してすぐに何となく不登校になり
3年の2学期後半に何事も無かったように登校する。
特に理由もなく不登校になる子は多いのかな
また、それについて教師が介入するわけでもなく、
ほったらかしなんだな。
義務教育なんだから、積極的に学校が面倒みるのが筋ではないか
最後が表題作で、
いい子の強迫観念に潰されそうな女子の卒業式の日の話。
このタイトルが全てを現している。辛かったんだね
作者が高校生の時の作品だが、
思春期女子の心情がみごとに書き分けられていて凄い、と思った。
どうしようもなく辛かったよ [ 朝霧 咲 ]
購入履歴
PR
カレンダー
カテゴリ
キーワードサーチ
購入履歴