蹴鞠（けまり）の神社で七夕祭................白峯神宮

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2011.07.08

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カテゴリ：京の見どころ

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白峯神宮は創建されたこの地の守護神から、サッカーをはじめ他の球技やスポーツ全般の守り神とされてきました、2002年の日韓共同開催のワールドカップで日本代表が必勝祈願に訪れてより、より多くの人々の知るところとなり我が国唯一の「闘魂守」を享ける為に御参拝が絶えません。

　京都御所の東・西陣の地にある白峯神社は蹴鞠と共に和歌・芸能・学問又和装・織物の神様としても知られています

　奥は神宮本殿（左）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　蹴鞠・和歌芸能全般の守護神「精大明神」
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　をお祀りする地主社（右）

　精大明神・七夕祭の儀式（左）　と　蹴鞠の碑（右）　碑の中にある「撫で鞠」として知られるボールを廻して上達祈願・必勝祈願を願うしきたりがあります　　また本殿横には必勝祈願等に訪れ奉納されたさまざまのボールが供えられています

　七夕のお飾りが雨に濡れる社殿にて、願いを込めて執り行われる蹴鞠奉納の儀式

　蹴鞠奉納　　勝手が少し異なる屋内だったにせよ慣れた足捌きは見事でした　（晴天の場合は社殿横の広々とした蹴鞠地でおこなわれます）　鞠は鹿皮で創られた直径20cm程で空気を少し抜いたものです　（足で蹴られると写真のように丸く弾みます）

御祭神は和歌・管弦の道に秀でられ、王朝文化の進展に貢献され”瀬をはやみ岩にせかるる滝川の～”の句で有名な崇徳天皇（すとくてんのう）と日本書紀を編纂された舎人親王の王子の淳仁天皇（じゅんにんてんのう）のお二方の御神霊で、蹴鞠と和歌の宗家・飛鳥井家の屋敷跡に明治天皇により創建され、蹴鞠道と和歌・学問の守護神として「精大明神」を祀り、爾来スポーツや芸能そして学問の上達と必勝を願う多くの参詣者の御祈願を享けることとなったようです。
蹴鞠は大和朝廷時代中国から伝えられた球戯の一種で、勝ち負けのない平和な球技として平安時代中期以降～室町～江戸と時代を経て一般に普及しました、この球戯の基本は次の相手に受け取りやすく、打ち返しやすい配球をすることにあると言います、この競技姿勢はやはりサッカーをはじめ現代の球技スポーツの原点と言えるようです。

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京都市バス　「堀川今出川」下車すぐ前

白峯神宮HP　URL--- http://www10.ocn.ne.jp/~siramine/