卒業のシーズン。おめでとう ございます。
4年間、もしくは22年の成果。
お見事であります。
芸大で絵画を学ぶ。しかして、卒業制作展では最後の一枚を描く。そんな人も多い。それでも培ったクリエイティブの方法は、社会にでても大いに役立つはず!
いい仕事をしてください。
絵を描き続ける覚悟の人は、個展を積み上げてほしい。自分のペースで密度高く。大学の4年間にプラスして、自分への投資は始まったばかり。社会の中で独立して存在を主張するには、パワーある継続こそが必須。
作品の個性と名前、顔を覚えてもらう。時間はかかる、そして、ひとり。内側にあるものを外に描き出すしか方法は無い。
就職した人へお願いしたい。働いて、可処分所得が出来たら、制作を続ける人の個展に出かけてください。そして、出来れば、描き続ける同級生の作品を買ってください。10年後20年後、きっとお宝になるはず。
現代美術。作家とともにあることが出来る。その成長を、迷いを、大胆な変化をともにしながら楽しめる。そして、作品は一つしかない、一枚だけのもの。
3年続けば、御の字。しかし5年、10年、個展を積み上げて、アーティストとしての存在感を増す人が必ず出てくる。
現代アートのある生活が、そんな風に続いて行けばと。
25歳で買った同世代の作家の作品。今も部屋に飾っています。どれもその時その時によく見て、揺さぶられて選んだもの。そして、コアな何人もの作家さんが、今も、20年、30年、40年としっかり現役で。
本当に凄い。
作り続けているというキセキ。
そして、今日も新作への期待が高まる。
人口減少があらゆるものに迫っていて。
アートのある生活もまたその中にある。ひとつだけのもの、同時代を生きる人が生み出し続ける作品と共にある暮らしが、広がり深まってくれたらいいなーと思う。
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喰らひ闘ひ詠む絵描きテツさんComments
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