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6月の研究会が終わったとほっとする間もなく、7月のはじめに業躰先生をお迎えしての有志の集まりの勉強会があります。今回の科目が『真之炭』『真行台子』『大円真』という、文字で見ただけで胸焼けしそう、私の場合は聞いただけでも足が痺れそうな内容。(笑)難と言っては恐れ多いのですが、この有志の集まりはその場でくじを引いて当たった役をしなければならない決まりなので、この三つの奥儀の予習をしなくてはなりません。お茶を習っている方はご存知でしょうけれど、奥の点前には本に書かれた解説というようなものはありません。袱紗の扱いから道具の清め方まで全て口伝です。写真を撮る事も、その場でメモをとることも許されません。皆さん、家に帰ってから思い出しながら自分の覚書を作られていますが、常にテキトーな私はノートも作ってない有様であたふたとしております。お炭が主客合わせて3人、後の2つがそれぞれ4人の計11人。当日の出席は40人程度かと思うので4分の1位の確立。。。。。などと計算をしていたら先生に叱られました。(爆)でも、どうか当たりませんように!(激爆)
2008年06月19日
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6月の初めの研究会で茶通箱付花月をすることになりました。茶通箱のお点前ではちり打ちといって袱紗を三角に折ってパンっ?って音をたてる所作があります。表千家ではごくごく普通にそうしますが、裏千家ではあまりすることはありません。従って皆さん苦手。(笑)この音を合図にしますので、鳴らないというのは不都合なんです。研究会ですから、会場が広いので大きい音が出せるように試行錯誤しながらお稽古に励んでおります。元々表出身の私。幼稚園、小学校の低学年の頃、袱紗捌きのお稽古といえば、如何に良い音をたてるかって事に血道をあげておりました。(笑)袱紗そのものの音色?っていうのはありますが、低い音、高い音と案外自由に出すことが出来ます。(爆)で、私は何の割り稽古に夢中かというと、握りこんだ花月札をもたつかずに見るお稽古。(笑)本当はその場で折据(月、花、一、二、三のくじ)を引いて役割を決めなければなりませんが、研究会なので事前に席入りの順番を決めてあります。私は亭主をさせて頂くので、最初の札を引いた後、札を握りこんで折据を置き、握りこんだ札を見るという一連の動作がありますが、どうも上手くいきません。握りこんだ札を返して見るってことが、案外難しい。以前からもたつくなぁと自覚はしていましたが、何とかしたいと思いお稽古しています。亭主が折据を置くタイミングで皆さんが札を開けるので、役札の名乗りに出遅れないようにする為には畳から帯締の位置に持ち上げる間に札を返したい。流れるように自然に素早く美しく!(笑)トランプの手品みたいです。
2008年05月22日
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今日は茶筅供養に行ってきました。一年間お世話になった茶筅を燃やして供養をするという行事ですが、当然のようにお茶席もあります。夕べはちゃんと数珠を持っていかなきゃなって思っていたのに、今朝になってすっかり忘れてしまった不届者です。(爆)ま、いっかぁと開き直っていたんですが、焼香する時に見苦しいからと先輩が貸してくださいました。。。その後、地方紙が主催する月例の茶会に。今月はお煎茶の当番で、1席目は番茶席、2席目は煎茶席でした。とっても美味しいお番茶でした。抹茶の方の茶道は、やればやるほど『男の世界だなぁ』って感じるんですが、たまにしか頂かないお煎茶は『女らしいわぁ』って感じることがしばしば。ちょっと習ってみたいかもって何時も思うんですが、お煎茶の先生でもあるうちの先生は入門を許可して下さらないんですよね~。
2008年05月18日
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6月はじめの茶道の研究会、茶通箱付花月の出演?が今日になって決まりました。何時ものことながら急だなぁ。。。頭が痛いのは足の痺れです。1時間近く掛かるもの。。。私が正座が苦手なのは周知の事なので、比較的立ったり座ったりが多い亭主の役をさせて頂く事になりそうです。八畳でするのと広間を結界で仕切ってするのではどうも勝手が違ってトンでもない間違いをすることもしばしばで、花月の亭主では在らぬ方向へ歩いて行った経験があるし。。。(爆)ま、出来る限りで頑張ろう!っと。 資格証は無事に受け付けてもらえました。5年の月日って恐ろしく人の印象を変えるものだなぁと5年前の証明写真を見てシミジミ。。。今回のは着物だったこともあり『山村紅葉さんに似てますね』でした。ビミョーな感じ。。。(笑)
2008年05月17日
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久しぶりにお茶のお稽古に行ってきました。朝からあいにくの雨で、予告していた『着物を着てお稽古に通う』は早くも断念。お茶会とか、研究会だったら台風の中でも仕方なく着物で出掛けるけれどお稽古に行くのに雨コートを着るまでもないかと。直ぐに挫けるます。(笑)ずっとお休みしていたので、近況報告話に花が咲き賑やかなお稽古となりました。今月の20日に300人から400人規模の市民茶会が催され、うちの先生が席を持たれるのでお手伝いさせていただきます。今回は市に寄贈されたお道具を使うということで、染付けの皆具を使った長板総飾のお点前でお迎えすることになりました。お薄を2服で500円というリーズナブルでカジュアルなお茶会ですが、お迎えするお客様の数が多いので先生は随分前から準備されています。今回のお席は、何時も一緒にお稽古をしている仲間でお点前と運びをすることにされたようなので、私もお点前をさせて頂きます。『今年は長板総飾らしい』と事前に耳にしていたので、前もって復習していきました。(笑)台子や長板が出ている時は、お濃茶を練ることが多いのでお薄の時ってどうだったっけ?と忘れているんですよね。(笑)お濃茶も間違えるけど。(爆)本番までお稽古は今日と来週の2回だけ。しかもお道具には当日の朝ご対面ってことになりそうなんですけれど、大丈夫?(笑)
2008年04月10日
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今更のように、社中の初釜でした。今年も棚は高麗卓。先生が自ら縄を綯い、裏白とゆずり葉を挿して注連縄飾りをして下さいました。 裏白は神に対して二心無きことを、ゆずり葉は子々孫々にその心を伝えることを象徴するといわれます。初炭から始まり、濃茶、薄茶、大福茶と頂き、所を移して会食。今年も恙なく終わりました。たまにはということで、今日の着物。帰って来てからのぐずぐずの着姿で携帯電話のセルフフォトということで大変残念な結果ですが。。。(笑) 灰紫の訪問着にねずみ年ということで稲穂の帯にしました。写真だと墨色みたいです。上身頃に柄のない着物が意外に多いんですが、袱紗等を懐中するとそんなに寂しい胸元でもなくなります。
2008年01月27日
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昨日、お茶のお稽古納めでした。そこで、10年来疑問に思ってきたことを先生に質問してみました。普段から私は何でもないところに疑問を持つので、何を尋ねても決して驚かれたりはしません。仕覆を脱がせた後に茶入を清めますが、その時の胴拭きの回数。(笑)回す方向は反対だったり、袱紗の畳み方が違ったりはしますけれど、どんな時でも3周じゃないですか?ずっと昔に3回と教えられずっとそのようにしてきました。でも、この3回って私が色々調べた限りでは何処にも書いてはないんですよね。拝見を乞われて、茶入を検める時には2回と書いてあるのに始の時の回数は書いてない。小習いの入門書にも書いてないんです。ひょっとして自分の気が済むまで胴拭きしても良いのか?と思い悩んでおりました。先生は、『こう思います』とご自分の見解を仰いましたが、本当に納得した風には見えなかったのか、お家元の質問箱に出してみては?と言われてしまいました。お茶をされてる皆さんはどう思われますか?
2007年12月28日
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最近、全く手仕事ってしていません。先日のお茶のお稽古の時に先生から新しい袱紗を頂きました。新年に向けて干支の袱紗を求めなかったので、来年のお稽古始から使わせて頂こうと思っています。先日、粗忽珍さんのブログで拝見した奥様がお作りになった数奇屋袋風のものが、とても工夫された良いもので、次に作るときは参考にさせていただこうと思っていましたが、この機会に作ろうかなと。材料の布をガサガサと探していたら出てきたのがこの古袱紗です。 何の変哲もないタダの四角に縫った布ですが、これには苦い思い出があります。この布は太子間道といって、昭和の時代に龍村が復刻して頒布したものです。縁あって随分前から私の手元にありました。何年か前に偶々お稽古で和巾点をしたときに、この布の事を思い出し、充分な量があったので中次用の仕覆と古袱紗と茶杓の袋を作ろうと思いつきました。誰に習った訳でもなく、まずは手始めに古袱紗を作りました。鋏を入れるときに一瞬迷いましたが、本に書いてある通りの布目を通したつもりです。出来た!ってことで調子にのってお稽古に持参しましたが、見た瞬間に先生の目が。。。なんて事を!って2週間に亘って(お稽古2回ですが)きつくお叱りを受けました。布目が縦横逆で作ってしまいました。どうして鋏を入れる前に相談しなかったのか、解らないことを尋ねる謙虚さが足らない、たかが布キレではなくて一事が万事、等々。あまりにも厳しく仰られたので破門されるかと思ったくらいです。自戒の為に、この古袱紗はそのままにしてあります。見る度に私は謙虚でいるだろうかと自問します。 さて、どの布で作ろうかな。(笑)
2007年12月20日
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勉強会が終わりました。色々と予期しないことが重なったとはいえ、とても納得のいかない出来でした。皆さん初めて手にする道具でお点前をすることになるので、アクシデントは仕方がないといえば仕方がないのですが、起こった時に精神的に動揺して、何時も通りのことがきちんと出来なかった自分が許せません。終わってから、ああすれば良かったとかこうすればよかったとか反省しきりです。翌日、通常のお稽古に行ってきました。先生は『上等ですよ』と励ましの声を掛けてくださいました。動揺して何時も通りの事が出来なかった自分が許せないと言ったら、『あの状態であれ以上は無理だと思うけれど、そう思って精進することは良い事ですね』と微笑んでいられました。七事式は技術を磨く為にすることだと思っていると書きました。その考えは今も変わりませんが、精神力に裏付けられた技術というか、確かな技術に裏付けられた気持ちのゆとりというのが、私には無いのだなとしみじみ思いました。お疲れだろうからお稽古は好きなことをしなさいと仰られたので、後炭と薄茶の平点前を。『美味しいお茶でした』と、言ってくださるのが何よりも励みになります。私は常にいい加減に適当で、何事も程々が一番と思ってダラダラ過ごしていますが、たま~にこういう機会を持って自分自身を律しないといけません。(笑)まぁ、喉元過ぎればって言葉通り直ぐに忘れちゃって。その喉も人より短かい私です。(笑)
2007年12月13日
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明日は極々内輪で、業躰先生をお迎えして勉強会があります。科目は『炭付花月』『貴人点』『貴人清次』『壺荘付花月』です。今回、初めて参加させていただきます。本来は当日くじを引いて誰が何を担当するか決めるので、どの科目の何の役が当っても出来るように予習をしておかなければならないのですが、今回は初めてということで事前に決めていただいて『壺荘付花月』をすることになりました。花月は七事式の中のもので、修練の為に行われます。亭主、客の役もその場で折据(くじ)を引いて決まります。くじ引きでお茶を点てるのですが、お茶を点てている最中には誰が飲むとも解らずに点てるので『お点前』ではないといわれます。だから、お茶を飲む客も『お点前頂戴いたします』という挨拶はしません。花月では坦々と物事が進みます。呼吸を合わせるというのも大事な要素で、歩くことも自分のリズムではなく、周りと合わせるということが必要です。自分以外の人が配置したお道具でお茶を点てるということも花月ならではのことです。他人が準備したお道具の点前座というのは何となく居心地が悪いものなのです。お道具の位置というのはかなり厳格に決まっているのですが、普段のお稽古ではついつい適当になって微妙にずれてしまったりします。花月をすると、自分のズレを確認することができます。決まりきったことを正確に出来るようにするのが修練だと私は思っています。そうする技術が備わってこそ、どんな局面にも柔軟に対応できるようになるのではないかしら?なんて、随分えらそ~に(笑) ちょっと前から体調を崩していて、風邪気味です。私の風邪の初期療法はにんにく入りニラ玉雑炊なんだけど、流石ににんにくはまずいですよねぇ。早く寝ようっと。
2007年12月11日
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来年に向けて、何か一つ新しいものをと思い扇子を求めました。宮脇賣扇庵 茶扇子 彩南天お茶の扇子は人前ではまず開く事がないので、中の図柄は何だって良いとは思うもののやっぱり気に入ったものが良いですよね。暑い時に、茶扇子を広げてパタパタ扇くなんてことをしたら大顰蹙です。(笑)私の場合、毎月お月謝を先生にお渡しする時に扇子を半開きにした上に封筒を載せてお渡しします。普段開く事がないので、親骨(外側の太いところ)の色だけ、白、煤竹、黒とか留意はしていても中の事は全く無頓着でいますから、不意に開く事があると真夏に紅葉とか大恥をかくこともあります。(笑)ウチの社中では決まったお月謝というのがありません。一緒にお稽古するお仲間と相談しながら其々に思う金額を封筒に入れています。こういうやり方は今時は珍しいのかもしれません。今日のお昼、ラストオーダー14:00の10分前くらいに滑り込み、慌てて何時もと同じものを注文しました。お魚屋さんの台所という触込みでケーキ屋さんもやってる『さくら三州』というお店です。 カルパッチョ定食と食後にチーズケーキ、デザインカプチーノです。美味しかったんだけれど、注文してからメニューをみると牡蠣のとろとろあんかけ石焼丼なるものが。。。意地汚く、メニュー写真を激写(笑) 次は絶対にコレ!
2007年12月07日
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飾壺の紐結びの練習も、3日目となると扱いが雑になっていけません。あまりにも同じ事を繰り返し練習すると集中力を欠いてよい結果にはならないような気がします。明日からは集中して、一度だけ綺麗に結ぶことにします。なんて言うと、一体どれだけ練習したんだろうって思われちゃいますね。(笑)この3日、毎日5回くらいですけれど。 ところで、私のお茶の先生は、日頃目にしたり聞いたりしたことで、良いなって思うことがあると『ことばの玉手箱』といって私たちにもお裾分けして下さいます。最近、NHKの子供番組の中でお茶の割り稽古をしているらしいのですがその中での言葉。 茶道では 作法に日本人が大切にして来た 美しいからだの使い方をたくさん習います。床の花を見るときは 花を生けた人に感謝をして拝見しましょう。いつも心と形がよりそうように 大切にていねいに楽しんで習いましょう。 明日からは、大切にていねいに楽しんで習います。(笑)
2007年12月02日
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ちょっと風邪気味の今日、おなかの調子も良くないのに、何故かカレーが食べたくてランチはインド料理屋さんへ。いっせいに並んで踊る『踊るマハラジャ』的なビデオが流れる中 こんなホリデーランチなるものを食べてきました。カレーは2種類、ひよこまめのカレーとチキンのカレー。シシカバブとタンドリーチキンがちょっとだけ付いてます。巨大なナンの下にはご飯も隠れていて、食後にチャイかラッシーが付いて1,000円ほど。とんでもない田舎にあって、開店したばかりの時は何時行ってもお客さんが誰も居なくて、つぶれちゃうんじゃないかって心配でしたが、行く度にお客さんの数が増えて、当分は大丈夫そうです。 夕方、茶壷の紐を結んでみました。本日の記録、5分5秒。案外大丈夫そう?(笑)
2007年12月01日
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友達に飾壺を借りてきました。とりあえずカンニングペーパーを見ながら結んでみる。 何とか形になったけど、問題はこれから。花月の壺荘はタイムトライアル。さっさと済ませて戦線(くじ引)に復帰しなければなりません。目標は5分だけど、無理かなぁ。。。無理だろうなぁ。。。風邪気味で頭が痛いから、今日はもう寝ようっと。特訓は明日から!
2007年11月30日
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お茶のお稽古に行って来ました。炉になって間もないので、おさらいを兼ねて前回は続き薄茶をしましたが、今日は唐物茶入れでお濃茶を練ってきました。先生『来月の12日は大丈夫ですか?』私 『??』先生『○○の勉強会があるんですけれど、出席できますね?』私 『多分、大丈夫だと思います。』先生『新人さんに壺荘付花月を担当して貰おうかと思うのだけれど、前に研究会でしたことがありますよね。』私 『はい、私は初花を引きました。』確かあの時、花月なのにノンビリお点前をしていたら業躰先生に月(紐を結んでいる人)に対する思いやりですか?と皮肉を言われたんだった。先生『今回は月をお願いしますね。本来は初めから決めておくのはいけないけれど、最初だからオマケです。』私 『・・・・・頑張ります。』 年に数回、業躰先生をお迎えして勉強会をする地域の有志の集まりがあり、先生のお口添えで今年から参加させていただくことになりました。今回から参加する方が何人かいらっしゃるので、その方々と壺荘付花月をすることになりそうなのです。まだ、正式ではないけれど、現在その会の代表をしているのはウチの先生なので多分決定だと思います。。。研究会で壺荘付花月をしてからもう何年も経っているので、紐の結び方なんてすっかり忘れてます。そういえば『年に1回でいいから、やってみなさいね』って言われてたんだった。帰ってきてから、慌ててカンニングペーパーを引っ張り出してはみたものの、飾壺なんて持ってないし。あと2週間もないんですけれどぉ、大丈夫なんでしょうか?
2007年11月29日
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先日のお茶のお稽古で三田富子さんがお亡くなりになったということを先生から伺いました。 この本を書かれた方です。亡くなられてから随分経つそうですが、今まで知りませんでした。何年か前、鵬雲斎大宗匠をお迎えし講演会&お食事会があった時に、大宗匠の追っかけを自認する三田先生もいらして、一度こちらで茶会をしたいと仰っていました。社交辞令だと、誰も本気にしていなかったのですが半年ほど経った頃、お話が具体的になりお茶会を催されることになりました。1席でお薄を2服という形式でしたが、在り来りのお点前では面白くないでしょうということで、早春だったこともあり『鶯点』と『大茶箱』のお点前でもてなして下さいました。席主の三田先生は勿論、お点前される方もお運びされる方も社中の皆さんが「ようこそお越し下さいました」と心から歓迎する気持ちが全身から溢れているような心地の良いお席で、男の方が多かったこともあり、所作ひとつひとつが格調高く、印象深いお茶会でした。以来、お客様をお迎えしてお茶を差し上げるという時にはお手本にしていました。今更ながらに、お目にかかれたことに感謝し、ご冥福をお祈りします。 合掌
2007年11月19日
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日曜日に市のお茶室(延槻亭)での月釜の当番が無事に終わりました。当日は晴天に恵まれ、沢山の方にお越しいただきました。1服300円也のリーズナブルな価格設定で、お買い物帰りの方のフラッと寄っていただけるお席ですから、迎える方もあまり堅苦しくないおもてなしを心がけています。 重陽の飾と玉紫陽花でお迎え 手水に婆蕎(バアソフ)と草ボタン 香煎席のお花はススキとカラマツソウ お茶室のお花はヤナギラン お花は全て先生が自ら立山の麓で採ってきたものです。 点前座はお茶室の備付の風炉と釜、平成棚に立山の水指、花鳥風月の薄器 数茶碗は今回焼いて頂いたおわら風の盆の踊りのお茶碗 こんな設えで当日はお客様をお迎えしました。本来は床、茶杓、主茶碗、香合等をご紹介するべきなのですがお花のほうが綺麗だから。(笑)しかし、暑かったです。(爆)当日の装いは日を改めて。
2007年08月27日
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今日はお茶のお稽古でした。実は昨日、『茶箱とお弁当を持って近くの窯元に焼物のお話を聞きにいく』という小遠足も企画されていて、とても楽しみにしていたのに急用でドタキャンしてしまいました。総勢20名程で、来月初めてお茶席を持たれる社中の方のお運びのお稽古を兼ねてのことでしたが、申し訳なかったです。良くあることなので先生も気を悪くされているご様子はありませんでした。今度の日曜日、私の先生が市所有のお茶室の月釜の当番なので、その時のお道具を使ってお薄の平点前をしてきました。平点前は、最も難しいお手前だと、先生はよく仰います。平点前ほど、『はたらき』(臨機応変)が要求されるものは無いし、修練の程が一目でわかると。(笑)まぁ、大寄せの茶会でのお点前はしっかり見ようと意気込んでいても中々じっくりは見られないものなんですけれど。お茶会のお客って、お菓子は食べなければならないし、お道具の説明も伺わなきゃいけないし、勿論お茶も頂かなくてはなりませんし、お茶碗の拝見もしなきゃいけない。思いの外、大忙しなんです。(笑) 今回のテーマは、もう前夜祭も始まった『八尾の風の盆』です。男踊りと女踊りのお茶碗を昨日見学に行った窯元にお願いして焼いて頂きました。それを受け取りに行くというのも目的の一つだったのです。お道具の披露は日曜日が終わってから、写真を写すことが出来たらアップします。水指には立山連峰の山並み、トンボの蓋置、花鳥風月の薄器、豊穣という銘の茶杓、主茶碗は水の流れをイメージした平茶碗、次茶碗以下は風の盆の踊りのものを使います。トンボの蓋置はとても素敵なのですが、湯杓の据わりが悪くて扱い難かったです。当日は、久しぶりに着物を着ます。 本当に久しぶり。(笑)
2007年08月23日
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今日はお茶のお稽古でした。今度の9月の研究会、うちの社中は唱和之式が当番です。今回は私は出番?は無く裏方に徹します。ただ、何時も一緒にお稽古をしている仲居仲間(この前色無地を着たときにお互いに仲居さんっぽいと認め合った仲)が、このお手前では独壇場とも言える半東をすることになったのでお付合いでお稽古をしています。唱和之式はお茶に縁のない方に簡単に説明すると、まず5人で最初其々に5種の花入れに準備されている十数種の花から好きなものを選んで活けます。その後、半東が香を焚きそれを順に聞き半東が練ったお濃茶を頂き、薄茶は花月でというのが一般的です。ここまでは淡々と進むのですが、ここからが唱和之式ならではになります。最初に自分が活けた花を歌に詠まなければなりません。硯が配られ、墨をすりながらああでもないこうでもないと考えるのです。始まる前先生 「Fuukeさん4客をお願いしますね」Fuuke「はい、わかりました(渋々)」ここの、渋々の訳はみんな後で歌に詠みやすい花、名前を知っている花を活け易い花入れに順に活けていくので4客つまり最後になると、活け難い花入れと名前を知らない花が残るのです。今日の場合は残った花入は釣舟、残った花は名前を知らないどころか見たことも無いような花ってことになります。まぁ、お稽古なのでFuuke「先生、今私が活けた花は何と言う名前でしょうか?」先生 「竹煮草といって、この草の切り口からは茶色の汁が出ますが、昔はそれで竹を煮たのでそういう名前がついたということですよ」といった具合です。竹煮草、知らなかったわぁということが多いのです。今日の歌青嵐の中に咲きたる竹煮草 古の技教え給ふ師お粗末!
2007年08月09日
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この時期、私の社中でカジュアルにお茶を頂く時には金沢の諸江屋のお正月菓子、「久寿玉」がよく使われます。これは年末に先生がお駄賃のように何かの折に下さるのです。 紅と白のお椀型のもち米煎餅(最中の皮みたいなもの)を合わせて玉にしたものの中に駄菓子が詰められています。 落雁、飴玉、金平糖、芝舟 有平もう一つは三角形の舞鶴。干菓子盆にこぼれんばかりの駄菓子を銘々好きなように取り分けていただきます。他のものは5個以上あるのに私の好きな有平は二つしか入っていないの。赤と白のねじり飴。上座に座るとこれを取るのには勇気がいります。(笑)
2007年01月17日
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お天気にも恵まれ、初釜が滞りなく?終わりました。高麗卓に注連縄飾り、神の拠所という演出で初炭、濃茶、薄茶と進めて壺荘付花月、煎茶の大福茶と今年は茶室の移動もなくスムースに進みました。去年のお茶室は2階建てで上がったり下がったり準備も大変で、始まればお点前したり水屋をしたり大忙しでしたが今年は水屋とお運びのお手伝いで少しだけノンビリでした。今年こそは写真を撮ろうと思っていたのだけれど、いざ始まってしまうとなかなかシャッターチャンスって無いんですよねぇ。誰かから頂いたらアップすることにします。頂きものです。ボケボケですが高麗卓に注連縄飾り 着物は結局臙脂の松の付下を着ました。訪問着と言ってもいいのか微妙。帯は最初に出してあった帯にしました。この帯、織った上に金色の細かいタイル?のようなものを貼り付けてその上に多分プリント?してあるものです。一部に螺鈿も貼ってあって盛り沢山な帯です。カタログで見たとき、これはいったいどういうモノだろうという興味でどうしても欲しくなり着物とセットで買いました。季節も無ければ派手派手というわけでもなく、案外使い勝手が良いのだけれど、摩擦や折れに弱そうで変わり結びは出来ないです。そういえば、以前『私は緑の着物の人』って言われてるって事でしたが、『紫の着物でしょう』という意見の人がいました。多分印象に残ってる着物が紫なんでしょうね。
2007年01月16日
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初釜で、銀の剥げた島台は無事にその務めを果たしました。金、銀、金、銀、金、銀の順番で最後の銀に使われていました。はじめ5人分づつ練りましょうかって言っていたのだけれど大変なので3人分ってことになりまして、島台が足らなくなったのであとは萩の井戸茶碗に古袱紗を添えることに。井戸茶碗に添えられた古袱紗の扱いは意外とキチンと出来ない方も多いですね~。今度のお稽古で先生のカミナリが落ちそう。(笑)
2007年01月15日
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初釜に使う予定の島台の銀が剥がれて大騒ぎしていましたが、その後の聞込み(先生のお世話をしている姉弟子)により今回初釜に向けて先生は金銀3組、6個のお茶碗を準備していたことが判明致しました。(笑) 大変なことには違いないけれど、一大事ってことも無かったわけです。先生自ら直ぐに仰ってくだされば良いものも、イジワルなんだから。。。(笑)でも、流石です。降らずとも傘の用意ですね。さて、銀の剥げたお茶碗は初釜で使われるでしょうか?変な楽しみが出来ました。(笑)
2007年01月12日
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今日はお茶の初稽古でした。ちょっと遅れてしまったので初炭は終わっていましたが、床には結び柳と炭飾。初釜に使う銀の島台(赤樂で重ねる為夏茶碗のように開いた形のもの)でお濃茶を頂きました。当日は裏方というかお運びをするのでこの茶碗では頂けないからと先生のお心使いだったのだけれどハプニング発生。内側に塗ってある銀が剥がれました。。。その剥がれた銀は私のお腹に納まってしまいました。金は何やかやと食べる機会?があるけれど銀は初めて食べたかもしれない。。。勿論無味無臭。(爆)お濃茶を練った友達は顔面蒼白。初釜に使うお道具に差障りが出たので当然ですが『どうしよう、どうしよう』って言ってましたが、どうなることか。島台は使う度に内側の金銀を塗りなおすものなのです。今回初釜の為に塗りなおしに出して帰って来た物を傷つけてしまったわけで、今度の日曜日までにまた塗り直しが出来るか微妙なところ。事の顛末は初釜の後で。私は続き薄をしました。お濃茶を練って続けてお薄を点てるお点前です。なんだか上手くいかなかったなぁ。。。ま、そんなこんなの初稽古でした。
2007年01月11日
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お茶の研究会、無事に終わりました。で、何をしでかしたかというと。。。。足が痺れて立てませんでした。(爆)研究会では解説が入るので普段より多少時間はかかるものなのですが、最近痺れるものの足首が曲がらずに立てないってことはなかったのでチョット油断していました。まずいなぁと思ってはいたけれど、いざ立とうとしたら全く駄目。『申し訳ありません。立てません』私の一言でそれまで粛々と流れていた時間が、一気に和みました。業躰先生には 『ゆっくり立ってくださいね。大体、利休居士の時代には茶の湯は正座なんてしなかったんですよ。色々話すことは沢山ありますから』と仰って頂きましたが、情けないことこの上なかったです。ま、他は無事に済みました。先生は見ていて胸がいっぱいで涙が出そうだったなんて勿体無いことを仰って下さったし、他の先生には間のとり方が素晴らしかったとお褒め頂きましたが、本人は猛反省してて何度目かのダイエット宣言をした次第です。当日、今菫色(こんな参考頁しかないの。。。)の素無地っぽい一つ紋付を着たのだけれど、鏡の前で何か変、仕付落しなのに何処かで見たカンジがするなぁと。。仲居さんっぽかったんですね、この色の素無地。今更仕方がないのでそのまま出かけましたが、行った先でまた小豆色の仲居さん風情の同胞が。お互いに顔を見合わせて『失敗だったね~この系統の色は。気に入って染めて貰ったのにね~。』と慰め合い。今までも素無地は着ていたんだけれど仲居さんっぽいって思ったことはなかったんですよ。問題は色ですね。これで紋織りなら良かったのかもしれませんが良い勉強になりました。当日の拵えは出来たら写真アップします。
2006年12月13日
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先週の木曜日、今年になって初めて且座のお稽古をしました。研究会のメンバーではなく、何時ものお稽古仲間でですが、私は三客に座らせてもらって炭の練習。炭は何度も繰り返してするわけにもいかず、一日一回。一通り終わってから、後炭するわけでもなかったけれど、炉中を見たくて釜を上げさせていただきました。まぁまぁかな?そういえば前に正客に座ると立たないって書きましたが、濃茶とお道具の拝見を取りに立ちましたね~。ウッカリです。3年程前の研究会においでになられた業躰先生がとても良いヒントを下さってから、私の先生の作られる湿し灰はとても撒きやすくなりました。本当に気持ちが良いくらいにサラサラと。今週は先生のご都合でお稽古はお休み。刻一刻と研究会の日は近くなるけれど、お稽古はなかなかできません。大丈夫かしら?今日のオマケはまたまたゲームセンターの戦利品。ハロウィンが終わってすっかりクリスマスバージョンです。
2006年11月13日
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今日は炉になって初めてのお稽古でした。先生の心づくしのぜんざいを頂いてお濃茶を練ってきました。 湯杓が炉になって大振になっているのをウッカリして少しお湯を入れすぎてしまいました。最初の一杓のお湯が多いと表面に細かい泡が出来てしまうことがあるので、細心の注意を払い何とか。来週は且座のお稽古をしましょうねと皆さんと約束して今日は忙しかったので遅刻の早退。先月からちょっと忙しくて落ち着いてお稽古が出来ていません。12月の研究会まであと何回行けるのか。。。ソロソロ心して取り組まなくちゃ。
2006年11月02日
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物凄くご無沙汰してしまいました。お気に入りで度々訪問している染元の『ひとしほさん』が緑色の着物が少ないと書いておられました。私、本人はずっと紫や茶系の着物が多いと思い込んでいましたが、人様からはFuukeさんといったら『緑の着物の人』だと思われていることを聞かされて改めて箪笥を覗けば確かに緑の着物。濃いもの、くすんだもの、淡いもの。。。緑系の着物がやはり多い。緑特集で、暫く緑の着物を並べてみようかなと思います。何時まで続くかな?ちなみに今まで此処に登場した緑らしき着物は『塩沢』『小紋』『小紋2』くらいかな?今日は緑の訪問着その1としてこれ! 結はたとかそんな名前の織だったと思いますが、かなりしっかりした生地で皺になりません。この画像で見えるほどには白は目立ちませんが。。。この着物は写真映りが悪いんでした。(笑)小さいくせに肩裾模様が好きな私が一 目惚れで買ったのは良いけれど帯に悩みます。 金通しに蘇州刺繍のこの帯を合わせた時も賛否両論。「誂えたようにピッタリだ」と言った人もいるのですが、「他に帯が無いわけじゃないでしょうに」とのご意見まで。流石に自分でもちょっとクドイか?と思いました。(笑)どんな帯がよいでしょうねぇ。 猫並さん、亀に菊(笑)
2006年10月23日
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今日はお茶のお稽古に行っていました。夏の研究会の出来が悪かったので、躊躇していた12月の研究会。結局引き受けてしまいました。『且座式』これは5人組でするのですが、私が習っている流派では東がお濃茶を練り、半東が東の補佐と薄茶を点て、正客が香を焚き、次客が花を活け、三客が炭をつぐという茶道一通りを分担を決めて行うものです。東をされる人はもう先に決まっていましたので、先生が何をと仰られるかと思っていましたが『香』か『炭』の好きなほうでとのこと。狙いは『花』だったんだけどな。(笑)半東はお仕事がいっぱいで、甲斐甲斐しい立ち振る舞いの方が向くので私には回ってこない役だとは思っていましたが、『香』か『炭』。迷った挙句『炭』をすることになりました。本当は全然迷う余地はなかったんですけれどね。(笑)このブログを前から読んでくださっている方はご存知ですが、私は正座が苦手です。(爆)炉の且座で『香』を焚く正客になると、席入りしてから一度も立つことがありません。ずっと座りっぱなしです。『花』は花を活けるために席を立ちますし『炭』は炭をつぐために点前座に行きます。『香』か『炭』なら選択の余地はなく『炭』なんですよ。(笑)先生には理由も申し上げました。私の一言で全ての配役が決まりました。良かったのかしら?皆さんそれぞれに苦手はあるんですよ。箸が苦手な方は『香』と『炭』は敬遠されますし、足の運びに自信がなければ半東は避けたいし。(笑)そんなこんなで、今年は早目の炉開きとなりそうです。
2006年09月28日
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お茶会に行って来ました。県の茶道連盟主催のお茶会は、自分が普段習っているものとは違う流派のお席を体験する良い機会になります。 今日のお濃茶席を担当されたのは古儀茶道藪内流。実は私が最 も習いたかった流派です。この流派のお濃茶を頂く機会はあまりありませんので、とても興味深く、楽しんできました。 写真は濃い茶席の花、ヤブミョウガとカリガネソウ『群鶴』と名づけられた堂々の竹筒に こちらでは水稲の主力品種、コシヒカリの刈取り時期を迎えています。例年の事なのですがこの時期、秋の長雨というかお天気が思わしくない日が続きます。今年もこれから暫く愚図ついたお天気のようです。
2006年09月10日
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今日はお茶のお稽古に行ってきました。先週は先生のご都合でお休みだったので久しぶりになります。今日は流し点前。親しい人の顔を見ながらお点前ということで難しいものではありません。先月は茶箱のお点前で、風炉には鉄瓶が掛かっていましたが、今日は風炉釜。水差は杵の形のもので棗は秋草蒔絵。お茶碗はこぼれ萩や月のをモチーフにしたものなどが出されていました。自分で好きな茶碗を選んでお点前をする訳ですが、何が問題かっていうと道具の取り合わせ。色、デザインが全体としてまとまっていて、主題の感じられるような道具を選びなさいって常日頃から言われていまして、お点前の最後、拝見に出して茶杓の銘を尋ねられた時に相応しい銘を披露?しなきゃいけません。お稽古ですから元々銘のついているものではなくて千家歴代宗匠の特徴を真似た茶杓が箸立のようなものに沢山立ててある中から選んで使って、その場限りの勝手な銘をつけるんです。茶杓の銘一覧とか、カンニングペーペーは数知れずありますけれど、咄嗟になかなか出ない。季節感があって、音の響きが良くてって難しいんですよ。本日、皆さんの苦心の茶杓の銘『武蔵野』『虫乃音』『稲穂』『山之端』『月の宴』お疲れ様でした! 先生自ら山で摘んでこられたトリカブト。水も山で汲んできた物を使いました。とても美味しいお茶でした。
2006年09月07日
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今日は普段のお稽古日ではないけれど、花月の臨時特訓に行ってきました。点前座を見てビックリ。棚が無くて『つるべ』が。。。先生 「季節ものだから、水差しは『つるべ』を使おうかと思ったんだけれど如何?」私達 「そうですね。涼しげで良いかもしれませんね。」先生 「ただ、正会員の研究会だからこういう応用のものは良くないかもしれませんね。」私達 「そうかもしれませんね。」先生 「当日、業躰先生にお伺いして決めましょう。」私達 「・・・・」(ってことは当日言われたほうでしなきゃいけないってこと?)先生 「Fuukeさん、運びが少し変わるけど大丈夫ですね!」私 「はい。。。」先生 「湯勺と蓋置を飾ったら、水を注がないからそのつもりでね。業躰先生が飾らずにって仰ったら、そのようになさい。」私達 「はい。。。」(大丈夫なんだろうか?私達。。)本当に大丈夫なんだろうか??お茶に縁のない方には解らないお話でした!先日来、ボンドで貼るだけの帯留は増殖中。 ソラマメ型ターコイズと縞メノウ
2006年07月11日
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お茶のお稽古に行ってきました。研究会にむけて平花月のお稽古を2回。お茶をする人には今更ですが、全く知らない人もいるかと思うので簡単に説明。花月っていうのは、くじ引きで役割を決めてお点前をするゲームみたいなもので、今回の平花月では『花』という札を引いた人がお茶を点て『月』という札を引いた人がお茶を飲むっていう単純な仕組みです。団体競技みたいなものなので、タイミングが大事。昨日はメンバーが皆揃っての初めてのお稽古でした。本来は最初の席順もその場でくじで決めるのだけれど、そこは研究会なのでそれだけは事前に決めておくことしにて、今回、私は亭主の役です。良かった(笑)『平花月』って決して長いお点前ではないのだけれど、くじで『花』も『月』も引かないとお手前の間中、ジ~~っと座っているだけなんですよ。私、実は正座が苦手なんです。。。。お茶をやっているのにありえないでしょ?(笑)まぁ、太ったことが全ての原因と思われますが、チョット長いと痺れる痺れる。。。細かった頃(小学生の頃か?)はお茶のお稽古で足が痺れるなんてありえな~いと思っていましたが、この年になってトホホです。なので、何か事がある度に、私が立ち上がる瞬間は社中の皆さんが祈るような気持ちで見ています。(笑)皆さんの祈りが天に通じてか、今まで立てなかったことはないのだけれど、花月は皆が揃って立ち上がったり座ったりがある種醍醐味なので、遅れをとるようなことがあっては×。何にも当たりくじを引かなかった場合、一番座っている時間が短くて済むのは亭主役なんです。欲を言えば、2番目か3番目くらいの花が引きたい。。。(爆)話は変わり、私はお茶(お薄)を良く飲みます。仕事しながらでも飲むので、1,000円程の茶碗と100円ショップで何故か315円で売っている茶筅が仕事場にも常備してあります。この安い茶碗、焼き物が全くわからない人にも、『その茶碗が良い物じゃないってことが解る』と言わしめたシロモノなんですが、お湯が漏れるでもなく使うのには何の不自由もありません。こういう姿勢を邪道と言う人もいるかもしれませんが、仕事しながら自服するのはこれで十分だと思っています。315円の茶筅でもお茶は点ちます。(笑)315円の茶筅で点てた正真正銘の粗茶ですが一服どうぞ。お茶碗は流石に1000円じゃないけど(笑)
2006年07月06日
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先日の帯締。紫が少し濃かったかも。曲がってるし。 お茶に行く時は普通のお太鼓です。今日の午前中はお茶のお稽古に行ってきました。まず初炭所望。どういうわけか何時も私が炭をつぐ役割が当たります。久しぶりの風炉の炭で、炭を置くべき位置も怪しいくらい。。。。途中で一瞬炭の置く場所を躊躇したら下火を崩してしまいました。何事も思い切りが肝心だとお叱りを受け、下火を真ん中に寄せて何とか。。。月も上手く切れなかったし、今日は×。亭主がお釜にナミナミと水を注ぐのを見て、思わず心の中で『stop!』と叫んでいました。お稽古ですから、すぐにお点前になります。今日の炭ではすぐにお湯が沸かないかも。。先週に引き続き四方卓に大海のお茶入れで。二週続けて同じお点前の事は殆どないのだけれど、先生の「もう一度長緒の扱いをしますか?」とのお言葉に皆で大きく首を縦に振ったのでした。流石に先週一通りしているので無事?に。大海はお茶を回し出しする加減が難しいのです。お稽古なのでお茶の分量は量らずにいっぱい入れてあるため、傾き加減でなかなか思う分量が出なかったり、ゴボっと大量に出てしまったり。先週はゴボっと出てお茶煙モウモウのほうだったので今週は遠慮がちにしていたらちょっと足らなかった。。。まぁ、お濃茶も皆さん4服目ともなると大量には飲みたくはないでしょう。私の習っている先生は『席』という雰囲気をとても大事にされます。今日の午前中のお稽古は5人でしたので、イメージとしては5席のお茶席です。その度にお菓子も準備されていますので、4人前のお菓子と4服のお茶を頂き、自分がお点前した時のお菓子はお持ち帰り。皆お濃茶のお稽古をすれば4服のお濃茶を頂くことになります。茶通箱のお稽古となると×2です。流石に茶通箱を5人するには半日では足らないので二週に分けてくださいますけれど、私はお茶は大量に飲んでも問題は有りませんが、寝られない、胸焼けがすると仰られる方もいます。ので、小服の薄めは歓迎されたに違いない!(笑)
2006年06月15日
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今日も良いお天気。午前中お茶のお稽古に行ってきました。今日のお棚は四方卓。お茶入れは瀬戸の大海で。お濃茶を練ってきました。取り立てて変わったお手前でもないのに、なんだか上手くいかなかった。。。久しぶりの長緒の扱いで今日は棚に置いたからいいけど、掛けるんだったら首吊り状態になりそうでした。反省反省。先日の茶筅供養の感想やら反省やらお茶のお稽古なのに話が盛り上がって何ともはや。。。襖の外にいたら何のお稽古やら解らないくらい笑い声が。。。お茶とお菓子を美味しく頂いてきました。
2006年06月08日
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今日は茶筅供養に行ってきました。お世話になった茶筅を燃やす横で今後の精進を誓ってきました。読経の間は失礼だから写真を撮るのを控えてお茶を頂いてからと思ったら、すっかりお供え物も片付けた後でした。爽やかな風が吹き、単で下に着るものも一気に夏バージョンでは少し肌寒いくらいでした。今日はいつもどおり?無地っぽい着物におとなしい綴の帯で無難にまとめて出かけました。私にしては珍しく『カワイイ』色を着ましたが、評判はイマイチかな?(笑)
2006年06月04日
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6月になりました。衣替えです。半襟、帯〆、帯揚が夏物になります。私の場合は長襦袢も一気に夏物になります。お天気は衣替えに相応しく快晴。少し暑いくらい。今日はお茶のお稽古に行ってきました。帯〆ひとつ替えるだけで随分印象がかわりますね。ピンクを入れることで着物の色も変わって見えます。着物はポリの単。これからの季節、私はポリエステルの着物を良く着ます。手軽に洗えるっていうのは汗かきの私にはとても有難いのです。多少の裾捌きとか着心地の悪さにはかえられません。今日は包袱紗お稽古でした。4人、お点前の度にお菓子と、お濃茶を頂いてきました。今日の先生のお宅の床のお花。鳥足升麻(トリアシショウマ)です。
2006年06月01日
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