Fuzzyな見たり読んだり

Fuzzyな見たり読んだり

2012年01月14日
XML
カテゴリ: 映画・読書





 津波のシーンがあり
  ちょうど震災のころに上映されていたとかで
  すぐに国内の上映は中止になったらしい作品である。

  死者の声を聞けてしまうサンフランシスコの青年と
  臨死体験をしたパリの女性と
  双子の兄を亡くしたロンドンの少年と。

  人から理解されないまま苦しむ彼らが、
  偶然ロンドンで出会うまでがていねいに描かれる。


  個人的には、立花隆の「臨死体験」などをとても興味深く読んだくちだ。
  意味のある偶然 というのも、あると思っている。
  ‥‥その偶然を仕組んだのが霊的な存在だ 
    とは必ずしも思っていないけれど。


  兄を慕う少年が、いろいろな霊能者を訪ね歩き
  けれど、本物がいないということを知っていく絶望感は
  なんとも気の毒である。喪の仕事などと簡単に言えるものではない。
  彼を見守る大人たちの頼りなさ。(自戒しなければ、とも思う)


  死後の世界について語ろうとすると、やはり「イロモノ」みたいに
  見られてしまうというのはあるのだろう。今でも。

  そして本物の霊能者には、見たくない苦しみまで見えてしまうことがある。
  それもまた、理解しがたく、金儲けに利用されたりするのだろう。

  なんとなく精神を「内省」に持っていかれたかもしれない。
  知らなかったらシャマラン監督のものかと思ったかもしれないが
  クリント・イーストウッドの作品なのだった。








お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2012年01月15日 21時28分01秒
コメント(0) | コメントを書く
[映画・読書] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

プロフィール

ファニーfuzzy

ファニーfuzzy

カレンダー

お気に入りブログ

田中美佐子さんが三… New! らぶりーたわ子さん

ねーさんの独り言 飯島あきらさん

コメント新着

ゆうり@ Re: 野田秀樹・「エッグ」 もう5月も末です!お元気ですか?今日は…
ファニーfuzzy @ Re[1]: 野田秀樹・「エッグ」(09/28) ゆうりさん  微妙なテンションでしたので…
ファニーfuzzy @ Re[1]: 野田秀樹・「エッグ」(09/28) ゆうりさん  卒業 おめでとう!!  卒…

バックナンバー

2024年11月
2024年10月
2024年09月
2024年08月
2024年07月

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: