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gamzatti @ Re[1]:「ムー」「ムー一族」(05/28) ひよこさんへ 訂正ありがとうございました…
ひよこ@ Re:「ムー」「ムー一族」(05/28) ジュリーのポスターに向かってジュリーっ…

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gamzatti

gamzatti

2008.08.19
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カテゴリ: 日本映画
映画館で予告編をみて、「これは絶対見たい!」と思った映画の一つ、
「おくりびと」

先日、試写を見てきました。

本編の素晴らしさは、予告編以上。
多くの人が「今年最高の作品」と言っているのがよくわかります。
人間の感性に染み入ってくる、いい作品です。

チェロの演奏家としての人生をあきらめた小林(本木雅弘)は、
妻(広末涼子)とともに、今は空き家となっている山形の実家に移り住むことにした。

新聞の折込チラシで見つけた「旅」の仕事、
実はあの世への「旅立ち」のお仕事だった!



「人の死」それも「遺体」を扱う仕事とは、一体どういうものかを
非常に静謐に、美しく描いています。

最初は妻にも言えずに始めた仕事に対し、小林(モックン)が向けるまなざしの変化、
淡々と死者を送り出す社長(山崎努)の儀式の中に潜む愛情の深さ、
家族に死なれて初めて噴出す遺族の気持ちのやるせなさ。

エピソードとして出てくる「人の死」の一つひとつに、
何がどうしたって涙が出てきちゃう。
人の人生の最期を切り取っただけの場面が、実は大きなドラマを感じさせるものだと痛感。
また、それを切り取った滝田洋二郎監督の手腕に、脱帽。

「死」を語りながら、「生」のぬくもりが伝わってくるのです。
「1人で悲しみを背負ってしまう」性質(たち)の小林の心が

遠く離れてしまった人の心を知ることは難しいけれど、
求め合うものは、いつか分かり合える、そう思える映画です。

「おくりびと」というタイトルが、けっこう地味なので、
どこまで動員できるかちょっと心配ですが、
これは絶対見るべき!

家族で見るのも、恋人と見るのも、一人で見るのもOK。


田舎に帰ろうかな、とか、
家族に連絡とろうかな、とか、
気持ちが落ち着き、ちょっぴりやさしくなれる映画です。

*脚本の小山薫堂は、
「カノッサの屈辱」「料理の鉄人」「進ぬ!電波少年」なども手掛けた放送作家。
作詞などでも活躍している。
「世にも不思議な物語」などドラマの脚本は経験があるが、劇場映画の脚本は初めてとのこと。





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Last updated  2008.08.19 16:09:27
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