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2006年04月03日

本屋さんはもちろんですが、図書館でも “ オススメ本 ” といった感じで、表紙が見える様に並べられていたりします。
図書館に行くと、自分が読みたい本だけでなく、４歳の娘に読んであげようと、絵本もよく借りるのですが、物語の内容も然る事ながら、絵の雰囲気で選んでしまうコトも少なくない絵本ですから、好きな画風の表紙が目にとまると、思わず手に取ってしまいがちです。
“ 子供達が選び易く・取り易く ” といった意味もあると思うのですが、先日行った図書館の絵本・児童書のコーナーでも、オススメ本が並べられていました。
ですが、なぜか並んでいたのは、犬の本ばかり・・・。
館内にポップや貼り紙もありませんし、図書館なんで買えませんが、ちょっとした『ワンちゃんフェア』といった趣きでした。
この図書館の司書の方が犬好きなのか、それとも密かに犬ブームなのかと思っていると・・・

「ブ～ムっていうよりも、イヌ年やからとちゃう？」

一緒に行っていた９歳の息子に言われたのですが、確かにそうかもしれません。
ポップや貼り紙が無いのは、もう４月だからで、年明けすぐだったら、それなりに何か貼られていたに違いない　──
・・・と、勝手に納得しながら、かわいらしい子犬が表紙に描かれた絵本と、その他にも数冊、借りる事にしました。

そして、その日の夕方。
仕事から帰ってきたうちの奥さん、職場で余程イヤな事があったらしく・・・

「ちょっと聞いて～！今日なぁ･･･」

から始まった愚痴機関銃（グチ・マシンガン）は、止まる事を知らず、私の相槌がマズかったのか、グチりながらムカついたのを思い出したのか、さらに威力を増していました。
そんな時、４歳の娘が図書館から借りてきた本を持ってきて・・・

「おか～さんって、『としま』なん？」

「えっ？年増？」

虚をつかれた様な顔をしていたうちの奥さんでしたが・・・

「うん。これかりるとき、おとうさんが、おかあさんのコト、『としま』っていってた」

こんな時に、なんという事を・・・。 (＠_＠;)
そもそも、そんな事は言ってません。
ただ、息子と・・・・・・

「そういえば、戌年やなぁ。お母さん、今年３６で年女やしなぁ」

「としおんな？」

「今年の干支はイヌやから、戌年の女の人を『年女』っていうんよ。そやけど、年と女の間には、間違っても『ま』は入れたらアカンでぇ。『ま』は･･･」

「ま？」

「入れたら『年増女』になるやん。『年増』っていうのは『おばはん』のコトや」

「そやけど、お母さん、もうおばはんみたいなもんやから、『ま』入れてもええやん！」

「アホ！たとえそうでも『ま』は、入れたらアカン！そんなコト言うたら、えらいコトになるでぇ～」

と、こんな話しをしていただけなのですが、やはりマズかったかと・・・。 (￣。￣a;)
続いていた機関銃の様な愚痴は完全に止まりましたが、もっとよろしくない雰囲気になってしまいました。
なんとも間（ま）が悪い話であります・・・・・・

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