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いつも、読んでくださって、ありがとうございます。「夢野忠則のクルマ馬鹿で結構!」は、5月からCar Lifeを、もっと楽しむためのコミュニティサイト“BACCARS”(バッカーズ)に移転しました。これからも、よろしくお願いします。これまでも、これからも・・・ クルマ馬鹿で結構!
2006/05/03
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バッカーズ、できたよ。
2006/05/02
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いやいや、僕らにとっては、5月1日が続いているわけで・・・じゃぁ、こうしませんか・・・みなさんには、一度、すべて、忘れていただいて・・・ なにも、なかったことにして・・・んで、BACCARSのリニューアルが成ったその時には、小さな声で、バッカーズ、できたよ。 って言うから・・・オマエが大騒ぎしたんだろうが! そ、そうなんですけどね・・・ なんだか、期待させちゃって、申し訳なくて・・・ね・・・ みなさんには、一度、忘れていただいて・・・バッカーズ、できたよ。 って言うから・・・
2006/05/02
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5月2日、午前3時50分・・・だ~れも、起きてないよなぁ・・・楽天ブログは、これで最後です、なんて言ってから、また書いてるし・・・しかも、こんな夜更けに・・・BACCARSのリニューアル作業が大変だぁ~、大変だぁ~、と騒いではいるけれど、実際に大変なのは、僕ではなくて、プログラミングやデザイン作業を受け持ってくれている、多田野かあ吉クンなわけで。 僕はといえば・・・ねじりハチマキの写真を、わざとらしく(サービスカットです・・・)載せてはみたけど、実際には、この期におよんで、僕のようなアナログ人間の出番はない、わけで・・・かあ吉クンから「新しいページのレイアウト、できましたぜい」という報告を受けてから、どれどれ、と新しいページにアクセスして、もうちょっと、読みやすくしようよ、とかもう少し、カッチョよくなんない? とか、好き勝手なことをホザいてるだけなんですわ。で、今は、かあ吉先生の作業の上がりを、ただひたすら待っている、午前3時55分・・・眠気覚ましに・・・ そりゃ、クルマのハナシしかないな・・・(笑)日曜日に大黒SAに行ったことは、前々回に書いたけども、その日にアップした、2台の箱スカとエランが並んでいる写真は、ご覧になりました?あの日は、ナローポルシェやら、Eタイプやら、F430やら、美しいクルマが勢ぞろいだったのですが、僕が一番、印象的だったのは、この写真の光景・・・エランって、こんなに小さかったっけ? まるで、ペダルカーみたいじゃない?それとも箱スカが、でかいのか? んなこと、ないよな。僕は、ロータス系は、あまり詳しくないのだけども、きっと、この小ささも、エランの大きな魅力のひとつなんだろうな。多田野かあ吉クンは、カプチーノ乗りで、どうしてカプチーノに乗り続けているのか、と聞くと、他に乗りたいクルマもないし・・・なんて言うくせして、ロータス・エリーゼのことは、ひそかに狙っているらしい。あら、もう4時15分・・・多田野かあ吉クン、まさか、寝てるんじゃないだろうな。 がんばってくれよ、エリーゼのために・・・
2006/05/01
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明日からは・・・BACCARS! な~んて、気取って宣言してはみたものの・・・BACCARSリニューアル作業が追いつかない・・・5月1日は、まだ、あと2時間半あるじゃないの! と笑っていられる状況では、もはや、なくなりつつある・・・さっき、知人から電話があって・・・ 「いつになったら、新装開店するわけ?」パチンコ屋の前では、2時間も3時間も、平気で並んでるくせにさ・・・本日分の「クルマ馬鹿で結構!」を楽しみにしていらっしゃる方が、もしも、いらっしゃったら、ホントに申し訳ないっす・・・ 明日の朝までには・・・ なんとか・・・みんなにとっては明日でも、僕らにとっては、今日の続きだから・・・どうか、笑って許して・・・
2006/05/01
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ひさしぶりに、昨年6月29日に書いた、このブログの第一話を開いてみたら、そこに掲載されているのは、なんと、真っ赤なポルシェ356ではないですか(笑)第一話のタイトルは、「そして僕は、理由を探す。」クルマを買うのに、まず最初に、その“理由”を探すようになったら、もはや立派なCARSウイルス感染者である、という仮説(笑)たとえば、「オデッセイ」のようなクルマが家に一台あれば、“理論上”は、十分なはずなんだ。なのに、クルマ馬鹿者たちは、やれ「ユーノス・ロードスターは最高だ!」とか、「新型3シリーズは、どうだ?」とか、「ビートが欲しい」とか、「いつかはフェラーリ」とか・・・オデッセイで、いいじゃん。いいや、そうはいかない(笑) なんでかって? わかんないよ、そんなこと。 だから僕らは、その理由を探すわけです(笑)バッカじゃないの?えぇ、そうですとも。 だから、申し上げている。 クルマ馬鹿で結構!と(笑)またまた今朝も5時に目が覚めて・・・ 356を駆って、またまた大黒SAに行ってみた。良く晴れたゴールデンウィーク2日め・・・ いるわ、いるわ、愛すべきクルマ馬鹿者たち・・・ どうしてナローポルシェに乗っているのか、エランじゃなきゃダメなのか、GTRなのか・・・自分が探し出した、たどりついた理由を、みんなに伝えたいんだね、きっと。たとえ、だれも聞いちゃいない、としてもさ(笑)僕は、そんなクルマ馬鹿者たちのことが、大好き。 だって、馬鹿なんだもの(笑)2005年6月29日にスタートした、「夢野忠則のクルマ馬鹿で結構!」は、今日で320回。途中、一日も休むことなく、みなさんに助けてもらいながらも、なんとか書き続けてこれた。ホントにクルマ馬鹿だなぁと思う。 僕も、そして、みなさんも(笑)BACCARSのリニューアルに伴って、今日で、この楽天のブログを終了します。明日からは、BACCARSで、また書き続けていこうと思います。タイトル? もちろん・・・ 「夢野忠則のクルマ馬鹿で結構!」(笑)だって、僕の“理由探し”の旅は、まだまだ終わりそうにないから・・・ご用意されたハンカチは・・・残念でした、またの機会に・・・(笑)明日からは・・・ 「BACCARS」(バッカーズ)
2006/04/30
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いよいよ、BACCARSのリニューアル作業が・・・ 切羽つまってきた(笑)昨年の10月、BACCARSオープン前も大変だったんだよなぁ。5月1日、新装開店・・・ なんて、どうして宣言しちゃったんだろ。せめて、5月上旬、くらいにしておけばよかったな(笑)あのぉ~ 突然ですが・・・ ここで、お知らせが・・・実は・・・ 今回のBACCARSリニューアルに伴いまして・・・この楽天ブログ「夢野忠則のクルマ馬鹿で結構!」・・・明日をもちまして・・・ 終了とさせていただくことになりました。昨年の6月末にスタートして以来、毎日、毎日、僕の、ホントにくだらない“馬鹿話”におつきあいいただきまして、誠に、ありがとうございました。というわけで・・・ 明日は、いきなり、涙と感動の最終話・・・ハンカチを用意して、待て・・・マジ? マジ・・・ 「BACCARS」(バッカーズ)
2006/04/29
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昨日、ご紹介した「Straight,」誌ですが、「脳ミソがしびれるほど、速いクルマがほしい!」という記事が楽しめた。サブタイトルが、「0→100km/h加速のクルマ選び」。 どういうクルマ選びなんだか(笑)「0→100km/h 5秒切りモデルはコレだ!」って、いったい・・・ いいですね、この非現実感(笑)5秒切りモデル・ランキング第1位の「ブガッティ・ヴェイロン」からはじまって、「カレラGT」やら「ムルシエラゴ」やら「コルベットZ06」やら・・・しかし、「ブガッティ・ヴェイロン」は、やっぱり、それにしても、すごいクルマである。最高速407km/hとか、1001馬力とか、1億7700万円とか、それは、もはや驚きもしませんがこのクルマ、0→100km/h加速が、なんと2.5秒! (F1マシンでも約3秒かかるのに)しかし、実は、ヴェイロンのもっと驚くべきは、その制動能力で、100km/hから停止するまでに要する時間は、たったの2.3秒!!ってことは、つまり“ 0 → 100km/h → 0 ”が、わずかに4.8秒!!!素知らぬ顔して停まってたクルマが、いきなり発進して時速100キロまで加速して、4.8秒後には、また、なに喰わぬ顔で停車しているという・・・ すごすぎません? 公道で可能、なんですよ(笑)4.8秒の間に、ヴェイロンは、いったい何メートル進むことになるのかな?たとえば356だと、“ 0 → 100km/h → 0 ”何秒くらいなんだろう? ビッグホーンなら、3分くらいかかるんじゃないか?(笑)1001馬力、最高速407km/h、0→100km/h加速2.5秒、“0 → 100km/h → 0”4.8秒、そんでもって、お値段、1億7700万円。 ついでに、車幅は1998mmもある。 車高は1206mmしかない。これほどまでに、意味のない数字の羅列も珍しい(笑) ヴェイロンの存在意義とは、なんぞや?この特集では、0→100km/h加速5秒切りモデルが40台、紹介されています。意味のない数字ついでに、各クルマ、それぞれの価格を、0→100km/hにかかる秒数で割ってみた(笑)たとえば、ヴェイロンなら1億7700万円÷2.5秒=7080万円この数字を、とりあえず、“加速お買い得度数”としましょうか(笑)。数字が小さいほど、お買い得な加速、ということになりますね。これでいくと・・・ (ヒマなのか? オレは・・・)・ランボルギーニ・ムルシエラゴ(2882万/3.8秒)・・・758万円・アストン・マーチン ヴァンキッシュS(2745万/4.8秒)・・・572万円・フェラーリF430(2079万/4秒)・・・520万円・ポルシェ911ターボ(1816万/3.9秒)・・・466万円 てな具合に、数字が並ぶわけですが・・・5秒切りモデル40台のなかで、ベスト・オブ・お買い得な加速車は・・・ジャ~ン! ロータス・エキシージS(691万/4.3秒)・・・161万円!おぉ~!いったい、なにが、おぉ~! なのやら・・・ジャ~ン! 「BACCARS」(バッカーズ)
2006/04/28
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「Straight,」(ストレート)という雑誌があります。どうやら、40代の男性をターゲットにした雑誌、らしい。今月号から、「あらゆる欲望は美徳である」というフレーズをキーワードに、新たな雑誌づくりにチャレンジしていくそうな。どこかの雑誌のように、“ちょいワル”なんてヒネらずに、“ストレート”に、オヤジどもを物欲にまみれさせよう、といったところでしょうか。欲望は美徳である、なんて突いてみたところで、オヤジは金なんて持ってないぞ・・・今月号の特集テーマは『 年相応、分相応はもうヤメた 乗らずに死ねるか! 煩悩だらけのクルマ選び 』クルマ料理研究家、夢野忠則が提唱する、例の“カツカレーの法則”にのっとれば、“煩悩だらけの”というトンカツが、あまり美味そうに感じられませんね。 “乗らずに死ねるか!”は、いかにも古いし(笑)その名の通り、ストレートに、『 欲情のクルマ選び 』 じゃダメか?40代のオトコたちに「好きなクルマは?」と聞いたら、どんなクルマをあげるだろうか。2シーターのオープンカーかもしれない、昔憧れたスーパーカーかもしれない、F1顔負けのスピードマシンかもしれない、ヴィンテージカーかもしれない・・・好きなクルマは人それぞれだが、確かなのは「今の愛車がベストではない」ということ。オトナのクルマ選びには、さまざまな制約があり、打算と妥協がつきまとう。 ~ 中略 ~でも、もう40代。定年まで20年足らずしかない。いま乗らずして、いつ乗るのだ?クルマ好きのオトコたちよ、欲望のおもむくままに好きなクルマを選べ!と、前口上では語っておられます。この4行目の、“確かなのは「今の愛車がベストではない」ということ。” という一文は、いいですね。たしかに、ベストではない(笑)だから、“欲望のおもむくままに好きなクルマを選べ!”とつながるわけですが・・・だから、ほれ、ポルシェ356を買っちゃえ! と言いたいのでしょうが・・・(笑)でもね・・・ “ストレート”に言いますが・・・欲望のおもむくままにクルマを選んでみたところで、ベストなクルマにはたどりつかないよ。なんでかって? 今日の欲望と、明日の欲望とは、もう違うから。それに・・・欲望のおもむくままに、たとえ、ベストだと思われるクルマを手に入れたとしてもさ、はたして、それが本人にとって、幸せなことなのか、どうか・・・「今の愛車がベストではない」と思うからこそ、僕らは、明日も、欲情して生きていけるわけだしね。「Straight,」最新号、肝心の特集の中身は・・・ 欲望のベクトルが、スーパーカーに向いてる方には、お楽しみいただけるかと。明日の活力・・・ 「BACCARS」(バッカーズ)
2006/04/27
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先日の盛り上がりは、まだ記憶に新しいのか、遠い過去のものなのか・・・野球のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)のハナシ・・・予選で、日本代表がアメリカチームと対戦する際に、イチローが嘆いていましたね。日本の選手たちは、これから戦うぞって時に、憧れの大リーガーたちを前に萎縮してしまって、たんなる“ファン”の目線で、彼らの練習に見入ってしまっていた、と。試合前からそんなんじゃ、勝てるわけがない、と・・・そりゃ、そうだよな。 ところで、なんでクルマ馬鹿が、WBCのハナシなん?実は・・・5月に開催される「ジーロ・デ・軽井沢」の“エントリーリスト”が発表されまして・・・リストによると、今年の「ジーロ・デ・軽井沢」への参加車輌は、100台。そのうち、ポルシェ356は、なんと8台もエントリーしているではありませんか!(エントリー数は、参加モデルの中で一番、多い!)ということは、100台のなかでは、ポルシェ356軍団が一番目立つのかもしれなくて・・・そりゃ、よかったじゃん! ではなくてさ。だって、他の356の“顔ぶれ”をながめてみると・・・1954年の“Pre A”、56年の“スピードスター”、59年の“コンバーチブルD”、60年の“ロードスター”、さらには63年の“カレラ2”(!)と、まさに356ファンにとっては、キラ星のような方々・・・僕らの356C(64年生まれ)が、最新型・・・もちろん、エスエスの藤沼社長が、わざわざ用意してくださった356Cですもの。僕らのクルマのコンディションの良さには、自信と誇りをもっておりますですよ、はい。他のどんなクルマよりも、元気で、キュートで、一番カッチョいい、と信じている。だけどもさ・・・ スピードスターに、コンバーチブルDに、カレラ2に囲まれちゃった日にはさ・・・そりゃ、大リーガーにサインをもらいにいく、日本代表メンバーの気持ちにもなるっちゅうの(笑)素晴らしいクルマは、用意してもらった。 あとは・・・キラ星のごときライバルたちのなかで、356歴わずか1ヶ月半、ヒストリックカーレース経験なし、ただのクルマ馬鹿な僕とM社長が、それでも、負けじと、さらに輝きを放つためには・・・ ウ~ン・・・ モヒカン刈り?急募!チアガールズ 「BACCARS」(バッカーズ)
2006/04/26
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BMWから「Z4クーぺ」「Z4 Mクーペ」「3シリーズ・クーペ」と、続々と2ドア・クーペモデルが発表されています。「Z4ロードスター」はマイナーチェンジで、さらに、「Z4 Mロードスター」も追加されました、と。これが、どれも、カッチョいい!「Z4クーペ」は、昨年の東京モーターショーでコンセプトモデルが話題になりましたが、ほぼ、そのままのカタチで登場。エンジンは3.0Lのみ (ロードスターは2.5Lと3.0L)。新開発6速スポーツ・オートマチック・トランスミッションを搭載した「Z4クーペ3.0si」のお値段は、574万円 (ロードスター2.5iは439万円)。「Z4 Mクーペ」に搭載されるエンジンは、M3と同じ3.2L直列6気筒。最高出力343ps、最大トルク37.2kg-m。M3よりも車重が軽い分、パワー・ウェイト・レシオに優れる。とりあえずは6速MTのみで、気になるお値段は、807万円 (Mロードスターは829万円)。いいじゃないでか、Z4 Mクーペ・・・ 昔のフェラーリに、こういうカタチなかったっけ?先代の「Z3クーペ」「Mクーペ」も、かなり好きだったんですよ。あの大胆なフォルムがね。街中で、あまり見かけないのもよかった(笑) やや、エグ過ぎたんでしょうか・・・先代に比べれば、今回は、かなり洗練されています。でも、大胆さも忘れちゃいない。BMWは「6シリーズ」も美しいクルマだと思いますけど、どーも、トランクまわりの処理が・・・こちらは、その点、お尻も見事に決まっていますね。一方、もう少し現実派のアナタには、新登場の「3シリーズ・クーペ」は、いかがでしょう?ツインターボ直6直噴ガソリンエンジン搭載の「335iクーペ」(排気量は3L)。最高出力306psで、0- 100km/h加速が5.5秒、最高速250km/hですって。販売は秋から。 お値段は未定、かな?こちらも、ボディデザインがスッキリしていて、なかなか好感がもてますぞ。飛ばしてますねぇ、BMW。M3のエンジン積んだ「Z4 Mクーペ」が、807万円かぁ。でも、だったら、僕は、やっぱりポルシェ「ケイマンS」(770万円)だな。でも、でも、「ボクスター」と「Z4 ロードスター」、さぁ、どっち? と言われたら・・・ウ~ン、どうしましょう・・・ところで先日、街中で、ケイマンSを見かけたんですがね・・・写真やショールームで見るよりも、街中で見るケイマンSは、すごく筋骨隆々としていて、その筋骨の盛り上がりが、隆々ではあるけれども、優美な曲線の組み合わせでありまして・・・この屋根の曲線なんざ・・・ 見方によっちゃぁ、911よりも、356を思わせる・・・ と思いません?なんだよ、結局、356の自慢かよ・・・いや、マジに、ケイマンは、356なんですって!もちろん、Z4クーペもいいけどさ・・・ホントだってば! 「BACCARS」(バッカーズ)
2006/04/25
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怒っているわけではないよ。笑っているわけでもないし・・・ホントのところが、知りたいだけです。3月に登場したレクサス初のハイブリッドカー、「GS450h」の受注が好調、らしい。どれくらい好調かというと、発売から約1ヵ月間で、月販目標台数150台に対して、なんと約1000台を受注したのだそうです。いやぁ、実に、めでたい。レクサスの“うれしい悲鳴”が聞こえてくる・・・ 他人ごとながら、ホッとしたぞ・・・ただね・・・ ホントのところが、知りたいだけなんですけども・・・あなた方は、レクサス初のハイブリッドカーが、ホントに150台しか売れないと思ってたんか? レクサスの今後を担うであろう、世界が注目するであろう、先進のハイブリッドカーが、1都道府県あたり3台くらいしか売れないんじゃないか、と・・・ 本気で思っていたの?クルマ馬鹿でさえ、もう少しは売れるだろうと予測してたぞ(笑)じゃ、300台しか売れなくても、やったぁ!目標の2倍も売れちゃったぁ!って喜ぶんかい。レクサスさんよ。もう少し、もう少し、自分たちの仕事に、自信と誇りをもとうじゃないか・・・以前、BACCARSで各メーカーとも 「そもそも、当初の販売目標台数の設定が低すぎるのではないか?」と書いたことがあります。この春先、新型「エスティマ」が発売1ヶ月で、当初の月販目標台数の4倍にあたる約2万6000台を受注!とか、「bB」が発売1ヶ月で目標の2.5倍、三菱「i」が発売2週間で目標の2倍も売れちゃった!とかさ。 そんな景気のいいハナシが続いて。まぁ、「bB」や「i」はね、新しいタイプのクルマなわけで、メーカーとしても、市場の予想がむずかしく、いったい、どれくらい売れるんだろう、と半信半疑な思いで、じゃ、少なく見積もって、とりあえず当初は5000台くらいに設定しときますかな、と。それが、フタを開けてみたら、あらら、ビックリ! 2倍も売れちゃったよ、どうしましょ。うれしい悲鳴・・・ それなら、わかる。そんなことも、あるでしょ。 これぞ、マーケティングの醍醐味・・・でもさ・・・新型「エスティマ」なんて、こんだけ、ワンボックスカーの市場が成熟してる状況のなかで、ですよ。予測の4倍も売れちゃったので、納車まで2~3ヶ月待ちで~す、と言われましてもねぇ。それを予測外と言ってしまったら、“市場分析能力”が疑われるだけじゃないか? そりゃ、満を持して投入した「エスティマ」が目標より売れなかった、じゃ聞こえはよくないけども。ん? もしかして、“市場操作能力”に長けているだけのハナシなのか?レクサス「GS450h」が、フタを開けてみたら、なんと目標の6倍以上も売れちゃった!その6倍は、ホントに、うれしい悲鳴なのか?いやぁ、我々のブランド力と商品力と営業力をもってすれば、これくらいは軽く売れると思ってましたぜ! くらい言っていただきたい。世界のトヨタの、天下のレクサスだもの・・・内心、150台も売れなかったらどうしよう、ってドキドキだった、としてもさ。なに? 実は、ホントは、もっと売れると思ってたのに・・・って?そりゃ、言えないわな・・・目標アクセス数は? 「BACCARS」(バッカーズ)
2006/04/24
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また5時に目が覚めて(笑)、ひさしぶりに、横浜、大黒SAへ。走りたくて、走りたくて、走りたくて、しかたない・・・正確にいうと、とにかく一緒にいたいんだな。356とさ。首都高速5号上り線の、ゆるやかに続くカーブを、気持ちのいいスピードで駆けていく。エンジンの回転数が上がっていくにつれて、バタバタだった音が、ブロロ~ンとそろって・・・スピードが増すにつれて、ドタバタだった足並みも、道路に吸い付くように滑らかになって・・・料金所を抜けると、渋滞さえなければ、ほとんど4速に入れっ放しでも大丈夫なくらい。だけども、それではつまらないので、たまに3速におとして、空ぶかし一発、前を行くトラックを一気に抜き去ってみたり・・・何度も書くけど、この“身の丈”がいい。 911だと、首都高速では“身に余る”・・・大黒SAには、あいかわらずBACCARSなクルマたち・・・ひさしぶりに930カレラを見たけど、356を知るまでは、なんて曲線的で、柔らかなフォルムだろうと思っていた930が、356と並べてみると、すごくシャープで、なんて硬質なんだろう。20年前のグラビアアイドルと、40年前のピンナップガールを比べているようなものですね。っていうか、まさに、そういうことだもんね。ポルシェ356は、古きよき時代の、お尻の大きなお色気女優さん?このまま高速道路で、まっすぐに帰るのはもったいない。 もっと、もっと、一緒にいたい。途中で、一般道に降りて・・・ そうだ、たまには、街並みのなかに356を置いて、写真を撮ってみよう。ガレージに戻って・・・エンジンを切ったけど、まだ、まだ、このクルマを降りたくない。コクピットにおとずれた静寂のなかに、純正の電気式時計のカチカチという音だけが聞こえる。この時間と、この空間と、この匂いが、大好きなんだな、僕は。ドアをガチャリと開けて、幅広いサイドシルをヨッコイショとまたいで、降りる。柔らかなクロスを手に、フェンダーの“峰”から拭きはじめる。というか、撫ではじめる。フェンダーから屋根へ、ドアへ、そして右手は、しだいに、その魅惑のヒップへと・・・愛しくて、愛しくて、愛しくて、しかたない・・・全身を、“舐める”ように拭きあげて (ホントに舐めたいくらい・・・)もうやることがなくなって、とりあえずタバコに火をつけて、ピカピカになったボディを眺めていると、またムラムラと・・・ ドアをガチャリと開けて、幅広いサイドシルをヨッコイショとまたいで・・・ふたたび、カチカチという音だけが聞こえる時間と空間と匂いのなかに、身をおいて・・・突然の携帯電話のバイブに、現実に引き戻される。「いったい、どこで、なにしてんの?」と家人・・・申し訳ないが・・・ それは秘密です。こちらも秘密・・・ 「BACCARS」(バッカーズ)
2006/04/23
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先日、ご紹介させていただいた、M社長。もちろん、5月の「ジーロ・デ・軽井沢」では、一緒にポルシェ356に乗り込んで、ヒストリックカーレースを戦うことになる。つまりレース出走中の2日間は、互いの命を分かち合う仲となるわけです。というわけで、今日は・・・ ふたりで・・・ 356の運転練習(笑)僕は、少しは356の運転には慣れたけれども(上手いかどうか、はともかく)、M社長は、なにせ今日が、はじめての356とのご対面。「第三京浜」という快適な高速道路を、M社長の運転で走ってみた。マニュアルは、ひさしぶりだなぁ、なんて言いながらも・・・さすがに、40年以上のクルマ馬鹿歴を誇る大先輩。文字通り、いきなり“ブイブイ”いわせてた(笑)それにしても、我らがポルシェ356C。環八の大渋滞でも、アイドリングはピタッと安定しているし、高速の直進安定性もバツグン。4000回転くらいからのエンジン音は、立派にスポーツカーしています。シビれる・・・「第三京浜」を降りると、M社長・・・ちょっと、寄り道していかないか?へ?実は目黒通りのMINI専門店に、程度の良さそうなカニ目(オースチンヒーレー・スプライトMk1)があってさ・・・ちょっと、見に行こうよ。フフ・・・ どうやら、M社長。 すっかり、ヒストリックカーファン(笑)というわけで、クルマ馬鹿オヤジ二人組は、ポルシェ356で、カニ目に逢いに。いました、いました。 ブリティッシュグリーンの1959年式のカニ目ちゃん。356もかわいいけど、カニ目も、実にかわいい。 カエルとカニのご対面?もともと英国車好きなM社長。気がつくと、もうお店の人と話し込んでるし。どうです、M社長。 “来年”のジーロも、借り物のクルマでってわけにはいきませんぜ。カニ目なら値段も手頃だし・・・356に比べると、カニ目は、いかにもひ弱に見える・・・でも、だからこそ、またひと味違った意味で、愉しかったりするんだろうな。お天気のいい春の日の午後・・・ポルシェ356にのって、ショップにカニ目を見に行くなんて、クルマ馬鹿にとって、こんなに幸せな時間が、あるだろうか・・・じゃ、世田谷のエスエスさんにも寄って行きますか・・・バッテリー充電中! 「BACCARS」(バッカーズ)
2006/04/22
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いよいよ、BACCARSを、本格的にリニューアルすることにした。BACCARSをオープンしたのは昨年の10月21日だから、あれから、ちょうど半年。クルマ好きな人たちが集う、インターネット上のサービスエリアのような場所になればいいな、なんて思って、はじめてはみたけれど・・・このブログを毎日書きながら、「BACCARS Search」だの、「Track BACCARS」だの、「I LOVE BACCARS」だの、「Special BACCARS」だの、全部、ひとりでやろうとしたら・・・ 意外と、大変だった(笑) 笑っちゃうくらい・・・なので、こちら側に余裕がなくなってしまって、結果として、BACCARS自体を、いまひとつ盛り上げられなかったかな、と反省しておるところです。でも・・・大変だったので、もう止めてしまおうか、なんてことはツユとも思わず、大変だったからこそ、なんとか、もっと楽しんで、“モト”を取らねば!と懲りもせず思っている、今日この頃。なので・・・ 半年が経った、この機会に、大幅な“テコ入れ”を行なうことにしたのです。BACCARSオープンからの半年間を、試行錯誤の<Stage.1>とするならば、この間の反省と、さらなる希望を込めて、いよいよBACCARS <Stage.2>のスタートだぁ!というわけで・・・ 明日から4月30日まで、BACCARSは、システム変更等いろいろあるので、ひとまずお休みとします。再スタートは、5月1日。より楽しく、もっと面白く、さらに馬力アップ(する予定)の新生“BACCARS”に、乞う、ご期待!合言葉は・・・ 「もっと、BACCARS!」5月1日に会おう! 「BACCARS」(バッカーズ)
2006/04/21
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おなじみ「JAF Mate」が、今月も届きました。「どうする? 車内の眠気対策」という特集が、ちと楽しめた。クルマを運転してるとき、特に高速道路を走っているときなど、“眠気”が、突然襲ってくることがありますね。一度、襲われたら、もうダメで、猛然と眠くなる。もう、眠くて、眠くて・・・ なにかが乗っかってるのかと思うくらいに、マブタが、重くて重くて、どうしようもない・・・ここだけのハナシ、実際のところ、瞬間的に、意識が落ちるときってありません?ハッと、目が覚めて・・・ あれ、今、一瞬、寝てたな、なんて・・・ おぉ、コワイ・・・あとさ、前を走るクルマの動きが、いかにも怪しいときってありますね。スーッと路肩の方に寄って行ったり、わけもなくブレーキを踏んだり・・・路肩の方に寄って行って、あぁ、ぶつかる!なんて思うと、寸前でもとに戻って・・・おいおい、寝てんじゃないの? って追い越しながら運転席をのぞくと、ホントに寝てる(笑)笑いごとではありませんね。 居眠り運転には、気をつけましょう!というわけで、JAF Mateの「どうする? 車内の眠気対策」あなたの眠気脱出法を教えてください、というアンケート調査の結果が報告されています。運転中に眠くなったときの対策として、多かった答えが(第1位) ガムを噛み続ける(第2位) なにか飲む(第3位) 歌いまくる(第4位) 同乗者に相手をしてもらう(第5位) なにか食べるその他の回答としては・ ホッペをつねる・ パーキングエリアでストレッチ・ 窓を全開にする・ 鋭利なもので、モモをつつく(!) などなど・・・みなさん、いろいろ苦労しながら、工夫されていらっしゃるようで。僕の場合は、自分で、自分の頬をひっぱたく、というのが結構、気に入ってる(笑)。涙が出るくらい、マジにひっぱたく。 かなり痛いけど、これは効きます。ただね・・・自分で、自分をひっぱたきながら、どうしてオレは、こうまでして運転してるんだろう、って・・・違った意味で、涙が出てきそうになる(笑)最後に「専門家に聞く、眠気対策」という話が紹介されていて、どれどれと読んでみると・・・アンケートで1位だった「ガムを噛む」のは、たしかに一定の効果はあるらしい。でも、時間が経つと、その効き目も落ちるのだそうな。で、専門家の先生がおっしゃるには・・・一番いいのは・・・ 眠ることですな。 だって・・・あぁ、眠い・・・ 「BACCARS」(バッカーズ)
2006/04/20
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「BACCARS’ VOICE」のコーナーでおなじみ、山口の“ごむなが”さんから、楽しい写真が届いたので、ご紹介させていただきます。“ごむなが”さんは、以前にも、このブログでご紹介させていただきましたが、地元で自動車の整備・販売業を営んでいらっしゃる、自称“VW馬鹿”なお方。今回は、自慢の愛車にして名車「ゴルフ・カブリオレ」が、こんなことに!名づけて・・・ 「チョイ悪白ぶた・カフェレーサー」だそうです(笑)。以下、主な変更点を、“ごむなが”さんのサイトから・・・・ 前後バンパー&ボディモールレス・ フロントグリルのVWマークをクロームのオリジナルからマットなシルバーなモノに交換・ ナンバーの取り付けステーをボディに穴あけ無しにて取り付けられるようにワンオフにて製作・ バンパーステーが入る10cm四角の穴にバイク用のフラッシャーを取り付け etc… 楽しそうで、なにより(笑)一瞬、ほんの一瞬、アルファロメオのカフェレーサーかと思ったのは、僕だけか?ま、このクルマが、はたしてカッコいいのか、悪いのか、という議論はともかく(笑)、めずらしいクルマ、であることは間違いない・・・好きだな、BACCARSな人。俺のカフェレーサー 「BACCARS」(バッカーズ)
2006/04/19
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僕が、5月の「ジーロ・デ・軽井沢」に参加できることになったのは、前にも書いたけどクルマを貸し出してくださったポルシェパーツショップ、エスエスの藤沼社長と、忘れてはならぬ、もうおひとり、エントリーフィーを捻出してくださった、映像制作会社を営まれる、M社長のおかげです。このおふたりには、足を向けては眠れません。とりあえず、ジーロで無事にゴールするまでは・・・さて、このM社長。 40年以上の“実績”も輝かしい、筋金入りのクルマ馬鹿、いや、クルマ好き。つまり、BACCARSの大先輩。 どのくらいのクルマ馬鹿、いや、クルマ好きかと尋ねたら・・・写真が、出てくるわ、出てくるわ・・・「3」ナンバー(「品3」じゃないよ)のハネの生えたアメ車にはじまって、自分で買った国産車はこれだけ、とおっしゃるホンダのエスハチ、フィアット、サンダーバード、MG-B、なんだか、どでかいアメ車のステーションワゴン、VWゴルフ、ベンツ(E、G)、MINI、アストロ、ボルボ・・・ どうです? この一貫性のなさ(笑)20年くらい経ったら、僕も、こんな風なオヤジになってるのかな・・・ちょっと・・・ 考えちゃうな・・・(笑)先人に学べ! 「BACCARS」(バッカーズ)
2006/04/18
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カミさんのお父さん、つまり僕の義理の父が亡くなってから、もう10年以上の時が経つ。義父は、とてもオシャレな人で、クルマも好きだった。結婚してしばらくしてから、僕が、ポンコツのビートルを手に入れたときには、とても、うれしそうな顔をしてた。 義母は冷たい視線だったけど・・・ひとり娘だったから、クルマのことを話したりする相手が、それまでいなかったんだね。ビールを飲みながら、実は若い頃、シトロエン2CVが欲しくて仕方なかったんだけど、お金がなくて、日野ルノーに乗ってたんだよ、なんて話しを聞かされた。ポルシェ356に乗せてあげたら、喜んだだろうな。その義父が、あるとき、僕に、ずっと愛用していたロレックスをくれたんだ。そのとき、彼は、こう言った・・・この腕時計は、50年も、100年も、動き続ける時計なんだ。自分たちは、この時計の一生のなかの何年間かの時期を、預かっているに過ぎない。だから、大切に使わなければならないし、きちんと手入れをして、持ちきれなくなったら、次の人の腕へと、バトンを渡すように、託していかなくちゃならない。僕らには、その責任があるし、道具とは、本来、そういうものだと思う・・・42年前の、いまだ素晴らしいコンディションのポルシェ356に、こうして乗れるのは、このクルマを、大切に愛した先人たちの熱い想いがあったから、なんだよね。きっと、すっごい、クルマ馬鹿な人たちだったんだろうなぁ。僕ら2006年のクルマ馬鹿も、先人たちに負けないように、この宝石のようなバトンをきちんと、次のクルマ馬鹿たちへ、引き渡していかないとね。クルマ馬鹿も、責任重大・・・そりゃ大変だ・・・ 「BACCARS」(バッカーズ)
2006/04/17
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ポルシェ356Cと過ごしながら、僕が感じているのは、昨日も書いたけどエンジンの音も、乗り味も、走りも、なんだか“身の丈”に合っているような気がして、すごく心地がいい、ということ。ボディや車室空間のサイズ、デザイン、加速感、スピード感・・・そういった356のすべてが、今の自分の“身の丈”に合っているように思える。その感触が、とても気持ちいいな、と。なんてことを言うと、たった数日乗り回したくらいで、歴史に残る名車ポルシェ356が“身の丈”に合ってるだなんて、小僧、100年早いぞ! とベテランの諸先輩方に、笑われ、叱られてしまうかもしれませんね。 “身の程”知らず、かな?たとえば、ホンダ・ビートって、持っている能力のすべてを発揮させて、ぶん回しながら走るのが、たまらなく楽しい。356の快感も、それに通じるものがあるように思うんですよ。(ん? ビートと一緒にするなって、余計に叱られるか?)1964年生まれのポルシェ356C は、空冷4気筒で1600cc、わずか75ps。17年前の930カレラと比べても、排気量は半分、最高出力は1/3しかない。それでいて、ボディのカチッとしたソリッド感は、まさしくポルシェ。つまり356は、街中でビートみたいに、存分にぶん回せるポルシェである、と。そりゃ、楽しいでしょ。 (その個体が絶好調ならば・・・)最近の911だと、そうはいきません。そんなことしたら、免許証が何枚あっても足りない・・・最高速度300kmだ、最高出力400psだって、そんなクルマを手に入れても、僕には、まるで袖丈の長い、お父さんの背広を着た、子どもみたいじゃないのかな・・・ “身の丈”に合っていない。もちろん若い頃には、自分の“身の丈”以上のものに対して、“背伸び”をしたくなるものです。その気持ちは、よくわかるし、それは無意味なことではないだろう。背伸びをすることで、少しずつ“身の丈”が伸びていくのだろうし。でも、身長の伸びが止まってしまったオジサンになると、“背伸び”をしても仕方ない。だからといって、“身の丈”に合っていない、ブカブカのジャケットを羽織るのはミットモナイ・・・。「ポルシェを“身にまとう”」なんてフレーズがあって、それは憧れの世界ではあるけども、じゃ、911ターボとか、GT3なんてクルマを、(タウンユースにおいて)身にまとえますか、と。あなたの“身の丈”、何cm?僕の身長は172cmだけど、最新型の911ターボやGT3は、きっと3mくらいあるぞ(笑)997カレラでも、2m50cmくらいか・・・ チェ・ホンマン並み? どちらにせよ、ブカブカだ。930カレラにしても、その性能や魅力を100%引き出して、“まとう”ように乗りこなせるかといえば・・・ それでも、180cmくらいはあるだろう。 がんばれば、着こなせないこともないか(笑)その点、ポルシェ356Cの運動能力は、(僕にとっては)まさに172cmのように思える。もちろん、その潜在能力は、もっともっと高いレベルなんだろうけどね。洋服屋さんの大きな姿見の前で、356というジャケットを羽織ってみたら、肩幅も、袖丈も、ジャストフィットだった。 おぉ、いいじゃない! ってな感じ。 “身の丈”は各人それぞれに違うわけで、GT3がジャストサイズの人もいるだろうし、997カレラを身にまとうように、軽やかに乗りこなせる人もいらっしゃるでしょう。今の僕の“身の丈”には1964年生まれの、空冷4気筒、1600cc、75psのポルシェ356Cが、心地いい。あとは、経済的な“身の丈”という大問題が残りますけど・・・クルマ馬鹿だもの、“身の程”知らずで、結構!だけども・・・ 自分の“身の丈”は知っていたい。“身の丈”にあった、自分に“似合う”クルマには、乗っていたいな。無理しないで、肩のチカラを抜いてさ。そういうのが、カッコいい。 「BACCARS」(バッカーズ)
2006/04/16
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目覚まし時計が鳴る前に、ひとりで、朝5時に起きたのは、いつ以来だろう・・・356と過ごす、はじめての休日。 眠ってなんかいられない。 まるで、中学生の初デート・・・1964年式のポルシェ356Cの造形は、なにもかもが、美しくて、かわいい。 たとえば、89年式の911カレラの造形は、なにもかもが、もっと硬派(ソリッド)です。女性を思わせる柔らかなフォルムと、男性的なソリッド感とのギャップが、ポルシェ911の大きな魅力のひとつだと感じるのですが、どうでしょう。その点、356には、そうしたギャップが、あまり感じられない。見た目どおりの、柔らかさと優しさ。911のような“緊張感”をドライバーが強いられることはなく、良い意味での“ゆるさ”が、すごく気持ちいいし、楽しい。エンジンの音も、乗り味も、走りも、なんだか“身の丈”に合っているような気がして、心地良く感じられます。 やっぱり、年齢が近いからか・・・もちろん、クルマが完璧な状態だからこそ、だとは思いますけど・・・今日一日で、200kmくらい走ったかな。 なんら、問題ありませんです。高速道路で、後ろからフェラーリF355が迫ってきても、ポルシェ911GT3がかっ飛んできても、はいはい、どうぞ、お先に・・・ ってなもんですね。 キミたち、若いね、って(笑) 夢のタダ乗り・・・ 「BACCARS」(バッカーズ)
2006/04/15
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ポルシェ356が、当て逃げされた!というハナシではありませんので、藤沼社長、ご心配なく(笑)356とは、まったく関係のない、クジラのハナシ・・・鹿児島県沖で、高速船が“クジラらしきもの”にぶつかるという事故がありましたね。ケガをされた方々には、心からお見舞い申し上げます。けれども・・・これって、クジラの立場からすれば、立派な“当て逃げ事件”じゃなかろうか?クジラさんが、おだやかな海を、ノンビリと散歩していたら、鋭利な水中翼を突き出した高速船がいきなり時速80キロの猛スピードで突っ込んできた、と・・・そして、そのまま、現場から逃走した、と・・・ 大丈夫ですか? のひと言もなく・・・どうなの? クジラだって、ケガしたんじゃないの? ひどい話じゃないですか? 先日、朝日新聞の「天声人語」に、同じような内容の文章が載せられていました。さすがに、「これは悪質な当て逃げ事件である!」とは書いてなかったけれど、かわりに、昭和のはじめに26 歳でこの世を去った童謡詩人、“金子みすヾ”の「くじら法会」という美しい詩が紹介されています。くじら法会は春の暮れ、海に飛び魚、獲れるころ・・・浜のお寺で鳴る鐘が、ゆれて水面をわたるとき・・・村の漁師が羽織着て、浜のお寺へいそぐとき・・・沖でくじらの子がひとり、その鳴る鐘をききながら・・・死んだ父さま、母さまを、恋し、恋しと泣いてます・・・金子みすヾが生まれた山口県長門市仙崎は、昔はクジラ漁が盛んで、この町では、捕獲した鯨に法名をつけ、“鯨墓”を建てて、法要まで営んできたんですね。「天声人語」では、この詩を紹介した後に、便利さを追求してきた現代だが、この事故は速度と安全との兼ね合いを問いかけているようにみえる。クジラを、船の障害物とみるだけでいいのか。みすヾの、あらゆるものを慈しむ気持ちが、ひいては人の安全を保つ手だてにつながるのかもしれない。と結んでいます。テレビでは、高速船には、クジラが嫌がる音波を発信する装置が搭載されていたのに、なぜ?なんてことを、マジメな顔して検証したりしていたけれど、そんなハナシではなくて。たとえ、どんなにテクノロジーが発達して、クルマが自動的にブレーキを制御したり、わき見運転を監視する世の中になったとしてもさ、それでも、事故は起こる。その時に、クルマがブレーキをコントロールしてくれるはずなのに、なぜ?なんて叫んだって、なんの意味もない。結局は、それを使う僕らに、自分以外のモノや人に対して、優しさとか、気づかいとか、思いやりとか、つまり愛情とか、そういう気持ちがないことには、安全で平和な社会なんて、やってこないのかもね。クジラを食べるのは野蛮だ! とは、また違うハナシ・・・週末は晴れるかな? 「BACCARS」(バッカーズ)
2006/04/14
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昨夜の帰り道・・・ 首都高速5号下り車線に駆け上がった僕と356は・・・3速でレブリミットいっぱいまで踏み込んだときの快感に酔いしれながら、本来、降りるべき高速の出口をパスして、次もパスして、次もパスして・・・結局、大宮まで行っちゃった(笑)午前0時。 「さいたまアリーナ」の周辺には、人影も、走るクルマもなく。街灯の下に356を停めると、通りを渡った反対側のガードレールに腰を掛けて・・・タバコを吸いながら、こうしてポルシェを眺めるのは、何ヶ月ぶりだろう。あぁ、僕は、やっぱり、ポルシェが好きだなぁ。ってなことを確認して、自宅に帰りついた、午前1時。まずは、ガレージのユーノス・ロードスターと、356を入れ替えなきゃ。ユーノス・ロードスターは、今夜、近所のコインパーキングに泊まっていただいて、明日から、BACCARSスタッフの“多田野かあ吉”クンに預かってもらうことになっている。356で走った後に、ロードスターを、コインパーキングまで走らせてみると・・・これがまた・・・ いいんだ(笑)さっきまで356に酔いしれていたのに、コイツはコイツで、やっぱり楽しい。15年前のクルマではあるけれど、42歳の356を運転した後だと、最新モデルに思えちゃう。やぁ、キミって、こんなにキビキビしてたっけ? あぁ、僕は、やっぱり、ユーノス・ロードスターも、好きだなぁ。そんな幸せな、春の夜・・・クルマ馬鹿で結構・・・ 「BACCARS」(バッカーズ)
2006/04/13
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来ちゃった・・・エヘへ・・・ 来ちゃったもんね。ナニがって?「ジーロ・デ・軽井沢」を走る、ポルシェ356が、僕の手元に、もう来ちゃった!おなじみエスエスの藤沼社長から、午前中に電話をいただいて・・・最近、クルマ馬鹿のネタに困ってるみたいだな? そうなんっすよ! なんか、面白いハナシ、ないっすかね?あるよ。へ? この社長、いっつも、あっさり、カンタンにおっしゃる・・・どんなネタですか?ポルシェ356の整備が終わったから、受け取りにくれば?えぇっ!? 「ジーロ・デ・軽井沢」までは、まだ1ヶ月以上もありますぜ!軽井沢を走る前に、走り込んでおいた方がいいだろ? 必要なければ、別にいいけど?ちょ、ちょっと、待って! 行く、行く、行きます。 すぐに受け取りに行きますです!軽井沢が終わるまで、乗ってていいから。 これで当分、ネタには困らないな。世田谷に、神がいる・・・というわけで・・・まわりが驚くスピードで仕事を片付けた僕は、地下鉄に飛び乗ると、エスエスさんへ。路地の角を曲がると、そこに・・・1964年式の赤いポルシェ356Cが、ちょこんと・・・ 僕を待ってた。少しくすんだ、大人びた赤いボディに、タン色の内装が、実にシックで・・・美しい・・・ かわいい・・・ かっこいい・・・ どんな言葉でも言い尽くせない、どんな言葉も当てはまる、唯一無二の存在感。走り込んだら、連休明けにでも持ってきなよ。オイル交換するから・・・ じゃぁ!ちょ、ちょっと、社長・・・ じゃぁって・・・ 僕に運転できるのかしらん・・・大丈夫よ、夢野さん。 同じクルマだから・・・ って、奥さんまで、そんな・・・なんて小さなカギなんだろう! デヘへ・・・なんて大きなステアリングなんだろう! デヘへ・・・なんて華奢なウインカーレバーなんだろう! デヘへ・・・世田谷から御茶ノ水まで、緊張しまくりの初ドライブ。渋谷の先の、青山通りの登り坂で信号待ち。 こんなにドキドキした坂道発進は、ない!赤坂あたりで、ちょいと慣れてきて・・・ ショウウインドウに映る姿に、デヘへ・・・三宅坂あたりで、ちょいとアクセル踏み込んでみる・・・ デヘへ・・・ デヘへ・・・まだ10kmくらいしか走っていないけど・・・ なんて、軽いクルマなんだろう! 以前、セーターを着込んだような964に比べると、Tシャツのような930の身軽さがいい、なんて書いたことがあったけど、356は、もっと軽いカンジ。ボディもエンジンも軽やかで、さしずめ、こちらはタンクトップってとこかな? ネイキッドカー。ユーノス・ロードスターも軽やかだけど、もっと、こう・・・ なんか、こう・・・ 軽いのよ・・・ とにかく・・・詳しいインプレッションは、もう少し、ちゃんと走り込んでから。今夜は、ひさしぶりに、遠回りして、家に帰ろう。あぁ・・・ もう今から、すでに、1ヵ月半後の別れを思うと、切ないぞ・・・デヘヘのへ・・・ 「BACCARS」(バッカーズ)
2006/04/12
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うちのムスメは、ホントに自分のことしか考えないオンナで (いったい、誰に似たんだ?)とりあえず、自分の新しい生活に必要なものだけを、父親にクルマで運ばせると、あとは、知らんぷり・・・ お気楽、ひとり暮らし・・・長年過ごした自分の部屋を、きちんと片付けていこう、なんて思いは、サラサラないらしい。こーゆーときはさ・・・自分が使っていた部屋を、きれいに掃除して、不要なモノは処分して、まっさらにした上で、そんで三つ指ついて、お父さま、お母さま、永い間、お世話になりました、と・・・そーゆーことが大事なんじゃないの? ん? ちと、違う?ともあれ・・・ そんなわけで・・・出ていったムスメの部屋を、なぜか、片付けるハメになってしまった日曜日・・・この際だから、要らないモノは、徹底的に処分してしまおうと、片付けはじめたはいいけど。幼いころの絵本も、読み終わった小説も、雑誌も、どんどん捨ててしまえ! と僕が号令をかけているにも関わらず、うちのカミさん。 だまって聞いていると・・・これは、トットコ・・・ それも、トットコ・・・ あれも、トットコ・・・トットコ、トットコって・・・ キミは、妖怪“トットコ”か! じゃぁ、お聞きしますが・・・このポルシェマガジンは? クルマのカタログの束は? 昔のクルマのスペアキーは? そ、それは・・・ 一応・・・ トットコ・・・かなそりゃ、モノもあふれかえりますわな。それでも100冊あまりの本を、いく山にもヒモで結わいて、近所のブックオフに持ち込んでみた。すると、なんと5000円程で引き取ってくれるという。さっそく、そのお金で、一冊150円のカーマガジンのバックナンバーを、山ほど購入・・・山ほど持ち出して、山ほど持ち帰り・・・結局、部屋は、もとのモクアミ・・・ ステロッテ VS トットコ の戦いは、続く・・・妖怪“ナンダッケ”の話は、近いうちに、また・・・とっとと・・・ 「BACCARS」(バッカーズ)
2006/04/12
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阪神タイガース金本選手の、「904試合連続全イニング出場」という世界新記録のカゲに隠れて、ひっそりと・・・お正月に200回を迎えた「クルマ馬鹿で結構!」も、おかげさまで本日、300回目となりました。こちらは、途中で、ピンチヒッターに助けていただいたりしましたね・・・しかし、よくもまぁ、クルマネタだけで、そんなに毎日、書けるもんだねぇ~と、呆れ顔で、言われることがありますが、そんなときは、金本選手と同じように、「好きだから」とお答えするしかありません。とは言いつつ・・・なんだか、最近は、はじめのころの勢いがなくなってきたかな、とか・・・(はじめから、ない?)いつも同じようなことを書いているんじゃなかろうか、とか・・・いろいろ、反省するところや、思うところが、多々ある。「BACCARS」も、スタートしてから半年が経過して、いろいろ、やり直したいところが、いっぱい。※「BACCARS」は今、大幅なリニューアル作戦を進行中です。(来月、新装開店、予定!)いったい、なにを、そんなに反省しているのか、というと・・・ “クルマ馬鹿で結構!”なんて宣言しているわりに、だんだん“お利口さん”になってないか、と。(いや、べつに、賢くなったとか、そういうことではなくて・・・)馬鹿が利口になって、なんで反省しなきゃならんのか? いいことじゃん!でもね・・・クルマ馬鹿から、馬鹿をとったら、ただの“クルマ”ですからね。 人にあらず・・・やはり、クルマ馬鹿は、馬鹿でナンボ、だろうと。 なんか、切ないけど・・・300回目を迎えるにあたり・・・もっと、真面目に、クルマ馬鹿であらねば、 と思いを新たにした次第です。これからも、よろしくお願いします、ね。もっと・・・ 「BACCARS」(バッカーズ)
2006/04/11
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アウディから、新型「TT」クーペが発表されました。エンジンは、2.0L・直4直噴ターボ(2.0TFSI)と 3.2L・V6(3.2クワトロ)の2種類。2.0Lは、最高出力200hp、0~100km/h加速6.4秒、最高速度240km/h・・・3.2L(ゴルフR32のエンジンとほぼ同一仕様)は、最高出力250hp、0~100km/h加速5.7秒、最高速度250km/h・・・だそうな。さて、どうですか、新型「TT」クーペ。初代のインパクトあるオリジナリティが、やや薄れたような気がしないでもない・・・“フツウ”のアウディになっちゃった・・・だれですか? 新型の“フェアレディZ”かと思ったなんて、そんな・・・最初に「TT」が登場した時には、シビレた。アウディのやる気と本気が伝わってきた。特にロードスターの、例の“野球グローブ”のようなシートと、“ニンブスグレー”というソリッドなグレーの組み合わせが大好きでした。「ミッションインポッシブル2」での、ボクスターとの“ダンス”シーンもヨカッタし。足グルマが「TT」(ロードスター)で、趣味グルマが「911」(ナロー)というカップルはどうだろうか、と真剣に考えたことがあったな。 独身貴族だったら・・・小さく見えた初代「TT」なんだけど、実際に見てみると、意外に横幅があった。それで、もう少しコンパクトだったらなぁ、と思ってたら、ダイハツ「コペン」が登場。だったら、やっぱり「TT」は、大きいままでいいや、と・・・(笑)新型は、さらに全長が+137mmで4178mm、全幅は+78mmの1842mmに拡大されたらしい。(コペンとの差別化というわけではなかろうが、だからといって、Zになってどうする・・・)う~ん、このサイズは、どうなんでしょう? 全幅1842mmって、「911ターボ」より幅広ということになるけど・・・それでも、重量はアルミとスチールの組み合わせで、2.0Lで50kg、3.2Lで120kgも、先代から“ダイエット”したのだそうです。(1260kg/1410kg)いくら軽くなりました、と言われても、見た目が“デブ”じゃなぁ。もっと、キュッとタイトなクルマに仕上て欲しかったな、という気がしないでもありません。主張は大きく! 車体は小さく!でもさぁ・・・小さくすれば、「コペン」といわれ・・・大きくなれば、「フェアレディZ」といわれ・・・ トホホのホ・・・だよね。アウディ T_T ・・・日本導入は年末・・・ 「BACCARS」(バッカーズ)
2006/04/10
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「モノより思い出」という、日産のCMがあった。(今も流れてる?)(日産の広告にしては、めずらしく)共感できる、いいキャッチコピーだと思う。“クルマを手に入れる”ということは、 “思い出をつくる”ということ・・・“クルマで走り出す”ということは、 “新しい物語がはじまる”ということ・・・次から次に、クルマを“モノ”として消費していくのではなくて、自分の人生を共に走り、ささやかではあっても、一緒にヒストリーを刻んでいけるような、そんな関係を、クルマと築いていけたら、いいな。と思う。値段とか、ブランドとか、そういうことではなくて。そんなクルマの選び方、つきあい方、愛し方なら、僕らにだって、できるだろう。お金では買えないものが・・・ 世の中には、あるんだ。時を超えて・・・ 「BACCARS」(バッカーズ)
2006/04/09
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昨晩は、「未来ビジネス研究会」という、ちょいと“怪しげ”な名の会合に出席した。ホントは、怪しくもなんともなくて、広告代理店の人やら、WEBデザイナーやら、プランナーやら、システムエンジニアやら、いろんなヒトが集まって、今後のインターネットビジネスの可能性について、居酒屋で語り合おうという、きわめて健全かつお気楽な集まり。 その第一回、総会(笑)。まずは自己紹介を、ってんで、もちろん、僕は「クルマ馬鹿やってます。BACCARS、よろしく!」と挨拶させていただいたわけですが・・・出席者のみなさん、きわめて優秀かつ真面目な方々ばかりで、ビールのグラスを傾けながら、クールに、真剣に、未来のビジネスについて語り合っていらっしゃる。僕が、焼酎のお湯割りを飲みながら、壮大なBACCARS計画をぶち上げていると・・・古い付き合いのYさんが、となりの席にやってきた。ちなみにYさん、クルマにはまったく興味のない、きわめて真っ当な“健常者”。でもさぁ、クルマ馬鹿な人って、そんなにいっぱい存在するわけ? などと、おっしゃる・・・コミュニティが成立するほど、クルマ馬鹿っているのかなぁ。なにをおっしゃる、Yさん。世の中、クルマ馬鹿だらけでっせ!でも、少なくとも、僕のまわりには、いないな・・・ とYさん、納得していないご様子。すると・・・クールにインターネットの未来について語っていた、Yさんの会社のスタッフが、突然・・・僕は、クルマ馬鹿ってわけではないけど・・・実は昔、MINIのクラブマン・エステートに乗ってまして。 英国車が好きなんですよね。いつかは、60年代のMINIと、家族用にレンジローバーと、あとはMG-Aがあれば、それでいいな。それでいいな って・・・ あなたのようなお方を、クルマ馬鹿と・・・すると、そのとなりに座って、デザインについて熱く語っていた青年が・・・僕は、それほどクルマに興味があるわけではないけど・・・光岡自動車の「オロチ」ってクルマのベースとなった車輌は、なんでしたっけ? なんでしたっけ? って・・・ あなた、それを世の中では“興味津々”というのです・・・すると、すると、そのオロチ青年の前に座っていた、長髪の青年がビールを飲み干し・・・僕は、特別にクルマが好きってわけではないけど・・・ロシア製の「UAZ」には、一度乗ってみたいなぁ、と思っているんですよ・・・輸入元に電話したこともあるんですけどね・・・電話したこともある って・・・ あなた、そりゃ、よっぽどの好きモノですぜ・・・そんなやつ、僕以外、会ったことないし・・・それまで、だまって聞いていたニットキャップ青年が、やおらタバコをもみ消すと・・・僕は、クルマに詳しい方ではありませんが・・・ポルシェ356は、いいと思いますよ・・・ ディスクブレーキになったのは、Cからでしたっけ?でしたっけ? って・・・ あなた、クルマ、詳しすぎるし・・・ほらね、Yさん。 世の中、クルマ馬鹿だらけ、でしょ?“カミングアウト”してないだけ、なんだよ。隠れてないで・・・ 「BACCARS」(バッカーズ)
2006/04/07
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ここのところ、一番気に入っている雑誌「AUTOCAR JAPAN」最新号から・・・「取材の手帳から」というコーナーが、僕は好きで、毎号欠かさず読んでいるのですが、今月号では、クリス・ハリス氏(英国版AUTOCAR主筆)の文章が楽しめました。メルセデスS500とスマート・フォーフォーについて、ハリス氏、曰く・・・「現役カタログモデルの中で、最高のクルマと最悪のクルマを、両方とも同じ会社が作るなんて、一体、どうやったら、そんなことができるのか?」いいですね。 日本のメーカーさんにも、聞いてみたい。「ブランド名を変えただけで、100万も、200万も高くなるなんて、一体、どうやったら、そんなことができるのか?」 とか・・・ 聞いてみたいことなら、いっぱいあるゾ(笑)またハリス氏は、こんなことも・・・「2016年になっても、まだ公道で堂々とポルシェ911GT3を乗り回していられるだろうか?いられない状況になったとしたら、じゃぁ代わりに、どんなクルマに乗ればいいというのか?」クリス・ハリスさん。 アンタは、英国の夢野忠則か(笑)同じコーナーで、同誌編集総局長のスティーブ・クロプリー氏が、つぶやいておられる。「最近、古いクルマが、少し偉大に感じる。」と・・・恒例の「対決」シリーズは・・・大絶賛のポルシェ・ケイマンSに、アウディRS4、メルセデスSLK55AMG、BMW M3 CSをぶつけた、題して 「800万円級ドイツ製スポーツカー決戦」これがまた、歯に衣を着せぬ物言い(物書き)で・・・この4台を見比べれば、だいたい、想像がつきますね。こりゃ、SLKが不利だろうな、と(笑)。で、記事は、期待を裏切らない展開・・・「直線番長のメルセデスSLK55。コーナリング性能においては、ほかの3台にまるで及ばない」こういうのも、書き方ひとつだと思うんですけどね。「コーナーリング性能では、ほかの3台に及ばないが、直線では抜きん出たSLK55」とかさ(笑)。「ケイマンSの身軽さに比べると、まるで現行911がラグジュアリー・サルーンで、メルセデスSLKがボートのように感じられる。」「メルセデスSLKは、高価な割には室内の高級感で、いちばん見劣りした。参加した6人のテスター全員が、いちばん乗りたがらなかったのがSLK55だったと言えば、そのデキの不甲斐なさがお分かりになるだろう。」だから、比べる相手が悪い、ちゅうの。 しかし、さらに追い討ちのひと言・・・「もし、このSLK55が自分のクルマだったら、その姿を眺めるのも、自分が乗っているところを他人に見られるのも、いちばん敬遠したいクルマである。」なにも、そこまで・・・ とりあえずは、AMGですぜ・・・そして、結論・・・「SLK55を除く3台は、非常に魅力的だった・・・」 そ、そんな・・・やっぱり、好きだな。 この雑誌・・・負けてられん・・・ 「BACCARS」(バッカーズ)
2006/04/06
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BACCARSのトップページでも紹介したけど、4月11日から6月25日まで、愛知県のトヨタ博物館で「1980年代の日本車~若者に愛されたデートカー」という企画展が開催されるそうです。トヨタ博物館のHPによると・・・「1980年代は、若者たちが“おシャレ”なクルマをライフスタイルに取り入れ出した時代です。今回の展示では当時の若者文化にもスポットを当て、'80年代前半に登場した日本車、人気のあったデートカーをご紹介します。」ということらしい。「80年代前半の代表車」として、トヨタ「ソアラ」、マツダ「ファミリア」、日産「プレーリー」、三菱「パジェロ」、トヨタ「カリーナED」(会期前半のみ)、トヨタ「MR2」(会期後半のみ)の6台を展示。「若者文化を乗せたデートカー」として、トヨタ「マーク2」、ホンダ「プレリュード」、トヨタ「スプリンターカリブ」、BMW「320i」(特別展示)の4台を展示。このほか、デートカー4台をシーンに盛り込んだ寸劇「ミュージアムシアター」を上演するそうな。“デートカー”という言葉が、いいですね(笑)。 最近では、“デート”という言葉すら、あまり聞かないような・・・ソアラ、ファミリア、カリーナED、プレリュード・・・ ありましたなぁ。ん? カリブって、デートカーだったの? BMW320iを特別展示するのなら、赤いアウディ80(だっけ?)も展示していただきたい。1980年前後といえば、僕は学生だったわけですが、もちろんお金など、だれも持ってなくて、みんな、親父のマーク2グランデとか、姉貴のシャレードとか、兄貴のサバンナとか、そういうの借りてきて、乗り回してたな。(僕のまわりではね)スターレット、ミラージュ、トレノ、ダブルエックス・・・バイオレット、ローレル・・・ おぉ、いくらでも出てくるゾ! タイムマシーン・フェスティバルには、出てきそうもないクルマばっかり・・・(笑)ちょいとトッポイやつは、片岡義男を気取って、ハイラックス、とかね。 ただのトラックだったりして(笑)。 ピックアップなんてカッコいい呼び方、知らないもの。ちなみに、わが家にあったのは、中古のブルーバードU。“GL”ってのが恥ずかしくてさ。サイドブレーキは、ギーッと引っ張るスティックタイプ・・・ そして、シフトノブには、なぜか水中花・・・あの頃の中古車って、カセットとか、クーラーが付いてることを自慢してたよなぁ(笑)。4スピーカーだぜ! なんてね。 アルミホイールなんつったら、もう・・・ひとくちに80年代といっても、前半と後半とでは、ずいぶん違うような気がしますね。時代がバブル期にむけて、どんどん華やかになっていくのと歩調をあわせるかのように、クルマも、85年以降、“スペシャリティ”になっていったように思います。2代目のRX-7(FC)とか、CR-X(サイバースポーツ)とか・・・そして、クルマ馬鹿にとっては夢のような、“1989年”を迎えるわけですな。なに? デートカー?クルマはあっても、彼女がいない。 彼女はいても、クルマがない。 クルマもなければ、彼女もいない。そんな僕らに、なにを語れ、と?スローなブギにしてくれ・・・「BACCARS」(バッカーズ)
2006/04/05
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少し、早かったかな、さくら川・・・もう3~4日もすれば、川面が、ほとんどサクラ色に染まるのだけど、でも、そのときは桜の葉っぱが芽吹いているから、いちばん美しいのは、これくらいの頃合だと思う。はらはらと、花びらが川面に舞い落ちるさまは、ありきたりな言い方だけど、まさに古い日本映画のワンシーンのようです。今年の春は、桜の木の下を、ロードスターで走りながら聴いた、この曲が、とても印象的だったな。「さくら」 ケツメイシさくら舞い散るなかに、忘れた記憶と、君の声が戻ってくる・・・吹き止まない春の風、あの頃のままで・・・君が、風に舞う髪掻き分けたときの、淡い香り戻ってくる・・・ふたり約束した、あの頃のままで・・・そっと僕の肩に舞い落ちた、ひとひらの花びら・・・手にとり、目をつむれば、君がそばにいる・・・ オジサンにだって、忘れられない思い出の、ひとつや、ひとつ、あるんだゾ。今年の桜がらみのお話は、これにて・・・さ、クルマ、クルマ・・・ 「BACCARS」(バッカーズ)
2006/04/04
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1985年の今日、4月3日は、東京に桜の開花宣言が出た日。なぜ、僕がそんなことを憶えているのか、というと・・・その日は、娘が生まれた日だったから。父親というのは、子どもの誕生に際して、思いのほか、やることがなくて、明け方、病院から自宅にもどった僕にできることといったら、1985年の4月3日という日を、とりあえず写真に残すことくらいだった。だから、娘のアルバムの最初の3ページには、彼女が生まれた日の花壇に咲いたチューリップの花とか、真っ青な空と白い雲とか、ひとつ、ふたつ咲いた桜の花とか、街角の風景とか、そんな写真が並んでいる。そして、2006年、4月3日。あの日から21年の時が流れて、今日から娘は、ひとり暮らしを始めるという。昨日の雨と、今日の風で、東京の桜は、ずいぶんと散ったみたいだ。明日にはきっと、神田川が“さくら川”になってるな・・・さぁて、家族も少なくなったことだし・・・そろそろ、ビッグホーンの買い換えでも、考えますかぁ!花よりクルマ・・・ 「BACCARS」(バッカーズ)
2006/04/03
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なんとか年度末を乗り越えて、ひさびさに、ゆっくりできた土曜日。たまには映画でも観ようかと、近所のビデオ屋さんへ。えっ? なにを借りたのかって? ちょっと、お答えするのが恥ずかしい・・・タイトルの頭文字だけでも聞きたい? イニシャルは“D”・・・ ビデオ屋さんを出て、路肩に停めておいたユーノス・ロードスターに戻ってみると・・・クルマが、サクラの花柄になってた。 はなぐるま・・・ダークグリーンのボディに映りこんだ、淡いサクラ色と、青い空の色・・・あぁ、これがブリティッシュグリーンのジャガーだったら、どんなに素敵だろうなぁなんて思っていると、少し離れたところで、黒いアルファロメオ・スパイダーのボディを、僕と同じように覗き込んでいるオヤジがひとり・・・大勢の人が、きれいなサクラの花を見上げながら散歩している、その脇で・・・屋根を開けたオープンカーが、2台・・・それぞれに、自分のクルマのボディを、デジカメで撮影している・・・クルマ馬鹿以外の人は、みんな、気がついていないんだな。サクラは、頭上に咲いているとは限らない、ってことにさ。カーラジオからは、ケツメイシ、“さくら”・・・♪ヒュルリーラ~ 「BACCARS」(バッカーズ)
2006/04/02
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これまで、「レクサス」については、なんどか、自分の思うところを書いてきた。いろいろ好き勝手に書いてきたけども、その根底には、僕らの国を代表するブランドとして、メルセデスやBMWとはひと味ちがった、新たな高級車の価値を生み出して欲しい、という願いがあったように思う。そして、最先端のハイブリッドシステムを活用すれば、それは可能だろうと期待もしていた。「知性の選択。」という、キャッチコピーまで考えてたのに(笑)あぁ、それなのに・・・自動車情報サイト「Response」で、次のような記事を発見して、驚いた・・・【今日、レクサスが軽自動車をリリース、ハイブリッド駆動】 (2006年4月1日)昨年の日本展開以来、販売台数が伸びないでいるレクサスは、活況の軽自動車市場にこの秋から参入することになった。車名は『KS660h』となり、トヨタグループのダイハツからOEM供給される。ダイハツの『タント』をベースにハイブリッド駆動システムほか、専用装備が付加され、価格は200万円を超えそうだ。2007年に1万台ていどの販売をめざす。なおダイハツ仕様(タント・ハイブリッド)は設定されない。えっ~!!! レクサスさん、マジっすか?!売れるなら、なんでもアリなんっすか? 高級車ブランドとしての“志”は、いったい、どこへ?と、たしかに、驚いたけど・・・ (驚いたのでBACCARSのトップページにも書いちゃったけど)冷静になってみれば・・・あぁ、これはエイプリルフールのジョークなのだな、ということに、気がついた。そりゃ、そうだよね。 そんなこと、あるわけがない(笑)。ということは、同じ「Response」の今日付けの・・・ロータス「エリーゼ」にフラットベッドを乗っけたライトSUV「エリーゼ・ロードベッカ」が発表されたというニュースも、きっとジョークなんだろうな。 だよね。 エリーゼのピックアップなんて、意味わかんないし・・・じゃぁ、きっと・・・日産が、トヨタからハイブリッドシステムの供給を受けて、「ムラーノ」のハイブリッド車を発売するというのもジョークなんだよね、きっと。 日産にだって、プライドくらいあるだろうし・・・じゃぁ、じゃぁ、あのニュースも、あのクルマも、み~んな、ジョークにちがいない・・・ナ~ンダ、そっかぁ・・・ おかしいとは思ってたんだよね。なにが起こっても不思議ではない昨今。やめてくださいよ。クルマ馬鹿をだますのなんて、カンタンなんだから・・・真実は、どこに? 「BACCARS」(バッカーズ)
2006/04/01
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いよいよ発売される、アルファロメオの新しいクーペ、アルファ ブレラ・・・僕は、どうしてこの娘に、こんなに魅かれるのか・・・それは、今どきの娘にしては・・・だれにも似ていないから・・・そして、肉感的だから・・・ こんな娘、あなたのまわりに、います?美しくて、大胆で・・・セクシーじゃないとね・・・ 「BACCARS」(バッカーズ)
2006/03/31
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東京地方は、桜が満開です。この写真の風景は、僕が好きな場所のひとつ。流れているのは、神田川なのですが、もう一週間もすると、桜が散り始めて、川面が、すべてピンク色の花びらで埋めつくされます。それは、それは、美しい“さくら川”になる。そして、その頃、左上を通っている首都高速を走ると・・・春風にのった桜の花びらが、フロントウィンドウに降ってくる。クルマを降りると、ワイパーのところに、花びらが一枚、くっついてたりしてね。オープンカーの屋根を開けて、そのなかを走り抜けたら、どんな気分だろう。そんなことを、ふと考えながら・・・仕事に追われて年度末・・・ 明日までの仕事が、ぜんぜんはかどらず・・・桜が散るのと、オレが散るのと、どっちが、いったい先なのか・・・ 散ってたまるか・・・ 「BACCARS」(バッカーズ)
2006/03/30
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シビックのハナシは、もう、いいよ・・・まぁ、そうおっしゃらずに・・・今回は、めでたい話題でもあるんですから・・・ホンダ「シビック」の“欧州仕様車”が、国際的デザイン賞「レッド・ドット・デザイン賞」で最優秀賞(トランスポーテーション部門)を受賞したのだそうです。世界41カ国から2068点もの製品が出品されたデザイン賞、各部門で最優秀賞を獲得したのは、わずか36製品のみ。なんと、それに選ばれちゃった。いやぁ、素晴らしい! たいしたもんじゃないですか! パチパチ・・・各国から集まった審査員たちは、シビックのスタイルとコンセプトを“革命的である”と絶賛したのだそうです。革命的、ですよ。かくして「シビック」は・・・世界で最も権威あるデザイン機関のひとつ、ドイツのノルトライン・ヴェストファーレン・デザイン・センターのミュージアムに数年間、展示されることになりました、とさ・・・めでたし、めでたし・・・日本が世界に誇る、革命的なスタイリッシュ・カー、ホンダ「シビック」(欧州仕様)。たしかにね。 最初から、ずっと言っているように、カッコいいですもんね、このクルマ・・・ えぇ、えぇ、カッコいいですとも・・・日本人の、日本人による、日本人以外のための、Mr.CIVIC・・・「レッド・ドット・デザイン賞」最優秀賞、おめでとう!日本のクルマ馬鹿を代表して、心からお祝いを・・・オレに会いたけりゃ、ドイツまで来い、ってか・・・・・・・・・ 「BACCARS」(バッカーズ)
2006/03/29
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「タイムマシーン・フェスティバル」というタイトルは、とてもいい、と僕は思う。単なる、ノスタルジーとして、ではなくてね。“タイムマシーン”に乗って、もう一度、30年前、40年前に戻って、ただ、その時代を懐かしむのではなく、あの頃の夢や、情熱や、愉しさや、空気や、気分を、感じてみよう、と。それは、けして無意味なことではないだろう。 懐古趣味でもない。いつのまにやら、僕らは、発展すること、進化すること、成功すること・・・そんな、これから先のことばかりに気をとられて、生きてきたんじゃなかろうか。でもさ・・・ 明日は、昨日の続きなわけで・・・ 過去と未来はつながっているわけで・・・高度情報化社会とやらで、僕らの暮らしが、ものすごく便利になったのは間違いない。けれども、同時に、現代人は、大切なことを見失いつつあるような気もまた、するわけです。それは、たぶん・・・モノゴトを、“考えたり”“味わったり”“学んだり”する“ゆとり”のようなこと、なのかな?ケータイやインターネットのおかげで、昔より、ずっと時間的な“ゆとり”は増えたはずなのに、いやぁ~、おかげで、最近はのんびりさせてもらってま~す! なんて人、いないでしょ?便利だ、快適だって言いながら、なんだか、みんな、以前にも増して“忙しく”なっちゃった・・・ だからさ・・・たまには、“タイムマシーン”に乗って、あの頃の夢や、情熱や、愉しさや、空気や、気分を、感じてみるのも悪くなかろう、と。それは、つまり、“考えたり”“味わったり”“学んだり”する“ゆとり”をもつ、ということ。その“ゆとり”は、きっと、これからの僕らの未来につながっていくんだ、と思うよ。てか、思いたいじゃん。僕が、3月10日に「希望の轍」という文章を書いてから、ずっとアタマに引っ掛かっていたこと・・・“CARO GRAN SPORT RC”のこと、“ヒストリックカー”のこと、“ジーロ・デ・軽井沢”のこと・・・そして一昨日の“Time Machine Festival”のこと・・・なんだか、みんな、つながっていたのかもね。“タイムマシーン”は・・・ 未来にだって、行けるんだぜ。タイムマシーンにお願い 「BACCARS」(バッカーズ)
2006/03/28
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クルマ馬鹿まつり(別称、“Time Machine Festival”)の日曜日。富士スピードウェイは初めてだったけど・・・東名を御殿場で降りたら、地図も、標識も見ることなく、きわめて簡単に、たどり着くことができた。なんでかって?ロータス・ヨーロッパと、エランと、スーパーセブンの3人組にくっ付いて行ったら、無事着いた。後ろから、トヨタ2000GTが付いて来てたし。 この道で、間違いなかろう、と(笑)一番、インパクトがあったのは、やはり、歴代ポルシェによるワンメイクレース「Rennsport Cup」。911GT3カップ(997)の爆走! 矢というよりも、光のように速い・・・それを追いかける、911ターボ(964)。 ヤグラのようなリヤウイング・・・ええっ!? ピカピカのカレラGTで、そんなに激走しちゃうわけ?そして、そして、負けじと356Bが来る!このクルマ、「911 DAYS」最新号のカフェレーサー特集でモータージャーナリストの吉田匠さんが試乗されてる車輌、そのもの。本来は4気筒の356のエンジンを、911用のフラット6(2.8Lレーシングユニット!)に換装した、夢のような356。 これが、また速い! 45年前のクルマでっせ。この356Bは、グリーンとシルバーが微妙に絡み合ったようなボディカラーは美しいし、内装もきちんと仕上げてあって、かなり、そそられます。ちなみに、1,000万円で販売するとか・・・でも、1,000万かけるなら、自分で理想の356を作っちゃえそうです。 GT3カップには一周、追い抜かれてたけど、914も一生懸命走ってました。もちろんナローも、独特の甲高いエクゾーストノートを残して、ストレートを走り抜けてた。驚くべきは・・・“フツウ”の911カレラ2(964)が、“フツウ”に可変式のリヤウイングをちょこっと立てただけの姿で、“フツウではない”スピードで、一緒になってバトルを繰り広げていたことでしょうか。フィニッシュした後は、CDでも聴きながら、そのまま帰っちゃったかもね(笑)。それくらい、“フツウ”のカレラ2。 あれが、ポルシェのポルシェたる所以なんだろうね。「Ferrari Trophy」も行なわれたので、フェラーリ軍団もいっぱいお集まりでしたが、なぜか、みんなリヤに「BACCARS」ステッカーみたいなの、貼ってたゾ・・・トヨタ2000GT、スカイラインGT-R、ホンダS800、スバル1000・・・あなた方、いったい、普段は、どこに隠れてらっしゃるの? ピットでは、本物のレーシングマシンが、エンジンを調整中。凄まじい爆音と、強烈な排気ガスのなか、耳を押さえながら、鼻をつまみながら、それでも、それでも、嬉々として、エンジンルームを覗き込み、写真を撮ってるオトコたち・・・いったい、なにが楽しくて、僕ら・・・クルマ馬鹿だらけ・・・ 「BACCARS」(バッカーズ)
2006/03/27
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行って来ました・・・富士スピードウェイ“Time Machine Festival”このイベントは、日本語に訳すと、つまり、“クルマ馬鹿まつり”・・・ ってことだろう。いやぁ、よくもまぁ、こんなにお馬鹿なヒト&クルマがお集まりで・・・面白くないわけがない(笑) 第一コーナーの立ち上がり、缶コーヒーを飲みながら、芝生に座って待ってると・・・GT-Rが来る、Zが来る・・・ サニーも来た、コンテッサも来た・・・ヨタハチだ、エランだ・・・ うわぁ、904GTSだぁ!こんなにたくさんの2000GT、はじめて見たぞ・・・お? あの356は、「911DAYS」に掲載されていたモンスター・・・あれ? あのロータス・イレブンは、2週間前にも見かけたような・・・詳細は、また後日、改めて・・・ なにせ、帰りの東名、渋滞35kmでヘトヘトでして・・・昨夜、興奮して、あまり眠れなかったし・・・爆音の彼方に・・・ 「BACCARS」(バッカーズ)
2006/03/26
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ヒョンなことから・・・ 明日は・・・御殿場の富士スピードウェイで開催される「タイムマシーン・フェスティバル」を観にいくことになった。パンフレットによると「日本のモータースポーツ史を彩った名車と名ドライバーが富士に集結!」 するらしい。参加予定マシンはトヨタ87C、2000GT、TOYOTA7・・・ニッサンR382、B110&B310TSサニー、スカイライン2000GT-R・・・ホンダSB-1ヤマトシビック、歴代グループAシビック、S800、S600・・・マツダ787B、767B、RX3・・・ 日野コンテッサ1300クーペ・・・ いすゞベレット・・・ポルシェ911S・・・ その他、多数・・・正直にいえば、モータースポーツとしてのクルマは、“専門外”ではある。けれども、春の一日を、富士スピードウェイで過ごしてみるのは、そりゃ愉しかろう。というわけで、朝早いので、今夜は、もう寝ます。遠足、前夜・・・ わくわく・・・ 「BACCARS」(バッカーズ)
2006/03/25
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遅ればせながら、「ダ・ヴィンチ・コード」にハマっています。ひさしぶりに、面白い小説を読んだ。5月に、トム・ハンクス主演で映画が封切られるらしいですけど、この映画、クルマ馬鹿的見地からも、すごく楽しみです。え? 「ダ・ヴィンチ・コード」って、クルマのハナシだっけ?いえ、いえ、違います。 あえてストーリーの紹介はしませんが、クルマはゼンゼン、関係ないです、はい。じゃぁ、なぜに、クルマ馬鹿的見地から楽しみなのか、というと・・・ストーリーの端々に登場してくる“脇役”としてのクルマたちが、そそるんですよ。クルマが主役の映画はたくさんあって、基本的には好きですが、クルマが主役ではない映画に、“脇役”として登場してくるクルマが、すごく印象的な場合も多い。たとえば・・・ ロバート・デ・ニーロの「RONIN」とかさ。 ほかにも、いっぱいある、でしょ?「ダ・ヴィンチ・コード」も、そのテの映画になりそうで楽しみだな、と。(原作に忠実に映画化されればだけど)もしかしたら、この小説を読んで、クルマに注目しているのは、僕くらいかもね・・・だってさ・・・主人公の大学教授が、誤認で連行される時に乗るフランス警察の車輌が「シトロエンZX」・・・殺し屋(一応、修道僧なんですけど)が、暗闇に乗りつけるのが「黒いアウディ」・・・大学教授とヒロイン(暗号解読官)が警察とカーチェイスを繰り広げるのは「赤いスマート」・・・暗躍する大教団の司教を、空港で待ち受けているのは「フィアットの黒い小型セダン」・・・ほら、ちょっと、気になる(笑)。 どれも、なんてことはないクルマですが、妙に生々しい。こういう、脇役の、ささやかな存在感の積み重ねが、ストーリー全体のリアリティにつながる、と思うのだけど、どうも日本の小説や映画は、その意識(思い入れ)が低いのではないか・・・原作者が、きっとクルマ好きなんだろうなぁ、なんて思いながら読み進めていくと、こんな素敵なシーンに出会います。(ストーリーの紹介はしないけど、このシーンだけは紹介させてね)主人公とヒロインが、警察に追われているシーン・・・ふたりは、パリ郊外に暮らす英国人の大豪邸(古城)に逃げ込み、そこから、さらにクルマで逃走する・・・豪邸に踏み込んだ警察は、古い馬小屋を改造した、広大なガレージにたどりつく。そこに並ぶのは、夢のようなコレクション・・・黒のフェラーリ・・・ 清らかなロールス・ロイス・・・昔懐かしいアストン・マーチンのスポーツクーペ・・・ 年代物のポルシェ356・・・しかし、一台分のスペースだけが空いている。床にオイルのシミが見える。その先の開き戸は、大きくあけ放たれていて、そのまま起伏の激しい原野へとつながっている。「しまった、逃がしたか・・・」と、くやしがる捜査官。でも、警部補は確信する。「洒落たスポーツカーで、この木深い谷を逃げられるわけがない」と・・・「しかし、警部補・・・」 捜査官が指差すボードには、車名が書かれたラベルの下にキーが並んでいる。フェラーリ、ロールス、アストン、ポルシェ・・・最後のラベルの下には、キーがない。そして、そのラベルに書かれた車名を見たとき・・・警部補は、気がつく。 「これは、まずい」と・・・さて、ここで問題です(笑)。主人公とヒロインが逃走に使った、このクルマとは?答えは、角川文庫「ダ・ヴィンチ・コード」(中巻)226ページに!謎が謎よぶ・・・ 「BACCARS」(バッカーズ)
2006/03/24
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大学まで2時間かけて通学していたムスメが、4月から、ひとり暮らしをはじめる、という。ひとりで暮らしてみることは、良い経験だと思うので、反対するつもりはない。ありませんとも・・・ 狭いわが家が、少しでも広くなると思うと、いっそ清々するくらいである・・・ま、それは、それとして・・・ついては、新しいアパートに、荷物をクルマで運んで欲しい、とおっしゃる。ハイハイ、と・・・ こういうところで、家族のご機嫌をうかがっておかないとね。5月には、軽井沢もひかえていることだし・・・ところで、引っ越しは、いつごろのご予定で?別に、決めてないけど・・・ とりあえず、大きな荷物だけ、クルマで運んでおいてもらおうかな、と思って・・・へ? とりあえずって・・・だって、忙しいんだもん。 バイト、休みがとれないし・・・おい、おい・・・ 忙しいんだもん、って・・・いいかい、引っ越しというものはだな・・・まずは、引っ越しする日(Xデー)を決めて、そこから、やるべきコトの優先順位を考えて・・・新居のいろんな寸法をキチンと測って・・・ 荷物を運び込む前に、ちゃんと掃除して・・・そのための雑巾とか、洗剤とか、バケツとか、ゴミ袋とかも用意して・・・メジャーとか、カッターとか、ガムテープとか、ネジ回しとか、そういうモノも必要だし・・・タオルは何枚あってもいいし・・・寸法に合ったタンスとか、食器棚とか、本棚とか、収納部分を、あらかじめ準備して・・・電気とか、水道とか、ガスの手配をして・・・ 新しい電化製品の配送日も確認して・・・そんでXデーに、みんなに手伝ってもらって、イッセーノォ、セーで荷物を運び込むもんだろ。そんなこと、今ごろ、言われたってさぁ・・・今ごろって・・・ あのなぁ・・・どうも、最近の若い連中は (あぁ、こういう言い方をする歳になってしまった)、モノゴトの“段取り”をつける、というのが苦手というか、知らないというか、気にしていないというか、モノゴトは“適当”に、“なんとなく”進んでいくもの、と考えているのではあるまいか? (うちの馬鹿ムスメだけか?)なんでも、“なんとかなる”と。ほ~ら、そんな面倒なことやんなくたって、なんとかなったでしょ、って・・・そりゃ、なんとかなるだろうよ。でもね・・・ 若者よ・・・それじゃ、なんとかなるように“しか”ならないのだ。 自分が、ああしたい、こうしたい、と思うのであれば、何かをなしとげたいならば、それは、自分で“段取り”をつけて、そうなるように仕組んでいかないと、人生、なりたいようには、ならないぜ。 なるようにしか、ならないぜ。なんてことを言うと・・・別に、いいもん。 別に、困んないし。 な~んて、ほざくのだろう。それで、どうやって、好きな人を口説くのさ。 欲しいクルマを手に入れるのさ。別に、クルマなんて興味ないし、ってか。別に、いいけど・・・ 「BACCARS」(バッカーズ)
2006/03/23
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「DRIVER’S LEON」って雑誌が、本屋さんに並んでいるのに、お気づきですか?“ちょい不良(ワル)オヤジ”でおなじみ、「LEON」誌の臨時増刊号です。タイトルは、“モテ過ぎ クルマオヤジの作り方”・・・(笑)どうなの? これ? もう結構ってカンジじゃないですか? もう、その手にはのりませんぜって・・・先日の売れる雑誌の「カツカレーの法則」は、LEONあたりから始まったのかもしれませんね。“クルマオヤジ”というカレーライスに、“モテ過ぎ”という強力なカツをのっけてみました(笑)。ただねぇ~ 最近、どうも胃もたれ気味なオヤジたちには、ちょいと油っぽすぎやしないか?若い時分なら、飛びついたかもしれんが・・・今となっては、モテ過ぎちゃっても、困っちゃいますもん。 実際のハナシ・・・“ちょいモテ クルマオヤジの作り方”くらいが、いい塩梅かと・・・ (モテたいんじゃん)というわけで、お昼に天丼を食べたばかりの僕は、本屋さんの店先で、パラパラと立ち読み。どれ、どれ、どんなクルマが、今どきの二キータには、モテるのかな・・・特集! 今、モテるクルマは、この20台! アストンマーチン、マセラティ・・・・ そりゃ、モテる、っちゅうねん。特集! オシャレでバリューな、ちょい古外国車!メルセデス・ベンツ280SL、初代レンジローバー・・・ そのまんまやんけ!世の二キータたちよ・・・もしも、この雑誌を読んで、「おぉ、このクルマがモテるのか!」なんて感心してるオトコがいたら・・・ましてや、ディーラーに電話して、キャッシュで買っちゃうようなオトコがいたら・・・そいつのクルマの助手席には、座らないほうがいい。そいつは、きっと、クルマ馬鹿じゃなくて・・・ただの、馬鹿だから・・・ホントだってば、二キータ! 「BACCARS」(バッカーズ)
2006/03/22
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いつも、このブログを読んでくれている友人から、電話があった・・・“しちゃったもんね”って、おまえ、ホントにエントリー、しちゃったのかよ!クルマ、どうするんだよ!そりゃ、だれもが、そう思いますよね(笑)「Caro Gran Sport R.C.」を追いかけて行った帰り道、東関道を走りながら、「ジーロ・デ・軽井沢」にエントリーすることを決意した僕は、翌日から、さっそく“クルマ探し”をはじめた。なにも、ヒストリックカーを、大慌てで買いに行ったわけでは、もちろん、ない(笑)。「ジーロ・デ・軽井沢」にエントリーできるヒストリックカーなど、持っていない。手に入れるだけの資金など、もちろん、ない。 じゃぁ、どうするか・・・クルマを借りる、しかない。借りるたって、トヨタレンタリースで貸してくれるわけじゃないし、かと言って、そんなクルマを持ってる人など、まわりにはいない・・・。 それで、僕は、どうしたか?BACCARSでも、すっかりおなじみ、世田谷のポルシェパーツショップ「エスエス」の藤沼社長を訪ねた。社長、どうしても、5月に開催される「ジーロ・デ・軽井沢」に参加したいのです・・・参加すれば、いいじゃないの。いいじゃないのって・・・ 肝心のクルマがないんですよ・・・参加の申し込み、しちゃいな。 クルマは、どうにか、なるだろ。なるだろって・・・ 貸していただけるクルマがあるのですか?ないよ(笑) でも、どうにかしてやるから、申し込みしちゃいなよ。 出たいんだろ?しちゃいなよって・・・ では、なにとぞ、よろしくお願いします・・・さぁ、クルマはなんとかなる、らしい(笑) でも、次なる問題が・・・ エントリーフィーも、ない。 誰かに出してもらう、しかない(笑)古い付き合いの、CM制作会社の社長を訪ねる。このお方(仮にM社長としておきます)、もう60歳過ぎなんですが、40年超のキャリアを誇るクルマ馬鹿の大先輩。M社長、5月に軽井沢で、ヒストリックカーレースが行なわれるのですが、一緒に出場してみませんか? クルマ馬鹿人生の締めくくりに、いかがでしょう?クルマは、僕が手配しますんで、エントリーフィーの方を都合していただくということで・・・クルマは手配するって、キミが買うのか?いえ、借りるんですけど・・・じゃ、キミは、他人のクルマと他人の金で、そのレースに出場しようと?えぇ、まぁ、そういうことになりますが・・・よし、出よう! ほ、ほんと、ですか? そして、エスエスさんからも連絡が・・・クルマ、手配ついたぞ。なんと素晴らしき、クルマ馬鹿の輪・・・クルマを見て、驚いた・・・ こりゃ、夢のようだ・・・乞う、ご期待!? 「BACCARS」(バッカーズ)
2006/03/21
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しちゃった・・・へ、へ・・・ホントに・・・ しちゃったもんね・・・なにを? って・・・ ほら、例の、あれさ・・・「Caro Gran Sport R.C.」を追いかけて行った帰り道・・・クラクションを鳴らして、アバルト750GTを追い越しながら・・・東関道を、夕日に向かって走りながら・・・ 僕が心に決めた、あれだよ・・・ホントに・・・ しちゃったもんね・・・Team BACCARS・・・ Debut・・・?な、なぬ? 「BACCARS」(バッカーズ)
2006/03/20
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今月も「JAF Mate」が届きました。印象的だったのは・・・「愛車を長持ちさせる運転&メンテナンス」という特集のなかで紹介されている、10年で“72万km”を走破した、日産セドリックのハナシ。10年で“72万km”って、いったい、どういう使い方をされたクルマ?はい。答えは、神奈川県警の覆面パトカーです。ホームコースは、東名高速道路。1日に1000km走る日もあるらしい。給油が、1日3回だって。ちなみに、地球から月までの距離が、約40万キロですからね。このパトカー、月まで行って、もうすぐ帰ってきちゃう!エンジンは一般のクルマと同じ。毎朝、基本的な点検をするだけで、エンジンも、サスペンションも無交換。ただパトカーの場合は、サイレンや赤色灯など、電気関係に大きな負担がかかるので、バッテリーやオルタネーターは頻繁にオーバーホールするらしい。ドーモ、スミマセン・・・。いつも高速道路を、快適なスピード(?)でクルージングしているわけですから、クルマにとっては、理想的な職場です。やっぱり、クルマにとって大切なのは、走らせること、なんですかね。ほかにも、13年で56万kmのユーノス・ロードスター、36万kmの日産インフィニティQ45、4年半で40万km走るタクシー(月まで、おいくら?)などが紹介されていますが、いずれも共通しているのは、「日頃の点検」「早めの対処」ということでしょうか。一台のクルマに長く乗る、ということは素晴らしい、とは思うけれども、なかなか、実践できることではありません・・・クルマよりも、自分のハートが、そんなに長く持たないもの。どうしても、早めに対処しすぎる・・・早めに対処しよう! 「BACCARS」(バッカーズ)
2006/03/19
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BACCARSのトップページで紹介していますが、レクサス初のハイブリッド車、「GS450h」、ついに登場、です。世界初のFRハイブリッド・スポーツセダン。3.5LV6エンジンと電気モーターの組み合わせで、システム全体の最高出力は345ps 。4.5L車並みの加速性能と、2Lの「プレミオ」を上回る低燃費を実現。もちろん、数々の最先端システムを装備。 まさに、イタレリーノ・ツクセリーノおなじみネコ・パブリッシングの自動車専門サイト「hobidas auto」に掲載されている 「レクサスGS450hはライバルと比べて高い? 安い?」という記事に触発されて、僕も、このクルマの価値について、考えてみました。「レクサスGS450h」は、標準モデルが680万円、充実装備のバージョンLが770万円。ということは、標準モデルでも・・・同じ3.5Lエンジンを搭載するGS350に比べ160万円、高い。装備的に近いGS430に対しても50万円、高い。日産フーガ450GTより約100万円、高い。もちろん、価格の絶対値として考えても“高い”わけですが(僕にとっては)、でも、これらのクルマとの相対的な価格差は、装備された最先端のテクノロジー等を考えれば、むしろ“安い”と僕は感じるのですが、どうでしょう?また、海外組に目を向けると、エンジン性能的には、メルセデス・ベンツE500アバンギャルド、BMW550i、アウディA6・4.2クワトロ・・・あたりがライバルとなるわけですが、こちらは、みなさん、900万円オーバーの世界。もちろん、GS450hの方が、断然“安い”。つまり、レクサスGS450hというクルマは、“買い得”である。このクラスのクルマを購入される方々にとって、“買い得”なんて関係ないかもしれませんね。でもさ・・・じゃぁ、このクラスのクルマを購入される方々にとっては、なにが、大事なのでしょう?ステイタス性? ほ、ほう。 だから、やっぱり、ベンツだ、ビーエムだ、と・・・じゃぁ、なにが、今の時代にステイタスなのでしょう?ブランド? そんなこと言ってたら、今どき、笑われますぜ。 お金さえ出せば、誰でも手に入れられるようなものは、もはや、ステイタス・シンボルになんて、ならないでしょ。 価格が高い方がエライ、とかさ(笑)ルイ・ヴィトンのバッグに、ステイタス性を感じます?かのホリエモン氏は、「世の中に、お金で買えないものはない」と豪語し、お金で買えるものを、どんどん、手に入れていかれたわけですが、結果として彼は、ステイタス(社会的な地位)を手に入れることができなかった。なぜか?現代のステイタスは、お金では買えないからです。お金では買えないもの。 僕は、それは“知性”だと思う。 ベンツやフェラーリが、ステイタス・シンボルとなり得る時代は終わり、今は、“知的(intellectual)なクルマ選び”こそが、ステイタス。という仮説。(今どき、クルマがステイタス・シンボルになるのか、という疑問は、ひとまず、おいといて)知性あるヒトは、もちろん聡明であり、賢明であり、既存の価値を疑い、“ブランド”などという、曖昧で、実体のないイメージに振り回されたりしないし、リアリストで、自分の価値観をもっていて、無駄な投資などしないのではなかろうか。(でも、意味のある投資は惜しまない)“買い得”という表現は、なんだかスーパーマーケットでの買い物みたいだけど、買い得を手に入れる = 無駄のない、賢い経済行為、なわけで、それもまた、知的であることには違いない。そうすると・・・ 先ほどのレクサスGS350、GS430、GS450h、フーガ450GT、ベンツE500、BMW550i、アウディA6のなかで、運転しているヒトが、もっとも知的に(ステイタス性が高く)みられるクルマは・・・今は、レクサスGS450hなんじゃないか、と僕は思うのです。レクサスが、ベンツやビーエムやアウディに対抗していこうとするならば、その糸口として、“知的であること”へのこだわり、という可能性は、どうでしょう?レクサスは、つねに知的である。 というブランド構築。その哲学に徹底的にこだわったクルマの開発。 つまり「知性の選択。レクサス」逆に言えば、知性なき方は、他のブランドへどうぞ、と。そこまで言うなら(笑)、説得力のある“知性”の具現化が大切になりますね。レクサスなら、システムのバージョンアップやグレードアップで、つねに最先端の快適性を享受することができます。あなたのレクサスは、モデルチェンジのたびに買い換える必要(無駄)がありません。・・・とかさ。本物の高級感、最高のおもてなし・・・そういうことは、もう言わなくていいから。“知性”とは何ぞや、というのは、かなりやっかいな命題ではあるけれども、それでも、“感性”を問われるよりは、まだ、なんとかなるような気がしません?アホじゃないかぎりは・・・野性の選択なら 「BACCARS」(バッカーズ)
2006/03/18
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クルマの顔は履歴書である、という言葉がありますが(あったっけ?)もしも、この写真を履歴書に貼って提出したら、就職は、むずかしいのではないでしょうか・・・フロントには、毒蛇がトグロを巻いてるし・・・昨日、「後ろ姿にこそ、個性や味わい、品格、たまらない色気、というものは宿る」と書きましたが、性格や育ちといったものは、やはり、顔つきに、にじみ出るようです。クルマの表情の大きな決め手のひとつは、ヘッドライトの形状にありますね。最近のクルマは、どうも、目つきがあまりよろしくないので、環境に優しいクルマでぇ~す!なんて自慢しているわりに、あまり優しそうな顔に見えない。それに比べて、どうです。このおふたり・・・ このなんとも、柔和な、お顔立ち・・・この2台。左が1950年代のジャガーXK150で、右が1960年代のジャガーEタイプ。つまり、XK150のあとを受けて登場したのが、Eタイプなわけで、当時の人たちからすれば、やっぱり衝撃的だったんじゃないですかね、このEタイプの顔つきは。ダッジ・バイパーなんて凶悪顔を見ちゃってる僕らからすれば、Eタイプだって、仏様のようだけど、XK150しか知らなかった人たちには、Eタイプの顔、どんな風に映ったんだろう?僕が、今どきの日本車に感情移入しにくいのは、顔つきも関係してるだろうな。顔つきが好きとか、嫌い、とかではなくて、表情が読み取れないもの。だから、性格が、うまく伝わらない。 何を考えているのか、わからない。それじゃ、僕ら“採用する側”も困るよね。ウ~ン・・・クルマの顔は・・・ 国民性?イケメンぞろい・・・ 「BACCARS」(バッカーズ)
2006/03/17
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