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2007年12月14日
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カテゴリ: 絵画教室
 12月14日。
 女子美の仕事納め、洋画、日本画、版画の生徒対象の「総合学習」へ。
 100名にものぼる妙齢の女性を前に、絵具・材料の講義は、討入の心構え。仕事柄喋ることには馴れた者としても、第一声に注目する二百を超える目がこちらを向くと、やはり緊張する。

女子美 洋画.jpg

 この講座の講師になってから、もう今年で満10年。それ以前の絵具屋として材料の講演を行なっていた時期も含めると15年以上になるだろう。
 その間、私自身も職業を絵具屋から顔料屋、さらに脱サラして講師業を中心にするようになったが、絵画材料に関する資料も、次々と新しい研究報告が行なわれ、私の講義も、それに従って随分と変った気がする。
 本日、自分の失敗談も含めて、いかに自分の表現目的に合った絵画材料、技法に出逢うころが大切であるかを説いたが、それを身近に感じてくれたのか、私語もなく3時間の授業に聞き入ってくれた。
 材料に対する関心の深さをひしひしと感じた。

 もちろん、2年生対象のこの1回の講義で、材料が自分の目的に合わせて使えるまで「解る」などということは不可能で、これから、意識をもってそれぞれの生徒が材料と表現の関係を見つけ出さなくてはならない。各個の作家の表現に対しては、それぞれの段階でまたそれぞれの目的にそった指導を行なわないと、本日のようなとおり一片の講義では解らないだろう。それは、いたしかたがない。



 今年の大学講師としての仕事納めは、川柳250年で川柳にどっぷり漬かっていた私にとって、もうひとつのアイデンティティーの確かさを再確認させてくれた。





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最終更新日  2007年12月14日 22時28分14秒
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