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八木哲郎

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2007/03/20
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カテゴリ: カテゴリ未分類
イスラム研究 2

イスラムの歴史第3巻を読んで愕然とわかったことは、イスラム地域でなんで宗教改革が起こらないのか、ルネッサンスが起こらないのか、という私の疑問がまったくの間違いであるということである。
今、一神教地域で宗教離れがいちばん起こっているのは、西ヨーロッパである。日曜のミサに行く人は至ってすくなくなったらしい。トッドはこれは必然的な流れだとし、識字率と分娩の自己抑制つまり人工的な避妊率が高くなってくれば、人間は神より理性の方を信じるようになるからであると言っている。宗教離れからイデオロギー信仰に移行し、さらに20世紀後半はイデオロギー離れが起こって、現在はミクロ・イデオロギーに分立する
状態になっていると言う。
一方で、こういう流れを嫌悪する人たちが必ずいて、その代表格は宗教原理主義である。
この宗教原理主義度がいちばん高いのが、ユダヤ教、イスラム教で、イスラム原理主義からみるとヨーロッパはまったくの堕落状態である。このようであってはならないと、イスラム地域ではますます反比例的にイスラーム化する。
つまりイスラム地域はヨーロッパと緊張関係にあって、このようであるから、脱宗教などは起こらないことになる。





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Last updated  2007/03/20 05:18:46 AM


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