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八木哲郎

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2008/01/20
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カテゴリ: カテゴリ未分類
正月明けの6日、久しぶりに高尾山に登った。頂上は人でいっぱいだった。

曰く、不殺生・・みだりに殺生しない
不偸盗・・盗まない
不邪淫・・男女の道を乱さない
不妄語・・うそをつかない
不綺語・・むやみにしゃべらない
不悪口・・粗暴な言葉を使わない
不両舌・・中傷しない

不瞋恚・・おこらない
不邪見・・まちがった考え方をしないお、ru
つまり人間がしてはならないことが書いてある。これだけしなければ、かなりまともな人である。他の宗教でも戒律があって、してはならないことを数多く挙げている。
法律でも規則でもそうだ。Must not, should notである。「ベカラズ」で道徳、倫理を防衛している。
 山を下りながら、考えた。どうしてネガティブな禁止項目が優先されたのだろう?たしかにネガティブな禁止はわかりやすいし、誰でも反対しない。人間が生まれつき備えている良心にかなっていることだ。それをさらにつよくダメ押ししたのであろう。
でも、「こうしなさい」「こうしたらいいよ」「こうしたら人に喜ばれる」という徳目はあるようで少ない。自分が欲しないことは人にするな、愛の心、慈悲の心、惻隠の情、善、仁という総括的な教えでひっくるめて、あとはすべてケースバイケースで適用せよ、ということになる。

「・・したらいけない」「must not」とくりかえし人間は教えこまれると、だいたい悪いことはしなくなるだろう。しかし、いいこともしなくなるのではないだろうか。
私はこのネガティブ語をひっくりかえしてポジティブ語にして教えたほうが、いいような気がする。世の中の賢人のような人が、自分の失敗談などを交えてポジティブ話にして話す習慣をひろめたらいいのではないだろうか。





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Last updated  2008/01/20 11:02:22 AM


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