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アメリカのある筋の情報源をつかんでいるらしく、信ぴょう性を感じさせる本である。サブプライム問題はまだまだひろがり、金融恐慌の一歩手前で、国民を救済する大徳政令をうち、「ドルをヘリコプターで撒く」荒療治をやるという。結果は、ドルの暴落でアメリカのドル覇権は終焉するという説。アメリカの次期大統領はオバマに「決められている」と言う。この人は筆に自己規制を一切入れないので、発言が奇矯、過激と思われるが、案外あるすじでは当たり前になっていることではないかと思う。
この人のセミナーを6月20日(金)夕方東中野のテラハウスで開くことにした。知研のHPをみてください。 http://www.tiken.org/
2冊目は吉越浩一郎氏の「残業ゼロの仕事力」。リトリンプ・インターナショナル・ジャパンの社長だった人で、友人の仙波純氏の同級生というので興味をもった。奥さんがフランス人で絶対に残業を許さなかったため、会社も残業なし経営をつらぬいて成功させたというのが面白い。
残業をなくすためには、せっぱつまってやらせるための「デッドラインを決める」、のが秘訣とある。共感したのは、ワイワイガヤガヤの会社は一見活力があるように思われるが、それはうそで、会社は静かな環境でないと仕事に集中できないから、残業が増える、ということだ。私は十数年前、小川明氏の「感性革命」を手伝ってつくったことがあるが、このときは、会社というところは「整然」「一糸乱れず」「キチンとしている」という雰囲気の会社は、アイデアが出ない、活力があがらない、つまり「ぐにょぐにょ」している方がいいと言った。吉越氏は、日本の会社は互いの会話が多すぎるから、それで集中力をそいでしまっている、社員が個室で仕事すれば何倍も能率があがる、と言っている。
コミュニケーションはすべてトップダウンをつらぬく、軍隊式でやるべきである、というのは、いろいろ試行錯誤をへてきた時代の流れであると思う。
最後の勝間和代「効率が10倍アップする新・知的生産術」は、また明日書きます。