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2009/06/17
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カテゴリ: カテゴリ未分類
5月12日に行った水野和夫氏の講演テープを起こしているが、いろいろ示唆的なことがあった。水野氏は今度の大恐慌が終わった後、どうなるかを予測した話をした。

しかし、その条件としてのこりの80%の人たちは豊かになれず、豊かになった先進国に安い原料や労働力を提供(つまり搾取されて)してきたからだが、それが1974年頃から局面が変わってきて、安い原料が上がり、労働力も上がってきた。石油は1バレル1ドルか2ドルだったから、先進国はたんまり儲けることができたが、今は下がっても60ドルである。これからは犠牲になっていた地球人口が50%に減り、さらにだんだん減って行く。400年かけて豊かさに到達した高原のレベルが1974年だった。そこから30年、また先進各国はバブルを演じてさらにあがったが、今度のアメリカ発の恐慌で急落、1974年の高原にもどり、これからはそのレベルの横ばい時代が始まるというわけである。
つまりこれ以上は望み薄というわけである。

1974年といえば、第1次石油ショック、ニクソンショックがあり、ベトナム戦争が終わった頃。大企業の課長クラスの月給は15万円くらいだった。あのころ、石油ショックで日本は大慌て、もう豊かな生活はお別れだ、という記事がおどっていたから、あの頃でも十分豊かな社会意識があった。だからまたそのレベルに戻ることを覚悟、満足しなければならないということである。水野氏は中小企業の賃金はずっと前から高止まりだから、もうすでに1974年レベルにもどっているが、これから大企業・製造業の賃金も3割くらい下がり始めるという。
だから1974年レベルでの生活水準をエンジョイするしかなく、無理して、がっついても、個別に伸びることはあっても全体では骨を折るばかりになるという。
日本の輸出は自動車が20兆、電気機器で17,8兆あったが、これからはそれぞれ10兆円しか輸出できなくなるから、他の産業でカバーするしかない。
水野氏は有望な産業にファッション産業をあげた。この産業で5兆円の輸出の可能性があるという(つづく)





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Last updated  2009/06/17 05:50:28 AM


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