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八木哲郎

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2009/08/19
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カテゴリ: カテゴリ未分類
18日、メルマガで有名な松山真之助さんの生まれ故郷を訪ねる。17歳年上のお兄さんである善之助さんと12歳年上のお姉さんである井上鋭子さんが美濃太田の駅で迎えてくださった。うなぎ屋さんで昼食をごちそうになり、いろいろ取材する。


有名な国定公園の飛水峡を見に行く。あたりはうっそうと檜林に覆われた急峻な山に囲まれた国定公園地域の中に岩を抉ったすごい峡谷をエメラルドグリーンの奔流が白い刃を岩にぶつけていた。2億年前の奔流の渦が抉ったという大小の甌穴が至る所にあり、観物である。
そこから遠くない七宗町に真之助さんが生まれ育った実家があった。山に囲まれたなかに開けた典型的な日本の里山。後ろは山、前は低い棚田が開け、一面の黄緑。200軒ほどの家々がある。すぐそばに苔むした感じのお寺や神社があり、6月は蛍が光の線を描き、秋になると、赤トンボが空を舞う。山山が赤、黄の錦に覆われる。
真之助さんが4キロ先の小学校の分校まで通った山道はうっそうとした檜に覆われた崖が迫り、奥入瀬を思わせる渓流が続く。肺の底までオゾンが入り込む。
こんな童謡の世界を思わせる環境に真之助さんは育った。善之助さんはこの村で「鐘の鳴る丘」をラジオで聞いて終戦直後を過ごし、真之助さんを連れて渓流で魚を捕ったりした。善之助さんは小学5年の時に初めて名古屋に出てあまりの別世界に驚いたという。
真之助さんの個性がこのような環境とどういう因果関係にあるかは勝手に想像させてもらった。
そこから100キロも先の下呂温泉まで送っていただいた。温泉にゆっくり浸かる。
ああ、いのちの洗たくをした。気分が変わった。いろいろな構想も煮詰まった。ああ、いい旅をさせていただいた。真之助さん、ありがとうございました。





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Last updated  2009/08/20 01:35:38 AM


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