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2014/06/27
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カテゴリ: カテゴリ未分類
資本主義は終焉するか 9


水野氏は資本主義の地理的、物的なフロンティアがなくなったことが終焉の始まりだとしている。地理的なフロンティアというのは、先進資本主義が有利に売り込める植民地や未開発市場で、物的フロンティアというのはつくって売る物やサービスがたくさんあったということである。ところが地理的なフロンティアはほとんどなくなり、物的フロンティアもなくなり、アメリカは製造物競争で日本に負け、行き詰まった。たまたま冷戦が終わり、ソ連からの核攻撃の心配がなくなったので、軍事技術を民間に流用した、どんなそれがIT技術で、資本主義の効率化がものすごく進んだ。また数学者みたいなエリートがレパレッジを組み替えたりして詐術的な金融ビジネスをつくったり商業銀行に投資を許したりして金融帝国化が進んだ。
世界の金融資産は実体経済の4倍にのぼるようになった。

これまでは資産は消費者が銀行に預金し、それが徐々に資産を増やしていったが、いつの間にか、そういう爪に火をともすようなやりかたではなくなった。

それは人為的な暴力的な施策によるものだった。
まず猛烈な物価上昇。例えば1973年の第一次オイルショック前までは1バレル2~3ドルで買えた原油がOPECにより11・2ドルになり、第2次オイルショックで40ドルになり、ついにリーマンショック直前に147ドル、今では100ドルで取引されている。このような物価高、アメリカは金利を上げて世界中から金を集め、その金で、冷戦後中国などの安い労働力にもとづく安値の製品を大量輸入し、それで莫大な利益を収めた。
このような世界はまさに「地中海」の時代を思わせる。

こうして実体経済に即していた物づくり日本の経済は利益率がすくなくなって、消費が低迷し、人件費は伸びず、年収20万円以下の非正規労働が3分の1にまで達した。悪循環を繰り返し、長いデフレになった。(続)





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Last updated  2014/06/27 12:15:30 PM


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