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国鉄特急色「タイプP」が牽引する2往復目の下りは、わたくしにとっては定点観測ポイントである待ち構えました。 この日は天気が良いため、編成のサイドには日が当たりますが、正面は陰りました。しかし、現代のカメラはそうした悪条件もきれいに仕上げてくれます。 列車通過後、汽笛を鳴らしてトンネルに入っていく残響音を楽しみながら、次のポイントへと移動しました。 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 動画「2025秋 みまさかスローライフ列車」をYouTubeにアップしています(リンクは、こちら)。秋景色の中をゆっくりと走る国鉄急行色と国鉄一般色の「スローライフ列車」をお楽しみください。
2025/11/28
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この日、「タイプP」は家山で引き返すスジを担当しており、プッシュプル編成になっていませんでしたので、どうするのか、と思っていると、家山駅で機回しをしていました。納得です。 その編成が折り返してくるのを大井川が見える場所で待ちました。 わたくしが待っていると、ゆる鉄さんご夫婦が声をかけてきました。三重県伊勢市からトーマスを見にきたそうですが、この日はすべての蒸気機関車が走らず、代わりに電気機関車が牽いていることを伝えると残念がっていました。 ただ、次に来る列車の先頭に立っているのは、かつてブルートレインを牽いていたカラーリングの機関車だと伝えると、ご主人が興味を示し、わたくしと一緒に待つことになりました。 列車通過後、ご夫婦は千頭の方へ向かっていきました。こうした旅の出会いも楽しいものです。※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 「2025秋 みまさかスローライフ列車」という動画をYouTubeにアップしました(リンクは、こちら)。秋景色の中をゆっくりと走る国鉄急行色と国鉄一般色の「スローライフ列車」をお楽しみください。
2025/11/18
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国鉄特急色に変身した大井川鉄道のED314号機は、以前から撮影にいきたいと思っており、入間航空祭でブルーインパルスの展示飛行を撮影した翌日、大井川鉄道を訪ねました。 すでにネット上ではいろいろと賞されていますが、国鉄特急機のイメージをよく表わしています。EF65 500番台はP形と呼ばれていましたので、令和によみがえった国鉄特急色のED314号機をわたくしはひそかに「タイプP」と呼んでいました。 「タイプP」が真正面から迫ってくる数秒間は夢中でシャッターを切りました。この日、下り列車の先頭には「さくら」のHMがついていましたが、鉄橋の前後に植えられている桜の木々も葉を赤く染めていました。 そして目の前でカーブを曲がっていく瞬間、葉っぱの赤い色を拾ったのでしょうか、ヘッドマークが一瞬、ピンク色に染まりました。自然の粋な計らいでした。
2025/11/17
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季節ネタ中心で撮影にいっても、1回くらいはオーソドックスな編成写真を撮るように心がけています。そのため、バリ順光で撮影できるポイントで重連貨物がやってくるのを待ち、想定どおりにゲットできました。 その後、反対方向から普通電車がやってきたのですが、これが黄色電車だったので、ダブルでお得でした。 三岐鉄道では日中ヘッドライトが点灯しませんので、後追いであっても正向きのように見えます。後追い写真は撮影しても原則アップしないのですが、5000系への置き換えが近づいているため、記録として掲載することにしました。
2025/05/06
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水鏡のC57、C56重連SLやまぐち号先の日曜日、久しぶりに山口線へ行ってまいりました。恒例のC57、C56の重連運転が最終日となるからであります。昨年の重連運転は、往路がC57、C56の重連、復路がC57、客車、C56のプッシュ・プル運転と、趣向を凝らしたものでございましたが、今年は往復ともC57先頭、C56次位の重連で、オーソドックスにまとめたものとなりました。それでも訪れる甲斐は十分にございます。いつもの追っかけパターンですと、往路は大山路、長門峡、地福、徳佐で4回、復路も同じくらいの回数を撮影するのが当たり前でしたが、今回はじっくりと腰を据え、片道で2回ずつ撮影できれば十分と割り切ったのであります。今回、特に撮影したいと思ったのが、長門峡での水鏡シーンであります。機関車に重点を置き、サイドから鉄橋を渡るところを撮るというものであります。しかし、水鏡を狙えるポジションには、せいぜい6~7人しか入れませんから、早めに行って場所を確保する必要があります。この日も、1番乗りの人は夜明け早々の時間帯から待機したと言います。そうした熱意に天も味方してくれたのか、風も吹かず、穏やかな快晴の時間が続きました。そして長門峡発車の正午。2台の機関車は約束どおりの爆煙で、轟音を立てながら鉄橋を渡っていきます。眼前に広がるシンメトリーのミラーワールドは期待どおりのもので、待ち続けた苦労が報われた一瞬でございました。撮影地:山口線長門峡~渡川今日10月24日は、わが国初の鉄道トンネル工事(1870年)、国連デー、世界開発情報デー、東京オリンピック閉幕(日本の獲得メダルは金16、銀5、銅8、1964年)だそうです。
2012/10/24
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油津と大堂津の間にある海沿いの鉄橋では、上から下からとアングルを変えて撮影しましたが、最後はサイドからのアングルを狙います。バックに奇岩の七つ岩が入るからです。ただし、七つ岩を引きつけるためには望遠レンズを使用することが望ましいのですが、その場合、2輌編成の列車だと後ろが切れてしまいます。「海幸山幸」をここで撮らなかったのはそういう理由からです。 鉄橋そばの竹が気になります。これをかわすためには少し場所を移す必要があるのですが、右へ移動すればするほど坂道になっている歩道が沈んでいくのです。当然高さを稼がねばなりませんが、もとより脚立などは準備していないため、諦めざるを得ませんでした。 南紀串本の奇岩・橋杭岩を連想させるような七つ岩。海辺の鉄道情景カットをまた1つ増やすことが出来ました。 撮影地:日南線油津~大堂津 今日1月26日は、文化財防火デー、有料駐車場の日、パーキングメーターの日、風呂の日だそうです。 JR九州列車マスキングテープ第2弾 6種類セット (或る列車、いさぶろう・しんぺい、はやとの風、A列車で行こう、海幸山幸、ハウステンボス)鉄道グッズ 常温
2019/01/26
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清流沿いの鉄橋を渡る予土線三兄弟昨日のブログでも書きましたが、川向うを走る列車を撮るアングルが多いため、似たような写真が続きます。 予土線三兄弟が土佐大正駅で「予土線全線開通45周年」を祝うおもてなしを受けている間に先行し、朝、窪川から北上するとき、最終撮影ポイントはあそこが良いかも、と思った場所で車を進めました。 昨日ご覧いただいたカットは、当初予定していないポイントで撮影しました。追い抜いているのが分かったので急遽、場所を探したのです。そのため、そのあとに続く写真と似たようなアングルになってしまいました。ただ、こちら(本日)の方は、道路をオーバークロスするコンクリート橋を渡るので、単に川沿いを走るカットよりアングルに変化がついたかな、と思っています。 撮影地:予土線土佐大正~打井川 今日12月13日は、正月行事始め、美容室の日、ビタミンの日、双子の日だそうです。 JR四国スペシャル 予讃線と予土線の全面展望映像と路線・車両の全容を収 (メディアックスMOOK みんなの鉄道DVD BOOKシリーズ)
2019/12/13
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山口線の落穂ひろいをしておきましょう。 SLやまぐち号が正午に長門峡駅を発車するまで、5時間ほどのウエイティングを余儀なくさせられ、それまでに行き交う普通や特急列車にレンズを向けて時間つぶしをしたことはすでに書き記したとおりです。 その中の一つに、長門峡の鉄橋をサイドから狙うアングルがありました。もちろん、この場所も本番に備えて三脚が置かれているのですが、持ち主は不在。並びの位置にセットしている方も、普通列車の撮影にはさして興味がないようで、「普通を撮影したら移動しますから」と断ると快く了解してくれました。 この場所では当然、水鏡狙いなのですが、流れる水の量や勢いにより水鏡の像の結び方が変わります。この日は流れに勢いがあったようで、きれいな静止画にはなりませんでした。まあ、待ち時間の落穂ひろいですから。 撮影地:山口線渡川~長門峡 今日12月10日は、世界人権デー、ノーベル賞授賞式(ストックホルム)、三億円事件の日、アロエヨーグルトの日だそうです。 【エントリーでポイント最大10倍!12/12 9:59迄】【予約安心発送】[RWM](再販)92188 JR キハ47-0形ディーゼルカー(JR西日本更新車・首都圏色)セット(2両) Nゲージ 鉄道模型 TOMIX(トミックス)(2018年4月)
2017/12/10
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38年前の高松への旅の途中ですが、「はまかぜ」関連で割り込みます。 デジタイズをしていると、キハ82系の「はまかぜ」が出てきました。こちらは、キハ181系「はまかぜ」を姫路駅で撮影した前年の1981(昭和56)年5月に神戸の三宮駅で撮影したものです。 ちなみに、「はまかぜ」がキハ82系で運行されたのは、1972(昭和47)年から1982(昭和57)年までで、1982年から2010(平成12)年まではキハ181系、以降はキハ189系で運行中です。この写真は、わたくしの手元に残る唯一のキハ82系「はまかぜ」で、偶然とはいえ、よく撮影していたものです。 キハ181系とキハ82系両方の「はまかぜ」を見比べてみると、車体のヘッドライトやテールライト回り、スカート回りのデザインが異なるといった基礎知識は別にして、列車愛称板の字体が異なるのにも気づきます。キハ181系の文字は少し細め、かたやキハ82系の文字は少し太めです。さらにキハ82系の方は、ベースが青っぽく見えます。これは元々そうなのか、この愛称板固有の事情だったのか、そのあたりはよく分かりません。 いずれにせよ、今から39年、38年前にカラーポジで撮影していたからこそ、こうした違いにも気づくことができるわけで、写真撮影の技術はさておき、この記録を残していた若き日の自分を少しだけ褒めてやりたい気分です。 撮影地:東海道本線三宮駅 今日4月16日は、新橋~神戸間に最急行列車の運転が開始され(13時間40分)、急行料金の徴収が始まる(1906年)、チャップリンデー(誕生日)、ボーイズビーアンビシャスデー(1877年、クラーク博士が北海道を去る)、女子マラソンの日だそうです。 [鉄道模型]トミックス 【再生産】(Nゲージ) 92573 国鉄 キハ82系特急ディーゼルカー(北海道仕様)基本セット(4両)
2020/04/16
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稲穂入りカットをもう1枚だけ。 「ゆふいんの森」はキハ71系とキハ72系で運転されていますが、キハ72系は由布院駅止まりの運用で、由布院を越えて大分まで走るのはキハ71系です。 由布岳バックで撮れるオーバークロスでは、由布岳とは反対向きで夕方の博多行きを撮影できるのですが、晴れていれば完全逆光になります。このときは曇っていましたので、光線を気にせずにカメラを構えることができました。 前日の朝、雲をかぶっていない由布岳と黄金色の稲穂、真紅の「ゆふ」を撮影したエリアでは、すでに刈り取りが始まっており、いくつかの田んぼでは黄色く実った稲穂が姿を消していました。 このカットに写っている田んぼも、この直後か、遅くとも翌日には刈り取られただろうと想像されます。金色じゅうたんといっしょにキハ71系「ゆふいんの森」を記録できたのはラッキーでした。 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 「実りの季節の「こまち」 E6系秋田新幹線」という動画をYouTubeにアップしました(リンクは、こちら)。黄金色に染まった秋景色の中を走るE6系「こまち」の姿をお楽しみください。
2025/10/22
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播但線の電化区間での定点観測が終わりましたので、非電化区間に足を踏み入れます。この区間での撮影も久しぶりです。 いくつかポイントを回ってみたのですが、夏草ボウボウなど、今ひとつしっくりしないまま普通気動車の通過時刻が迫ってきました。これといった場所が見つからないため、とりあえずガーダー橋を渡る瞬間をサイド気味に捉えることにしました。 おそらく単行でやってくるだろうと予想したとおり、たらこ色が1輌で登場しました。よく見ると、片運転台のキハ47を両運転台に改良したキハ41です。切妻面、いわゆる食パン面を前にやってきました。日本では現在、存在する全ての車輌が豊岡運転所に配置され、山陰本線の浜坂~豊岡間と播但線の和田山~寺前で活躍しています。見た目と数の少なさから非常に貴重な存在です。この日撮影できたのはこの1回だけでしたが、改めて記録しに来る必要があるとわたくしは思っているのですよ。 撮影地:播但線生野~長谷 今日8月19日は、俳句の日、バイクの日(総務庁)、クラシック音楽の日(日本音楽マネージャー協会、1990年)だそうです。 【中古】ニューホビー/トミーテック 119 鉄道コレクション 第10弾 関東鉄道 キハ411【A’】※メーカー出荷時の塗装ムラ等はご容赦下さい
2020/08/19
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川根温泉笹間渡駅から新金谷駅へ向かう列車は、E31形電気機関車が先頭で、トーマス号は最後尾にぶら下がりのドナドナ運転です。 お約束の茶畑踏切でスタンバイしましたが、線状降水帯が発生した沿線でカメラを構える人はおらず、わたくしたちだけの独り占め撮影となりました。 E31形が通り過ぎたあとは身体の向きを変え、走り去るトーマス号を撮影。これで本日の撮影は終了です。明日の秩父鉄道撮影に向け、移動することにしました。 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 先日、姉妹館である「鉄道幻灯館 Movies」に「豪雨もがんばるトーマス号 線状降水帯の大井川鉄道」をアップしました。2分あまりの短編です。どしゃ降りの状況を動画でご確認ください。(リンクは、こちら)
2024/07/11
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お約束どおり大山路から長門峡へと進みました。ただ、この日は定番の七三アングルではなく、橋脚の下から見上げるアングルでスタンバイしました。 前日は煙が少し弱かったのですが、この日は文句なしの爆煙です。電車や気動車と違い、日によって状況が大きく変わるのがSL撮影のだいご味かもしれませんね。 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 先日、「根室本線(滝川~富良野)のキハ40形 国鉄一般色ツートン車最後の夏」と題する動画をYouTubeにアップしました。7月に撮影したキハ40形のうち、ツートンカラー車だけをピックアップしてまとめました。2分あまりの短編なので最後までご視聴ください。(リンクは、こちら) また、「有名撮影地の石北貨物 くねる! DF200プッシュプル」と題する動画(リンクは、こちら)と、早朝の通勤通学用に4連となったキハ47編成が因美線をゆっくりと駆け抜ける「たらこ色キハ47形の4連 因美線の「奇跡の日常」」(リンクは、こちら)もあわせてご覧いただければ、大変うれしいです。10-504-3 チビ凸セット いなかの街の貨物列車(黒)[KATO]《発売済・在庫品》
2024/09/18
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三岐鉄道を訪ねた際には午後、必ずといってよいほど立ち寄るポイントがあり、今回もそこでワンカット撮影することにしました。 現地に着くと、いつもの立ち位置とは反対側の場所に桜の木があるのを見つけました。強風で枝が大きく揺れていましたが、花びらはしっかりと残っていました。 ED5081号機と5082号機のカップル牽引編成の上に桜の帽子をかぶせるようなアングルで待ち構えました。 列車通過後、来年またこの場所で桜鉄をするとしたら、朝のうちに来なければ、と思いながら次の場所をめざしました。 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 「きれい! 桜と花桃のやくもとEF64」と題する動画をYouTubeにアップしました。春爛漫、満開の桜と花桃が咲く伯備線を走る「ブロンズやくも」とEF64貨物をご覧ください(リンクはこちら)。
2025/04/24
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2025年秋の「みまさかスローライフ列車」が運転されました。11月8日(土)9日(日)の2日間ですが、9日は雨予報なので、8日だけ行ってきました。 始まりはお約束の鉄橋からですが、随分と木が茂り、以前はすっきりと見えていた対岸の踏切に近いあたりは、中洲に生い茂った木々で完全に隠れていました。 また、こちら側の立ち位置も2か所くらいしか見通せる場所がなく、そこにカメラマンが集中しました。春の運転時よりカメラマンが減ったのは、こうした条件によるものだと想像されます。 往路は急行色が前で一般色が後ろというのはこれまでどおりですが、ヘッドマークの色が春の緑色から今回は赤色へと変わっていました。 列車通過後、数年後にはこの場所での撮影は難しくなるかも、と思いながら次のポイントへ移動しました。
2025/11/09
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≪ガイド≫土佐くろしお鉄道なはり線のなかで、太平洋を手軽に取り入れて撮影できるポイントです。場所を少し変えれば、サイドから撮影することも、正面からストレートに撮影することも可能です。≪レンズ≫40mm相当(35ミリ換算)≪アクセス≫赤野駅から国道55号線に出て室戸方面に進みます。1kmほどで上り坂になりますが、車道の横に走っているサイクリングロードが撮影ポイントです。≪撮影日≫2006(平成18)年8月15日
2007/01/20
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この日の福知山地方は、雪のち晴れ、のち雪と目まぐるしく天気が変わりました。転車台周辺に留置されている機関車を撮っているときは、運よく晴れ間が広がりました。 休憩中の機関車の中にはD51もいました。長工式のデフと集煙装置をつけた708号機です。テツの世界に足を踏み入れたものの、まだまだ経験の浅い若き日のわたくしにとって、変わった形のデフをつけたD51を間近に見るのは初めての経験でした。雪晴れのもとで輝く黒い巨体は、ことのほか眩しく見えたものです。隣にはDD54も停まっています。 数年後、京都の嵐山へ友人と出かけた際、DD54が牽く客車列車を撮影していますが、それでもDD54を撮った経験は数えるほどしかありません。もっとちゃんと撮っておくのだった、とは半世紀経ったあとの大きな後悔です。 撮影地:山陰本線・福知山線福知山機関区 今日5月8日は、世界赤十字デー(国際赤十字連盟、1948年)、松の日、ゴーヤーの日、米の日(毎月)、イギリスで初の国際ヨットレースが開催された日(1849年)だそうです。 蒔絵シール 鉄道 D511
2020/05/08
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国鉄時代には、それほど大きくないローカル駅にも貨物用のプラットホームがありました。本駅舎から少し離れたところに設けられた貨物駅の片側には線路が敷設され、ホームへは荷物を積んだトラックなどが道路から進入できるようになっていたと思います。 人吉駅にも貨物用ホームがありました。そして、そこには荷車を牽く馬がいました。牛や馬が農耕や運搬などに使われており、そうした家畜をまだ目にすることはできた時代ではありましたが、わたくしが住んでいた阪神地区では、すでに日常の光景ではなくなっていました。ですから、人吉駅の貨物ホームに馬車が停まっていたのは新鮮な驚きだったのでしょう。レンズを向けた当時の気持ちは今でもよく理解できます。 後年、2000年代になってテツ友と一緒に中国へ足を運ぶようになった際、線路際に羊(こちら)やロバ(こちら)などがいると必ずと言ってよいほど気合いを入れてレンズを向けたのは、もしかすると人吉駅で見た馬車がテツ人生の初期に刷り込まれた記憶として残ったせいなのかもしれません。 撮影地:肥薩線人吉駅 今日5月11日は、大阪~神戸間鉄道開通(1874年)、宇高連絡船紫雲丸が沈没し、死者168人となる事故が起こった日(1955年)、来日中のロシア皇太子を巡査が切りつけた大津事件が起こった日(1891年)、御堂筋が完成した日(1937年)だそうです。 肥薩線+α【プレミアムボトル焼酎5本セット】全25度 箱入 芋焼酎 米焼酎
2021/05/11
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沈下橋とクロスする鉄橋は、久大本線における有名ポイントの一つです。 光線の関係で、朝は鉄橋のそばから、午後は反対側の少し離れた所から俯瞰してみました。 いずれも定番のアングルですが、定番ゆえの安定感があります。真紅のボディカラーが緑の木々に映えます。 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 「実りの季節の「こまち」 E6系秋田新幹線」という動画をYouTubeにアップしました(リンクは、こちら)。黄金色に染まった秋景色の中を走るE6系「こまち」の姿をお楽しみください。
2025/10/28
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8月も最終日となりました。今月はネット環境のない場所への他出が多く、ブログを更新できない日がたくさんありました。今日から通常運転にもどります。しかし、ブログのアップができないときでも、数カ所でテツの撮影は続けていました。しばらくの間、それらの蔵出しカットを続けます。まずはお盆に妻の実家へ帰省した折に撮影した四国・土讃線から。香川県から徳島県を経て高知県をつなぐ土讃線は、たとえば大歩危・小歩危のような渓谷美の中を走る以外に、海あり山ありの路線として、わたくしの好きな線区の一つです。そして、高知県の西部にある安和駅を中心としたエリアでも海沿いに絶景ポイントが点在しています。海岸線に沿って敷設されているアーチ橋も、わたくしにとってはお気に入りの鉄道絶景です。今回、数年ぶりにアーチ橋を見下ろす場所に立ちましたが、景観はあまり変わっていません。まるでジオラマのような「渡らずのアーチ橋」は、鉄道模型のレイアウトに取り入れても絶景シーンとなりますが、せめてジオラマで再現できたら、などと叶わぬ夢を思い描きながら、眼下を走り去る特急「南風」を見送りました。撮影地:土讃線安和~土佐新荘今日8月31日は、都電の廃止が決まった日(1963年)、野菜の日(1983年)だそうです。
2015/08/31
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日南線の観光特急「海幸山幸」を、海をバックにして撮るというのが今回の課題の1つでした。「山幸」ポイントで、黄色いキハ40のあとにやってきた「海幸山幸」を撮ったあと、追尾体制に入りました。列車は飫肥駅でしばらく停車するため、その間に先行できると読んだからです。ことは想定どおりに進み、余裕を持って海沿いの「海幸」ポイントに着きました。ここは奇岩七つ岩をバックに、鉄橋を渡る列車が撮れる場所として、蒸機時代から有名な「お立ち台」です。ところで、1つ問題があるのに気づきました。七つ岩の姿をはっきりと分かるようにするためには望遠レンズの圧縮効果を利用すればよく、同時に鉄橋の手前にあるケーブルもかわすことができるのですが、そうすると僅か2輌とはいえ、「海幸山幸」の全体が収まらないのです。これまでWeb上や観光パンフレットなどでも、この場所で撮った写真を見たことがあるのですが、いずれも2輌目の途中が切れていたのは、そういう理由だったのかと理解できました。ま、定番のアングルを選択しましょう。これも旅の記念です。今日6月10日は、路面電車の日、時の記念日(生活改善同盟会、1920年)、商工会の日(全国商工会連合会、1985年)、キャラメルの日、歩行者天国の日だそうです。
2010/06/10
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九州の電気機関車と言えば、やはりED76の存在を抜きにしては考えられません。0番代と高速貨車牽引用の1000番代の合計23輌が門司機関区に配属され、鹿児島本線と日豊本線、長崎本線で運用されています。東福間のカーブから少し移動したところで待っているとED76の牽引する貨物がやってきました。反対側から普通電車が接近してくるのが見えましたので、すわ、被っちゃったか、と思ったのですが、電車のスピードが予想以上に速く、早々と通過してくれましたので被りの危険性を回避することができました。おおーっ、と安堵のため息が流れました。コンテナの牽引機は1013号機。少し前に天拝山で見た1010号機と比べると、車体サイド下部ならびに正面テールライトの間に引かれた白い線が印象的です。こうした細かな差異がファンの「鉄心」をくすぐるのですね。今日3月16日は、東京発毎時00分の「ひかり」が「のぞみ」に(1996年)、国立公園指定記念日、万国赤十字加盟記念日、奴隷解放記念日、馬に親しむ日、あゆの日だそうです。
2010/03/16
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移動しながら直通特急4本を順番に押さえたあと、もう一駅追加して撮影を続けることにしました。ホーム端から紅葉がきれいに見えるということで、南茨木駅に足を運びました。 午前中に阪急京都線の河原町方面行き列車を撮影する場合、晴れると逆光気味なるのは仕方のないことです。しかし、紅葉に対しては透過光線で見ることになるため、きれいに発色します。 この駅ではスタンバイ中に「京とれいん」がやってきました。ベースになっているのは、往年の名車である6300系です。車輌ごとにインテリアが異なる特別仕様に改造されていますが、インバウンドの外国人だけでなく、我々日本人にとっても楽しめる車輌になっています。特別な料金なしに乗車できる点も関西ならではと言えるでしょう。 今日11月29日は、パレスチナ人民連帯国際デー、議会開設記念日、いい肉の日、いい服の日だそうです。 阪急電鉄 空中散歩 空撮と走行映像でめぐる阪急全線 駅と街 [ (鉄道) ]
2018/11/29
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三岐鉄道の丹生川付近では14時から16時にかけて上下3本の貨物列車が通過します。この日、14時台の東藤原方面行きの列車はウヤでしたが、そのあとの2本は定刻に通過していきました。山から下りてくる積車貨物の先頭に立っていたのはED45形の重連コンビでした。 今日4月23日は、サン・ジョルディの日(日本書店組合連合会等、1986年)、こども読書の日、地ビールの日、シジミの日だそうです。 【新品】電気機関車EX(エクスプローラ) Vol.26(2023Winter) 特集2023年話題の電機/敦賀の電気機関車149両史/三岐鉄道の電気機関車
2023/04/23
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明けましておめでとうございます。本年もすばらしいテツのシーンにめぐり会えますように。 このブログは2006年1月1日にスタートしましたので、丸18年が経ち、今日から19年目に突入します。思えばよく続いているなあ、と自分でも感心します。 さて、元日は恒例の阪急電車干支ヘッドマークです。このシリーズは2007年1月(6300系・亥年)から始め、今年まで欠かすことなく続いています。 2025年のヘッドマークは宝塚線で撮影してきました。赤地に白抜きの「初詣」の文字の横に置物風の「巳さん」があしらわれています。ちなみに、12年前はグリーンベースのヘッドマークで、今に至るまであまり見ることのない色使いがなされていました。長年続けていると、こうした点も分かっておもしろいものです。 このページをご覧いただいているみなさまには健康で、さらなる発展がありますよう心から祈念いたします。今年もどうぞよろしくお願いいたします。
2025/01/01
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三岐鉄道でのわたくしの好物は、デッキ付きの古典電機が重連で牽く貨物列車です。これまで何回足を運んだことでしょう。東の秩父鉄道でも同じようなデッキ付き電機が石灰石を運搬していますが、こちらは重連運転でないのが異なる点です。 やってきた重連機関車の向こう側には満開の桜が屏風のように広がっています。しかも先頭にたっているED45形1号機は昨年、茶色一色に塗り替えられたため、サイズは違いますが、わたくし的には往年のEF15形機関車を連想してしまうのです。 この塗装変更は昨年、三岐線が電化されて70周年を迎えるため、電化時に製造された1号機を「茶色一色塗装」に復元したものです。長年にわたって貨物輸送を担い、現在も現役で活躍する同機の登場当時をイメージしているそうです。 こげ茶色の1号機、う~ん、めっちゃかっけ~!
2025/04/14
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大阪空港に着陸する飛行機は、最終進入のとき、新大阪駅の上空を通過します。窓際の席(A列)に座っていると宮原総合運転所(現在は網干総合車両所宮原支所)が見えます。沖縄からの帰り、運よく窓際席に座ることができました。 あっという間に通り過ぎるので、何枚もシャッターを切れないのですが、何とか記録できました。 画面右側の長い車庫は新幹線のものです。 留置されている車輌の大半は新快速用の223系などですが、画面中央下の方の車庫の前にDE10とサロンカーなにわの展望車が見えます。サロンカーなにわは、岡山へのラストランのあと、すぐに廃車されてしまいましたが、このとき、展望車だけは残っていました。撮影できたのは偶然ですが、貴重な記録となりました。
2025/10/01
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今回の久大本線訪問でぜひとも撮影したかったのが「ゆふいんの森」同士の交換風景。 いろいろ調べて場所と時刻は特定できたのですが、撮影現場のロケーションが分かりません。そのため前日の夕方、確認しにいき、そうか、ここから撮るのか、と納得してホテルへ向かいました。 翌日、離合する時刻より少し早めに現地へ向かいました。平日ということもあり、立ち位置は独り占め。混みあっていたらどうしよう、という思いも杞憂に終わりました。 そして定刻。キハ72系とキハ71系が目の前ですれ違っていきます。憧れの景色をこの目で確かめることができた幸せ! ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 「実りの季節の「こまち」 E6系秋田新幹線」という動画をYouTubeにアップしました(リンクは、こちら)。黄金色に染まった秋景色の中を走るE6系「こまち」の姿をお楽しみください。
2025/10/26
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「ななつ星」を見送ったあと、天気は下る一方なのですが、かといってホテルに早入りするのも勿体ない。もう少しだけ久大本線での撮影を続けましょう。いかにもJR九州らしい列車の一つ、「ゆふいんの森」を撮影しないまま帰ることはできません。至る所で川を横切るため、鉄橋が多いのが久大本線の特徴の一つ。しばらくご無沙汰していた鉄橋ポイントへと車を進めました。ロボコップを連想させる丸いヘルメットのようなフォルムが特徴のキハ72系が轟音を立てて鉄橋を渡ってきました。近い将来、「ゆふいんの森」は5輌編成となるようですが、そうなると、この場所ではお尻が切れてしまうなあ、などと思いながら緑の列車を見送ったのでした。撮影地:久大本線豊後天ヶ瀬~杉河内今日5月28日は、国際アムネスティ記念日、ゴルフ記念日(ミズノ、1994年)、花火の日、ニワトリの日(毎月)だそうです。
2015/05/28
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「ロイヤル」を追いかけて東恵橋までやってきました。ここは冬のラッセル車撮影で最後の撮影ポイントとなる場所です。 ラッセルの撮影では一面の銀世界なので、夏場の様子は想像できませんでしたが、草木が茂るとこんな感じになるのか、と改めて驚きました。 ラッセル車は機関車の前後にラッセルヘッドがついているだけなので全体長は比較的短いのですが、「ロイヤル」の場合は、重連の機関車に5輌の本編成と1輌の電源車が付け加わりますから、編成は結構長く、それらを捉えようとすると、ワイド気味の画面になってしまいます。 夏と冬、2枚の写真は、ほぼ同じ場所で撮っていますが、両方見比べると雰囲気が大きく変わるのが分かります。しかし、草ボウの夏場、上から俯瞰するポイントは限られますので、これはこれでよかったかな、と。 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※このブログの姉妹館として、You Tubeの「鉄道幻灯館 Movies」というチャンネルに動画をアップしています。 先日、1年前に因美線で撮影した国鉄色ノスタルジー編成による「みまさかスローライフ列車」の走行動画をYou Tubeにアップしました。国鉄色キハ40・47の姿をご覧いただくとともに、来月運行される「スローライフ列車」撮影の参考になればうれしいです。 また、播但線、山陰本線を駆け抜けるDD51牽引「サロンカーなにわ」ほかの動画もぜひ、お楽しみください。過去の作品も含め、リンクは、こちら
2023/10/21
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わたくしが久大本線を訪れていたときには特急「かんぱち号」も走りました。 光線状態を考えると沈下橋の鉄橋で撮影するのがベストと判断し、キハ185系「ゆふ」を俯瞰アングルで撮ったあと、鉄橋のそばへ移動しました。 「ななつ星」同様、真っ黒な車体なので、バックを森にすると緑にとけこんで撮影するのが結構難しい列車です。 元「いさぶろう・しんぺい」のキハ47形気動車2輌とキハ125形気動車1輌を改造した3輌編成で運行されていることから、昔「いさぶろう・しんぺい」に出会った日のことを思い出しながら待っていました。 ※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※ 「実りの季節の「こまち」 E6系秋田新幹線」という動画をYouTubeにアップしました(リンクは、こちら)。黄金色に染まった秋景色の中を走るE6系「こまち」の姿をお楽しみください。
2025/10/29
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智頭急行を撮影するポイントとして、以前から一度訪ねてみたいと思っていたのが、苔縄駅と河野原円心駅の間にある山腹からの俯瞰場所です。『お立ち台通信』にも紹介されており、そのアドバイスをもとに行ってみました。 千種川に沿う築堤を駆け抜けるアングルです。初訪問だけに、立ち位置を決める前に特急「スーパーはくと」が通り過ぎるのではないかと気がかりでした。ここでよいかな、と場所決めをし、カメラを構えると同時に築堤の端にあるトンネルから「スーパーはくと」が飛び出してきました。間一髪でした。 築堤の手前には青々とした麦畑が広がっています。あと1か月もすれば麦秋の稔りの時期を迎えるでしょう。黄色に色づいた情景カットも撮ってみたいと思いながら下山、家路を辿りました。 撮影地:智頭急行苔縄~河野原円心 今日5月7日は、博士の日、粉の日、コナモンの日、世界エイズ孤児デーだそうです。 クロネコDM便送料無料! 正規ライセンス商品 ★智頭急行 スーパーはくと 柄のスマホケース電車 鉄道 鳥取県 HOT7000系 スーパーはくと 智頭線 特急 ローカル 私鉄
2018/05/07
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今の時期、仕方がないとはいえ、週末になると、どんよりとした梅雨空が広がるため、撮影にでかけようという気分がそがれます。せめてブログの中だけでも雨模様ではない写真を、と思い、少し前に撮影してお蔵入りしていたカットを引っ張り出してきました。わたくしが住む北摂の吹田は、貨物列車にとって一大拠点であることは周知の事実。城東貨物線もそのエリアに入り、昔からわたくしにとっては定点観測路線の一つでした。しかし、貨物専用線として長い歴史をもっているこの線区は現在、旅客線化に向けて大工事中のため、以前、撮影できていたポイントが次々と消滅しており、今や絶滅寸前の状態です。EF81、EF200、EF65、EF210と、いろいろなタイプの機関車が走ることでも興味深く、それが撮影できなくなるのはもったいないのですが、仕方ありません。撮影ポイントが変化するのはテツの宿命です。先日、城東貨物線の列車を撮影するため、おおさか東線区間にある川俣スカイランドへ行ってきました。午後のロクゴPF貨物がカーブを回って近づいてくる様子を見ながら、たとえ旅客化されても引き続き観測は続けたいな、と思いました。撮影地:おおさか東線放出~高井田中央今日7月8日は、質屋の日(各地の質屋組合)、なはの日、中国茶の日、ナンパの日だそうです。
2015/07/08
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近鉄電車南大阪線は、運行の都合で、途中駅での列車の離合を割合頻繁に行います。大阪へ帰る電車を待っている間に、橿原神宮前駅に到着した電車が目の前で切り離されましたので、じっくりと拝見させてもらいました。こうしたシーンというのは、見られるようで、なかなか見ることができないものです。大人(「鉄の」という形容詞がつきますが)にとってもおもしろいものですから、子どもにとってはさらに興味深いもののようです。このときも、反対側のホームでお母さんに連れられた男の子が、電車の切り離しシーンを熱心にながめていました。願わくば、このまま素直に「鉄の」大人に育ってほしいものです(笑)。
2006/09/06
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人吉駅では客車1輌を連結した重装備D51も撮っています。おそらく客車の後ろには貨車が連結され、混合列車になるのだと思いますが、この時点では客車の後ろに貨車は見えていません。半世紀前のことですから、このカットを撮影した前後のことは霧の彼方へ霞んでしまい、思い出せないのです。 いずれにせよ、このあと大畑のスイッチバックからループを通り、矢岳を越えて吉松へ向かっています。機関車の次位につながれた客車のデッキに立ち、重装備D51のドラフト音を間近に聞いたり、トンネルへ飛び込む直前に客車内へ急いで逃げ込んだりと、車内をウロウロしていたような記憶があります。吉松駅に着いた時には全身煤だらけになっていたに違いありません。人吉駅に停まっているD51の写真を見るにつけ、そうしたことも少しずつ思い出されてくるのでありますよ。 撮影地:肥薩線人吉駅 今日5月13日は、大阪・千日前デパート火災が発生し、死者118人が出た日(1972年)、メイストームデー(5月の嵐の日)、カクテルの日、愛犬の日だそうです。 肥薩線の近代化遺産 [ 熊本産業遺産研究会 ]
2021/05/13
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D51が牽引する貨物や客車列車、さらには急行気動車を山の上から俯瞰したあと、下山して線路際へもどったとき、C61 13号機がやってきました。おそらくじっくりと構える余裕がなく、手持ちでカメラを振り回したと思われます。画面の右半分が大きく空いているのは中坊の未熟な腕前ゆえですが、結果として流し撮りになり、50年後にこうしてご覧いただくことになりました。 C61 13号機は1949(昭和24)年3月にD51 1115号機を種機として改造され、鳥栖機関区に配属、翌年9月に鳥栖から鹿児島機関区へ異動しました。13号機の特徴である前方へ傾いた鹿工式デフ(KG-1型)が取り付けられたのは1954(昭和29)年6月5日のことです。わたくしがこの機関車を撮影した1カ月後の1970(昭和45)年9月22日には第一種休車指定となり、さらにその3カ月後の12月29日には廃車されています。13号機は、誕生から廃車まで九州を出たことのない機関車でした。偶然だったとはいえ、終焉間近の時期に現役で走っている姿を捉えることができたのは幸いでした。 撮影地:鹿児島本線上伊集院~薩摩松元 今日6月23日は、東北新幹線、大宮~盛岡間開業(1982年)、オリンピック・デー、沖縄慰霊の日、ふみの日、踏切の日だそうです。 蒸気機関車EX(Vol.45) 特集:東海道3シリンダ黄金期C53(2)/復活10周年C61 (イカロスMOOK j train特別編集)
2021/06/23
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先日、DD51が12系客車を牽く網干訓練が行われ、往路だけ撮影に行ってきました。いずれも駅撮りです。 平日なのでカメラマンの数はそれほど多くはないだろうと想像したものの、最初の駅の先客は一人だけで、ある意味、拍子抜けでした。晴れるとあまり光線状態が良くないので敬遠されたのかな、と思いました。知らんけど(笑)。最終的にわたくしを含めて4人が待機したのですが、この状況は異例なのかもしれません。 この日は予想通過時刻になっても列車が現れないため、しばらくすると、スタンバイしていたうちの一人が離脱しました(いなくなって5分もしないうちに列車がやってきたので、もう少し我慢すればよかったのに、と思いましたが、別の予定でもあったのでしょう)。 二つ目の駅は光線状態が良いこともあって、わたくしが到着したときにはすでに10人前後が待機中でした。 スタンバイしてほどなく、遠くのカーブに赤い機関車と青い客車が姿を現し、軽く車体を傾けながら軽快に走りすぎていきました。網干訓練は、昨年末にもDD51の重連で運転されているのですが(こちら)そのバリエーションカットが増えました。 ※写真は、最初のカットが2つ目の駅、2枚目のカットが最初の駅で撮影したものです。 今日2月21日は、日刊新聞創刊の日、国際母語の日、食糧管理法公布記念日、漱石の日、漬物の日、ふれ愛交番の日だそうです。[鉄道模型]カトー (HO) 1-702A DD51(暖地形)
2023/02/21
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先日、大阪市内に用事で出かけた折、大阪メトロ中央線の新型車輌400系の撮影に再チャレンジしました。 前回撮影に行ったとき、400系以外の車輌はすべて撮影できたのですが、時間帯が悪かったのか、まだまだ編成数が少なくて朝夕のラッシュ時にしか出てこないのか、原因は分かりませんが、いずれにしても出会うことができませんでした。 今回も結構待たされ、体力的に限界が近くなったころ、ようやくご尊顔を拝することができました。 宇宙船ともGショックとも称されるデザインですが、実車を見た限りでは、わたくし、この400系は嫌いではありません。近未来的な列車は、大阪・関西万博でやってきた国内外の人たちをきっと驚かせるに違いありません。 今日8月7日は、鼻の日(日本耳鼻咽喉科学会、1961年)、花の日、バナナの日、オクラの日、月遅れ七夕の日だそうです。 ショルダーバッグ 大阪 メトロ バッグ 吊り輪バッグ 吊り輪かばん ショルダー 吊り革 貫通幌 ショルダーバッグ 鞄 Osaka Metro クリエイト アップサイクル 送料無料 日本製 国内縫製 贈り物 プレゼント 男女兼用 通学 通勤 【らうらうじ ハイテツ】
2023/08/07
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山形新幹線の福島駅と米沢駅の間には板谷峠があります。 この峠区間に存在する赤岩駅(現在は廃止)・板谷駅・峠駅・大沢駅の4駅は、かつて連続してスイッチバック駅となっていましたが、在来線を標準軌に改軌し、新幹線との直通運転を行う工事が実施されたため、現在、スィッチバックは廃止されています(山形県内の3駅のスイッチバック遺構は、2007年(平成19年)、近代化産業遺産に認定)。 板谷駅のそばには、JRの幹線で最も急勾配となる「36‰(パーミル)」の勾配標が立っています。現在の列車は、S字、急勾配、冬の豪雪と、厳しい条件が重なる板谷峠を電気機関車等の助けを借りることもなく上っていくのですが、その姿を見ると、あらためて「すごいなあ」と驚いてしまうのです。
2024/11/27
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三岐鉄道では、セメント貨物列車のほかに、フライアッシュおよび炭酸カルシウムを輸送する貨物列車があります。 火力発電所で石炭などを燃やすと二酸化硫黄(亜硫酸ガス)が発生し、大気汚染や酸性雨など、環境破壊の原因になります。そこで、亜硫酸ガスを除去するのですが、その除去に効果的なのが、石灰石を粉砕して出来た炭酸カルシウムです。 一方、フライアッシュは、火力発電所で石炭を燃焼した際に発生する灰で、かつては産業廃棄物として扱われていましたが、1970年代からセメント原料である粘土の代替として利用されるようになりました。セメントとの相性も良く、セメントに混入すると、ゆっくりと強度が増進し、水密性・耐久性が向上します。 この電力会社とセメント会社との相関関係から生まれたのが往復輸送です。 その輸送は、愛知県碧南市にある石炭火力発電所から排出されるフライアッシュ(石炭灰)を衣浦臨海鉄道・JR貨物・三岐鉄道の三社経由で太平洋セメント藤原工場まで運び、そこでフライアッシュを取下ろしたのち、同貨車に炭酸カルシウムを積込み、逆経路で火力発電所へ運びます。往復輸送という高効率を達成し、現在では三岐鉄道貨物輸送量の25%を占めているそうです。 フライアッシュおよび炭酸カルシウムの専用貨車は白い色のホキで、これをほかの貨物同様、ED45が重連で牽引していきます。 桜並木を望遠レンズで圧縮するお約束のアングルはすでに単位修得しましたので、フライアッシュ貨物はワイドレンズを使い、桜の枝を広く取り入れたアングルにしてみました。
2025/04/20
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折角会津まで来たので「SLばんえつ物語号」にはぜひ会って帰りたい! でも、天気は朝から残念な状況でしたので、とりあえずワンカットだけ、超定番である山都の鉄橋で撮影することにしました。 「SLばんえつ物語号」はこれまでに何度か撮影しており、この場所にも来ていますので、煙を期待できることは知っています。 そして予想どおりに煙をたなびかせながら列車は通過していきました。 後日、あらためて「ばんえつ物語号」の撮影に来ることを心に期しながら機材を撤収。喜多方の街へと移動しました。
2025/06/06
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鶯歌駅構内の別の場所に目をやりますと、線路のバラストを積んだ貨車が一編成停まっております。これも夜中に線路工事のために活躍するんだろうなあ、などと思いました。この貨車などは日本でも目にする機会がございますが、最後尾を見て驚きました。すでに日本では、ほとんど絶滅したといってよい車掌車がついていたのであります。いやあ、懐かしい。昔は貨車の末尾には必ず車掌車がついていたものでございます。いくつかタイプがあり、荷物室を併せもった車掌車などもございましたね。今や、貨物の最後尾には赤丸のストップランプ(光りませんけど)が付いているだけ。寂しいものでございます。それに車掌車のボディに書かれている形式や番号などの字体が、日本で使われているものとよく似ているではありませんか。このあたりにも、日本がかつて台湾を治めていた時代の名残りがあるのかもしれません。台湾では現役の車掌車でありますが、わたくしにとっては、数十年前の昔へとワープするタイムマシーンのように思えたのでございます。撮影地:台湾鶯歌駅今日6月23日は、東北新幹線、大宮~盛岡間開業(1982年)、オリンピック・デー、沖縄慰霊の日、ふみの日、踏切の日だそうです。
2011/06/23
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今日12月22日は、労働組合法制定記念日、改正民法公布記念日だそうです。大阪と尼崎の間は、東海道本線、山陽本線をまたいで走る特急以外に福知山線の特急もやってきます。ただ、このあたりは本線以外に宮原への回送線や北方貨物線などが複雑に敷設されています。お、国鉄色! でも、なぜ国鉄色? と一瞬、訳が分からず、最初は宮原へ回送される「雷鳥」か? と思ったのですが、よく考えると、冒頭に書いたように福知山線の「北近畿」だったわけです。「はまかぜ」のキハ181系同様、この「北近畿」や京都発着の「きのさき」「まいづる」などに使用されている183系も新型車に置き換えられることが発表されています。国鉄色王国だったJR西日本から今、急速に国鉄色が姿を消そうとしています。国鉄色の「北近畿」は、これまでもこのブログに、かなりの数をアップしていますが、これからも折に触れてご覧いただくことになると思います。撮れるうちに撮っておかなければ!それにしても上から見下ろす構図って、模型を見ているような気がして良いですね。しかも線路がカーブしてクネクネと車体を傾けたりすると、余計にその思いが強くなります。う~む、格好いいなあ。
2009/12/22
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昨年末、九州へ行ってきました。合間に別のカットなどを挟む可能性がありますが、今日からしばらく九州シリーズを続けます。今回、九州再訪の最大の目的は「ななつ星in九州」を撮影することでした。しかし、当然それだけで終わることはなく、例によって東奔西走、大分と佐賀、長崎三県を股にかけて走り回りました。九州訪問の初日は金曜で、これは4日間コースの「ななつ星」にとって最終日にあたり、大分から由布院を経て福岡へと戻っていく列車を撮影することになります。久大本線をベースに、数ある撮影名所を順番に確認していきました。冬枯れとはいえ、杉林が至る所にあり、車窓の景色として久大本線は申し分ありません。「ななつ星」の走行ルートに選ばれるのも当然です。それにしても、天気が良い。「ななつ星」がやって来るまでに「ゆふいんの森」でウォームアップをします。杉林、川、鉄橋、築堤と、まるでジオラマのような景色のなかを緑色の人気特急が駆け抜けていきます。線路を見下ろす場所が、道路に沿って獣除けのフェンスが張り巡らされ、以前に比べて随分と撮影しにくくなりましたが、この場所から「ゆふいんの森」を眺められただけでも、ヨシといたしましょう。撮影地:久大本線豊後中村~引治今日1月7日は、七草がゆ、爪切りの日、千円札の日だそうです。
2015/01/07
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福知山線や山陰本線で走っている183系の準国鉄色も、残り時間があと僅かとなりました。1年前から新型車輛287系が投入され、併用されてきたのでありますが、新型は大阪や京都、もしくは城崎・福知山を朝夕に発車する時間帯のスジで運用されることが多く(お客さんが多いでしょうから、改善効果を大きくアピールできますよね)、183系は昼間のスジを担当しているため、撮影時間帯に比較的多く見ることができたのはうれしいところでありました。しかし、それもこの3月ですべて置き換わるのでしょう。寂しいな。この冬は例年になく雪が多く、日本海側は大変なことになっております。「日本海」や「きたぐに」など、カウントダウンを迎えた列車も運休が相次ぎ、ファンの気持ちをヤキモキさせております。この朝、やってきた183系「こうのとり」は、日本海側の雪を屋根に乗せたまま大阪まで走ってまいりました。雪の少ない大阪で、冬を感じさせてくれるカットになりました。撮影地:東海道本線尼崎~塚本今日2月28日は、東海道本線品川停車場(現・品川駅)本屋が完成(1972年)、ビスケットの日、バカヤローの日、織部の日、エッセイ記念日、利休忌、米の日、ニワトリの日だそうです。
2012/02/28
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福知山線での撮影が一段落しましたので、転線することにいたしました。舞鶴自動車道を利用して、綾部付近にまで北上したのでございます。うまくいけば京都から下って来る準国鉄色の183系「きのさき」に遭遇できると判断したからであります。ナビが示す撮影想定ポイントへの到着予定時刻は、列車通過時刻の少し前。あまり余裕がなかったのでありますが、特に大きな交通障害もなかったため、ほぼ予定どおりに到着いたしました。ほっ。午後に順光となるこのポイントでは、これまでにも何度か183系を撮影しています。もうこれが最後と思いながら、何回かよったことでしょう。この場所でも、あとしばらくは準国鉄色183系との出会いは重ねることができますが、残された時間は有限。大切に逢瀬を重ねたいと思うのでございます。今日4月7日は、世界保健デー(WHO、1949年)だそうです。
2011/04/07
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≪ガイド≫「海の中道」ともいえる情景のなかを気動車が走ります。午前中は逆光になりますが、銀色に輝く水面をバックにして、列車をシルエットにする方法もあります。≪レンズ≫210mm相当(35ミリ換算)≪アクセス≫東園駅から1km。東園駅を走る国道207号線を大草方面へ進みます。大草小学校前を過ぎると上り坂にさしかかります。大村湾と東園の町を眼下に見下ろしながら、山の木バス停近くのみかん畑から撮影します。≪撮影日≫2007(平成19)年1月20日
2007/01/28
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おおさか東線は、東海道新幹線とクロスします。駅のホームから少し離れたところを新幹線が走っているのが見えるため、両方を組み合わせることができないかと思っていました。 2つほどの駅を回ってお散歩撮影したあと出発点の駅に戻ってきて、自分が乗った電車が走り去る向こうを見ると、新幹線が横切っていきました。思わず肩にかけていたカメラを構え、最後尾が現れるのを待ちました。 おおさか東線のベースになっている城東貨物線では大昔、D51やD52の牽く貨物が走っていたのですが、その貨物の向こうを新幹線(おそらく0系)が横切っている写真を見た記憶があります。この駅とは違う場所なのですが、そう遠くない将来、うぐいすの201系が姿を消すと、この写真も蒸気機関車と0系新幹線の組み合わせのように歴史的な1ショットになるかもしれません。 今日3月30日は、みその日、マフィアの日、国立競技場落成記念日だそうです。
2020/03/30
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長年テツ人生を送っていますが、宗谷ラッセルを撮影するのは初めてです。石北本線でラベンダー編成を撮影したあと、本命のラッセル撮影に挑みました。 晴れ、順光、雪飛ばしの三拍子がそろうことはめったにないとのこと。何度も宗谷ラッセルに通っているベテランのお仲間さんでも過去最高の部類に入るというこの日の宗谷ラッセルでした。 雪が降りすぎてホワイトアウトになったり、それ以前にラッセル車が走らなかったり(走れなかったり)、雪が少なすぎてほとんど雪が飛ばなかったり、と思った以上にハードルが高いというのは、翌日以降の撮影で十分思い知ることになるのですが、このときはまだ、この日の状況がいかに恵まれていたのかは分かっていないわたくしだったのです。 今日2月1日は、テレビ放送記念日、京都市電開業記念日、琉球王国建国記念の日、ニオイの日、省エネルギーの日、安全衛生総点検日、家庭塗料の日だそうです。 [鉄道模型]ワールド工芸 (N) 国鉄 キ100形 ラッセル車 鋤(すき)形プロウ改造タイプ II 組立キット リニューアル品
2023/02/01
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以前から話には聞いていましたが、「北斗星」は海峡線で撮影したあと、車ですばやく移動すれば大沼以北のエリアで再度撮影することが可能である、というのに挑戦してみました。結果。その話は事実でございました。函館駅でED79からDD51に付け替えるための停車時間があるのと、列車はいわば三角形の2辺を走るのですが、車だと長辺を走って大沼へ抜けることになるため、スピードをあげて、しゃかりきにならなくても十分到達できることが分かったのでございます。この朝、大沼一帯は濃い霧に包まれており、一時は違う場所にしようかとも思ったのでありますが、直線コースのDD51重連「北斗星」をオーソドックスにまとめたいと考えましたので、当初から想定していた場所へ向かうことにいたしました。太陽が出てきて、霧は晴れ始めたのでありますが、その分、日なたと日影がくっきりと際立ち、この点が心残りの1カットにはなってしまいましたが……。撮影地:函館本線七飯~大沼今日9月14日は、メンズバレンタインデー(日本ボディファッション協会、1991年)、コスモスの日、セプテンバーバレンタインだそうです。
2011/09/14
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